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横で眠る
真っ白な肌の

長いまつげと
小さな鼻と
薄いピンクの唇が

愛しくてたまらない
きみ


おやすみのキスをしよう
きれいな声
きれいな瞳
きれいな手
きれいな心

思い出大切
手を振って
涙を流して
走って行く

何もない日
ボケーッと
上を向いて
心身を癒す
サテンの光沢まばゆく
風が雲の緞帳を翻すとき
ひととき白日夢に眩む

まだ蕾、とも呼べぬ小さな膨らみは
幼すぎて花の名前を知らない

その風の名残のなかで
わたしは繰り返される春を
 ....
生きたいと思わないんだ

でも
死にたいとも思わない


リスカしたいとか
吐き出したいとか
何も思わないんだ


でも

苦しくて
何か感じてて
どうしょもできなくて
 ....
恋人の意味
友人の意味
家族の意味
自分の意味

人間が存在する意味がわからない

大切な人には
全部言わなきゃいけないの?

大切な恋人がいるのに
友人のことで悩んじゃいけない ....
皆、ミンナ

居なくなって

どんどん

コトバが邪魔になって

ボクは少しだけ

キレイな涙を零した
好きはどこに流されるのかな。

水と一緒に。

風に流され。

分解され。

好きの漂着点には、

どれだけの好きがあるのかな。

それとも、なくなんないのかな。

好きだ ....
右耳が

キミの声で

犯される。
カフェラテの香りと、
タバコの臭いと。
ほのかな緊張感。

シックな店内と、
イヤホンから流れるHipHop。
隣のスーツのおじさん。

壁を向かいにして、
誰かと目が合うかな。 ....
私は、嘘を吐きません。

吐くのが面倒なのです。

けれど、今までのコトバ。

全てを、撤回しましょう。

撤収しましょう。

私は、恋をしました。

私は、嫌いな人が居ました ....
いつだってそう
自分がひとりぼっちになった瞬間に
自分自身の
弱さと小ささ
このふたつを改めて実感する
この街が奇病に犯され始めたのは
冬が明ける前だった


『蒸発王』



最初の目撃は
髪の毛だったらしいが
全ての症状は同じだった


蒸発する


感 ....
     「おかえりなさい」


     胸をしめつける


     この言葉


     「ただいま」
     と言えるしあわせ
普段、信号無視なんてしないよ。

どんなに、短い歩道でも。

けどね。

今だけ、しても良いかな。

空が、綺麗なんだ。

流れる人並みなんて。

気にしないで、さ。
始めて二週間になる緑茶パックも
特に変化を齎せなかった肌を辿る
少し途切れた左の眉毛に
這わせた指が
眉間に食われるまで




捨てた眉毛も必要な眉毛も
同じ名前なら
区別なん ....
空の青さ。
海の青さ。
瞳の青さ。

惚れ惚れしちゃうくらい、
綺麗だよ。

月が隠れちゃうくらい。

黒い空。
黒い海。
黒い瞳。

負けず劣らず、
美しい。

月が ....
私の右目には
鹿の眼球が入っている


『{ルビ瑪瑙=めのう}の牡鹿』


父は猟師だった
山里は畑もあるけど
狩猟も盛んで
私の父も
例にもれず鉛玉を放っていた  ....
私は死んだ顔をしているらしい

死してなお生きたいと
笑いたいと思うだろうか

死してなお



私は死んだほうがいいのかもしれない
聴いてますか。

聞えてますか。

届いてますか。

流れてますか。

街の中。

この世界の中。

零れ落ちますか。

救われてますか。

踏み付けられてますか。
 ....
腹立つと言われた
みんなが笑っているときに笑えない私
空気を読めと・
そゆうやつがいると気分が悪いと・

無理に笑えっていうんですか?
楽しくもないのに笑えっていうんですか?
嫌だからと ....
それはからかいか
それとも本当か

憎らしい程の

純情
過ぎてしまった過去を。
蒸し返すことは良くないけど。

いつも一人ぼっちの時に。
思い出しちゃうんだよ。

楽しかったな。

悲しかったな。

苦しかったな。

可笑しかったな ....
「ねぇ 私の事好き?」

「何?いきなりそんな事聞いて。」

「いいから答えて私の事好き?」

「あぁ 好き好き 決まってんだろ。」

「どのくらい?」

「なんなんだよいったい。 ....
命の火は、揺らいでますか?

風に、
そよそよ、そよそよ。

心に、
ゆらゆら、ゆらり。

{ルビ詩=ことば}に、
すーっと、そっと。

消えそうですか?

消し方は、知って ....

うた
ウタ


うたをうたおう
うたを叫ぶんだ
   あのころ、私と彼女は高校生だった

   彼女はとてもかわいかった

   ちょっと低めの身長も、いつも笑っているのも、みんなかわいい

   友達が「小学生から成長してないんじゃな ....
何気ない言葉が 僕の支えになって

ありふれた幸せが 僕の救いになって

そんな日常が 宝物になっていく
嗚呼 きみがいる

今日も
明日も

明後日も

あと17日

あと2週間とちょっと・
何を高望みするわけでもなく
ただ平穏に暮らしたい

じじいとかばばあになったとき
一緒にお茶飲めてればそれでいい

茶碗から伝わる温かさ
木の上の小鳥
田舎でゆっくり、な


そ ....
夜になると少し怖いから
何かに食い荒らされそうで
怯えてしまうから
そっと傍に居て欲しいの

貴方が居れば
傍に居てくれたとすれば
姿のない恐怖にも
打ち勝てる気がするの

貴方の ....
愛心さんの自由詩おすすめリスト(1392)
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