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歩いていると
轢かれたら死ぬ車が
なんでもなく 頬を通り過ぎていた
風が肌を擦れて 痛い
土煙がつく
爪先に汚れが詰まる

家に帰って
幾つもの肉を食べた この手で
擦り寄ってきた  ....
 心の跳ねとぶような白に
 目を見張る
 おおよそ神秘な所で
 香り咲いた月下美人
 
 一夜、月の輝きのなかへ
 身をなげだし
 実もつけない花の
 湧きあがる純白は何故
 そんな ....
なにかを知ってしまった男は、そのなにかを語ることを躊躇うだろう
なにかを知ってしまった男は、そのなにかを刻みつけるために、書き記すだろう
なにかを知ってしまった男は、なみだを流すことを止めて、天空 ....
お帰りなさい。

そのひとことが言いたくて
私はいそいそと
人差し指を踊らせる

お疲れさま。

そうひとこと労いたくて
どんな詩を綴ろうか
溢れるままに
想いを馳せる

望 ....
新横浜駅を降りてから

どうやって そこに辿り着いたやら

彼が教えてくれた家の間取りは

手紙に描かれた図の通り

他愛も無い話は ビールを飲みながら

お互い 何を考えているか ....
落ち葉を拾うように
拾ったことはないし
腰が痛いだろうけど
わたしは手を伸ばし
やっぱり落ち葉を拾うように
わたしのやり方で
宇宙で星を拾いながら
考えるのです

随分 ....
足枷が外れた日
少しうれしくて
少しこわい
取り戻した自分が
大丈夫なのか
自信を取り戻すには
まだ時間がかかるだろう

環境が変わっても
変わらないものがある
何かが消えたとして ....
ひとつ、
どうしても叶えたい夢がある

大相撲に行って、
幕下の取り組みから、
幕の内弁当とワンカップ片手に、
ほろ酔いで、ヤンヤヤンヤ、拍手喝采したいのだ。

席は砂かぶりではなく、 ....
○「良医」
評判のいい医者とは
丁寧に診て
丁寧に説明する
医者のことであろう

○「医者と患者」
今診てもらっている医者を信じられなければ
医者をかえるしかない
不信感を持つ患者は ....
自分のために生きているお兄さんが、こう言いました。
「メジャーデビューしまーしゅ。頑張って夢叶えまーしゅ」

それを聞いていた、献身国民が言いました。
「めんどくせーけど、頑張って。応援しまー ....
やたら
「愛、愛、愛」
と、布教活動しているが、
そもそも、それは「恋」だし。

あなたが欲しい
これは恋だし。

私が幸せにする
これはエゴだし。

愛は求めない
愛はただ、 ....
今宵の月は、
とてもうつくしい、
まるで君の繊細な顎のように、
ぼくにはとても愛おしい、
まるで小鳥を捉えるように、
ついつい捕まえてしまいたいんだ、
この、心
こみあげるは
人生
痛み

得たものとは?
得た富とは?

生き急ぐ
降り注ぐ
ああ、

雑踏
雨音

わたしの今いる景色は
わたしは、
景色は

苦し ....
ジェシカ
いつも靄の向こうで
膝を抱えて座っていた

ジェシカ
いつも震えていたんだね
楽しそうに君は
踊っていたけれど

今は、やさしい人のとなり
每日、挑戦してる ....
この夏は海に呼ばれた。
思っている以上に癒しが必要だった。
波の音のピアスは砂浜に落ちていて、
夏色に輝く蝶は深呼吸を担っていた。

この海は幾星霜波と風が象った
遊び心と神秘に満ちたメッ ....
その神殿の石柱は見上げれば雲まで届くらしい
見上げたら脊骨が折れそうに曲がって私は魚になる
そのまま神殿の在る洞窟の足下の水たまりを
魚の私は泳ぐ
そのすぐ横を大きな踝が通り過ぎた
大きな神 ....
子供の頃はガキ大将がいて
なんでもかんでも奪って胡座をかく
ガキ大将がそのまま大人になって
大声を出して
人々の関心を集める
そうして国を転がしはじめた
なんでもかんでも奪って胡座をかく
 ....
      ―― 死んだ魚が光ることを、はじめて觀察したのは
                アリストテレスであった。〈左京〉

