うさぎの
みみが
ぐんぐんのびて
ふしぎになるのを
だまってみてた


ぼくは、
そんなに
できたオトコ
じゃない


しっと

むねやけして
かおの ....
「なぜ、こいをする? なぜ、あいするの?」
わたしは、じぶんがかわいくてしかたがないからです。
わたしは、じぶんだけはしあわにいきていたいのです。
だから、ひとにこいをしてあいするの。
じぶん ....
ちくわのてれすこーぷ覗いて想うあの星ひとつ囓ってみたい。






土星くんはきれい好き今夜もシャンプーハットで入浴宇宙。



でっかい目玉を ....
月は

冷たい

太陽は

熱い

海は

空は

それでも

裸で

命は

一度も

孤独に

逢うことなく

打ち開かれた

壁の

向こ ....

 かし  な
  ぎ


  ふきょうわおん  ?


       混じる  ノイズ


             あなたは 閉じて あなたの 青白い まぶた 

 そ ....
花びらを満たした

桜のお椀の箸をとる


しあわせなら泣かないで

セックスはしてあげられるけれど

なにも言う資格ないから


花びらを満たした

桜のお椀の箸をとる
犬小屋の中でお父さんとお母さんが
おままごとをしています
春の陽が一番良く当たるお庭で
せまいね、と言いながら
それでもきれいな身なりで
プラスチックの食器を並べていきます
  きょう、の ....
―AM6時、人の少ない井の頭線の車内―

ガラの悪そうな細身の男がシルバーの携帯で喋っている。
靴下は赤と青のりんご模様。
茶色の便所サンダルを履き、
黒のパリッとしたスーツ、ハンチングを被 ....
飛ぶ鳥から抜け落ちた羽根が
地面に墜落する運命に気付かず
いつまでも空を飛び続けていることがある
これを残鳥という

猟銃で撃たれた鳥の
飛び散った大量の羽根が
そのまま鳥の形をして飛び ....
僕は怪物なので
あなたを犯してしまってもいいと思った。

有毒な手であなたの体を触る
汚染襞で同じばしょを何度もほふる

結局僕は
あなたが嫌がらないのが嫌になって
愛撫をやめた

 ....
悲しみの雨が街を濡らす
傘を濡らす 桜を濡らす 電車を濡らす

悲しみの雨が私を濡らす
部屋の中にいる私を濡らす

悲しみの雨が頬を濡らす
後から後から頬を濡らす

悲しみの雨が思い ....
小枝の先に小さな緑が現れる頃
もう何度も使ってきた
「新しい」という言葉は
やはり新しいのだと不思議に感じる
今まで使ってきた言葉に
何かが足され
何かが積み重ねられ
今までにはない感動 ....
「私は狂えるモンスターだ!」

と突然、君が叫び
13秒後

ああきっと、今聴いている音楽の影響なのだろうと
僕は理解し

もう一度テレビを見ようとした。
ちら、と横目で君を見てみる ....
姉とハンバーグを作る
この広い大草原の中で
寂しさを潰そうと捏ねて変形させようと
焼いて楽しくしてやろうと

玉葱を切って遥か経つが
姉の涙は止まらない
それはこの世で唯一の水

私 ....
君のたこ、僕のたこ、僕らたこフレンドシップ獲得だね。
なかなかいい、なかなかない。
君のたこは過食嘔吐の赤い吐きだこ。
僕のたこはゲームやりすぎの固いゲームだこ。
たこだよ、たこだよ、たこって ....
あたし、目が悪いんだよ。
ホントに悪いんだよ。
なのに

君のことは一瞬で探せちゃうんだ。
自信あるよ。
現に世界の何億人のなかから、あなたに出会えたじゃない?
君に対する僕の心は

ほとんど愛で


蝋燭たてとか

傘たてとか


ドアノブとか

靴べらとか


そういうものに

僕はなりたい


 ....
さんびどおもってらば
まだ ゆぎっこ ふってくるおだおの

まぢの たんぼだば すてっときえで    
ながぐつなば はずがしして
みせっこさ よ ....
 スクランブル交差点の真ん中で仰向けになって倒れた
 人々は僕を避けるようにして交差点を渡っている
 信号が赤に変わった
 地獄を渡りきった人々は僕のその様子をじっと心配そうに見ている
 天国 ....
 地球の人々は夜6時に起きて朝6時に眠る それに背く者は刑務所に入れられる
 世界の王様が考え出した新しい掟だ
 どうしてそんな掟を作ったのかというと 王様が夜が好きなのと 生まれつき夜行性である ....
 下肢の無い僕はサーカスのピエロになりたくて 物心ついた時から 毎日車椅子を動かせて街に出て大道芸人の先輩の隣で滑稽なメーキャップとお母さんが作ってくれた服装でパフォーマンスの練習をしている
 車椅 ....
ロマンチックなんていらねーよ

