(1)

あかるい
闇。
あしおとが
だけが
3分の4歩 すすみ
7ブン の5 ホ もど
るるるるるるるるるるるるる
光は
くらい光を駆逐しそれはさらにあかるい光によって
な ....
そりゃ笑顔をつくんなきゃだめだってことはわかってるよ
一度習ったことは覚えなきゃならないってのもわかるよ
でもオレ疲れてんだよ
疲れてんのに
笑わなきゃいけねえんだよ
正確にスピーデ ....
そう そこに意味はないんだよ

ソーダの泡 はじけて

いつか 消えてしまうように

あるがままに あり

消えるがままに 消えていく

だから 光 とろけるように

のみこん ....
ぼくの目の前にある
かつて生きていたもの
世界に居場所を占めていたもの
首を斬られ
もがれ
焼かれ
また斬られ
飾られ
ぼくの目の前にある
かつて風を感じていたもの
ぼくの ....
土はそこから動けない
花もその場所でしか咲けない
水は下へしか流れない

猫は歩くけどなわばりを守る
鳥も飛べるけど巣へと帰る
魚もふるさとを忘れない


動く範囲のサイズは ....
                     2007/04/03

同人に
駄作と言われ
項垂れて
今晩寝ないで書き直そうと
とぼとぼと帰宅する
明日の朝
早く起きて書き直しても良いのだ ....
大都会

アスファルトの照り返し
ビルの光の反射
遠くに見える陽炎が暑さを誘う
ビル風の心地よさ
空を見ればビルが空を切り取り
電線が雲を彩る

僕は電車に乗る
加速していく風景
 ....
灰いろの街の つましい
空をめくり やせた銀の鳥を
調達する 雨の歌の
粉をまぶし 油であげて
こりこり 食べる
朝刊から目を離さずに
気の無い空返事
それは。あなたの得意技

わたしが何を考えていようとも
お構いなし

空気のような存在

親しすぎる関係の果てに待ち受けるのは
そんな空虚さだ ....
動物たちの暮らす森に、一匹のイボガエルが住んでいました。彼女には悩みがありました。からだのあちこちにあるイボから、いつもミルク色のべとべとがしみ出していて、そのべとべとが体に触れる草花や、遊ぼうと近寄 .... 6時15分
目覚まし時計が鳴る
たぶんあの世とこの世の間にいるみたいな顔をして煙草を吸う
それから秒針がちかちか聞こえだす
引力に引かれるように瞬速で作業着に着替える
タオルと靴下を2セッ ....
雪が舞い下りる 夜の街角  肩寄せあう恋人たち
  ふたりをつなぐ 赤いマフラー      テレビの中のセカイ

駅前の広場 十人十色  待ち合わせの恋人たち
  タバコの吸殻 風が濁ってく  ....
2:1の割合で
加熱は天火
一度きりの濾過

迸る冷たさを
真横から
明星が
響いて
眉間から
無邪気さだけが
踊りだす


畦道から
蓮華の色彩だけを
怯えながら
手折るように
ことばを
間引くと
やっと

 ....
保育園の窓の外では
世界童話全集が産卵をしています
孵化したばかりの童話は
粘液で汚れしかも鋭い牙があるので
先生たちがきれいに拭いて
牙を一本一本抜いていくのです
暴れて困るものはダンボ ....
誰も何も見ていません
誰も何も 見てはいません



この音の無い地を
何と呼べばいいのか
あざわらう顔ばかりが動きつづけて
水を湛えた容れものが倒れ
倒れ 倒れ 流れ出 ....
水の光
白い火 白い火
水の上の火
白い光
(火の水 火の水)



生まれたままの姿の子
二重の光の波だけを着て
水たまりのそばにひとり立ち
ゆらめく自身を見つめな ....
らあらあとぱすた茹でたる貴方見て 愛してるよ と言ってみただけ
 
送信ボタン押せずに今日が過ぎて行く保存メールが一件増える
 
大好き と言われ抱かれているけれど 愛している とは言わぬ二の ....
遠くで呼んでいる
{引用=
また
もうひとつの朝
祈る人は いつものように目醒める
いつものような 川の歌
いつものような 川沿いの歩行
いつものように
滞りなく
祈る人の一 ....
移動後にセッション5
6枚の写真に残された
さ迷えるフレーヴァー7

経験の為の円軌道
その上にいるうちは
誰かの左足の動き以外は
何も捉らえたりできない

揺らぎの合い鍵に
例の ....
せめて
せめて今ボクは涙を流そう

******は*********だ
**********すぎる
**なんか*******
****はとっくに*******
***********とは ....
胸を開け
空を飛び
口をあけ
飯を食う

貴方を失う
山は連なり
思いは残り
心は切ない

靴音が哀愁を
君は振り返り
一層苦しめた
愛に渇望した
そして懐かしさというのは
何にも代えられず
見えない過去に怯えるよりも
今を愛したいと思うのに

どうかあたしを
過去ごと愛して
そんな願いは理不尽ですか
姪がうまれてきた日
生まれてきてくれてありがとう、こんな喜びを運んでくれて
と、姉の姑さんが言った
生まれてきた子は、今二歳になって、私の名前も呼ぶようになった
こんなにも愛されて生まれてきた ....
じいちゃんがさつまいもをくれた
出掛け先のスーパーから買ってきたらしい
袋にゴソッと入っているそれは
確かな温もりがあって
半分に割ってみたら
ホクホクのアツアツが
つまっていた
 
 ....
海を目指した割り箸は
川の途中で石にひっかかった
体を縦にしても横にしても
前に進まなかった
石を超えられるほどの水かさもなく
ただその場に押さえつけられた
自分が目指したのは
こんな壁 ....
紫煙のゆらぐ、香りの残響

異国の音色のたたずまい

赤と金をまといし霧の楼閣

ゆらりとまわるガラス化粧




ほとりに見える発光に

キミの越えた山々をおもう ....
また忘れそうになる

朝のほんのわずかな時間だけ、星が猛スピードで動く

いつ死んでしまってもおかしくない

でも、いま死んでもいいと思える朝方の奇跡が起こる

落っこちるのならこちら ....
強い風のあと
無残な散り様
何にしても
まばらだということが僕の慈愛をかきたて
暗い中に泣いている葉桜の
そのいでたち

みかん色の朝日を二分する電柱をフィルムに焼いて
人間の身勝 ....
さよならというやまいを
君と生きよう
ふたりが
気付かない夕暮れを

公園の遊具は
動物の姿で
昨日もそこにあり
明日も

なんてゆるやかなさくらの空

さよならというやまいを ....
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