影の遠さの
悲しみに
似た
ほほ笑みも
ありますね
    ‥ガタンゴトン   ガタンゴトン‥ 


  連結された、蛇のようにながったらしいJR貨物列車が一日数本、北から南へ通過する貴重なチャンスを逃すまいと集結した、いい年した鉄チ ....
  
  
  






あめりか
なぜか
雨りか
なぜ
なのか
ようか
ここのか
とーとー
雨ふりか
あめ
りか

あめりか
わからない
りかい ....
盲目の空が割れ裂け
入って来い入って来い!
叫ぶ、叫んでいる

 あぁ かなしゅん

痛み抱えながら耐えながら
無限に広がりいき開放され
しずか静かさに昇り沈み
入って行く入って生く ....
道路に落ちて
雨に濡れた紙飛行機は
どうしようもなくみっともなくて
翼に乗せていたはずの夢は
タイヤの模様に変わっている
行き交う車に踏まれて
アルミニウムの円盤になった
一円玉が隣でし ....
流れ星をみている

星空

寒いほど綺麗で



(指で測れる何万光年)



青い夜は月が薄く暖かな金色をして

みれば

影が出来ている



(ピーターパ ....
  

月へ向かって翔ぶ蝶は
森がしぃんと静まった
眠たい夜にりんぷんを
音なくばら撒き翔ぶのです

湖上に浮かぶ小舟にも
歌を聴きたい詩人にも
ひとしくばら撒き翔ぶのです
 ....
一本の荒れた道を科学者が歩いている
意識があるうちに離れないように、
 その少し後ろを歩いているのだ
二人が進むと左右の景色は前後非対称に動く
歩いている道の途中には幾筋もの横道が逸れてい ....
この町のどこか
古いアパートの
薄暗い部屋の片隅にひとり
力なくうずくまっている
私を見つけたら
無駄な足掻きでもよくやったなと
労ってあげてください

あるいは
都会の真ん中で、大 ....
手のひらに載せたガラス瓶の中は不可思議な水で満たされていて
米粒ほどの数匹のさかなが泳ぐ
ここで生まれてここで死んでいく
生殖も食事も排泄も
すべてのことがその水を介して完璧にめぐっていくのだ ....
生成AIに書き上げた作品を
校正してくれと投げ込んだら
客観的に修正してくれて
最後にコメントが付け加えられた
「文章の流れを保持しつつ
 一部の句読点の使い方を修正し
 文章をわずかに簡 ....
背後から誰かが俺の名前を呼んだ
駅構内の雑踏

立ち止まり
振り返ると

知らない誰かが
知らない誰かと
偶然再会した様子だった

雑踏は人の河

流れを堰き止めた

知ら ....
宙の青さを
みつめていると
静かさが
しみてくる
重いいのちを



お空
ありがと
なんでも聞いてくれて
こころがすっとする
今日も生きているよ



目をつむり ....
詩は一粒の米にもならない

なのにどうして
詩の水田に稲を植えるのか

詩人という
農夫は
農婦は

言葉の水田は

個に閉じ籠もる
彼らに

収穫は与えない

詩は一 ....
ある日、あなたの背中に
窓があるのを見つけた
開けてみると
普通に外の景色があった
眩しければ鳥になるといいよ
とあなたが言うので
わたしは鳥になって
空へと飛びたつしかなかった ....
アパートの通路を歩く
何度こうして風を切ってきたのか
頬に知る
あの街でも そして
今日 ここでも


僕は何を思って
見ているのだろう 空を
高台に古い教会が見える
海辺の街を見下ろしている

結婚式でよく使われている教会

華やかなエネルギーが流れて
街全体が愛で潤う

私もあなたも
生まれ育ったこの街が好き
愛のある ....
君がいないと、
もがくような夢ばかり見て
毎夜、悶々としている

きっと 繋がっている

ずっと、そう信じてきた

いつかボクは声になりたい
君の隣で、囁く声に

 永い時が流れ ....
恋は太く短く
愛は細く長い

恋は甘酸っぱいかい
愛は重く苦いかい
それを知りたくて
ぼくたちは生きてきた

わかりたくて
わからなくて
ふたり暮らしたね

何時の日かぼくが息 ....
  

