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朝、西の港にちかい道路で白いセンターラインから少しだけずれて、一羽のカモメがその羽を閉じながら蹲っている。前方に何台か続いている自動車がほんのすこしだけハンドルを切りながらそれを避けてゆく。寿命なのか .... ギターが欲しい
自分の詩をお気に入りのコードにのせて
大衆の前で歌えたなら
どんなに気分がいいだろう

好きなことが何か
教えてくれた
いつか君と一緒に歌いたい

どうして空が青いの ....
裸の枝に実る柿

菊西 夕座


季節が頭をめぐらせて仰ぐ空へと囁くたびに
懐かしさは生まれた日の ....
リベラルだ保守だと何もできないまま一度しかない青春を
犠牲にして良い意味での自己主張をしてきた60代70代の方々は
すでに老害のフィルタに入っているにしても、
経験と財力によりAIを使いまだ変化 ....
庭に雑草が生え
それでもかれらも懸命に生きているんだから
とかテキトーないいわけして
日々その成長を眺めていた

ふと目のなかに入ったのは
一輪の茶色の花弁を持った花だった
ちいさな ....
楽しめ♪

その時その時
いのちを楽しみたい。
いつかいずれどの道絶対
終わることが出来るのだから
生きられるだけ
とことん生きてやるぞ

いのちはいのちのために言う
そうだ  ....
体を冷やす季節が
寂しさを連れてくる
風が頬を撫でる
鼻先で揺れる金木犀の香り

涙が乾いていく
不思議

仄かな灯りのように
私を照らす金木犀
心が揺れても
風と共に明日へ行く ....
○「脳にだまされるな」
預金をおろしに行こうとしたら
ワイフがキャッシュカードが
みつからないという
何回財布の中をさがしても
みつからないという
あなたに預けていない?ともいう
そのう ....
私の中に少女がいる
おずおずと
引っ込み思案で
傷つきやすく
繊細な
少女がいる
私は少女を護るため
必要以上に
がらっぱちで
豪快で
猪突猛進
積極的
大胆に
空気を無視す ....
なぜ日本刀を持ってしまうのか
知り得ざることなり

そのうち一人一殺とか
またぞろ言い始めないか
心配でならない

それよりも僕らは
一人一冊で生きたい

本が売れなくなり昨今
 ....
 ソニアは悲鳴をやめ、しわくちゃになったシーツを引っぱり上げて台なしになった魅力を隠すと、みっともなくのどを鳴らして悲劇的な表現に熱中しはじめた。ぼくはものめずらしい気持で彼女を仔細に眺めたが、それは .... 私たちは
軽く口唇を合わせたまま
呼吸を繰り返し
徐々に溶け合っていった
あなたは私で
私はあなた
腕が溶け合い
胸が溶け
腰はひとつになり
脚は絡まったまま溶けた
そうやって光合 ....
夕立
つるべはしぐれ
指先

防風、防水、防寒手袋
きみが忘れた公園も
ひぐれも時間も半袖も

スニーカーだけ走り出して
追いつけなくなる

撤去された
ジャングルジムと砂場
 ....
誰もいない 焼け跡の 歩く
その 田んぼの先の この
光る街をジープがどこまでも走る
特に誰がいるわけでもない


戦車の進むように そして
行く 自転車で
何も そして 僕は
特に ....
歯を抜いてマイナス1
噛み合わない分
噛み合うところで負担して
馬力は8割か9割

失ったものは
帰ってこない
マイナス1のまま
工夫するしかない

マイナス1のことばかり気にかけ ....
{引用=
青い水面に溶けこんでいる。陶酔。逆さまになったふたりの不定形。ぼくらの身体はまるで揺らめく塔のように、どこまでもながく伸びてゆくように、そのうねりをいつまでも繰りかえしてゆく。それは途方も ....
私の眼に映る世界は
いつも美しくて
どんなに残酷か知ってはいても
やっぱり美しくて
日々、泣きたくなってしまう

希望
それは死ぬ直前にすらある
役割を終えた安心と
やるだけやった満 ....
 
