すべてのおすすめ
うつせみの なくこの世あり ひびきすみ青やかになる み空の高さ












{引用=※ 現人(うつせみ)=?この世に現存する人間。生存している人間。
?この世。 ....
『シッコ』だってゲラゲラおもしろーい訃報を伝える手紙も増える


ロボットだから、といじめ続けていたら死んでしまって学会大騒ぎ


1m50のバーを跳び越えてそのまま自分のベンチに戻る ....
最上階の、最上階の夏には10000000年前の風と俺


まずはギターだ!それから天真爛漫に踊る妖精と、耳と


風の吹かない日だってあるだろうに、君はバタ足を、強く、あ、蝉、のように夏
 ....
夏のぬくもりってどんなの?と少女、軋む氷のかけらを溶かす

この雨が上がればさよならの予感半袖の先爪に塗りこむ

果汁がどのくらいの夏ならいいの太陽と日焼け止め調合

何も考えずに揃って鳴 ....
鈴の森触れては消える降るうたは触れては消える触れては消える



夜に泣く左目を知る鏡の子まなざし手繰る火の指の先



忌みの日の化粧のように白き喉うねりざわめく小径を照 ....
セブン、ローソン、ファミマと渡ってついに君は「ハンバーグが食べたい」小学生かよ


へたくそだった「業」たくさん書いたけど虫がたくさんいると思ってダメだ


卵の殻に閉じ込めて ....
頬つたう流れに小指吸われつつ鏡のなかの老いを見つめる



死にかけた小鳥を隠す藪はいま蕾の波に覆われており



窓たたく冬の名残りをふるわせて排水口をふさぐ髪の毛

 ....
ウクレレを二つ三つもち街角でウクレレ売りの真似などしたく あんなに痩せっぽちだった友だちが今はひとりぼっちになってた


スリッパを並べると自分にもお客さんがあるみたいで嬉しい


ウォーリーを探せ、と言われてウォーリーしか探さないような子でした ....
ちくわのてれすこーぷ覗いて想うあの星ひとつ囓ってみたい。






土星くんはきれい好き今夜もシャンプーハットで入浴宇宙。



でっかい目玉を ....
らあらあとぱすた茹でたる貴方見て 愛してるよ と言ってみただけ
 
送信ボタン押せずに今日が過ぎて行く保存メールが一件増える
 
大好き と言われ抱かれているけれど 愛している とは言わぬ二の ....
朝八時表の庭に出でてみれば雲間草光の中に咲き咲きにけり

妻と子とともに砂丘に立つ未来は知らずはるかな海望み

わが心の思い誰に伝えん憎しみと愛と無知

人人人の塊大阪津波でみんな死ぬなど ....
なじみ深き土地を去る日の迫りきて
一日短く覚ゆ昨日今日


何事も知らぬ猫といて この土地を
離るる事を息子は言ふており


感傷にひたるひととき青梅が
音たてて落つ庭石の上

 ....
潮風と過ぎ来し時を背に流すさだめのごとき蒼を開いて

旅立ちの日には必ず響いてた警笛がいまつまさきで鳴る

桟橋に残したサヨナラ遠ざかる振っていた手で面舵一杯

羅針盤果て ....
つまづきしことも幾度と田の畦に
憩いて友は遠き目をせり

来る年も々じ仕事の明け暮れに
疑問持ちつつ野面に立ちぬ

沈丁の香りあふるる庭に居て
訪ねし人の帰り待ち居る

その昔 吾が ....
「いまきたとこ。」笑って裂けた唇を何度も舌で撫ぜるチューリップ
 
 
 {ルビ辛夷=こぶし}です、わたしはずっと。咲き終わりの白木蓮じゃありません
  
 
 長身のあなたは隣にいないけ ....
あんみつの
甘さにまけない
君恋し
みつに絡まる
いくばくの豆
夜の店内は各部屋で乱れてますトロトロと熔化してます 寒いけど3月だからためらった手と手袋の果たされぬ恋 風強くお前の街に吹く昼間白木蓮の揺れるのを見る

