すべてのおすすめ
偶然はいつしか奇跡にかわる

コンクリートとコンクリートの間で

巻き起こる突風を浴び

どこかからながれる

なんらかの原因で流れ込む黒いガスを

僕は吸い込み体内にと ....
少しだけ前よりも大人びたキミの声

ぎこちなかった再会に

穴埋めをするかのように
キミの心を探して

やっと手を繋げたような気がした


あの日なみだぐんだのは

い ....
一瞬の寝覚めにまたたいた 陽の
照り返された羽ばたきに 影を見て

忘却の窓越しで永遠 ぽかんと寝そべっている
声を出しかけたまま息を止めて
かつての体温は記憶しながら
宇宙は何度も全 ....
あなたがくれた腕時計
さっそく、仕事で使うことにしました

文字盤のない腕時計なんてと、思いましたが
ふしぎ、ふしぎ
時間が経つのが早く感じます
時間を気にすることなく
集中して仕事をす ....
すみれ (慎み深さ)


わずかに開いた窓から忍び込んだ夕暮れが

あなたのためらいを紫色に揺らした

思わず抱き寄せようとする僕の熱を察して

あなたは微笑みながら瞳で拒ん ....
光があっての闇

正義があっての悪

影があっての暗闇

君があっての僕

世界があっての僕

人があっての愛

音があっての思い

感情があっての性格
 ....
デージー (無邪気)


他愛ない君の言葉がそよいで

僕の唇の端に小さな花を咲かせた

飾り気のない君の笑顔がとろけて

僕の胸の奥の陽だまりになった





 ....
なのはな (快活)


山裾に噴き出したいくつもの黄色い掌が

緩やかな風にくすぐられて歓声をあげた

思わず駆け出しそうになる鼓動の先で

君の後ろ姿が弾みながら春になった ....
アネモネ (はかない恋)


あなたの気弱な指先でわたしを摘んで欲しい

わたしの一番可憐な時間を花瓶に挿して欲しい

あなたの意識の端をひとときでも彩れたら

ノートパソコンの ....
性急な言葉で乗り込んだ真実のフルーツ急行
ピストルで気圧に穴を穿ちながら南国へと向かう
女の子は涙の粒を集める魔法で
男の子を離れられなくしたんだ
速度を増すロマンス、
眩暈のする螺 ....
脹らんだ不安は
一雨ごとに流され

身軽になれば
新しい街の春色が

蝶々が舞うように
私に纏り付いて

うつらうつらと
幸せの予感がした
寝ている

ふたり

まるで

バター

みたいに

溶け合って

ひとつの

キモチになる

甘くて

少し

にがくて

だけど

やっぱり ....
愛にあふれた人
愛にうえた人
愛にみちた生活
愛にかこまれた生活

仕事の山
自制の毎日
ランデブー
デジャブー

日の光に照らされて
そよ風に流され
一人ぼっちで散歩する。
 ....
仲睦まじく歩く男女
を妬む 金持ちの息子
を妬む 貧しい親子
を妬む 親のない子ども
を妬む 老いた男

その全員を妬む 死んでいった者たち



幸せは棄てられている

ゴミ ....
テディベアは月の輪グマ
ステーキソースの匂い
白いお皿にお花の模様
花瓶から落ちた花びら

テーブルクロスは白いレース
光沢の禿げた木製の鍋敷き
真っ赤っかな笛吹ケトル
黄色いレトロな ....
満月から三日目の
良く晴れた夜空に浮かぶ月が
一番高く昇るその瞬間
かぼちゃ畑に
化石が生えるんだって

クラスのおしゃべり
おとぎ話を聞いて
僕は計画をたてた
町一番大きなナップサ ....
外苑公園

ある6月外苑でカワリに刺されたとき、

そのときの彼女は多分まだ僕のことを憎みきれなくて

刺し傷はとてもとても浅かった甘かった

僕はさされる瞬間

しょうがないのか ....
私のいのちはもってあと一年です

あわれんでくれますか

どうじょうしてくれますか

なにかをかえてくれますか

なにかをあたえてくれますか

いちねんのかぎられたじかんのなかで
 ....
教室の蛍光灯を全部ブラックライトにして
みんなのシャツを真っ白く浮かび上がらせてやろうぜ
ノートも教科書も薄青く光って
きっと楽しいから

