すべてのおすすめ
○「言葉だけでも」
金も能力もない身ならば
せめて言葉だけでも
人にやさしくなろうと思う
おはようございます
ありがとうございます
お世話になります
言葉だけならまだ言えるから

○ ....
いつの間にか人が住まなくなった家がある。人が住んでいた頃の庭は常に花々が咲き誇り、小鳥を寄せるバードハウスもあり、小鳥の鳴き声で賑わっていた。いつも庭に出て手入れをしている人の姿もあった。

ある ....
川上麻衣子が陥没乳頭だったので
篠山紀信がグラビア撮影のとき
常に川上麻衣子の乳首を触って
勃起させていたという話を聞いて
私は陥没という言葉が大好きになりました
ところで八潮と言えば
埼 ....
ミカエル
私は、ウリエルは死んだ
だから新約聖書には載ってない
天使が死ぬなど
タブーだもの

ミカエル
あなたが憎むのはゼウス
ルシファーかと勘違いした
サタン、サタン、サタン
 ....
○「ボケ」
ボケると
今日が何日か
わからなくなる
JAにお金をおろしに行ったら
帰宅後電話がかかってきた
日付がまちがっているから
印鑑を持って来てくださいと
受付のチェックミスもあ ....
黄色い、黄色い、雨が降る
赤い屋根にはちょうちょのお家
ちょうちょの扉が並んでる

家の中にはカーペット
毛玉の中にはノミたちの庭
ノミの温度で眠っている

僕は素足で立っている
裁 ....
レコードショップで
つまらないレコード
を立ち聞きして
あなたに借りたマヨ
ネーズを返しに行く
私は不安に弱い
まるで虹の家にいる
よう
そのうち雨になって

私はひどく頭がいい
 ....
「いつか」は、いつかやってくる
だがやってきたのは刑事コロンボだった
「いつか」はどうしたんです、刑事?
警部だけど、頚部損傷だから刑事でいいや
頸部損傷とは?
コウサツされました
絞殺さ ....
しごとの失たいを
星の運行とむすぶのは慣れている
傷を季節と分かちあう
古い知恵

深い疲れのおり
壁にかかった絵をみる
樹氷のある
白い湖の畔

南うまれのわたしが
みないかも ....
こんなこと、考えたことない?
朝、病院に忍び込んでさ、
まだ眠ってる患者さんたちの、おでこんとこに
ガン、ガン、ガンって、書いてくんだ。
消えないマジック、使ってさ。
ヘンなオマケ。
でも ....
朝からユトリロの絵画のような
白い空が満ち満ちていました

夕刻になってようやく
この惑星に落ちてきた雨は
みぞれに変わり
ぬかるんでいくわだち
いつとはなしに雪になり
夜になってはさ ....
背中で赤いやつが暴れてやがる
一生消せねえ黥の幽鬼だあ
酒と博打で女房は消えちまった
寒空に震えても、背中はいつも火達磨よ

地獄の鬼が暴れやがる、燃えやがる
のたうち回って転がったって
 ....
わたしの球体はふくらんだ。

ト音記号をまず描いたように、

カンバスには出鱈目な刷毛の何塗りか、

(おぼえていない……p)。

砂丘を越えて。いつだって、ラクダはたどり着いて……
 ....
あなたの知らない星にいる
わたしは昨夜ないていた
どれだけ涙を流して
声を上げようと
知ることのない
あなたは
わたしの知ることのない星にいる

思い出せばついさっきのよう
なのに
 ....
冬の窓辺に立つ

枯木立の間から
キラキラ笑いながら
転がり出てくる子供達

寒そうな雲間を
名前も知らない鳥が
矢印になって渡っていく

冬の窓辺に立つ

だぶだぶの
 ....
「あい」を知らないロボットは 憎しみを知らない

「あい」を知らないロボットは 侮蔑を知らない

「あい」を知らないロボットは 戦争を知らない

「あい」を知らないロボットは 平和を知らな ....
○「死」
人間だれでも
必ず死ぬわけである
しかもいつ死ぬかわからないのである
またどんな死に方をするかもわからないのである
長生きすることだけ考えていると
足元をすくわれる

○「自 ....
※ クジラ オモタイ オモタイ クジラ
クジラ ネムタイ ネムタイ クジラ

クジラ ユウウツ ユウウツ クジラ
クジラ ヒトリカ ヒトリカ クジラ

クジラ イルカイ イルカト クジラ
 ....
教科書どおり
マニュアルどおり
型どおり
命令どおり

とおりゃんせ
とおりゃんせ

行きは良い良い
帰りは怖い

想像どおり
計画どおり
希望どおり
思いどおり

と ....
信じたい
今は亡き祖父のことを
信じたくない
祖父が戦中行なった行為

祖父が戦いに行ったボルネオにも
台湾から強制的に連れて来られた従軍慰安婦達がいた
祖父は「戦地でカフェのマダムと仲 ....
ちび海月

と彼は貴女を名付けましたね
貴女は彼を“あーちゃん”と呼んでいた

結婚してからの日々
貴女はずっと淋しそうだった
ひとり画像に写る影
狭い金魚鉢に
1匹だけのペタちゃん ....

