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うしろに
おくってしまうのは
いやで
それでも
かついだままだと
つぶれてしまう
そこに おいて
じっと みていると
つらすぎて
だからといって
しまいこむと
いらい ....
ほんとうのことを
ほんとうのことばで
かいてしまうには
まだ はやすぎるので
いけのまわりを
まわるように
まんなかを
さけたことばを
かきつづけて
すこしづつ
ときはなた ....
ひとつ てのひらに
かすかな ひかりを
のせて
ただ それだけを
のせて
ひびの あゆみ
ゆるやかに
あおい そらに
くも しろく
しずまる ばかりの
みなもに
....
こねこが じゃれついて
わたしのてを かじっていると
どこにもやれないものを
すこしずつ
かじりとってくれて
いるようで
にんげんのように
わたしたぶんだけ
おもたくなったり
し ....
とてもまじめに
ないこと と
たいけつしています
わたしなりに
いっぽもひかない
かまえです
でも
ないこと は
とてもみじめに
あわれっぽくて
なぐったり
ののしったり ....
埋め込まれて
私と区別なく
つながっていたものを
血を流しながら
痛みに叫びながら
切り開き 切り離して
何年もかけながら
よくよく
眺めなければ ならない
そして
瞑目 ....
だまっていたほうがいいことは
わかっている たくさんのことば
わかるということは
ことばでいえるようになることでなく
いいつくせなくなること
わからないということは
ことばでい ....