公衆便所の便器を全てショッキングピンクにしてやろう ....
旅芸人の吹く笛の音が
忘れかけていた哀愁を呼び起こす

自分にはもうなれない
夢を追い、人々に夢を与える人々

漂白民が時として定住民にもたらす羨望と憧れのように
彼らもまた私たちに触れ ....
笑う門には

福来たり

本当は違うんじゃないか

笑ってるから

幸せそうに

見えるだけなんじゃないか

それでも

笑った先に幸せが

まっていることを

静 ....
さやぐ森のいたみを抱きとめ
私たちは目覚める
陽光の届かない場所にも
太陽がのぼることを願い
川へ小さな葉をながす

それは
ゆらゆら
やすらかにたゆたうので
そのうちに
ながれに ....
写真を撮りたいときは
いつだって真夜中で

撮れる技術やカメラは
いつも
僕の手にはなかった


夜が集まって静かに騒ぎだす
黒い影
夜の一つ一つに色をつける

黒い色は様 ....
大人になるって

マジックの
タネを明かされた後
のようだね

トリックに
だまされていた時の
方が

はるかに心は
自由だったね



タネを明かされる度に
シカケを ....
渦巻く大海

荒れ狂う空の下


{引用=―レヴィアタン}


昔 昔 だけれどね

覚えているよ あの姿

怖いものなしの強い船長が

唯一 怖がっていた 水の悪魔
 ....
雨混じりの雪

雪混じりの雨




些細な事で

声荒げるより




雨混じりの雪

雪混じりの雨




降る情感の一雫に

 ....
どこかの知らない住宅地で流れている

いびつなサウンド

それはまだ若い男が夢をあきらめず

努力ということをしている

それでも夢という狭き門に

自分は通れない事はし ....
夜道に浮かぶ洋燈は 
硝子の裡から暗闇を 
今夜も仄かに照らし 


人の胸にぽうと灯る 
たましいの面影です 
 
真昼の夢
ゆっくりと
落ちていく
 
陽気な空
あざとく笑う
嫌味だけを込め
 
 あああああ
 
書き溜めた黒い文字
吐いてみたら
白紙に戻っていく
 
 け れ  ....
夜明けの頃、
目覚まし時計は鳴り響く

いくつもいくつも
鳴っている

私が
寝ぼけ眼で
順番にボタンを
押しているころ、

君はまだ眠っているだろう

あのあどけない寝顔で ....
愛心さんの自由詩おすすめリスト(1392)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
馬鹿でかいBGM- こめ自由詩809-3-20
涙のきもち- 青風自由詩2*09-3-20
死せる日向- 北街かな自由詩5*09-3-19
文字盤のない腕時計- 壺内モモ ...自由詩409-3-18
花言葉四行詩_<13>- nonya自由詩8*09-3-16
何かがあっての何か- こめ自由詩609-3-16
花言葉四行詩_<12>- nonya自由詩9*09-3-15
花言葉四行詩_<11>- nonya自由詩7*09-3-14
花言葉四行詩_<10>- nonya自由詩7*09-3-13
さくらプリン- jin自由詩109-3-12
門出- 未完自由詩2*09-3-12
バター- つばさ自由詩1*09-3-11
愛ちゃん- ペポパン ...自由詩6*09-3-11
妬み- 会長自由詩209-3-9
キッチンの風景- 木屋 亞 ...自由詩1*09-3-8
大姫月乃鱗草- 竜門勇気自由詩1*09-3-6
外苑公園/ハクイ32- satyri自由詩109-3-4
いちど- 梔子自由詩309-3-2
この世界をどうにかしてしまいたくて- 虹村 凌自由詩2*09-3-1
夢追い人- 五十里  ...自由詩209-2-28
笑う門には福来たり- BOC自由詩109-2-28
願いのうた- ここあこ ...自由詩5*09-2-28
夜の写真- 佐藤伊織自由詩4*09-2-28
タネアカシ- 043BLUE自由詩209-2-28
レヴィアタン_—嫉妬—- セルフレ ...自由詩1*09-2-27
- 北星三天自由詩1*09-2-27
99%の努力と1%の才能- こめ自由詩1109-2-26
夜道の灯_- 服部 剛自由詩309-2-26
【痛みの時間】- 琥霙ふう ...自由詩2*09-2-26
夜明けのころ- wheale自由詩109-2-26

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