すべてのおすすめ
ねえ
化粧なんてイイから
今から出かけよう
真夜中
通りは
コンビニだけがあたたかい
僕らは
夜を疾走する
たとえ
抱き合ったとしても
懸命に
指を重ねたとしても
....
賢い主婦はスーパーで
手前から古い牛乳を買うのだそうだ
今
ここにいない死者のために
未来
まだ生まれこぬ子供らは
つまり
まだ死者の国
私たちは循環する
古い牛乳を破棄する ....
詩なんか書いてる暇があったら
食器洗って
洗濯
洗濯物をたたむ
たたむと片付ける
掃除
ほこりは
目立たないように丸く積もる
詩なんか書いてる暇があったら
あなたが
やれリーデ ....
もう
やめようと思うんだ
あとから
あとから継ぎ足して
言い訳ばかりが増えていく
関係代名詞のような生き方
さまたげるものだけが
私を
言葉に向かわせる
たとえば 雨
いつだって
あなたも同じだ
突然
ひょい、と現れて
私が
気にしないで生きようと
思っていた矢先にいつも
嫌い ....
感受性くらい自分で磨かなきゃ、とか茨木のり子さんに叱られて、それについて考えてみました。
感受性って、入力される信号に対する感度のことですよね。感受性が高いっていうのは、そのセンサーがとても敏感 ....
真夜中に
しろくまくんを食べました
しろくまくんは
練乳アイス
凍ったパインものってます
凍ったみかんものってます
真夜中
食べたしろくまくんで
すっかり身体が冷えました
ただ
....
すべてのたましいが
リンになって
夜を燃える
海は
黒く世界を閉じて
ちゃぽん
何処かで魚が跳ねる
私
泳げないから
たぶん沈んじゃいます
ずぶずぶ、って
そういって ....
自分くらいは
自分を好きでいて
いいよねって
そうすれば
ひとりぼっちじゃないからね
わたしはいつも
わたしといっしょ
あなたに
なんて渡さない
レインコートを身にまとい
土砂降りの朝をゆく
雨の
一粒一粒は
私の中に入ろうとして
もがく
流れる
つたって落ちる
あなたは
ていねいになぞってくれた
私の中に入ろうとし ....
息を吸って
息を吐く
そんな簡単なことが
あなたは
出来ない
笑いあう
謝る
手を振る
おじぎする
そんな
簡単なこと
(わしの仲間は
(戦争で
(みんな死んだ
....
抱き合うことで
すくわれるたましいの
とおく
海を泣いて
あなたが翔けていく
わたしもはしる
とおく
たましいの
秘密の場所
わたしは
自由だった
わたしとして
ほ ....
私が太陽になってあなたを照らしたら
あなたの後ろに
影ができるね
私が
愛しても愛しても
届かない場所がきっとある
あなたが背中を向けた時
私は
それに気づいてく
まっし ....
大きな湖に
沈んでいく夕陽を追って
ガリレオってすごくない?
これで
地動説なんて
思いつかんよ絶対
ぶつぶつと
つぶやきながら
コウちゃんは
デジカメを構えてる
その ....
星飛雄馬のお父さんが
ちゃぶ台をひっくり返したのは
実は
たった1回らしいと
誰かがブログで話してた
怒鳴って
声を荒げて
破壊して
それは新たな怒りを呼んで
そうして
本質は ....
あの人はきらいって
言われてるらしい
私の
知らないところで
しずかな毒が
含み笑いで流される
私は
ビルの屋上で
ぼんやり街を眺めてる
きらい
きらい
きらい
....
青空に
まっすぐ追いかけて
あなたを
揺れながら消えていく
ひこうき雲に
私は
なりたい
ちわちわ
きみの髪は
自由な方角に
くるくる跳ねていて
すべての
春の出来事を
指差すような軽やかさ
PARCOに
君の春が咲く
パステルのロゴさえ
君の一部で
でさ ....
15の春に殺意、ですか。。どうだかなあ。
ボクらが思うよりずっとずっと。10代の世界はすすんでいて、
そして病んでいるのかもしれないね。
病んでるって言うと、ネガティブな感じだけどさ。 ....
雨を避けながら私は歩いている
傘に守られて私は歩いている
円形の
ぽっかり浮かぶその空間で
私は世界を眺めている
雨粒が傘の端から端から
あふれるように流れている
それは本来私の上に ....
何もかもがかすんでゆく
人も 街も
さくらの艶列が
そこだけ
重ね着みたいに咲き誇る
生きのびる
自信がある者の
惜しげない
笑み
見下ろす川は
あの夏
爛れた皮膚を ....
