すべてのおすすめ
愛と呼んでもさしつかえないくらいのきもちだったよ
朝おきて
顔をあらうまでのあいだに
147回おもい描いたり
季語のかわりに
きみの名前をいれたり
あんな
愛みたいな
ただの
鏡 ....
さわれないことば
冷えてゆくかけがえのなさ
いつもとぎれてしまうモチーフ

あたたかいスープもないテーブルでは
君の影がゆらめいてみえる

ほんとうは君の髪にふれていたかった
ゆびがい ....
{画像=120514020301.jpg}



幼い日
五月五日
かしわもちが右手の親指にからみつく
ふわふわした髪
大きな耳
口元に大きなえくぼがあった
一瞬の喜び
木の床に ....
桜が咲く頃から梅雨に入るまでの2か月ほど
それはひどく心が沈む時季である

桜は生命エネルギーを吸い取る木だ
冬、つぼみを付ける前からじわじわとじわじわと通り過ぎる生き物から
ちゅーちゅーと ....
 
雨上がりの傘はステッキ代わり

クルクル回してスキップすれば、水たまりにパシャリ

そして、キャッキャ、キャッキャと


 
井上雄彦のスマイルを見つめていると

それがぜんぶあなたの顔に見えたのです

みんな笑いたかったんだ

できれば一緒に

みんな笑いたかったんだ

できれば何処かで


老若 ....
 
 
野原に自転車が倒れていた
車輪が外れていたので
持っていたアイロンで
直すことにした
うまく直せないでいると
両親と兄がやってきた
みんなアイロンを持っていた
あれこれしてい ....
童話にとじ込めたかっこと

それは嘘偽りの教訓などではなかった

あの人の夜をとじ込めたかった


童話は宝石箱だった

そうすればあの人の夜が宝石になる

エジソンが夜を明るく ....
あなたはそれが
遠いところにあるとおもっているのでしょうか
海にわきあがる雲をみているように
自分にはかくれてるように感じたのでしょうか

風が蒔いていった種はどこかで芽吹いて
きっとそこ ....
もうちょっとを掬い集めても
もうちょっとはもうちょっとのまま

それでも息なんかふぅっと吹き付けたら
袖口でゴシゴシ磨いてみた

やっぱし、もうちょっとはもうちょっとのままだった


 ....
母のおむつと尿漏れパッドを買う
要介護度3でデイサービスと訪問介護で
助けてもらっている

食べ物にたいする執着がつよくなっているようだ
それが生きるということなのかもしれない

子供た ....
幸せについて考えたことがある

小学二年生だった

結論がだせなくて

茶色いサインペンで童話を書いた

空になった女の子、という題名だった

一行めは、これはロシアのお話です
 ....
ああ 俺の態度は冷たかったかもしれない
だけど しかたがないだろ
君の愛が 本物だったなんて 分かるはずもなかった

そこいらじゅうに まがい物の宝石が光ってるんだ
騙されることに 誰もが慣 ....
ななめの線は おめめ
口が にっこり
点は よだれ
いや 指って事で

心 って
にっこりマークみたい

コンロの上に鍋があって
コトコトと

音 って
お料理しているみたい
 ....
人間も焼けば油が出るわねと腹まわりさする君のしこ名は

妻曰く健診は品質管理の第一歩

ラブレター誤字と誤解は付き物か

懲らしめに柱に吊るした藁人形なれてみればチョット可愛い

五 ....
里にくだると
花の咲く共同湯がある



音をなす早瀬の
そのほとりで 今は、椿がさきほこり
三ぶ咲きの桜たちが 
うらやましそうに 見おろしている



昼間から入りにくるの ....
「愛してる」

簡単じゃないはずなのに
誰もが街なかでささやきあっている

君だけを
このひろい世界を




勘違いしてしまうのかな

束縛されたく無いはずなのに
相手 ....
 
八重桜

そこで枯れていくのか

{ルビ雪洞=ぼんぼり}もとうにないその公園で


 
年を取るにつれて
楽しみより苦しみが
多くなる

悪行の数々による
罪の意識
重くのしかかる

外も歩けず
食べる事ばかり
水泳でもしよう
心身ともに鍛えよう
ときどきは会いたいね
ところで思うんだけど

藍色の自分がいて
それは愛にもなれるし
遇いもつかめる

2音素のaiという母音は
子音を携えて色を変えてゆく
それがあなた

 ....
つきましたら季節を短めに揃え
天然に液体化を試みる
執念より地割れのひきつけが裂く
泥水の底溜まり
髪は性質上二股は気化
すぎたのが逆切れて地肌が近い
哭く哭く、四六時中あたまを掻いて ....





