夜明け前に呼吸が足りなくなって
遠い地名を呼びながら目が覚める
ほんの、少し前まで
そこにあったはずの夢に
花を、植えたい
声の鳴る丘、霧降る峠、新しい駅の三番線
いつか出会ったような
 ....
   





例えば人が硝子だとする。
だから人がレンズだとする。

屈折するひとりが見る世界は、
どんなだろうか?。

では、
もうひとりがいるとする。
だから、
 ....
寒空の下
風に吹かれ
飢えと
渇きと
もう生きていてはいけないと
説得されても
首を垂れ
ぼろぼろの花弁を開き
咲いている
紅い花
もうお仕舞いなんだよ
もう待つ人は来ない
来 ....
あなたをおもうとき
僕は
思う ではなく
想う を使いたい

「相」と「心」で「想」の字
相は「あい」であり「合い」
そして「あい」はまた「愛」である
互いの心でおもうことが
「想う ....
そろそろと気配が生まれてくる
(春の音 春の音)
さらさあさ

今日は曇りのち雨でした
しっとり雨水 雨水

夢でも見ているのでしょ?
ええはい

鈍色の季節にたつ 青く震える幽か ....
{引用=




激しい風もやんでしまえば
ほっこりほっこり 春の夜空
 過ぎ去ってから わかること
 あれはやはり春の嵐だったのか
 冬のルシフェルも 今はまどろみの中
 しばら ....
じじとばばとぽぽと言うウーパールーパ型山姥が
漆黒のマントを翻し
鈍色の深鍋を掻き回している

薔薇色の身だしなみをひとつ
二枚舌のごまみそ髄をふた掴み
四角四面のしゃちこ蝗の規律 ....
冷たい雨の暗がりが
ぼんやりと寂しく誘う
私を溶かし込むには
ちょうどいいおおきさで

ほほにつたう
みぞれの砕けた{ルビ飛沫=しぶき}
雲からはぐれた
それも孤独

  いいわけ ....
もしも許されないなら 
この瞳を抉り出して捧げますから
貴方の薬指を飾る石にしてください
 
蝕まれてゆくのはいつも正常な意識ばかりで 
何かを伝えようとするたびに奥歯が軋んで
上手く ....
君の言う単なる恋愛に
僕は幾度となく涙を流してきた



君の言う単なる恋愛に
僕は幾度となく命をかけてきた



なぜなら
そこに世界で一番大切な真実があるから



 ....
吊っていた管に
私の血が流れ

立っても
座ってもいない
赤い液に

ほんとに支配しているものは
いつもは みえなくて

体から離れた時だけ

錆びる 舌先
うわずる 耳
人生を
長い坂に喩える人がいる

きっと僕もその長い坂にいるのだろう
どのくらいの地点かはわからないけど

どうして登るの?
と聞いてみたくて見渡した

登山家みたいな人が近くにいた ....
川沿いに歩いて ようやく
国道まで出た
ぼくたちは、しばしば
夜を迷う
ぼくたちには靴がなかったけれど
それはたいした問題じゃなかった
歩くべき道を
さがすだけの、夜を
迷っていた
 ....
どんな音楽を聴いているの

なんだって良いんだ、ほんとに

その時に心地よければ

歌詞に耳を傾けるタイプじゃなくて

音とリズムに乗っているんだろうな

カラオケ好きでも ....
【運転室】

ミステリーツアーの
ほんとうの行先は
汽車の運転手さえ
知らない
 
行先はレール任せなので
運転手は楽譜を前に
指揮を振っている
振りをしているに過 ....
落日
蜃気楼のよう
だけど蜃気楼じゃない

焼かれるのは
空じゃなく
今日という日の末路

果てるような
限界線
焼かれるのは空
じゃなく
世界中から聞こえてくる
何をしているのかと聞かれている
黙ればほら掴まれる胸元
チギれたボタンの転がる先は
大抵穴の中って決まってる

ソッポを向いて殴られる
9の字に曲がる骨の音
イ ....
空を見つめる多眼の赤目
人はそれを畏怖し跳ね除ける

何をしたわけでもなく
何をするわけでもない
その赤目を忌み嫌う

嫌われても
嫌われても
微笑む赤目に
ただ一つだけ守りたいも ....
君の残した想い出は
遥か遠く浜茄子咲く北の国で
いつも優しく眩しいほどに輝いて
ここまでおいでと僕の名を呼んでいた


君の残した思い出を
僕は今超えようとしている
越えることなんて考 ....
満月が近づくと空気が変わる
だから空を見なくてもそれがわかる
うつむいて歩くと足音が遠のき
夜はいつのまにか
重くなっている

