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友が
過去を未来へと繋ぐ
生命の行事に参加した
かつて痛みを知った腕が
今は燃え上がる命を抱く

その腕は庇護の門
やがてそれを押し開けて
子供は出かけて行くだろう
あらゆる光に満ち ....
棒人間は今日も黒い涙を流す

言葉よりも大きな気持を

整理整頓する

嘘っぱちな深夜通販番組を

薄目で見ては誉め称える

貴方は死刑と言われたけれど

そんな証拠は何処にも ....
十七年も前の、夏祭りの夜
祖母に連れられ、幼い私は手を引かれ
祭りの光の中に溶け込んだ八歳の姉を
捜し歩いていたのだ
途中、祖母に駄々をこね
一匹の紅い金魚をすくってもらった
二人と一匹は ....
今日の僕に僕は出会わず、明日に向かおうとしていた。

目を覚ましても、布団から出ずに。目を明けないから、眼鏡もせずに。

締め切ったカーテンで、何時かは詳しくは判らなくて。静かな部屋はそれを助 ....
記憶に新しいのは 笑って過ごした日々
私はあなたが好きでした
それだけでよかったのです

あなたと私のあいだは
隙間のような からっぽの距離がありました

無防備な あなたの左手を見つめ ....
 
比べるものでなく、
善し悪しが在るでなく。
 
僕には僕の、
君には君の。
 
誰のも否定出来ない、
誰にも否定されない。
 
 
愛の形。
 
  君は幸せを幾つ望むだろうか?


  世界が幸せである事

  友達が幸せである事

  大切な誰かが幸せである事


  君がこの世で

  唯一の存在ならば ....
脆くも張り裂けたハートは

またチクチクと縫い合わせればいい

縫い目だらけの私のハート

ヘタクソな縫い目から漏れたのは

感情なのか?

涙なのか?

解れた縫い目は

 ....
向こう岸に着くまでの

短いようで遠い距離

必ずやって来る

この日を待ちわびた

光が眩しくて

とても霞んでいるから

僕らには見えないけど

きっと出会ってるから
 ....
お母様、お父様
息が苦しいのです
お薬を飲んでも治らない
病院に連れていってください
外に出してください


お 願 い こ こ か ら 出 し て


最近は日に日にやせ細って
 ....
見えてはいても
見えない
触れ得ないものに
触れようとして
知らず内
見えない火傷をおった
あなたのやさしさが
あなたを見えなくする
だから
やさしさなんていらない
青いガラスの一枚一枚
次々とかわりゆく風景

海は手を伸ばし
空をつかもうとする

無駄だと思える争いや
流血がいつもあった

生命の循環だとしても
雨や雲のように穏やかではなく
 ....
激しさを押し隠したまま
君は黙る

黙っていることの美しさ
手は何かを引きちぎる

あの湖に落ちていた丸いもの
半円のもの
傷跡のようなもの

雲は何かを覆ったまま
誰にも見せま ....
何もないようなここが 心地悪いのだろう
進む 雨にささずに

君の 晴れの日はどこへいってしまった
憂鬱な思いに失敗する
僕の思いだ
楽しさを そこへと

追いながら減り
くしゃみさ ....
もったいないな
こんなに近くで
こんなに可愛いものが
あなたを必要として
泣いて呼んでいるのに
ちょっと疲れたからって
気づかないふりして
ネットとゲームに夢中なふりして
ごまかすなん ....
無機質で質素な部屋に
名前を消された少年が独り
寝台の上で呼吸を続けていました
硬く沁みだらけの汚れた寝台
その上に横たわっていました

窓を開ければ
前髪が怯えるように揺れ
カーテン ....
誰にでも傷くらいある


きしきしと痛む思い出や
投げつけられたひどい言葉


それでも輝かしいと思うのは

あの頃をもう手放してしまった
というよりは

今という時間に置き去 ....
夏は暑いけど
古い家屋の少し距離のある小陰や
蔦の覆った厳めしい医院が相応しいでしょ

冬は寒いけど
ひとりぼっちのスキーや
しんしんと鳴る空気が澄んでいるでしょ

それでも
やっぱ ....
 とどまること知らぬ流れに流され

 去りし思いもとどまることなく去り流れ

 見失った背中を見つけることもなかろうとも

 
 ふと
 
 夏の終わりの夜の
 優しい夜風に 
 ....
いつも傍にいると
気付かないことがある。


その温もり

その感触
その匂い...


僕を創ってる全ての要素が
抜け落ちたみたいな...




いつも触れてい ....
レコード盤の上で
踊る孤独な
ハングリーハンター
次の獲物を狙っている

あっちへフラフラ
こっちへフラフラ
留まる所を知らない。
信ずるものなど何もない

また旅に出る
ご馳走 ....
あなたの笑顔が見たくて
手をつないで
散歩しよう
もっと知りたい

ずっと近くにいて
風は流れ
麦茶を飲もう
貴方は真珠

今日はブタシャブに
野菜あんかけ
好評につき完食
 ....
今迄地上にいた人が 
すべて不滅であったなら 
日本列島は満員で 
海に沈んでしまうでしょう 

宇宙の闇にぽつんと浮かぶ 
蒼い地球を視るのはきっと 
いつか{ルビ人間=ひと}の体を脱 ....
この口が、愛を語ってます。

何度目の嘘でしょうか。

その時の真実。

なんて都合の良い言い訳を繰り返して。

今、あなたを好きだと言ってます。

口を塞いでも、こぼれ落ちるの ....
好きなのに
言えない
自分では不足だと思い
言えない。

貴方への思いは
人一倍人十倍
空回り
硬派なんだよ

意気地なし
振られるのが
怖くて
苦しくて苦しくて
助けて下 ....
夢を蝶に変えて
貴方へ届けましょう
今宵は私と御遊戯
どうぞ近くに
でもまだ足りない
もっと近くに
そう貴方の息がかかる程
お味は如何?
味見だけじゃ勿体無い
もっと召し上がって
 ....
瞑想したのちに
色を忘れたなら
溶け入ったあたしの声はどれほどか、
微かに耳には残ったでしょうか?

揺れた水面に鈍い波紋が渡った直後
凋落したあたしの台詞は

何故 出会ったので ....
誰かが
呼んでいる
「おれを撮ってくれ」
写真を撮っていて
そう聞こえることがある
その時
共振するように
シャッターをきる
撮すではなく
写っている写真が
そこにある
私は根無し草
私は風来坊
私の行方は
誰も知らない。

でも気持ち良いんだ
僕は自由なバタフライ
私は突き進む
私は動くもの

NEVER GIVE UP!
祈り、語り、聞き、従 ....
心の夜に見えた明かりを

大切にしたいと思った心は

夜明けを迎えても尚、

その明かりを大切にするだろうか
愛心さんの自由詩おすすめリスト(1392)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
祝福- テシノ自由詩209-9-27
棒人間は今日も黒い涙を流す- こめ自由詩1109-9-27
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77- 葛西曹達自由詩309-8-28
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azure- ひめり自由詩109-8-8
写真- フクスケ自由詩109-8-7
平成の問題児- ペポパン ...自由詩8*09-8-1
変化- 邦秋自由詩1*09-8-1

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