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マシュマロ島がくるくるまわりながら
洗濯機の中身のようにまわりながら
汚れ落ちのように
溶けてゆくのです
ココアがだんだん白くなる

さっきベランダに来てちょっと鳴いて
行ってしまった鳥 ....
「ブタが来るらしい」
マスコミで臆病人間が囁く

コーンフレークに注ぐ冷たい牛乳
ふやける前に急いですくうシリアルメニュー
私の朝食は海難救助に似ている、とは毎日思うことだが
それでは ....
期限切れの“愛してる”

捨てきれず抱いたまま胸の奥で微かに揺れた

ハッピーエンドは架空の生き物

期限を知らない

物語の中の
 
エジプトの砂漠の砂の下から

夢でお告げをきいたという少年が

僕の右足を見つけました


僕は兆しを疑ったばっかりに

右足を失いました


少年は僕の右足を使って

 ....
ゾウの目が哀しくみえる
なぜなのだろう
死の色きさに深く刻まれた皺
ひそむ生とのたたかい
大きな家と小さな窓
見えない影を踏んでいる
王者のように
ゆうゆうとサバンナを歩く
その目に宿 ....
分けもわからず

戦いの中で消える灯を眺めて

そこから沸き上がる

闘志の前に話し合いど意味をもたなかった

わからずやのペンギンは

空を自由に飛ぶなどといった

たわいの ....
わかった時にわかるのは わかることが重要だってことにつきる。
だって四六時中、それよりも重要なことがあるよって言われてるものだから。
でも、わかってみればわかるよ。わかることだけが、重要だってこと ....
/
/かなしい/おしらせ/です/
/あなた/を/この/あたま/から/しょうきょ/し/ます/
/さようなら/おげんき/で/

青いにおいが鼻につく
遠くに見える海が白い光を生みだしている
 ....
牡鹿の角の突き刺すは乙女
鱗が煌めく魚の祝福の舞いも
こちらを見詰める小鳥の円らな瞳も
世界を着飾っていくわ


血の通う白さはなんて狂おしいのでしょう

素っ気無い黒猫も
願いが叶 ....
舞い散る花びら地に堕ちて

黒く消え行く定めなれば


次世もまた闇から闇…

あなたがいなければ



あやまらないでくださいな

わたしに光をくれた人
 ....
庭の綺麗な模様の蝶々が舞ってる
水槽の金魚が馬鹿みたいに餌をねだってる
大人に近づくのが嫌な女の子が逃げ回ってる
誰もいない空は星が点滅して僕を揺らし
隣の君の大きな目には強さがこぼれる
 ....
うつくしいケモノは
自分のうつくしさも知らず

ただ くろいナミダをながすのでした
昔、狂うほど聴いた曲に縋る

あの音楽家たちは
私を麻痺させたまま停止

狂ったまま
狂ったままよ
愛しさの故
憤慨する
呼吸困難さ

未だ私は水攻めに
自ら溺れてるよ
遠い ....
神様を殺したいと思った時。

僕は僕を信じようと思った。

目が覚めた時には。

世界が綺麗に見えた気がする。

そんな、目覚めの悪い朝の。

寝ぼけた僕の心。
蜜は甘い香りを放っていますか?

仕草、瞳にもどかしい気持ちを
抱いたのは何年振りかしら
解き放たれた温もりは
皮肉なエゴイスト

砂塵に消え去る詩人

罪は甘い香りを放 ....
美しい自然を残したい
美しい地球を残したい
美しい気持を残したい
美しい未来を子供達に

争いのない
平和な世界
一人一人の幸せの為に
生きたい。

安心を胸に
手に花を持って
 ....
永遠という名の、
花を憶えている。

綺麗に咲くのは、
野原を嫌うから。

砂漠を選んでは、
行く道を探して。

出逢えた蜜蜂は、
本当に優しいの?

194日が過ぎ、
記憶 ....
大切に大切に
触れて 話して 心を通わせる
尊いことだと 教わったから

意味を理解してはいただろうか
心から優しく 愛していても
それは盲目 押し付け 排他的で
嫌がられて 自分も二日 ....
大地のアオ
吾身のアカ

どっちがきれい?

偽りのシロ
真実のクロ

どっちもきれい?