嘲笑
騙す

試す

無視
暴力

取立て
まず魂のくせを矯正します
今世のくせも後で清算する予定ですが...
とりあえずお世話になった想いの数々に手土産のひとつももたせて
さっと湯通しをします

その際肩をおもみしても構いません
 ....
染井吉野ってさ
種で自然には増えないらしいね
この国にある染井吉野は全て
人の手でひとつの突然変異種から
接ぎ木されたものなんだってさ
DNAが同じだから
開花に個体差がないんだって
な ....
お風呂は真っ赤なゆりかごだ
人の体内からでるものは
赤に決まってるじゃあないか

後悔も溶かし
耳から入る
水入る

菅にみたてた体を
もてあそんで忘れたい
今日の
明日の私の迷 ....
桜のつぼみが口をひらいた3月27日は 
遠藤周作先生の誕生日で、奇遇にも   
結婚前の僕等が恋人になった日なので 
府中の遠藤先生のお墓参りに行った  
生後7ヶ月の周の、旅の始まり 

 ....
どこまでも拡がる宇宙の果てから
針のその先のずっと奥までが見通せる眼がほしい
火や水や風
どんな重力にも耐えてゆける変わらない筋肉と骨
未知の細菌には負けない内臓器官
見えない放射 ....
君は最後の彼女
君は僕のワイフ
君はロンリーハート
君はたった一人の女

はなさない
逃がさない
はなせない
あわてない

君に求めるものは
大きな乳房
美味しい料理
会話の ....
四月病ってあるらしい
さりとて年度替りの初々しい賑わいとは
とうに縁遠くなっているのだから

花散らしの雨もあがり葉桜と化した桜並木を
これでよいのだと独りごちながら歩む




 ....
彼はハトムネを二羽飼っています

以前彼はハトの形をした
クッキーを作る工場で働いていました
或る日彼は眠くてたまらずたまらず
たくさんのハトの形をしたクッキーが流れる
ベルトコンベアーに ....
森の猫さんの自由詩おすすめリスト(2114)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
さしつかえないです- はるな自由詩412-5-16
グルーミング- 梅昆布茶自由詩1712-5-15
参観日_/_幼稚園の記憶- beebee自由詩26+*12-5-14
肥え太れ、生命の春- 石川チヨ ...自由詩10*12-5-12
雨上がり- 殿上 童自由詩22*12-5-12
スマイル- 吉岡ペペ ...自由詩812-5-11
蜜柑- たもつ自由詩1112-5-10
夜の童話- 吉岡ペペ ...自由詩312-5-10
たいせつなもの- 梅昆布茶自由詩2212-5-9
もうちょっとなひと(みんなありがとう!)- 恋月 ぴ ...自由詩3812-5-9
買い物- 梅昆布茶自由詩2412-5-8
幸せについて- 吉岡ペペ ...自由詩812-5-8
ハーレクイン- まーつん自由詩8*12-5-6
かわいい絵_- 砂木自由詩15*12-5-6
美しき日々- 梅昆布茶自由詩812-5-5
椿の湯- 月乃助自由詩11*12-4-30
Raindrops(ちぎるひと)- 恋月 ぴ ...自由詩28*12-4-30
八重桜- 殿上 童自由詩20*12-4-29
水泳をしよう- ペポパン ...自由詩3*12-4-29
藍について- 梅昆布茶自由詩1512-4-27
鬼の根- アラガイ ...自由詩7*12-4-26
悪魔- ペポパン ...自由詩3*12-4-25
魂の浄化のレシピ- 梅昆布茶自由詩1912-4-25
ソメイヨシノ拾萬四千伍百参拾参號- マチムラ自由詩4*12-4-21
赤いバスタブ- 朧月自由詩312-4-18
おさなごの夢ー遠藤先生の墓前にてー_- 服部 剛自由詩4*12-4-18
プロムナードⅡ(新しい血)- アラガイ ...自由詩10*12-4-18
You_are_the_only_one- ペポパン ...自由詩7*12-4-16
口ずさむひと- 恋月 ぴ ...自由詩27*12-4-16
ハトムネの胸騒ぎ- 灰泥軽茶自由詩11*12-4-16

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