すべてのおすすめ
それらをぼくは追いやって新しく息をしよう

それらをぼくは追いやって古くからの息をしよう

新しくて古いぼくは息をしよう


東大阪の公園で中国人のこどもたちが日本人のこどもたちを追いや ....
踊れないのは だれのせい
腐ったあしと 脳みそと
20の指を もうすこし
じょうずに使ってみなさいよ

踊れないのは だれのせい
迎えにこない ママと彼
そんなのぜんぶ 捨てちゃって ....
中学が終わる日は

『んじゃ又な』って中学の知り合いと別れたし

高校が終わる日は

『んじゃ又な』って高校の知り合いと別れた


 ....
抱擁がすべてだと
言ってしまいたい

熱に触れて
泣きたくなるほど

眠る
{引用=

身近に抱き合えば体ひとつ
こんなにも大きなあなたは
またわたしよりも遥かに
小さなものだと思う

腕におさまらない広い肩は
狭くこごまってわたしに甘え
触れる肌は当たり前 ....
いったいどうやって忘れたらいいだろう?
すべてはたしかにここにあったのに
いったいどうやって忘れたらいいだろう?

空白は暴力で
暴力は痛みだ
痛みは実体としてここにあり
ここにあるもの ....
ユキオに乳房を噛まれるのをヨシミは歯で叩かれているように感じていた
部屋の窓からのぞく欠けた月を見つめていたらじぶんが死ぬとしたら地球でなんだと思った
そしてなんだか深い愛情をヨシミはじぶんのなか ....
現像液にひたしても現実は定着せずに零れ落ちた

ねぇ私、生きてるよって
この血はこんなにも叫んでいるのに
自分が今、此処に生きているのかさえ分からない

モノクロォムの罪と罰
暗室で君と ....
空き部屋になって久しい一階奥の角部屋
いっこうに入居の気配感じられなくて
郵便受けはチラシとかで溢れている

ポスティングするのが仕事なんだろうけど
声をかけたとしても臆すること無く
ほん ....
わしづかみするような五月のひかり
なだらかな緑のモザイク
呆然と見つめるいがい
ほかにどんな対処があっただろう

見つめかえしてくる
こんなところにいるんだ
ひかりが静かな
ざわついて ....
ハッピーエンドは幸福の始まり

でも幸福の始まりはハッピーエンドではない

終わりは始まりであるのに

始まりが終わりに続いてゆくのを見たくない


あなたは今年どこで桜を知ったのか ....
君は風船だ
空高く昇って行くのだ
目一杯膨らんで昇って行くのだ
しかし、
パチンと割れたらもうおしまい
だが
君は空の高さを思うのだ
内なる圧力を思うのだ。

僕はポンプだ
君を目 ....
「生きたい」って
思うのはいつだろう

死ぬまぎわとか
病気にかかった時とか
自殺しようとした時
それくらいなのかな

「もっとはやく思えばよかった」
なんて
思わないのかな
人 ....
消防局に教えられた通りの番号に電話をかけた


うちでは診察出来ません


診療科目が違います



何かのクイズか?

それとも誰かがコッソリと

あたしが地べたに這いつ ....
ときどき僕は、まだ羊水の中で


少し離れた場所から聞こえる声に
そっと耳を澄ませている気がする

それは子守り唄のようで
鼓膜を揺らすほどでもない
優しさを持っている


とき ....
何故ならオレは血だ
血の疾風怒濤だ
猛り狂って世界を巡る風の叫びだ
だから至高の女を組み敷いて犯す前に
やる事がある。
尻肉が胡桃みてーに硬直するほど押し広げられた全開脚の
腱の立った白い ....
例えばオレの女はAneCanモデルでピアニスト
プロダンサーでハリウッド女優、リリック・ソプラノ、ド変態
女神で奴隷、天使で悪魔、妖精で人魚でお人形
まっさら処女のドドメ色淫乱、水色聖母
銀色 ....
ちーちゃんはぼくの妻で
特技はいびきをかいているぼくの鼻を
つまむことなんだと
嬉しそうに言われても

ぼくはどうしたらいいんでしょう?
闇の底を疾走しているのではなく
ひたすら潜行しているのだ
と思った

望みは西から東へ

ラブホとパーラーの漁火の間に間に
脂ぎった回遊魚が澱む
安物のサラミのにおいをさせながら
 ....
                100507






年齢がばれる
こまったと
案ずるなかれ
その時は
ロケットで逃げればよいと
ロボナビを確認したら
北行きは明日だ
 ....
朝、空を見て
なったばかりの蛙は思う!
高くて広い。
ジャンプしても届かない。