ささやかな秘密もいらないんだよ

全貌を早く耳打ちしてくれよ

パズルのピースの上に俺は立っているんだ

あんたが完成されてくれ
 ....
すぐに煙草に火をつける

うすっぺらの下着をさがす

うすっぺらの何かをポイとする

水をゴクンと飲む

目はあわせない

キスはもうしない

ラブソングが申し訳なさそうにかか ....
うすいろの
はなびらが
はらはらと
散りゆくよう
なきぬれた
おもいでも
この春に
見初められ
ねもとから
べにがさす


わすれない
あなたのこと
 ....
あなたはわたしの眠っている横で
わざとらしくページをめくる音
つよく立てて
降り始めた雨を受け入れる
くらいまぶたの中で
弾ける赤い頭痛
あなたの読んでいる一行が
鮮明に浮かび上がる 夢 ....
あらあらこんなに散らかして

歩く隙間も無いじゃないの

ちょっとコレ去年の雑誌よ
DVD返済期限切れてるじゃない

古雑誌を出す日は何曜日なの?
DVDはもう見たの?

このジュ ....
うしろに
おくってしまうのは
いやで

それでも
かついだままだと
つぶれてしまう

そこに おいて
じっと みていると
つらすぎて

だからといって
しまいこむと
いらい ....
ほんとうのことを
ほんとうのことばで
かいてしまうには
まだ はやすぎるので

いけのまわりを
まわるように
まんなかを
さけたことばを
かきつづけて

すこしづつ
ときはなた ....
ひとつ てのひらに
かすかな ひかりを
のせて

ただ それだけを
のせて

ひびの あゆみ
ゆるやかに

あおい そらに
くも しろく

しずまる ばかりの
みなもに
 ....
換気扇の音が気になって眠れないよ。
そういう君のいびきは換気扇の音よりはるかに大きかったけど。
僕は換気扇を止めてベランダで煙草を吸ったんだ。


角を取るなんてズルイ。
そういう君には一 ....
水町綜助さんのおすすめリスト(1693)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
センヤイチヤ的- はらだま ...未詩・独白14*07-4-3
とても悲しい- 白寿自由詩2*07-4-3
「_天体感触。_」- PULL.短歌5*07-4-3
壁に- ゆーいち自由詩207-4-3
春のノイズ- ふるる自由詩407-4-3
桜のお椀の箸をとる- 吉岡ペペ ...自由詩207-4-3
おままごと- たもつ自由詩707-4-3
やらせろよ_1分- 猫のひた ...散文(批評 ...5*07-4-3
残鳥- 楢山孝介自由詩18*07-4-3
傲岸- チグトセ自由詩5*07-4-3
【滲む景色】- つむじま ...自由詩1*07-4-3
「新しい」が新しい- ぽえむ君自由詩14*07-4-3
スモーキン- チグトセ自由詩11*07-4-3
ハンバーグ- ロカニク ...自由詩707-4-3
たこフレンドシップ- うおくき ...自由詩4*07-4-3
視力- 愛心携帯写真+ ...8*07-4-3
君に対する僕の心は- 水在らあ ...自由詩56*07-4-3
んだがらしゃ_(訳在り)- 砂木自由詩15+*07-4-3
淡淡しい青空- はじめ自由詩4*07-4-3
電気の無い世界で- はじめ自由詩6*07-4-3
僕はサーカスのピエロ- はじめ自由詩5*07-4-3
井の頭線、向かい席の独り言が聞こえた- 猫のひた ...散文(批評 ...307-4-3
あっというま- 猫のひた ...自由詩107-4-3
鴇羽- 明日殻笑 ...自由詩6*07-4-3
蝶の群れ- 及川三貴自由詩12*07-4-3
救世主あらわる- mac自由詩307-4-3
ゆうぐれ- こむ自由詩2*07-4-3
ことば- こむ自由詩1*07-4-3
ひとつ- こむ自由詩5*07-4-3
真純。- もののあ ...自由詩18*07-4-3

Home 戻る 最新へ 次へ
1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 54 55 56 57