 朝、学校行きたくなくて

 ベッドの中でグズグズしてる



   夢の中でも迷ってる

   夢くらい好きに生きたっていいのに



 球技大会って何のためにあるんだ ....
物足りないまま夜が終わる
義務感がため息をついて
孤立している
今日も明日も繰り返すだろう
しらけた朝に目を閉じる
瞼の裏側
毛細血管の色彩が
生活を急かす

これでいいのか
答え ....
 こうなるとフェルナンドの狂的な公理の一つを認めないといけなくなる、偶然などありはしない、あるのは宿命だという。人は探しているものだけを見出すのであり、心のもっとも深く暗いところ、そのどこかに隠れてい .... 待っているのか
降りれるはずの日々を
いまを演じきった子どもたちの
この喉元の騒がしさを

指 切り
鼻の中ではコオロギが
照れ笑い
ブルーで、低い街から
人間に似た姿をしていく
 ....
ざらついた眠りが頭をすっぽりと覆う
この世界を風呂敷に包んで
どこか別の星に広げたなら
こぼれるように もう 花は叫ばないだろうか
流れる血は 灰色ではないのだろうか
キャンディはいったい誰 ....
○「保険適用」
新聞に出ていた
「1か月の医療費
月一千万円以上の患者が
二千人以上いる」
命の尊さとみるか
保険金の使いすぎとみるか
意見の分かれるところだろう

○「首相候補の覚 ....
改札口の側で
あなたの身体を見つけた
暫く見なかっただけなのに
こんな所にあったのだ、と思うと
何だか懐かしく感じられた
せっかくなので両腕を掴んで
家まで引き摺って帰ることにした ....
コリン・ウィルソンが処女作『アウトサイダー』を出版する間際、
自転車を盗まれ暗澹たる気分になったそうだ。最後は悪が勝利を
収めるであろうと。しかし出版された後は、ベストセラー。当時、
世界を震撼 ....
ビールにしようか
冷酒にしようか迷って
一夜干しのイカに合わせて
冷酒を啜る
新生姜漬けも買ったんだっけ
晩御飯のおかずそっちのけで
お酒選び
強くもないのに
不意に秋を意識した今日
 ....
○「落毛」
ワイフがいう
毛があちこちに落ちている
トイレ 洗面所 浴室
黒毛はあたしで
白毛はあなた!
という
そこで一句
「上の毛も下の毛も
黒白入り交じりて
落ちゆく秋となり ....
少女はずっと灰色のくもり空を見上げていた。そのちょっとした公園に設置された、幼児用すべり台の踊り場に腰かけながら、その手にはてるてる坊主の白い胴体を握り締めて。その羽織った白いカーディガンとすこしなが .... 小さな僕は僕だけの為に祈ります
「皆が僕の名前を忘れますように…」

小さな僕は他人の不幸の為に祈ります
「乱立する同じ名前のビルが壊れますように…」

人間はそんなに簡単に変わらないもの ....
星の降る夜に
言の葉を拾う
空気中に取り零してしまった
ちいさなことばを
淡く光っているもの
冷たく重く沈むもの
繊細なレース編みのもの
闇に同化しているもの
そして金平糖みたいな恋ご ....
洗貝新さんの自由詩おすすめリスト(1345)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
無常戦争2- 本田憲嵩自由詩825-10-26
いつか君と- 自由詩8*25-10-25
裸の枝に実る柿- 菊西 夕 ...自由詩1225-10-25
立体的なピザが食べ尽くされる前に- 足立らど ...自由詩2*25-10-25
- 秋葉竹自由詩225-10-25
いのちを楽しみたい_※(曲付き)- こしごえ自由詩8+*25-10-24
揺れる季節- 自由詩725-10-24
独り言10.24- zenyama太 ...自由詩4*25-10-24
私の中の少女- りつ自由詩8*25-10-24
本当に- りゅうさ ...自由詩5*25-10-24
全行引用による自伝詩。_06- 田中宏輔 ...自由詩925-10-23
- りつ自由詩5*25-10-23
わすれ物- wc自由詩12*25-10-23
戦いは終わった- 番田 自由詩425-10-23
マイナス1- 自由詩925-10-19
水精Ⅲ- 本田憲嵩自由詩15*25-10-19
美しい日々- りつ自由詩4*25-10-17
ドッジボール- おやすみ自由詩325-10-17
虚無を喰らう夜- 自由詩725-10-17
全行引用による自伝詩。_05- 田中宏輔 ...自由詩1125-10-16
フリカゲル- 熊倉ミハ ...自由詩425-10-16
処刑前- ただのみ ...自由詩7*25-10-15
独り言10.15- zenyama太 ...自由詩3*25-10-15
デーゲーム- たもつ自由詩12*25-10-15
夜明け前- りゅうさ ...自由詩4*25-10-15
憂さ晴れず- りつ自由詩4*25-10-14
独り言10.14- zenyama太 ...自由詩7*25-10-14
待ってるガール- 本田憲嵩自由詩925-10-14
小さな僕の祈り- 泡沫の僕自由詩2*25-10-14
星降る夜に- りつ自由詩5*25-10-13

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