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  分からないことは分からない
  嫌いなことは嫌いだ
  はっきりいえることがいい
  分かることもある
  好きになろうとすることもある
  分からないからいいこともある
   ....
  早朝フォーラムを開くと
  17通の私信が届いていた
  びっくりした
  こんなことは初めてだった
  うれしかった
  選挙の当選者と似ているのではないかと思った
  なかにはしょ ....
 

  父は帰ってこなかった
  後で知ることになるが
  街の花柳界で板前として働いていたようだ
  華やかなところだから飲む賭つ買う
  生活を送っていたらしい
  ぼくた ....
  

   遠くで犬が吠えている宵
   ぼくはふらふら起きてきた
   枕にアイスノンを乗せて
   一日寝ていた
   葛根湯を飲んでいる
   一日寝ていて話題がない
   元 ....
  

    優しい娘がいます
    方角を間違えて北口へ出てしまった杖を持ったばあさんを
    難解な通路を通って
    南口まで案内してやったのです
    そうっと肩口に手を ....
   猪 鹿 蝶
   六本木ヒルズ
   森ビル
   最上階
   森美術館にゆきたい
   現代美術の発信源だ
   六本木には
   よく行っていた
   演劇を見に
    ....
 

   花と龍
   盲目の詩人が語る叙事詩
   わたくしが保護されている
   広場
   噴水と鳩
   駅舎に車両はない
   上野駅とローマ駅では
   蒸気機関車の匂 ....
   ひゅんひゅんと北風はめぐり
   ぼくはタバコの火をつけられないでいる
   詩を求めて詩から放り出され
   いくらタバコを吸っても安息は得られない
   一月は何とか切り抜けた
  ....
   

        
    {ルビ緘黙=かんもく}

    きょうも土星は回っているのだが

    リンクは冷たい氷と岩だ

    雑草は生えていない

    ほ ....
   ふと婦人は席を立った
   向かいの席だった
   ぼくは隅が好きだ
   ぼくは隅に座っていた
   カバンを架けかえようとしていた
   ジャケットのフードがじゃまで
   カバ ....
この辺の本屋では
  なかなか
  手に入らないので
    直接思潮社に電話を入れた
     正月の三日だというのに
      営業が出た
     ....
   庭先に咲いているのはブーゲンビリアではありません
   あれはあなたの愛の緋文字です 少しくたびれた

   海岸の珊瑚礁は美しいリングではありません
   あれはあなたの母を呼ぶこだま ....
 

  寺山修司とは3,4度同席したことがある
  池袋のホールだったと思うが
  机を前に座っていた なんの会か忘れたが
  本の中の写真にぴったりだと思った
  鉤鼻が特徴だった だ ....
   谷川俊太郎さんと酒を飲んだ
   谷川さんが酒を飲むとは知らなかった
   鶯谷ではない近くの酒場だった
   朗読会か出版記念会のかえりだった
   何度か同席したこと ....
  



   詩とは圧縮である

   

   解凍ソフトは批評家 ....
 


  野に、球
  と書いたのは清水哲男だったかわすれたが、
  日本シリーズもたけなわで、
  今日はいよいよ第七戦、西武が勝っても、
  中日が勝ってもちっともおもしろくな ....
 


 夜明けはちかい
 けさは3時から起きて
 調べものをしている
 ほんとうはきょう
 水曜日はぼくの公休日なのだが
 うちあわせがあって午前中だけでも
 でてくれといわれたの ....
     
天野茂典+古川由美


風の通り道には
いい匂いのレストランがある
新鮮な野菜と
おいしい魚の塊が
ゴッホのひまわりのように
置かれている
これからどんな料理ができるの ....
ペンキ職人
天野茂典




青いペンキ


台詞のない声
遠くからやってくる海
炎の青空
どこにも出てゆかない砂
ぼくの病棟が乾燥している
シマリスとあそんでいる
ナキ ....
いとうさんの天野茂典さんおすすめリスト(19)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ブーゲンビリアの花咲く空よ- 天野茂典未詩・独白305-2-28
もうぽかぽかである- 天野茂典自由詩405-2-21
その血もまもなく滅びようとしている- 天野茂典未詩・独白2005-2-16
アムールタイガーが吠えている- 天野茂典未詩・独白405-2-15
サッカーで日本が北朝鮮に2対1で競り勝ちました- 天野茂典未詩・独白6*05-2-10
八月の太陽をくれ- 天野茂典未詩・独白105-2-8
水深0mの歌- 天野茂典未詩・独白505-2-3
見えない世界に詩があるのだという常識- 天野茂典未詩・独白305-1-31
この星の暮らしにも飽きた- 天野茂典未詩・独白305-1-30
ぼくは小岩井ミルクとコーヒーをごくごく飲んだ- 天野茂典未詩・独白805-1-26
現代詩手帖年鑑2005を電話で注文する- 天野茂典未詩・独白405-1-3
南国の淋しい鳥たち- 天野茂典未詩・独白304-11-28
寺山修司- 天野茂典自由詩804-11-14
谷川俊太郎- 天野茂典自由詩5*04-11-14
SOPHIA- 天野茂典散文(批評 ...204-10-31
- 天野茂典自由詩504-10-25
淺野悦子さん- 天野茂典自由詩704-10-6
風の道- 天野茂典自由詩8*04-7-4
ペンキ職人- 天野茂典自由詩1204-6-30

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