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二年くらい前、ある詩人に、萩原朔太郎は好きですか、と尋ねられた。嫌な質問だった。というのも、この手の質問では、たいていの場合、好きか、嫌いか、といった二者択一的な返答が期待されており、それが、詩人の好 .... 僕というのはパンダの着ぐるみだ。パンダなのか着ぐるみなのか人間なのか一切掴むことの出来ない形というのが僕だ。
       
 パンダは僕なんてお構い無しに人を殺しまくるんだきっと。僕には責任皆無 ....
○「ボケ日」
今日はボケ日
ワイフを歯医者へ乗せていく
出かける前に「忘れ物はないよね」
と確認すると
「ない」ときっぱり言う
時には確認するだけで嫌がることがある
歯医者の駐車場に着く ....
○「故郷の夕暮れ」
故郷の夕暮れは
電話もメールもこない
ただテレビの音だけが流れている
やがて深い闇が降りてきて
この世にひとりぼっち
大家族で食卓を囲んでいた頃が
なつかしく思い出さ ....
脂と赤身がバランス良く層を成した豚バラブロックを
塩一掴み・紹興酒・葱・生姜・醤油、で煮込んでいる
もう眠たいのだけれど一時間は待たなくてはならない
チャーシュー・チャーハン・酒のつまみ・何でも ....
心を複雑骨折した夜でした

一本道の迷路は確かに怖くて
無限遠点の先の原点に立ち止る

咲いている花はケシの花
(花言葉の意味はよく知っています)

癒しは時に
善悪を超えて
理性 ....
物語を紡いでも
何一つ変わりゃしないさ
オーロラのスープに溺れて
君はふわふわ輝いている
君が編みだした言い訳が
この世界を破壊する
君が眠るその間に
天使に似たものが僕を騙す

透 ....
お前の臓腑の中で冷たく湿った夢に溺れたい、外気温はウンザリするような数値を示しているだろう、でも俺はそれを確認したくない、もしも俺が銃であれば二度と目にすることも出来ぬくらい綺麗に破壊するだろう、 .... タブララサ白いうんちの成分を分析機器にかけて無意味か

みっちゃんは紙がないからネット板に詩を載せては消して


*

ai(advocater inkweaver)

紙を持たない ....
芝生がきれいです。
太陽はずっとてっぺんにあります。
風がそよいで、僕の帽子がころがります。

とっても時間がたった。そんな気がします。
たくさんのことを覚えていたら
いろんなことを
忘 ....
わだかまりを引き摺ったまま
辿り着いた朝

とびっきり苦いコーヒーで
昨日を飲み下す

垣間見る液晶は
物価高とゴシップと
ヒトやモノが傷ついた話ばかり

息が詰まるような気が ....
使い古しの言葉に安心を感じて
寄り掛かるように安定を求める

いつになったら腐りかけの胎内から破り出でて
産声を挙げるの
新しい言葉

誰も聞いたことも見たこともない
初めて触れてハッ ....
叫んでみれば誰かに届くだろうか
こんな思いはひとりじゃないって
みんなバラバラの速度で生きているけど

僕はどうかしている
電車で隣の席の人が
僕の目の前の老人に席を譲った
僕はスマホに ....
二の解き方が
自由を欲した
その欲したが
分かりやすかった為
神は没収した
ローマへゆけ話はそれからだ
もう無いとしか思ってなかった
あの日の公園がたくさんある
なあにまだまだだよ
 ....
宙を泳ぐ
水中の雲の夢心地で
スローモーション
スローモーション
横切るビルを
全て飲み込んで欲しい
僕の目の奥で
小さく飛び立って欲しい
過ぎていく色を
包み込んで欲しい
虚しい ....
目を
目を向けられて
目を向けて
大丈夫だよ と言う
私の大丈夫じゃない人生を乗せた大丈夫は
君に響いて
君を救ってくれて
響いて嬉しくて
私はにっこり笑って
私を救いはしな ....
○「情報社会」
毎日世界中の情報が
大量に茶の間に流入してくる
しかし 僕の情報は何も入ってこない

○「終戦」
プーチンは戦争を終わらせるのを
怖がっている
仮に戦争に勝利したにして ....
あの頃 樹にもたれて 眠っていたきみを
切り裂いたのものは

きっと 誰かの作り話で
 仔猫が、お腹を空かせていたのだろう
という 事になっていて

なぜないているの
と  ....
治療したはずの前歯が欠けてしまった
すぐに治療して欲しいと歯医者に電話で頼んだら
のらりくらりとはぐらかされて
繰り返し予約日時を予告されるだけ
壊れた機械のように

仕方なく直接出向いて ....
別の影を見つけても
繋ぎとめた明日
上辺だけの心
透けて見えていても
その声を信じた
重なり合う唇
一瞬の熱情だけ
見つめてた

散らばった夜の隙間
埋めるように射す影を剥がす
 ....
群青のうねりと尖った氷山をかき分け
巨大なヤツが俺を片眼で睨んだあの日から
俺は毎日1インチの縄をキリキリと絞り
玉鋼の銛を鍛えては研ぎ続け
ラム酒をあおってはヤツを呼ぶ歌を唄ってきた

 ....
○「味の一元化」
お袋の味
から
コンビニの味へ

○「不審電話対策」
「登録されてない方は
三度続けておかけください」

○「不幸のもと」
ないものねだりは
不幸のもと

 ....
閉じた目をこじ開けて
ありえないミスを晒して
ありのままの螺旋狙って
CRISPRで破壊して
未来の地図をまっさらにして
ありえないビジョン描いて
再び目を閉じて

飛び散るのは感情
 ....
ファッション雑誌毎月チェックして
モデルとおんなじカッコで満足げ
映画も音楽もネットでダダ見して鼻高々で物知顔
誰かが流行りのキャラクターのストラップ
ケイタイにぶら下げてきたら
慌てて次の ....
恋が終わると
理由を付けなくても詩が書きたくなる。と
誰かが言っていた。

ズタズタに切り裂かれ
泣き崩れて動けずにいた私も
思いの丈をぶつけるかの様にペンを握り
白い紙に殴り書きをする ....
普通の自分に戻る為に
何年か費やした
そろそろ終わりそうだ

軽率な癖に傷つきやすいから
大怪我を負うこともあるけど
それを笑ってくれる人との出会いが
僕をここまで連れてきた

普通 ....
水が張った田んぼの中に
惑星が落っこちて
飛び散った変な液体が
口の中に入った
バカにしてるみたいな味だった
ぺっと勢いよく吐き捨てて
地面に落ちたそれは
透明で掴めない
放課後の僕は ....
○「五月の空」

若い女性で
死にたがっている人たちがいるという

なぜ?どうして?
若いみそらで
死んで花実が咲くものか
「一緒に死にましょうよ」は
悪魔の誘惑だ
脳の錯乱だ
 ....
どうせなら
僕らのこの世界が
なんの悩みもなく
あまりに平穏で美しい日々なら良いのに
またそのくらいのことは
神にならできるはずだ
人々はお互いを心ゆくまで尊重しあうんだ
戦争も犯罪も起 ....
音もなく消えてく景色
夢のような光
きっと終わりが来ると知っていた
消えてしまうとしても

ぼやけた残像
吸い込まれる衝動
痛みと希望
心の中で暴れる

言葉を飲み込んだ
静かに ....
洗貝新さんの自由詩おすすめリスト(772)
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