焚き火の前で
君は寝ていて
疲れてるんだろう
ずいぶん歩いたから

マカオにきっと遊びに行くからね
君も遊びに来てね
俺がどこにいようと
何をしていようと

ヨージ ....
焚き火をじっと見ていた
三日月が荒れた海の上に濡れて
俺達は二十人ぐらいで
世界の果てで

最後の夜で
世界の果てで
焚き火を囲んで
女たちはずっと歌って
男たち ....
シオリちゃんは わたしを見つけるといつも
はじめまして、と言う
わたしも はじめまして、と言う

たくさんいっしょに遊んでも
次の日には わたしのことを覚えていない
でもシオリち ....
指先だけで、そっと
窓を開いてみる
隔てていた向こう側には
空の海があり
 
紙飛行機を飛ばす
誰宛てとかではなく
紙飛行機を飛ばす
そこに、意味なんてない
 
 
ここは海だろ ....
From: はらだまさる <xxmasaruxx@hotmail.com>
To:★@hotmail.com
Subject: RE:おまんこ
Date: Fri, 22 Jun 2 ....
精神科さんの小難しい専門書をひもとくと、学習理論、というものがあります。
学習理論:人間の行動はある一定の報酬に基づいて行われる、報酬がともなうなら
     その行動は強化される。人間の心理状態 ....
家が潰れた
潰れすぎて
十億年が経った

その間にあなたは
一年弱の間優しいまま
安寧に完成した

いつしか石と花で
あなたの家は
いっぱいになった

そんなこともしらず私は
 ....
書庫の扉を開ける
水の中になってる
たぶん海なのだと思う
昨日まで資料や本の類だったものが
魚みたいに泳ぎ回っている
手を伸ばして一冊つかまえる
ページを開くようにお腹を指で裂くと
文字 ....
鈴の森触れては消える降るうたは触れては消える触れては消える



夜に泣く左目を知る鏡の子まなざし手繰る火の指の先



忌みの日の化粧のように白き喉うねりざわめく小径を照 ....
              1998/06/28

しかし、SRは軽快に、
小粋に走りたいものです

400ccが本命でしょうね
もう少し軽く、足回りも華奢に

街乗りでは今のは少し重 ....
浮き輪がなくなっていて
気づいたときには
けっこう遠くまで流されていた
風がきつかったからかもしれない
お父さんがちょっとだけ顔色をきつくさせてから
でも勢いよくむかっていった
わたしと妹 ....
こたえ、という
ことばそのものは
とてもかよわいものです

だからといって
あきらめたりはせず
突きつけることもせず
こころは、そう
並んでいけたなら
じゅうぶんだと思います ....
普段は絶対に使わない漢字を
みんなはすらすらと書いている
そんなことぐらい
書けて当然らしい
でも手紙や作文の書き方を
ほとんど知らない

当たり前のことが
わからなくなっている
複 ....
 あまりにも懐疑的な人が今の世には多いのではないか。小さい頃、多分太平洋戦争中であつたと思うが、「人を見たらドロボーと思え」ということを誰ともなしに聞いた覚えがある。
そうかもしれないなと思ったが、 ....
ひと足踏み入れば
彩る花弁の甘い香りが
しあわせの時を与えてくれる

いつの日も
六月の雨に濡れている足が
軽やかに茨を縫って進み
見え隠れする背中を追う
赤い薔薇、白い薔薇、あなたの ....
わざと伝わらない方法でひとびとに
なんらかの事柄を宣言したうえで
わざと絶望してわざと孤独のうえにのぼる



たとえば月をそれまでとはちがった
何かとしてうったえようとする。


 ....
流れ星

お空からの贈り物

いつかどこかで

何かが動いた

わたしも

動いているんだと

何も語らないお空は

身を持って伝える

気づいて

ちょっと動いて ....
{引用=「序」


万華鏡に
甘い想い出だけを そっと詰めて

くるくるまわして のぞきこむ

金平糖のじゃれあうような
さらさらした音がはじけて

あまりの甘さに 歯を痛めて  ....
夏の交差点で
朝に出会ったのは
真っ赤なトマトと
黄色のトウモロコシだった
トマトはトウモロコシの甘い匂いに
胸がきゅんとなって
さらに赤くなった

夏の交差点で
昼に出会ったのは
 ....
セブン、ローソン、ファミマと渡ってついに君は「ハンバーグが食べたい」小学生かよ


へたくそだった「業」たくさん書いたけど虫がたくさんいると思ってダメだ


卵の殻に閉じ込めて ....
酒好き

ヘビースモーカー

パチンコ好き

ジジ馬鹿

親バカ

ハゲ

デブ



だけど、好き
だから、好き



優しくて
厳しくて

過保護で ....
{引用=

『たん純にさ、

 考えすぎなのかもよ。

 しん呼きゅうしてさ、

 だれかのうでに甘えてみるのも、

 たまにはいいんじゃないの?


