すべてのおすすめ
  波は運んでくる。
  木片を
  手紙の入っていない壜や、
  死んだ魚を。



  波は連れてゆく。
  砂粒を
  まだ生きているものや、
  傷跡さえも。

 ....
もうすぐ桜が咲こうとしている

もうすぐ梅が散ろうとしている

木蓮が音をたてようとしている

花が街道を染めようとしている

自然は柔らかく生ききっている

希望にゆるがず生きき ....
緊張する暇すらないはずなのに

一週間ずっと緊張していた

だからだろうか

風邪をひいても

いつもは熱などでないのに

朝計ったら7度8分もあった

タバコをふかしてはしつ ....
『博士の愛した数式』












あれは良い邦画だった










黒ブチの淀川先生も天国で ....
日本人の
 物と人とを
   大切に



自衛官
  お国の為に
    行ってくる



原発は
  禁じ手なりて
    死の物質  
きのう遺書を書いて警視庁に集まった僕らは

福島で集結した自衛隊の方々といまそこを出発した

現着し東電社員から教えて貰った知識と図面を目で確かめてゆく

そして爆発の影響を図面に書き込ん ....
感謝の言葉 色々あるのに
何だか不思議
たった五文字の言葉
なのに嬉しい

ありがとうを贈る数と
ありがとうを貰う数が
たくさん混ざり合って幸せになる
カスミの花で埋め尽くそう

 ....
カセットコンロが 家族の顔を照らす
真っ暗闇 手さぐりで 求め合ったぬくもり
ただ いっしょに
居られるってことだけで
こんなにも 幸せ 感じられるんだね


私たちの すべてを ためし ....
できることをする



誰がどうだとか



誰がどうしたとか



どうでもよいこと



それどころではなく







できることをする
線路には

行くか、戻るか、停まるしかなかった

生きたい

生きて欲しいし生きてて欲しいのだ

死んだら

停まるしかなくなってしまう気がする


見せつけてやろうぜ

 ....
出会った日と
同じように
日差しが
春の近さを知らせる
静かな午前
会社を休み
買い物に出かける二人

人並みでごった返した
駅前の東急ストア
呆れた僕がふいに
目を離した
そ ....
笹を切り ( 橋を渡る
)春過ぎて)風は方舟 )木漏れ日に(うねる瀑布の堰
それは、幾度か荒波を乗り越えてきた稜線
回顧する遠来の砂」
光、深く、奥へ、
奥へと足跡を辿れば
 ....
青空ってさ
手の届きそうもない遠くにあるから
青空と言うのかな




何ができるのか考えてみる
誰かが
とかじゃなくて

わたし自身でできることを考えてみる



 ....
ていでんのよる
きみとみていた

あのよぞらを
わすれない

ほしでみたされていく
あのよぞらを

いきのびて
みていたよるを





せいぎのみかたは ....
今詩人に出来るのは
少しでも楽しい詩を書くこと
精一杯に綴る事
生きてる限り
ペンが握れる限り
「応援しよう」なんて思ってない
そんな恩着せがましい事は
ただただ僕は綴るだけ
綴りたいように描きたいよ ....
彼や彼らが死んで
しばらく経ってから
君は埋葬する
そして理解する
人は死んでも星になんかならない
人は死んだら死体になる
そして記憶になり
いずれ忘れ去られる
埋葬される者はまだ幸運 ....
メインタワー十九階

シャンデリアがゆっさゆっさと揺れていた

長机のしたに隠れていても

それは天井からの落下物だけのお話だから

部屋を飛び出して非常階段をさがした

鉄扉をあ ....
その日僕は快調で
ポケットに手を突っ込みながら街は爽やかな日和につつまれていた
)余裕がある
こんなときはあてもなく何を買おうかな‥
なんて 思っている
道々に賑わう
そ ....
風がほどける

追いかける

光がくずれる

ふくれだす

水っぽいぬくみよ

おまえはどこにゆくのだ


ほんとうの目的地とはいつも

突然あらわれたかのようなふりをす ....
嫌な事忘れて
パーっとやろう。
カラオケ大好き
ツイスト&シャウト

会社から電話だ
また明日飛び入りだ
こんな時間に
よくかけるな!

夢を削るのは
誰にでもできる事
努力す ....


誰もいない
)広い
体育館の入り口
(ずり落ちた蒼い
蒼い )
( 月に
照らされた
)白い小さな
君のお尻 )
)夕暮れの埋め立て地には工場が立ち並び
渋銀色に改装されたフォルム
いつのまにか潮の匂いは消えていた
聞きなれない」庭のブロックが悲鳴に聞こえるのは
蹴り返している少年のボールがあまりに硬 ....
{画像=110307010254.jpg}
{引用=アカハチ}
 ....
人は誰もダラダラと
洟が出て
人は誰も咳くしゃみ
繰り返す
ちょっぴり寒気して
体温計ったら
38度5分も熱があるだけ
人は誰も会社学校に連絡して
人は誰もただひたすら
布団で寝るだ ....
うちにうりぼうがきた
祖父が猟師から安値で買ってきた

うりぼうはかわいくて
姉と私はこっそり
うり うり と呼んでは
かわいがっていた

うりぼうは決して私たちの
声に喜びはしなか ....
ガキのころの写真を見ていると
お前はいっつもぐっしゃぐしゃの顔で泣いてるか笑ってるか
どっちかで
俺は大体彼方を睨みつけている
何でってお前が生まれて
お兄ちゃんたる俺はカッ ....
うす水色に淡くひかっている

雪がふりつづく


あなたは



じぶんさえも忘れてしまう
それは突然舞い降りてきた
何の前触れもなく歌もなく
楽しさの全てを食い尽くすため、
僕の身体に入り込んだ。
それは少しの疼痛で
全て揃った腰のパーツの
どこかにスーッと入り込み
きっとど ....
9cmのピンヒールはいて 成田からスペインへ
マンダリンホテルの予約はとれてる?
もちろんノーパソで 仕事関係 ぬかりなく
出来る女って アタシのこと


友達はほとんど 生殖活動 ....
ふたりを妖しげなライトが
包むこのベッドルームに
今夜も素晴らしい
快楽が訪れるだろう
君のアソコはヌラリと輝き
興奮した僕は
おもいっきり
むしゃぶりつく

絶頂を迎えて
くすぐ ....
森の猫さんの自由詩おすすめリスト(2114)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
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