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無機質なノイズの跳弾、ペールギュントのリズムにも似て、レストハウスの廃墟の中で、シンパシーの渦に巻かれる、行きつ戻りつする時間、現実なんか参考にならない、リアルな時の捉え方は、定石通りじゃほとんど ....  大岡 信先生のもっとも印象的な思い出は、ぼくの目をまっすぐにお見つめになられたその大きなお瞳です。その先生とはじめてお目にかかったときに、つぎのような言葉のやりとりがありました。先生が、「きみが ....  主なる神はその人に命じて言われた。「あなたは園のどの木からでも心のままに取って食べてよろしい。しかし善悪を知る木からは取って食べてはならない。それを取って食べると、きっと死ぬであろう」。
(創世記 ....
噛めばまた歩き出す小鳥の、恥ずかしがり屋な叢を見た
どこにもないはずの揚げ足を取る豆
そんな中で私たちは今日も何か大きな美しさがあると信じている
しかしどこにそれがあるというのだ
ニーチェを読 ....
 迷路のようになにもない空間に、昼と夜が貼り付くように混ざり合い、幾何学模様のように延びたり、収縮したりする
 過去と未来を結ぶ未知の橋のように見える。かわいた台所に生乾きの蝶が脱ぎ捨てられたまま震 ....
 {ルビ誤綴=ごてつ}された
 この午後の陰を 歩く

 哀しみも慕わしさも
 あなたの唇の{ルビ彩=いろ}で 膿んでいた
 {ルビ端=はな}から鋳込まれていたように
 そこに ここに ....
○「自分ファースト」
トランプ大統領が「アメリカファースト」なら
僕は「自分ファースト」だ
まわりに助けを求めている人たちが
たくさんいるのに
それには目をつぶって
ただ自分の幸せだけを求 ....
赤の列車はいつ来るか
あまた の ように また ここに

青の列車はいつ来るか
それをまた 旗のように

この静けさはどこの暗闇か
この温かさはどこのまぼろしか

わたしは何も分から ....
私は何者なのか
その疑問からまずは始まる

私は この世界のなかで奇矯な存在だった
ずっとそう思っていたが
実は世界そのものが奇矯であり
私はそこに迷いこんでしまっただけなのではないか
 ....
14/12/29

ここに初めて投稿した日

いつの間にか10年経っていた

その間に

下の子が産まれたよ

転職を3回したよ

家も引っ越したし

母親は亡くなったし
 ....
○「独り言1.24」

○「運命とは」
いつ生まれて
いつ死ぬか である

○「言葉が追いかけてくる」
「なんのために」
「どうして?」
という言葉がいつも追いかけてくる

○「 ....
力をまるで干しがっていた
だから、そこにあるものが
何か正しい様な気がしていた
月はエジソンを待っていたのだ

モネ、川端康成、
それは犬の餌、の中にある湖だ

私たちが、何がいつもの ....
炎散らして怒るあなたと
白い凪のように密やかなあなた
どちらが本当のあなたなのか

どっちもというのは
もっともらしいけれど
やっぱり
こうして二人が今でも
一緒にいるからには
松林 ....
STAP細胞あるあるおねえちゃんと
一緒にSMAPSTAPというお笑いコンビを結成すれば
きっとやり直せると思います

あの頃の未来に
僕らは立っているのかな

君たちだけじゃない
み ....
渚に ある日から
真っ直ぐ平らかに
置かれた鏡
であるわたし
潮に洗われ
今にも海原に
奪われるかの如く
今にも浜辺に
打ち上げられるかの如く

望み叶い難い危うさの際で
只々じ ....
○「人生の山」
めざす頂上がちがえば
一緒に歩けない
頂上が同じでも
歩くコースがちがえば
一緒に歩けない
コースが同じでも
歩くペースがちがえば
一緒に歩けない
人生の山は孤独な登 ....
どうして混乱した人たちの中にいて、次の道は開けるのだろう?
どうして私をここに閉じ込めた父母は毎日家で楽しくテレビを眺めることが、出来るのだろう?
どうして私はスーパーで二年働いた過去があるのに作 ....
 先生にはじめてお目にかかりましたのは、もう十年ほども前のことになりましょうか。ユリイカの新人に選んでいただいた年のことでした。場所は、新宿の駅ビルにある PETIT MONDE という喫茶店の中でし .... ぼくは、聞きたくなかったよ。
そんな捨て台詞。
でも、だって、とか言い訳なんかいっちゃだめってことも、わかってるよ。
あきらめない、ぐちらない、できるまで、やりつづけるのが大事なんだって ....
拙訳


空舞う者

われらが主クリストに

今朝、夜明けの{ルビ族=やから}を見た。光の国の
{ルビ御子=みこ}、隼はまだらな暁を浴び、天の
波涛を飛ぶ。その下に風は止まず流れた ....
数多(あまた)の田は
既に水が張られ
夜ともなれば蛙が鳴き、
やがて狂おしいほどの肌の火照り、

野鯉を釣った後の
烈しい血の騒ぎも抑えがたく
儀式は、六月のうちに
さも義人を装って
 ....
 確かに 彼の家系は
イギリスでは卑しかったものの
今やアメリカにおいては、彼は大富豪
夢を追いかけ、ついに想いを実現させた

愛用のジェットで空をゆく
まぶしい空に白い軌跡を残して

 ....
洗貝新さんの自由詩おすすめリスト(772)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
出来るだけ積み上げるんだ、終幕の景色はとても高いところにある ...- ホロウ・ ...自由詩2*25-1-26
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イヴの手が触れるアダムの胸の傷あと_──大岡信『地上楽園の午 ...- 田中宏輔自由詩9*25-1-26
襟足の整い_砂の外のあたたかさの歌とともに- 林 理仁自由詩3*25-1-25
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独り言1.25- zenyama太 ...自由詩1*25-1-25
劣悪の灯び- 林 理仁自由詩425-1-24
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3,679日- たいら自由詩225-1-24
独り言1.24- zenyama太 ...自由詩2*25-1-24
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あなたに- Giovanni自由詩7*25-1-23
なんとかなるさ- 花形新次自由詩125-1-23
詩想、私である- ひだかた ...自由詩725-1-23
独り言1.23b- zenyama太 ...自由詩1*25-1-23
金に釣られて- 鏡文志自由詩4*25-1-22
de_verbo_ad_verbum_/_nihil_int ...- 田中宏輔自由詩11*25-1-22
いっちまえよ、ベイビー- 阿ト理恵自由詩4*25-1-20
ジェラード・マンリ・ホプキンス「空舞う者」拙訳- matirius自由詩2*16-3-12
夏越の祓_★- atsuchan69自由詩13*08-6-22
なんちゃって- atsuchan69自由詩12*07-1-22

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