この街に急坂多く溜息の代わりに花を見上げれば春

裏道の黄色い壁の家の傍愛した人の影だけ長し
行き着く先は
標本学
無言の月ごと
ホルマリン漬け

かじかむ事すら
忘れた手
恋の形見よ
貴方をかざる
愛してるふりでもいいと思うけどおつりはないと思っておいて


自転車を背負い投げする夢を見たなら約束はキャンセルすべし


涙ではないものだとか涙とかぐるぐる渦を巻く排水口


いつ ....
春の陽はひとりの心を置きざりに
    雲の流れのさみしい空に


たわいないふとした言葉にはしゃぎ合う
    風を摘む指花を折るゆび


春の日は濃いめのお茶にまっさらな
    ....
もう一度振り返ったら消えていて路地の多さに負けた春です

背中へと腕をまわして横たえた君の香りを忘れそうです
妻が勤めに行ってしまった6時まで独り「公子!」て心に叫びが

僕達は兎の夫婦美味しそうに混ぜご飯を食べる妻を見て

もう一度生まれ代わることあらば蛙にな
ろか雛(ひよこ)になろか

 ....
悪い子は見つからないパパにもママにも見つからないぼくは悪い、






押し入れの中は宇宙だから漂う星たちは涙じゃない。



膝を抱えて星座に ....
始発点 ⇒ マントルを経由いたしまして右手にみえるは凱旋門でございます

週末を変形させる歌ひとつ飛んでボスニア・ヘルツェゴビナ



ダビデ像いりませんかと営業をインドあたりにひゃっ ....
少し 太陽を見る。 見上げれば寂しい夢のふきだまりキャラメルの箱のようなマンション

値上がりの前の定期を三月分買っておくような恋をしている

私にもあったの君と同じ頃Aカップに夢詰め込んでた日
水町綜助さんの短歌おすすめリスト(29)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
秋空- こしごえ短歌7*08-4-2
マヨネーズ・シッコ- ピッピ短歌5*07-8-25
夏?嫌いだね。人なんか多いし、みんなどこかおかしい- ピッピ短歌607-8-6
もぬける夏- 唐草フウ短歌15*07-7-17
鈴森と鏡子- 木立 悟短歌807-6-19
OokiieeDookiieee!!- ピッピ短歌407-6-17
冬と終わり- 木立 悟短歌11*07-4-11
街角- A-29短歌1*07-4-11
決算- たもつ短歌1507-4-4
「_天体感触。_」- PULL.短歌5*07-4-3
秘め事- 黒子 恭短歌5*07-4-2
いつものように- 生田 稔短歌8*07-3-30
4P_「短歌2」より_〜塩田より京都へうつる時_昭和三十四年 ...- むさこ短歌11*07-3-28
出航- Rin K短歌22*07-3-27
3P_「短歌2」より- むさこ短歌607-3-27
花三つ- ポッケ短歌2*07-3-26
短歌_あんみつの- 殿様が得 ...短歌507-3-24
迷惑短歌- A-29短歌1*07-3-23
すれ違い- 下門鮎子短歌4+*07-3-19
白木蓮- 黒田康之短歌407-3-18
完全体- 曳舟短歌507-3-17
空中カクテル- 鳥獲短歌1*07-3-17
三月うさぎ- 石瀬琳々短歌17*07-3-16
過去へはゆけない- 歌乱亭カ ...短歌5*07-3-15
生きている- 生田 稔短歌507-3-14
「_押し入れの中は宇宙。_」- PULL.短歌13*07-3-13
飛んでボスニア・ヘルツェゴビナ- たたたろ ...短歌8*07-3-7
破壊- 馬野ミキ短歌506-12-2
無題- マグダラ ...短歌604-3-11

Home