山嶺に夕日が沈もうと
雲はまだ
夕焼け空に浮かびつづけている

寂しがりのオレンジ色から
静かに終わる紫色へ
ひととき
ひととき
色を変えてゆく

ありえな ....
思う
って
おもしろいなあ
降っては解ける
春の小雪



思う
ことが
出来る
ありがたさよ
みんなありがとうさま



思ったあとは
一つ一つ
していき
 ....
○「わからないなあ!」
宮沢賢治の童話 わからないなあ!
童話なんだけど わからないなあ!
まあ何十年も一緒にいる女房の心も
わからないんだから
天才の心などわかるはずがないか!

○「 ....
「きのうのよる、ミイちゃんがかえってきたみたい。ほら、からっぽになってる」
わたしは妹に話しかけた、からっぽのミイちゃん用の銀色のお皿を持って。
「ほんとだ、ミイちゃん、かえってきてごはんたべたん ....
ながいこと逢えずにいたら君の死が逢えない事のつづきに想えて 死ぬのは恐ろしい
素直に恐ろしい

生死の境目を分ける
ラインあるなら

白線の内側にさがっていたい

死ぬとは
未来を絶たれる事

生きるって
現在のぬるま湯に浸るって事かな ....
レタスがいのちをもっている。
わたしなんかより。
小さく千切られた彼のほうが
みずみずしく、麗しく、愛くるしく。

レタスにフォークを突き立てる。
ドレッシングの不純さが、
少しだけここ ....
長い通院生活も今日で終わる
とある春だった
通い慣れた道、河川工事はまだまだ続くらしい
詳しくは知らないけれど新しい駅が出来るという
パン屋、スーパー、マンションや公園、行き交う人々
駅を支 ....
春が来た、カーテンを閉めよう
落ち着きのなさを気付かれぬように
行く人、とどまる人、帰る人
私の行く場所はどこかと、心が騒ぐ

花をつけ始めた桜は堪える
激しい雨風に打たれても
花の散っ ....
一日一度静かに燃える家があり
今まさに燃えさかっている
そしてその近くの電線に
数羽の小鳥が舞い降りた
いつぞやのにぎやかさはどこへやら
今日の電線の音符は歯が抜けた様相
それでも音符たち ....
もうその土地は更地にして
地主さんへ返したそうですが

礼文の古い家 元は漁師の 父方の親戚の家には
ものすごく腰の曲がったおばあさんが
何年ものあいだ 一人で住んでおりました

私の母 ....
soft_machineさんのおすすめリスト(1838)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
※五行歌「悲しみに_似た_ほほ笑みも」- こしごえ自由詩6*24-3-29
鉄橋- 湯 煙自由詩2*24-3-29
あめりか- 湯 煙自由詩1*24-3-29
かなしゅん- ひだかた ...自由詩4*24-3-28
戦い- 藤原絵理 ...自由詩824-3-28
めっも- うし自由詩1*24-3-28
春の蝶- 秋葉竹自由詩324-3-28
遊歩道(trap.street)- アラガイ ...自由詩8*24-3-28
伝言- ヒロセマ ...自由詩11*24-3-25
小さなさかなの物語- そらの珊 ...自由詩14*24-3-24
生成AIロンダリング- イオン自由詩3*24-3-23
3月- 原田たけ ...自由詩324-3-23
※五行歌_六首「いのちの_幸福」- こしごえ自由詩6*24-3-23
詩は一粒の米にも- 原田たけ ...自由詩224-3-23
不在- たもつ自由詩17*24-3-23
通路の上で- 番田 自由詩124-3-23
教会が見える- 夏川ゆう自由詩724-3-22
想い- atsuchan69自由詩6*24-3-22
ある日の想い- レタス自由詩8*24-3-22
夕焼けのうた- 秋葉竹自由詩224-3-21
※五行歌_三首「思う」- こしごえ自由詩5*24-3-21
独り言3.21- zenyama太 ...自由詩3*24-3-21
ミイちゃん- そらの珊 ...自由詩8*24-3-20
一瞬- 原田たけ ...短歌324-3-20
次に生まれたら- 原田たけ ...自由詩224-3-20
レタス- 印あかり自由詩10*24-3-19
紅白もくれん- そらの珊 ...自由詩11*24-3-19
急ぎ足- ヒロセマ ...自由詩8*24-3-18
閑古鳥の楽譜- そらの珊 ...自由詩10*24-3-18
漁師の家_うつくしい硝子- 自由詩8*24-3-17

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