みやみや
絵葉書の風景のように
闇が美しく固定さ ....
いちいち考えるのも嫌な程
空の色は日々まちまちだから
季節という単位はいい
そして新しい春がやってくる


まだ外は寒いのに
窓は全開のまま
ビー玉のような海
煙突は禁煙しない
 ....
あかねさす紫野ゆき標野ゆき
そんな旅を胸に描いた{ルビ妾=わたし}は
愚かだったのでございましょうか
野守などはおりませんでしたのに
せめて手をお振りになってくださったら
それだけでも嬉しう ....
あてどない という言葉と
鍵 という言葉
ばかり頭に浮かんで
要するにわけがわかんない

風を名づける人たちに
風の色を訊ねてみた
だあれも知らなかった

なまぬるいきさらぎの曇天
 ....
Tully's Coffeeで
買ったばかりの本を読んでいたら
「恋愛」は
12世紀ごろの騎士道精神から
「誕生」したものだって
書いてあったので

椅子から転げ落ちました

なんて ....
悲しみにくれるとき
いつも夕焼けを見つめていた
悲しくて涙が止まらないとき
いつも月が輝いていた

夕焼けの向こう側や
輝く月の世界に行きたくて
行けない自分がまた
やりきれなくて
 ....
東京湾上空を固い翼たちが水平に旋回する

垂直にたちあがるオレンジのビルたちのすきまへ
ゆうぐれて輪郭を失ったそれぞれの窓へ
たえまなくなつかしい未来へ


たくさんのたましいがまどから ....
太郎君があっと喚いて
花子さんはいっと呻いた
同じ本を読んでいたのにね

次郎さんは右に行きたかった
正子さんは後ろに走りたかった
ただ、エビが高かっただけだった

三郎さ ....
これは事故
あれは事故です
あたらしいニュースが
たおした液体みたいに
体をつたって地面へと
たいらにひろがっていく

戦争は反対です
これは平和

いけない事ばかり考える
マク ....
屈めた背中を ゆっくりと伸ばすように
季節は移り変わる
それは水指に潜む 小梅の性
三寒四温の質感を受けいれては ひとり悦に入る

 
(ああ 春は素敵な季節
(水指の渇望は 
(滴り ....
仄白い朝の駅への道で
誰かの心のかけらを
見つけました

それは「忙しい、忙しい」って言って
かりかりしていました
それは周りを気にする事なく
くるくると回り続けていました

私は何 ....
阿麻さんのおすすめリスト(1119)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
花を植えたい- 霜天自由詩1406-2-21
「_屈折した火曜日。_」- PULL.自由詩9*06-2-21
紅い花- チアーヌ自由詩206-2-20
おもう- アマル・ ...自由詩7*06-2-20
冬の雨- こしごえ自由詩12*06-2-20
嵐は_春の…- まどろむ ...自由詩3*06-2-19
*三日三晩*- かおる自由詩7*06-2-19
傷、いとしく- たりぽん ...自由詩10*06-2-19
破綻- 落合朱美自由詩22*06-2-19
ラブレターを書きつづけた男の遺言状- 恋月 ぴ ...自由詩32+*06-2-19
ざらざらと_した- 砂木自由詩10*06-2-18
長い坂- アマル・ ...自由詩906-2-18
朝の方へ走ってください- 望月 ゆ ...自由詩25*06-2-18
*いまどきの*- かおる自由詩4*06-2-18
MAGICAL_MYSTERY_TOUR- まほし自由詩15*06-2-18
夕刻、焼かれるのは- たりぽん ...携帯写真+ ...28*06-2-17
ネイム- maumi未詩・独白1*06-2-17
赤目の蟲- maumi自由詩1*06-2-17
ミラーハウス_(K.Mに…)- 恋月 ぴ ...自由詩18*06-2-17
みやみや- いとう未詩・独白1106-2-16
アメリカ_2- 便乗鴎自由詩9*06-2-16
ものや思うと問わば問え- 佐々宝砂自由詩606-2-16
それでも私は元気だよ- 佐々宝砂自由詩7*06-2-16
木曜日_午後3時- むらさき自由詩3+*06-2-16
居場所- アマル・ ...自由詩6+06-2-16
ミクシー- モリマサ ...自由詩6*06-2-15
*おなじ仕事*- かおる自由詩6*06-2-15
JR西日本の事故についての詩- モリマサ ...自由詩15*06-2-15
小梅のエスキス- 恋月 ぴ ...自由詩26*06-2-15
誰かの心のかけらを- さくらほ未詩・独白8*06-2-14

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