 あんがい近いところに ....
 陽炎の中に立つじゃじゃ馬
 決して、涙をみせないジャリンコ
 踊りながら飯を食う
 テレビを見ながらまた飯を食う

 星屑で埋まる部屋
 また飯を食う

 そして
 



 ....
そよ かぜ
いらいら ゆらゆら 
かぜ

かな しみ
よごれて いたんで
あめ

 ―あめ

一本松でみたよな
景色を
ここでもなぜか見える気がするよ

一本松でみたような ....
コンビニの光が少し届く曲がり角
アンパン片手に夢を嘆いた午前三時
 
堕落したポケットに赤い拳
十歩歩くごとに荒んだ目で視線を追いかけた
 
山菱さんに会えば頭を下げて
原動機に跨って、 ....
自明なるものに囲まれているから
ぼくらの内側では
一切の悪が育ってゆくのだ

風景としての自分に
すっかり慣れてしまったぼくらは
生まれた瞬間からすでに年老いている
という叫びの正当性を ....
ふだん
ねむっているひとに
いきなりの乗馬は
たぶん
きびしいから
南瓜に
窓を




そのままいのちのような
生ぬるい 風はまだ 
うすまった春を連れていて
や ....
あぢー

暑いよぉ

あぁ 暑い
あちー
あぢー

なんやねん
この暑さは

クーラー欲しい
クーラー欲しぃ

クーラークーラー
クーラー クラクラ
クラクラ クーラー ....
ふと日常の糸がプツンと切れた
何もしたくない
頭の中と心の中では
この言葉しかなかった
そろそろ出勤しなくてはならない時間だが
立ち上がるのも面倒だ

決めた
今日一日は怠惰な生活を送 ....
爪先がそっと
水鏡を優しく犯して
小さな波紋たちが
ちゃぷちゃぷと揺れている
 
指の腹でなぞった
かたつむりの足跡は
今はもう
乾いてしまった
 
 
抜けるような空は
白と ....
水町綜助さんのおすすめリスト(1693)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
シンキ- 水在らあ ...自由詩10*07-6-23
最果て- 水在らあ ...自由詩25+*07-6-23
シオリちゃん- 藤丘 香 ...自由詩58+*07-6-22
創書日和「窓」__そらうみ- 山中 烏 ...自由詩32*07-6-22
おまんこ- はらだま ...自由詩14*07-6-20
今夜すべてのPCの前で- ワタナベ散文(批評 ...7+*07-6-20
家の跡に咲く花- ロカニク ...自由詩6*07-6-19
書庫中- たもつ自由詩3407-6-19
鈴森と鏡子- 木立 悟短歌807-6-19
SR400- あおば自由詩12*07-6-18
流れていった浮き輪- 美砂自由詩7*07-6-18
生きて- 千波 一 ...自由詩34*07-6-18
できて当然- ぽえむ君自由詩19*07-6-18
面白人生講話(3)- 生田 稔散文(批評 ...3*07-6-18
薔薇と背中と、止まない雨- LEO自由詩33*07-6-18
わざと- 構造自由詩607-6-18
流星- 美由自由詩5*07-6-18
ある雨の日より- もも う ...自由詩48*07-6-17
夏の交差点- ぽえむ君自由詩14*07-6-17
OokiieeDookiieee!!- ピッピ短歌407-6-17
父へ- 秋桜自由詩8*07-6-17
ぬくもり- 士狼(銀)携帯写真+ ...18*07-6-17
ランチ- 山崎 風 ...自由詩3*07-6-17
一本松- 蔦谷たつ ...自由詩1107-6-17
午前三時の残像- 殿様が得 ...自由詩207-6-17
夏の死骸- 青色銀河 ...携帯写真+ ...607-6-17
南瓜の馬車- はな 自由詩15*07-6-17
レーボー・ザ・レインボー- 北大路京 ...自由詩17*07-6-16
怠惰を努力する- ぽえむ君自由詩10*07-6-16
真夏日- 山中 烏 ...自由詩14*07-6-16

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