       
{ルビ頬=ほ}につたふ 涙 拭わず
 ....
ポチがどこの犬かは分からない

ポチは大型犬だ
シェパードとシベリアンハスキーと
あ、ゴールデンレトリバーも入っているかな
とにかく立派な大型犬だ

ポチは人懐っこい犬で
私を見ると
 ....
七億をすぎる人の 
文字への想い

親の願いを込めた
自分の名前すら書けずに
字を読むことすらできない、少女は
母からの手紙を読んでもらいました


詩はいつも文字や言葉を媒介す ....
月と太陽ではどちらが、海思いだろうか?
水面に映る我と我が身を見て、戯れに酔うナルシス
カモメとジェット機では、どちらが空思いだろうか?
飛翔飛躍を遊泳のように愉しむ、陽気とスリル
ウクレレと ....
どきどきに すこし
ぬれていく ものたちが
わたしのために 毎秒
再生ボタンを  押してしまった
ドレンホールにむかって
熱のないカップを 頬ずり
ほとぼりのように、かきまぜている
 ....
シャッター商店街
賑わっていたのはいつの頃だろう
よくかまってくれたおばさんは
今何をしているだろう

丘の上から見る街は
まるでジオラマみたいだな
廃れた景色はなんだかつまらないな
 ....
 築年数四十年を過ぎた中古マンションで
 今夏暫くの間、我が家でも玄関ドアの脇に
 宅配弁当業社の貸出しボックスが
 配置されるようになった

 すると挨拶を交わすご近所さんから
 「 ....
月がゆれる
     星がゆれる

短夜の
   せつなくゆれる
          まにまに

あらゆる意味を
       ほどいてゆく
             溶かしてゆく
 ....
別に小さくてもいい
現実のギャンブル化にあらがえ
小さな花みたいな汚れだ
達成は
案外いきすぎなのさ

人間はアホだと知る
別に最上位ではない
だからと低いわけでもない
そこには自然 ....
退勤を押す
瀝青が泡沫を吐き出す湿度をまといながら
誰もが楽園を見つけだせなかった旅人のように
骨格を曲げている

さびしい さびしい さびしい さびしい

柔軟さを失いながら猫は歩いて ....
地面に落ちたふたつの実はもうどうすることも出来ないほど腐り果てていて、ああこのまま土に還るのだと…少し悲しい気持ちになりもしたけれど、でもそれは無駄なことではないのだと気付いてはっとした、それを食 .... 全身に陽の光を浴びて
浅黒く焼けた
おまえの肌に
舌を這わせてみる

薄く塩の味を感じると
俺のイチモツは
俄に屹立する

おまえを味わうことで
俺はおまえを
掌握した気になって ....
あなたの上で羽ばたく
それがあなたへ与える効果は
あなたがどこかで
誰かに影響を与える
そうやって次々と伝播する
地球の裏側まで

だから今夜飛ぼうよ
遥か遠くを目指して

but ....
洗貝新さんの自由詩おすすめリスト(1157)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
抵抗- みぎめ  ...自由詩425-8-20
This_Night_- リリー自由詩22*25-8-20
なにかを知ってしまった男- 鏡文志自由詩4*25-8-20
午前5時のジュリエット- りつ自由詩2+*25-8-20
横浜へ- 花野誉自由詩13+*25-8-19
星拾いの詩- 降墨睨白 ...自由詩8*25-8-19
足枷が外れた日- 自由詩6*25-8-19
私を大相撲に連れてって(くれなくっても構わない)。- りつ自由詩5*25-8-19
独り言8.19- zenyama太 ...自由詩3*25-8-19
献身国民観察日記- 鏡文志自由詩4*25-8-19
愛と恋の履き違え- りつ自由詩4*25-8-18
三日月顎- 本田憲嵩自由詩1125-8-18
雨音(Rain's_Voice)- 奥畑 梨 ...自由詩3*25-8-18
ジェシカ- 降墨睨白 ...自由詩3*25-8-18
海に呼ばれて- 朝焼彩茜 ...自由詩725-8-18
生贄- 降墨睨白 ...自由詩5*25-8-18
ガキ大将- 自由詩525-8-18
詩の水族館- ハァモニ ...自由詩6+*25-8-18
ポチ- りつ自由詩7*25-8-18
_詩論_- 月乃 猫自由詩15*25-8-17
クエスチョン- 鏡文志自由詩6*25-8-17
GIFT- あらい自由詩6*25-8-17
私が育った街- 自由詩12*25-8-17
おひとり様- リリー自由詩15*25-8-17
夜間飛行・夏- 塔野夏子自由詩7*25-8-17
クートフーミ- 林 理仁自由詩3*25-8-17
白髪- 鯖詰缶太 ...自由詩5*25-8-17
どうせ迷うなら命を賭けて- ホロウ・ ...自由詩5*25-8-16
明けない夏休みはない- 花形新次自由詩225-8-16
butterfly_effect- 自由詩10*25-8-16

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