フルカラーの夢
モノクロの今
セピアのあなた

どの色がいちばんきれい?
この2年間、本当に幸せでした。

これからも私は
沢山の涙を
流すことでしょう。

貴方を想い
眠れぬ夜も
あることでしょう。

でもきっと
今日よりも明日
笑顔の時間が増えて ....
剥がれ落ちる血でさえ 仲間を呼ぶ
隠れた過去さえ 遠くを見つめる
胸の先 変わりゆく 胸から
受け止めるのは瞳か
剣か 無は語る
幻想は必ず終る
だが永遠は終わらない
月が濃い黄色でいるので
思わず私は
月を増やしました

周りで無数の羽音が
存在を表しますが
それはあくまで
音でしかない
とはわかっているのに
刺されるのではないか、と
震えます ....
もっと空は青かった と

つぶやいた君の横顔

遠くを見つめる瞳には

何がうつるの?


君の この先の 未来に

僕がいないことは 明らかで

でも

繋いだ手は ....
白いワンピースの裾を翻して少女は丘を跳ねる

〜ヒラヒラヒラ

アメリカンジャスミンの木陰まで


〜ヒラヒラヒラ


甘い香にウットリと眠る


〜サワサワサワ

 ....
   未 知


寝不足の頭

不足感だけが

続いているように思え



動かない空を

動かない心が見つめた


動かない心を

動かない心が見つめた


 ....
卵の独特な食べ心地は、あまり好きじゃない。

だって、あれに似てるから。

飲んだことなんてないよ?

飲みたくなんかないし。出来れば触りたくもない。

だから、その卵には火を通してく ....
彼女の寄越す手紙には
決まって
花びらが添えられていた

『書簡の柩』


それは時に
桔梗であり
朝顔であり
胡蝶蘭であり
種類は定まらず
時には花びらだけでは
何の花か解 ....
庭に日の差す縁側で
かげろうにゆらりと手をかざす
つかめないな
銀のコップが透き通って
細く光る指先の丸み

着られなかった
紺の制服をまとって
うっすらとたなびくおまえ

好きだ ....
あなたに会えるのは

毎週水曜日だけでした

毎週水曜日になると胸を踊らせて
少しでもあなたとしゃべれますようにと
全力疾走で廊下を走って
あなたの待つ図書室へと向かっていました

 ....
愛心さんの自由詩おすすめリスト(1392)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
マシュマロ島- ふるる自由詩8*09-5-18
今日、銃と特殊防護服を装備した特殊部隊が私の学校を包囲するだ ...- ひとなつ自由詩2*09-5-18
制限区画内ストーリー- 徘徊メガ ...自由詩309-5-18
エジプトの砂漠の砂の下から- 瑠王自由詩1*09-5-17
ゾウ- sya自由詩109-5-17
ペンギンは空を飛びたいようです- こめ自由詩509-5-17
わかった時にわかること- ヤオハチ自由詩109-5-16
不透明な世界- 緋月 衣 ...自由詩17*09-5-16
自覚的少女はこの世を生きてる- 蝶澤自由詩209-5-16
- 柊 恵自由詩10*09-5-15
たゆたうもの- 蝶澤自由詩109-5-14
うつくしいケモノ- ゆびのお ...自由詩109-5-14
赤い音楽家たち- 蝶澤自由詩209-5-13
創書日和「永い夢の中。」- 狠志自由詩109-5-13
蜜ノ罪- 水穏(み ...自由詩2*09-5-12
月桂冠- ペポパン ...自由詩6*09-5-12
白夜夢- 邦秋自由詩2*09-5-12
悲愴- tatsuya999自由詩109-5-11
識式- みっきゅ ...自由詩2*09-5-11
いなくなった貴方へ、幸福者より愛を込めて- 紅-BENI-自由詩309-5-11
グウ- 十二支蝶自由詩109-5-11
あるたな- 十二支蝶自由詩109-5-11
そうして繋がる- 高橋魚自由詩2*09-5-7
告白の丘- 李伍 翔自由詩1*09-5-7
ウサギ。- 自由詩209-5-3
未知- 北星三天自由詩1*09-5-1
創書日和「生卵。」- 狠志自由詩109-4-30
書簡の柩- 蒸発王自由詩5*09-4-20
庭に日の差す縁側で- オイタル自由詩9*09-4-15
卒業式_〜水曜日の図書室〜- BOC自由詩109-4-13

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