ぼくは詩人

1つのものを
いろいろと考えることは
自分自身を映しだすものかもしれない

今日もまた

朝の散歩に出かけた

青く澄みきった空
綿あめみたいな白い雲

ぼくは ....
ギガバイトのうねりのなかで
わたくしの三半規管
忘れない 忘れたくない
あなたの 優しい こえ


花蜜から花蜜 あまりにも
気まぐれ過ぎる あなた
プラトニック と プラスチック
 ....
窓がない

この場所は

なま温かい

スープ

吸殻でうまった

目覚まし時計

独り言の

はだか電球

シミだらけ

マグカップ

チョコレート味だけ
 ....
ぼくは詩人

人は人として
何かに与えて
何かを与えられて
生きていく

今日もまた

朝の散歩をしていると
1枚の紙切れを見つけました
ふとそこに書いてある文に
目がいく
 ....
踏みつけていた
いつの間にか踏みつけていた
{ルビ直線歯車=ラックレール}

きれぎれにされた
人生のように
強さだけを必要とされて

  ずっとつながっていました
  峠を越えるの ....
ぼくは詩人

素朴なものほど
そこに真実が
あるのかも知れない

今日もまた

朝の散歩をしていると
少女に出会いました

春に野に咲くたくさんの花々を
両手で抱えていました
 ....
想いを何度も
辿るから刻まれる
傷という名の痛みが
証だというのならば

     想いを何度辿っても刻まないもの

{ルビ轍=わだち}も残さず
同じ道のりを
落下し続けることに
 ....
なまず なます なまず なめす
なまず なかす なまず ながす
なまず なまみ なまず なかす
なまず なめす なまず なおす
なまず なくす なまえ なくす
なまず なけず なまず なさず ....
ぼくは詩人

振り返られる過去があり
立ち止まれる現在があり
行き先のある未来がある

今日もまた

朝の散歩に出かけたげど
誰にも出会えなかった

こんな日もあるさ

でも ....
淡いピンクのチューリップがいけられた
硝子の花瓶のそばに
罅の入った銀色の金属製の心臓が
取り外されて置いてあった
彼はその代わりに
肋骨の中に脈動変光星をひとつ
納めようとしていた
昨 ....
弦が弾け飛んだ世界で
美しい旋律など
ない

ただ
哀れみを乞うように
垂れ下がる世界が広がる

せめてその
あなたの腰部
しろく張り詰めた曲線をなぞり
歌声を響かせる
こんな ....
ボイジャー2号という衛星をご存知だろうか
人間に勝手に作られて
宇宙に放り出されて
あげく永遠にさまよい続ける
寂しく小さな人工星

ボイジャー
君はしょうがなかった
何もほかに
し ....
いま精神科に一年一ヶ月入院しています。退院も程近くなっています。
復活を楽しみにしてください。
ぼくの作品に好意を持ってくださった方へ。
人間を創り直そうと思いまして
街中にごろごろ落っこちている部品を
拾い集めて廻ったのデス

殻は組み立て終わりましたのに
人間を模した其れは、いつまで待っても
まったく動かないのデス

 ....
きみが僕を
心に焼き付けていたら
男前ではないので
さぞ不細工な焼印だろう
でも僕は
焼かれると燃えてしまうから
きみの心には
焼きつかない

きみが詩で
すごいものを作ったら
 ....
旅行から帰ったら
あなたと
さくら見たいです

あなたのメールに
胸が詰まる

そう
そうだね
はなびらが
はらはら落ちる川沿いは
きっとまだ
風も冷たく

見上げた角度に ....
きみを
おもうと
ゆうきがでるよ

ひとごみのなか
また
ひとりでも

きみを
おもうと
つよくなれるよ

こおべたれずに
とおく
みれるよ

きみを
おもうと
 ....
春雷が鳴る度に
回廊に籠もるので
駕篭かき風情が

嫉まれている

回廊を出たら
富士山が見えた
のろのろ歩いていたので
後方からの
人力車に抜かれて
お客さんに叱られる
抜 ....
鏡に映せない
言葉は綺麗な現象
だから私には
似合わないのです

指をつたう血が
涙と同じ温もり
人の温度と気づくから

  生きると言うことは
  {ルビ連星=アルビレオ}を見る ....
コチコチの石頭が
チリチリチリチリ焼けてたね
たまにパチンパチンって
真っ黒な髪の毛のまま

ブルー
チーズ
ドレッシング
だね

二週間分のクマ
眼の下につくって
イボイボだ ....
私の仕事はガテン系なので、仕事中は、いわゆるカーゴパンツ、動きやすく、大きなポケットがいっぱいあるズボン、それも男物を穿いている。男物の服のポケットは、女物のそれに比べると段違いに大きく使いやすい。財 .... あなたの胸に投げたはずの
いつか霞んだ想いの欠片


あめの雫に流れて消えた
いままでここにあったもの


あすの彼方に投げつけられて
いたたまれずに割れていく


あくなき思 ....
ぼくは詩人

人に疎んじられても
人からあしらわれても
前に向かって
それはぼくの歩み
それはみんなへの歴史

今日もまた

朝の散歩をしていると
老木に出会った

茶色い葉 ....
膨らみかけの
まるい頭を圧する手は
あなたにとって
始めての試練

そうして知るだろう
温みあるやわらかな手が
差し伸べられるあしたを

そうして迎えるだろう
ため息と酔うた目に
愛でられる日を

花 ....
ぼくは詩人

自分の明るさが
他人に伝わればと願う
それはぼくの温もり
それはみんなへの情熱

今日もまた

朝の散歩をしていると
また画家に出会った

ぼくに絵を描きながら
 ....
黒い静寂の隙間から
甘く短い便りが届き
振動はそのまま
片耳から深くに伝わって
封印が容易く解かれる


ひとつひとつの接吻が
蝶になって
夢心地だった恋の日も遠く

雪と降る ....
{引用=


夜の窓に遠く
過ぎる電車を
手のひらにのせる

人気の少ない座席に
ごとごとと震えながら
閉ざされたあなたの
かなしみは 何処へ行くの

私の身体は
透き通 ....
あなたへ届かぬ手紙の行方をたずね
風の舞う街へと旅立つ
 (緑色のインクで書いた
 (お別れの手紙なのに


幾艘もの小舟を乗り継ぐのは
わたくしの至らなさと諦めてみても
何故にあなた ....
どうして一人で
いるのですかと
君の言う

刻の砂時計
わたしのだけが
詰まってるんだと
我の言う

どうして時計は
詰まるのですかと
君の言う

淋しさゆえの
あやまちだ ....
 あれは、あの感じは何だろうねぇ。

桜並木を見ていると
足元が軽くなるねぇ。

そのまま気持ちを持ってかれそうだねぇ。

淡い桃色の真綿が降ってきて
体ごと包み込んでは
ふわぁ ....
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