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戦略を持たない国だと自嘲するのはやめろ

出張の空は群青いろになっていった

リスクのとれない国だと軽くみるのはやめろ

どぶねずみ色の雲や空が群青になっていった

グローバル化という ....
みんな、この瞬間を待っていたんだよね

アナウンスに促され彼がリンクへ登場すれば
黄色い歓声とともにスタンドのあちこちでロシア国旗が打ち振られ

う〜む、ここって日本だよね

高田馬場で ....
統計的に晴れることが多いという日がある
八月六日もそうなのだと思う
エノラゲイは晴れた空からしか投下しないと決めていた
その女はどんな人生を生きているのだろう
人間に思いというものがあるならば ....
ぼくが死んでから分かったことだが家族はばらばらだった
じぶんの死よりそっちの方が悲しかったぐらいだ
ぼくはママやおにいちゃんやパパといつもいま一緒だ
時空をこえるというのはこういうことを言うんだ ....
紙きれはいつも晴れていた

うすもやの水色の空だった

ぼくの死はひとをすこし忙しくさせた

木々はぼくがいたときよりも

はるかにいとしい世界観だった

公園のパノラマにひと影は ....
はじめてふたりで話したとき

きみは敬語をつかっていた

アドバイスが出来たのか忘れたけど

はじめてプレゼントをもらったとき

それはハンカチーフだった

どこにしまったかは忘れ ....
真っ白な紙をたくさん束ねた
大きな自由帳をもらった
どんな色を使ってもいいけれど
必ず自分で決めなさいと言われた

罫線もマス目も何もない
分厚い自由帳をもらった
どこへ持っていって ....
部屋にぽつんと一人
歩き始めるための外出をするには
外の空気は不当に暑い。

アスファルトの上で血液が沸騰する
サニーサイドアップをアスファルトで、
だが、外出のための条件は整った。

 ....
きのうのきみの仕草を

つぎの日の夕方になっても

ちえのわみたいにさわっている

きのうのきみの泣き顔を

なぐさめるふりして姦淫している

ぼくは老獪で純粋だ

きみはぼく ....
池を泳いでいるような人生だった

ぼくの死はだれかをすこし忙しくさせた

紙きれはいつもホコリくさくなるよね

お墓は雑草たちに暴かれているようだ

そんな泣くこたあねえじゃねえか
 ....
大事なものが壊れそうなとき

急いであなたにかけこむの

見失いそうで

自分をなくしそうで

こわい

こわい

あなたの元にまだ元気な

私を置いてあるから

 ....
一億年くらい眠ろうか
きっと全てが変わっているさ

でも
きっと
ひとりぼっち

それが望んだ世界なのだろう?

鉄条網に縛られた
このくだらない日常を
全部吹き飛ばしたいのだろ ....
与えて
渇いた男達に
解放の水を

皆、唯通り過ぎるだけ
それを知っているから哀しい
だけど微笑んで受け入れる

溢れる泉に
愛など無いけれど
放出された種は静かに棄てられる
 なき虫であっても
 なく虫ではなく

 よわ虫であっても
 つよがる虫なのである

 にがり虫に似た
 にがい顔で
 本の虫は点とり虫というが
 てんとう虫はほんらいお ....
おんなは夜ひとり泣いたりする生き物だ
目をこすって赤く腫らしたりする生き物だ
落ち込んだりじぶんを責めたり
おんなは忙しくて切実なる生き物だ

おんなはみんな渡り鳥だ
あたまのなかの磁石に ....
いい女じゃなくって
いくらか崩れてる感じの娘に
おっぱいを触らせてもらいたい
服の上から触らせてもらいたい
あったかい生乳も触ってみたい
乳首を二時間こねていたい
だけどそんなのは夢のまた ....
今の僕には
今しかなく
今を無くして
僕じゃなくなる

無くした僕は
今の僕だよ
無くした事で
僕は僕になる

曖昧に存在する意味
不安定に共存する今
無駄だらけの根拠
無価 ....
朝息ができなくて目をさました
窓をあけてしばらく息を思い出していた

ゆうがたのたいようみたいにきれいだよ
きょうのつききれいだよ

どうくつはなつのクーラーよくきいたへやからのぞむまど
 ....
                  100803




物体化した組織の齟齬を見つめている
小さな罅が拡大してゆく速度を測る
気の短い魚が迂回路を避けて
小堰堤に挑戦する傍らを
 ....
どことない 闇が食らう

怪我だらけの 肉が舞う

どこの子だか 分からずに惑う

芥子の花 淋しさが匂う

さよならは 忙しくて
かなしみは どことなくて

ペイン

四 ....
 会えてよかったですあなたが遠いところに行ったみたいで淋しかったから一つずつ小さな部屋の窓ガラスが静かに開け放たれていくようなお話かしらあなたがこれからも清潔な歌をうたいますように瑞々しい歌がうたえま .... ひとがしぬということは
思ったよりはるかに隠しきれない
百歳をこえたばあさんも
三歳や一歳のこどもにしても
どちらの場合も
この国からは金が振り込まれていた
ぼくはベッドで屁をこきながら
 ....
あのひとにあって

あなたにない

わたしは、欲張り
い、痛くないの?

男のひとの満足げな顔って決して嫌いではないのだけど

京急立合川駅って普通電車だと運転免許試験場のある鮫洲駅からひと駅
競馬の好きな方なら大井競馬場への最寄駅で通り良いか ....
あまりにも苦しいから
もう子供なんかいらない
そう叫んだら生まれた

あなたは私にいう
生まれてから記憶があるまでの私は
私でないと思うようになった

だから
なぜ生まれたかを思い出 ....
鏡の中に

鏡の中に、ともに映った
妻の姿と僕
にっこり微笑んで
買い物のため
二人で訪れた,スーパー

明日は。その後は
君と僕
きっと幸せだろうね
三十二年一緒だ
君には少 ....
うその悲しみ

ほんとうの悲しみ

そのあいだの悲しみ

だれかの悲しみ

ぼくだけが見つめる悲しみ

あなただけが見つめる悲しみ

ひとはたぶん

悲しみにくるしみたいん ....
おれはくるしみたい
おれはおまえでくるしみたい
たとえば八月の朝
池をながめるベンチのよこで
たとえば熱い夜道
家までつづく短い坂のうえで
たとえばオクラを
並べた皿のマヨネーズの横で
 ....
ぼくには廊下を走るしかないのか
なにもできずに世界の一員であることを
ぼくは駆けつけることもできなかった

文学で立ち向かえるのか
どうやって立ち向かうのか
立ち向かう理由なんてあるのか
 ....
美しい7月

太陽はまた新しく耀いて
波涛を映して瑞々しく
熱した白いアスファルトの上を娘たちは
日一日と灼けて
ときめきに図太くなって行く
楽しい事なら何でも起こる
碧いカレンダーの ....
森の猫さんの自由詩おすすめリスト(2114)
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