街で人間観察をする
昨今、特に女の子を専門。
で、俺の瞳にピーターパンの面影はない 訳で、駅で、
スタイルがいいということは野生だろうと思う。
俺の理性をつっつく、
つまり俺はレイプをすると ....
あきらめている人間については知らない
ボランティアを発揮する余裕など俺にはない
環境保護を訴えて小さな船に乗っている余裕など俺にはない
ただあの頃の俺のような奴がいるとすると耐えられない
人間 ....
何故戦争をするのか
あたまがわるいからだ
つまり人間が、起ってほしくないことについてばかり考えているからだ
創造しなくなった

日和見は全員銃を持つ
日本男児はアジアの幼女をレイプ ....
(1)

僕は眩暈をおこし倒れゆく途中、眩暈の原因はこの部屋の絨毯の模様がどうにも見慣れない形に変わってしまったからだということに気づき、しばらく斜めになったまま考察を続けた。



(2 ....
 サクラサクラ僕は行きます
 風の逆巻く世界の果てを走る走る

 花弁散り敷き足首ざくり踏み込むと
 散り散り舞い上がる幻視幻聴幻臭幻覚
 しっとりうっとりなよやかにはらはら
 しかし激烈 ....
今日が何月何日だか分かんなくなっちゃったって?
自分の存在理由が分かんなくなっちゃったって?
いいよそのままで、
俺も忘れた
いいよ行こう薄着で、 行こう、
海へ。

春の ....
Res:ミキ 題名:南仏にて 投稿日 : 2004年3月7日<日>22時03分

近藤君、
僕は今南仏の田舎町にいる
鉄道も一時間に一本しか通らないくらいの、

ぶどう畑に囲ま ....
紳士:「あなたの詩はいいですね、いつも関心していますよ」

詩人:『あなたの女には叶わない』





紳士:「あなたの詩はいいですね、いつも関心していますよ」

神:『私の ....
 恋をすることは惨めだ
 倉庫の巨大な薄闇の片隅で
 段ボールの埃をはたいて
 組み立て式ペーパーボックスの
 在庫を数えながら
 君の黒髪を両手に受けて
 溢れるほど両手に受けて、顔を
 ....
春光や「カレーの市民」の尻の張り

春光や決死の像に漲りぬ

彫像の裳裾の奥へ春光る

春光の中や塑像の蹲る

緩みなく「考へる人」春早し

春立ちぬ考へること生きること

地 ....
 パラダイスが弱っているよ
 ああ、早くしないと
 早くキスしないとみんなダメになってしまう

 夕焼け雲の形をした船は沈み
 トカゲたちの種の命脈は絶えちゃうんだ
 僕はぐったりと射精し ....
 「捧げる詩集」(1995年・緑鯨社)には、1988年から1990年にわたって個人誌「風羅坊」に発表した作品を収めた。個人誌といっても、B4用紙に短い詩を毎号6〜8篇コピーして読んでほしい人に見境もな .... 毎度ありがとうございました
こんどお会いするときまで
つつがなくおすごしください
ぼくは生活と 
そうでないものの間の距離を 
はかりそこねる者
その両端にひきさかれ
かつ跨がろうとする ....
やがて魔法は解けるだろう                                                         
強力粉をいれても                      ....
春一番が吹いて                                 
次の日 二番が吹いて                                     
日をおって 次つぎ ....
どこで弁当をひろげよう
昼ちかく たどりついた街の
日なたという日なたは
こども連れの若い主婦たちと
近所の猫どもで占められ
太陽の塔のしたの
とっておきの日だまりには
ホームレスがひと ....
あ ちょっと                                 
そこの                                     
なにやらごたいそうな        ....
お元気そうでなによりでございます                                 
半年ぶりのごあいさつにまいりました                                 ....
今日ハナミズキの花が見えたよ                                                                  
もはやぼくの内側に          ....
「私は挽歌はうたわない」                           
あした逝く人よ                              
きみの魂とやらが平安でありますように  ....
あたりには                                 
草木いっぽん見あたらないのに                                     
空から突然   ....
みたされない思いや                                 
過剰な言葉に                                      
ひき寄せられるので  ....
このようにして世界がおわる                                 
あなたの腰に手をまわし                                     
ささ ....
                                 
「売らんかな花の心をともどもに」                                     
外まわりをしている人 ....
なるほど きみらにはきみらの言い分がある
屋根の下 夜の室内で
呻いたり おどけたり
それはそれで結構な見世物だ
拍手!
ところでぼくは戸外に身をおき
風物とともにうつろう役である
ひと ....
「白梅のポップコーンと咲きにけり」                                 
などと 思わずつぶやいてしまう                                  ....
しばらく詩をかくのを忘れていた                                 
それはいいことだ                                     
そして ....
非番の日
みえこは赤ン坊をつれて外出中
(退屈なので)ぼくは
近所のスーパーに出かけた
食品を手にしてはいちいち
(退屈なので)
表示内容を大声で読み上げた
「着色料に発色剤 合成保存料 ....
寝起きはネコのようであり
うつぶせで顔をあげると
アザラシのようであり
つかまり立ちしてキョロキョロすると
イタチのようであり
よつんばいで這いあるく格好は
イグアナのようであり
ゲジゲ ....
平成元年五月六日午前八時三十八分
きみはこの世にあらわれた
なんて真新しい
しわくちゃないのちなんだ
嫉妬と羨望 そして羞恥から
たちなおるための時間を少し
ぼくにくれ
そのあとでなら  ....
soft_machineさんのおすすめリスト(1838)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
詩人の尊厳_その2- 馬野ミキ自由詩5*04-4-21
詩人の尊厳- 馬野ミキ未詩・独白3*04-4-21
戦争詩- 馬野ミキ自由詩904-4-20
おはなし_1〜50- Monk自由詩53*04-4-20
さくら- 右肩良久自由詩304-3-17
デート- 馬野ミキ自由詩304-3-13
近藤くんへの手紙_〜南仏にて〜- 馬野ミキ自由詩1304-3-11
紳士トーク集「詩と世界」- 馬野ミキ自由詩504-3-5
Kusikezuru(梳る)- 右肩良久自由詩504-2-24
県立ロダン美術館- 右肩良久俳句404-2-23
急いでキスして- 右肩良久自由詩804-2-17
あとがき- よねたみ ...自由詩1304-2-4
毎度ありがとうございました- よねたみ ...自由詩804-2-2
やがて魔法は解けるだろう- よねたみ ...自由詩804-2-2
春一番が吹いて- よねたみ ...自由詩604-2-2
どこで弁当を- よねたみ ...自由詩604-2-1
あ_ちょっと- よねたみ ...自由詩704-2-1
ごあいさつ- よねたみ ...自由詩504-1-31
ハナミズキ- よねたみ ...自由詩504-1-31
あした逝く人よ- よねたみ ...自由詩804-1-30
桜惑星- よねたみ ...自由詩604-1-30
深淵を携行するひと- よねたみ ...自由詩604-1-29
このようにして世界がおわる- よねたみ ...自由詩704-1-28
このようにして世界がおわる_ってか- よねたみ ...自由詩304-1-28
なるほど_きみらにはきみらの言い分がある- よねたみ ...自由詩304-1-27
ぼくは春の行商人だ- よねたみ ...自由詩7*04-1-27
しばらく詩をかくのを忘れていた- よねたみ ...自由詩804-1-26
非番の日- よねたみ ...自由詩604-1-24
寝起きはネコのようであり- よねたみ ...自由詩604-1-24
平成元年五月六日午前八時三十八分- よねたみ ...自由詩504-1-24

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