?.


星を
呼べるんだね
あのロバ
ほら
また流れたよ

願い事三回は
いじわるだね
静かにしていよう
叶わないよ なにも
どうせこれ以上

たどり着こうとして
 ....
寝苦しい夜 はみだした足が
そろりと風を止まらせた

畳の上を這う 小さな羽虫の陰

名札をはずしたつもりになっても
はずれたくない場所がある

どこからもひ ....
煙草の灰が積もるように
山になって
あなたのこぼしていった言葉は
冷たい風が吹いても
吹き飛ばない重さで
今でもそこに居座っている。

空からは
しとしとと
鎖が降っている。 ....
?.


眠っているとき
おまえは
ほんとうだから
なあ
なんで
眠っているときだけ
おまえは
本当なのかな







?.


 ....
少年になれない大人の男が、

少年の青さを嘲笑う、

本当は俺も少年になりたいなと、




家から職場までの歩数はいつも同じで、

今日も新聞を読んだだけだ、

果たして私 ....
 父が死んだ時 私は少しも悲しまなかった それは幼児期に虐待を受けた
 トラウマなのかもしれない
 私にとって 父親とは 暴力以外で存在
 できなかった
 全身が暴力の固まりで
 それは私に ....
六月の香りの入った
お手紙
あなたから

お久しぶりです
から
始まって

麦わら帽子をかぶった
七月の夜に
なぜか さみしかった
その日の
星がひとつだけの夜に

かわい ....
誰だ?
地球儀を思いきりぶん回したのは
俺たちの心の中で地球儀を思いきりぶん回したのは誰だ?
おかげで俺たちは目も頭もなるとだ あっちもこっちもなるとだらけだ
なるとばっかりのラーメンなんて食 ....
無花果が口あけ雨を受く姿勢
姑独り居の狭庭の隅に

家の建つ工事現場の土もらい
それぞれの鉢に土満たしてゆく

人よりもおくれて登る鞍馬寺
熊に注意と立札のあり

足弱き友に ....
へらへら顔に
爆発頭
だけど心はセンチメンタル

僕に触れたら
誰もが懐かしさに浸って
死んじゃうから
離れててほしい

昔のアルバムを
朝焼けに
溶かしてしまいたい

十六 ....
七夕の笹は欲望のかたまり


人々の願い事が 重く 重く
笹は頭を垂れまくり
地面に めり込んでしまっている

七月が近づくと
いたるところに
グリーングリーンな笹が出現し
飾らに ....
The world owes me nothing. I didn't ask for beauty and I wasn't expecting it. But there it .... ずっとずっと遠くへ行きたい

冷たい風をきって

おもいきり走りたい

私に絡まる憂鬱をふりきって

ずっとずっと遠くまで

涙も乾くくらいに速く

白い息をはきながら

 ....
消えかける
蝋燭の火に
あわてる


誰も来ない日
菓子だけが
華やいでいる


もういいから
そう誰かに告げられたかのように
途切れている


数十年に一度 ....
 俺は無理をし過ぎた
 廃人寸前までいった
 太陽を見つめてイカれてしまった
 友達はかかしんぼう
 ただ、壁の一点を見つめていた

 たばこを買いにいくだけが
 俺にできること
 モ ....
その戦争は巨人を森へ這い蹲らせた

ハチドリの先発部隊が蒼を奪い
カラスの爆撃で森の3分の1を焼いた

蝙蝠達が占領を開始すると
ハチドリの羽をたまに拾い

丘の中腹から蒼へ放て
 ....
24年間 恨んで暮らした

病気になったときも 浮かんだのは あなたの顔だった
心の中で 仕返しをした

でも、先生、それは あなたが生きていると
思っていたから


今朝、あなたの ....
さようなら 

なんて
言わないはずだったのに




さようなら



ふたりで作った
桜のしおりは
あの日以来 挟んだまま
日記には
もう あなたのことを
書 ....
バス降りて 草むら行けば足もとに
稲穂ゆるがし イナゴ飛び立つ

秋雨のやうやく上りし宵の月
ジャンケンをして大人賑やか

耳もとに娘がつぶやきぬ生え際の
薄くなりしと夫のことをば
 ....
好きなあの子が
綺麗になった。
嬉しかった。
悲しかった。

好きなあの子が
体調不良で
会社休んでいる
悲しかった。

好きなあの子が
勇気をくれた
いったい誰が
好きなん ....
揺れる、
ということを
幾度も揺れながら

風景は、
まったくとおい
わたしで
あった


えがかれてゆく、海

まっ白なのに
それはもう
古いかげ

波 ....
な ぐ り...

名栗村 そして 澤

やみ夜を 求めずとも えられる

その 名まえを 記す ことは

もはや うたの なかの 出来事

うたに 遊ぶとき それは  ....
波打ち際にふたり立っていた
足元の砂を波が洗う
掬われるような流れに
チリチリと歯がゆい思いで

―カモメのように
  飛べたらええな
とおまえは言う けれど
鳥はいつで ....
遮らない丘
ひとつを声に出してみれば
心音
と、一日の間で生れ落ちていくもののような
確かな揺らぎを伴った答えが
僕らの間には流れ込んでいる
広い、広い丘
両手を広げれば満ち足りていくよ ....
放課後の学校は静かで
でもまだどこかにざわめきを隠していて
傾いてきた栗色の光が
少女たちの瞳を
大人びてみせる
窓は少しだけあけておかなければならなくて
そこから
教室じゅうに清新な風 ....
埃くさい

骨組みだけの

濃いひかり

会いたくなった

確かめたくなった


現実にはピンとこない

でもいつも

イメージだけを

感光紙に翻訳しなおす

 ....
虹がミドリで怖い
茶色がミドリで怖い
喉の奥がミドリで怖い
目を瞑るとミドリで怖い
近所の肉屋がミドリで怖い
ドアを開けるとミドリで怖い
黒塗りのベンツがミドリで怖い
彼女の浮気の言訳が ....
恋をするなら
声の素敵な子猫を飼って
恋しい 恋しいと啼かせます
一人の夜に膝に抱いて
小さな頭をやさしく撫でて


恋をするなら
おろしたての靴を履き
街をあてもなく歩いてみます
 ....
おひなたさま

おひなたさま


ときどき きみは 耳慣れない言葉を発する。

「 "陰"よりも"日向"のほうが良いでしょ 」と笑う。


 ....
あーあっ

なんか、

なにもかもマシュマロになっちゃえばいいのに。

*

昨日から
よくわからない場所が
よくわからない感じに
痛い

*

銭湯においてあるマッ ....
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