きのう
夢の中で
誰かが死んだでしょう?
ボクの夢の中で
毎日
誰かが死んでいく
君はそのことを知っている
それは
君が仕組んだことなの?と
おそるおそる聞いてみる
ひ・み・つ ....
旅行から帰ったら
あなたと
さくら見たいです
あなたのメールに
胸が詰まる
そう
そうだね
はなびらが
はらはら落ちる川沿いは
きっとまだ
風も冷たく
見上げた角度に ....
あなたは曲線で出来ていて
髪の毛
しなる腕も
無駄のないポオズ
その
なだらかな曲線を
ていねいに
なぞって
あなたの
曲線とは裏腹に
こころには
ちいさなささくれが
いっ ....
お昼。ランチタイムでごった返すコンビニを出て
二車線の道路。向こうからきた白い車は、低く構えて
まるで動物か何かのようだった。獲物を狙う。
クラウチング・スタート。
不意に。夏の情景が ....
雨が降っていました。春のくせに、冷たく。雪の方が暖かい。漂いながら。
雨の一滴にこころは惹かれますか?ではゆきのひとひらには?ゆるやかなものに惹かれるのはなぜだろう。でも、場合によっては激しい連続に ....
「ルイーズの空」
ルイーズはいつも空っぽだ
ルイーズはいつもとんがっている、山高帽の
だらしない紳士の椎骨あたり
途方も ....
朝の街をあなたと
歩きたかったよ
腕を組んで
すれ違う2人連れ
女の子は笑顔でいる
男の子は笑顔でいる
夕べはどう?
私たちは
夕べはどう?
あなたたちも
まだ
デパ ....
私は
そらに放たれた宇宙飛行士
オフィスの
隅っこで見上げてる
ホワイトボード
お知らせのメモ
ホチキス
こんな朝から
遠い宇宙の孤独を想う
私とどこが違うのだろう
正 ....
「1.せつなさとゆう魔物」
せつないとゆうことばをたどれば、刹那に通じるのだろうか?それとも漢字そのままで、切ない、つまり断ち切れないってことかしらん?とゆうことをチョコレート頬張りながら考えて ....
阿麻さんのuminekoさんおすすめリスト
(32)
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
明日_同じ夕暮れが
-
umineko
自由詩
16*
06-12-10
今ここにいない死者のために
-
umineko
自由詩
13*
06-11-1
朝のベランダ
-
umineko
自由詩
6*
06-10-13
関係代名詞のような生き方
-
umineko
自由詩
7*
06-6-30
雨
-
umineko
自由詩
17*
06-6-10
感受性と詩への表出
-
umineko
散文(批評 ...
10*
06-6-4
しろくまくん
-
umineko
自由詩
5*
06-5-31
Horizon
-
umineko
自由詩
14*
06-5-30
わたしフェチ
-
umineko
未詩・独白
8*
06-5-26
レインコート
-
umineko
自由詩
10*
06-5-23
呼音
-
umineko
自由詩
20*
06-5-14
セクスセラピィ
-
umineko
自由詩
12*
06-5-13
うさぎ
-
umineko
未詩・独白
8*
06-5-12
夕焼けの黒毛和牛特選塩タン
-
umineko
自由詩
14*
06-5-5
黒魔術くらい習えばよかった
-
umineko
未詩・独白
21*
06-5-4
きらい
-
umineko
自由詩
7*
06-5-4
ひこうき雲
-
umineko
自由詩
6*
06-4-25
PARCOに君の春が咲く
-
umineko
自由詩
4*
06-4-23
愛してるって、テロップを
-
umineko
未詩・独白
2*
06-4-23
傘をささずに歩く勇気を私はもたない
-
umineko
自由詩
19*
06-4-11
春焉
-
umineko
自由詩
11*
06-4-8
じゃあまたね
-
umineko
自由詩
10*
06-4-6
はなびらゆき
-
umineko
未詩・独白
11*
06-4-2
夜の笛
-
umineko
自由詩
12*
06-3-21
クラウチング_-f.version-
-
umineko
自由詩
6*
06-3-18
「3.ブラウン博士の謀略」
-
umineko
散文(批評 ...
3*
06-3-12
「2.ルイーズの空」
-
umineko
散文(批評 ...
9*
06-3-7
時間を止めるなんて不可能だったから
-
umineko
自由詩
4*
06-3-7
るりいろ
-
umineko
自由詩
17*
06-3-3
「1.せつなさとゆう魔物」
-
umineko
散文(批評 ...
9*
06-2-28
1
2
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