何が空の上澄みなのか?
知りもしないでジャンプすることをあきらめた,

空の高みをあきらめて
下ば ....
芽吹きは全ての緑
やがて水蒸気をまとい雲を作る
わずかな五月晴れも次に来る者たちのため

散る花を惜しむ心は
手をかざす真夏の太陽を待つことの言い訳
あるいは
また訪れる静寂の時への
 ....
人工のひかりを掻き消して

頬を青暗く染めるのは

ぼくのピアノの音だけだろう

難易度F別れの曲など弾きながら

きみ訪ねてくるのを待っている


東名高速を走りながら

 ....
星以外そこは闇だ
光以外そこは闇だ

感情はなにに
コントロールされてんだろう

思考よりも
背中を押してくれている祈りに

まだやりなおせる
こんなだから気づけたんだよ

星 ....
怪物と少女

ひとりぼっちの怪物は 通りをのそのそ歩く
大きな体に黒い翼 怖がってみんな逃げ出す
友達が欲しい。 優しい瞳から大粒の涙を
いくら流しても 怪物はひとりぼっちなのでした

 ....
アンドレ・ブルトン 女は影なのですか
 こんなに世界は変わっているのです

口に出せないことを 何かで紛らわすのは
 枯れていく体と共にあります

孕まないメンスをメスをいれ すべて取り出 ....
本や映画や音楽やぜんぶ
無理ヤリ 君に
重ねてみた

想像できることは実現可能だ
って
誰かが言ってたけど
キスやHugやセックスを
どうしても
君と想像できないのは、
この恋は実 ....
見えないように 幾つも隠していった
触れないように 何度も遠ざけていた
光よりも 陰よりも 離れた場所に

別れの予感は 互いを追い詰める
傷増やす約束など 出来やしない
つまらない嘘を  ....
べたあっと広い横断歩道で信号待ちをしている人混みのなかにいた
曇り空だった
曇り空のひかりが広い横断歩道に溜まっていた
女子高生数人がぼくに笑顔で駆けよってきた
二十年まえなら吉川晃司や的場浩 ....
エスカレーターに乗ったらAKB48の特大ポスターだらけ
メンバーそれぞれがアイドルらしさ決めている
化粧品でもと立ち寄っただけなのに

ちょっとびっくしだよね

私かわいいでしょって屈託の ....
森の猫さんの自由詩おすすめリスト(2114)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
息をする- 吉岡ペペ ...自由詩910-5-15
踊れないのはだれのせい- はるな自由詩210-5-14
百万回生きても- TAT自由詩2*10-5-13
行かないで- ゆず自由詩1*10-5-13
指先から臆病- 空白さん自由詩4*10-5-13
いったいどうやって忘れたらいいだろう- はるな自由詩310-5-13
穴ぼこだらけのレモン色- 吉岡ペペ ...自由詩510-5-12
この血はこんなにも叫んでいるのに- 朽木 裕自由詩2*10-5-12
届かないひと- 恋月 ぴ ...自由詩34+*10-5-10
緑のモザイク- 吉岡ペペ ...自由詩1110-5-9
ハッピーエンド- 吉岡ペペ ...自由詩1110-5-9
風船2__ーポンプからー- ……とあ ...自由詩14*10-5-9
生きたい- そよ風さ ...自由詩4*10-5-9
夜間診療- Layla自由詩110-5-9
ときどき僕はまだ羊水の中で- ベンジャ ...自由詩7*10-5-8
奔出のエクスタシー- salco自由詩6*10-5-8
滴下のトランス- salco自由詩5*10-5-7
妻の特技- 冬野 凪自由詩2*10-5-7
のぞみ64号- nonya自由詩6*10-5-7
小指から散る- あおば自由詩7*10-5-7
蛙の復習- ……とあ ...自由詩14*10-5-7
次に来る者たちのために- 西天 龍自由詩8*10-5-6
人工のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩410-5-5
宇宙の闇- 吉岡ペペ ...自由詩510-5-4
怪物と少女- itukamitanij ...自由詩1*10-5-4
つぶやき- yoyo自由詩410-5-4
覚書き- 森本隼自由詩110-5-4
ひみつ- 蒼穹自由詩410-5-3
曇り空のひかり- 吉岡ペペ ...自由詩710-5-3
49番目のひと- 恋月 ぴ ...自由詩27+*10-5-2

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