ディスプレイに埃が積もってる。

水際で(ねえ)生きている自信が無かった。
私は字ばかり食べて生きてきたから。
ラズベリーが、美味しいのかも、知らない。
でも唇にラズベリーを塗りつけて ....
上の人から話がきたぜ

「おにが金をもっている。おにがしまに行け」
だとよ

おい、さる、きじ、犬、
行くぜ

着いたぜ
さくせんかいぎだ

まず、犬が行って
おにをゆだんさせ ....
風が撫でる葦原の先に
影が落ちる
夜明けの燈を孕んだ
鳥の瞳は
まだ濁っていない
羽音は
梵鐘の余韻に似て
打ち寄せる波間に滲む

彼方で鴉が啼く

誰の名を呼ぶ声か
一羽、また一 ....
世界は厳しかった

世界はなんか妙に厳しかった

世界は大分楽なんやな思うた

世界はもろくそに厳しかった

世界はクソだった

世界はもろにクソだった

世界はもろにもろ ....
悲しい曲や
恐ろしい曲は似合わない
そう、
G線上のアリアが良い

平安と静けさがどこまでも
遠くまで届くあのメロディ


冬の暖かな日に散った花の想い
よほどあなたを愛していたの ....
あれからまた百年がたち
わたしたちは まだ無知だった

岩とか、波とか
空とか
そういうもののほうが
まだ世界をよく知っていた

まえの百年にしてきたことを
ひとつずつなぞって
 ....
可哀相に
末期の息の定まらぬなか
彼女は逝つた
夭折の詩人
美しい稱號
だけど僕は敢へて
可哀相に、と云ふ

死んだ若者は
祟りなす事すら知らず
今日を棄てゝ
明日は冥府を彷徨ふ ....
ヤ、ヤ、畸つ怪なり幻影
新左衛門大刀を拔き放てり

とか

僕はいつ迄も冒険譚を追つてゐたいが
内面の慾求には
いつも負けてしまふ


に向かふ
のだ

とか

念押し ....
ほー、ほー、ほーたる来い
こっちのみーずは、あーまいよ


ローレライは必ず美しい顔をしている
優しい歌声で唄い
多くの男を捕らえるために常に魅惑的だ

今宵もまたひとり

「歌を ....
洗貝新さんの自由詩おすすめリスト(155)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
独り言2.5- zenyama太 ...自由詩3*25-2-5
人のいない庭- 自由詩6*25-2-4
八潮- 花形新次自由詩425-2-4
ウリエル- りつ自由詩525-2-4
独り言2.4- zenyama太 ...自由詩3*25-2-4
夜の庭- 由比良 ...自由詩2*25-2-2
雨と夜- 由比良 ...自由詩1*25-2-2
いつかの刑事コロンボ- 菊西 夕 ...自由詩5*25-2-2
水星逆行- 形代 律自由詩1225-2-2
『グァバの木の下で』というのが、そのホテルの名前だった。- 田中宏輔自由詩10+*25-2-2
ミトン- そらの珊 ...自由詩18+*25-2-2
- atsuchan69自由詩14+*25-2-2
バランスの良いいくつもの林檎- 朧月夜自由詩6*25-2-2
知らない星のやさしい温度- 唐草フウ自由詩12*25-1-31
冬の窓辺- 夏井椋也自由詩11*25-1-31
あいしてる- りつ自由詩2*25-1-31
独り言1.31- zenyama太 ...自由詩2*25-1-31
クジラLet's_Go- 鏡文志自由詩4*25-1-30
とおりゃんせ- 自由詩6*25-1-30
あやまち- 栗栖真理 ...自由詩3*25-1-30
二人で共に居れば、地獄だって天国に変わる- りつ自由詩3*25-1-30
信号- 由比良 ...自由詩3*25-1-30
桃太郎、やみバイトする- りつ自由詩2*25-1-29
梵鳥- 中沢人鳥自由詩425-1-29
なんとも優しい世界- 陽向(2 ...自由詩225-1-29
Requiemー散った花のためにー- りつ自由詩2*25-1-29
百年2- はるな自由詩625-1-29
罪人- 髙任勇梓 ...自由詩425-1-29
Alternative_Son- 髙任勇梓 ...自由詩225-1-29
ローレライ_テーマ「おいしい話(闇バイト含む)に魅了されると ...- りつ自由詩4*25-1-28

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