すべてのおすすめ
スーパーにスイカがたちならび、買い物客は上腕をむき出しにしている
夏至が過ぎた日の日中は、もう夏のような暑さが
巨大円盤となって上空を覆っている
希望というのは、日にあたった蛞蝓のように動かない ....
僕が
必要以上に
欲しがるのは
けつけつけつ

わけだから
お前はくだらんでさ
まさ
今朝
わさ
あさ
いさ
てさ
こさ

てめーどーした?
ぶりぶりドーナツの
ま ....
親友に逢う夜

朝からつま先が浮足立つ

去年の秋 中津駅で飲んで以来

大学を出て

四百年以上続く造酒屋に勤め

今や重鎮の彼女

彼女が選んだ店で待ち合わせ

少し遅 ....
中華は旧正月に爆音轟かせ
煙を撒き散らして爆竹を鳴らしまくる
隣の迷惑などお構い無し
その中華の隣である日本は大気を汚染され
建国記念の日に喘息でゼェゼェと
息を切らしている
文句も云えず ....
植物園前で年配の女性に声をかける
戦争法案反対のビラを渡して署名もしてもらうためだ
「もしよろしければお願いできますか?」

しかし、女性からは歯切れの悪い言葉が返ってきた
「戦争法案反対い ....
頼る宛もなく、深夜のベッドタウン
僕はそぞろに歩いている
苦渋たる道
俗にそれは二人の隔たり
紛れもない
ひとつとひとつの魂のズレ

通り過ぎてく人はいない
車もバイクも通らない
ほ ....
 小さな瓦屋根の付いた
 土塀が続くわき道で
 赤い郵便バイクとすれちがう

 黄土色の築地塀はひとところ
 くずれたままになっていて
 原付のエンジン音が
 その空隙から逃げていっ ....
怒ることはもう必要ない
今まで、神と悪魔の闘いに世界が巻き込まれ、
天変地異が起こり、
戦争で、
あらゆるものが激怒していた。
だが、それも終わった。
遠くからの雨が
仰向けで倒れたままの僕たちの瞼にも恵まれ
封じた楕円に触れてもいい頃合いだと知らせる
呼び鈴が鳴らされたが
出ていけない

、 ない……が湿った封筒を差し出し
黒い口を開 ....
たまいれ
たまいれ
はい
たまいれ
たまいれ

たまいれ
はいって言えよ
すみません はい
たまいれ
たまいれ
はい はい
はいは1回でいい
すみません はい
はい
俺が ....
○「物価高」
政治家は
まずお米を買うところから
はじめないといけない

○「物まね」
物まねの時代はもう終わった!
新しい発想力の時代だ

○「大きな違い」
学校時代の問題は
 ....
悪いことが起こっても
誰かが悪さをしても
時間が経てば結局は忘れてしまう
頭の片隅
どこか心の奥底には残っているはずなのに

その時その場所で起こった事件に悪態ついて
また新たな事件 ....
地獄でドーナツ食べよう 
夏祭りの囃子で

爆竹もって、突っ立ってたから

今からドーナツをたべいこう

穴ばっかりあいて
不完全で、
しかし何故こんなにドーナツは
人気なんだろう ....
吸って
もっと吸って
やわらかくして
揉んでやわらかくして
来て
こっちに来て

クーリッシュみたいに溶けて
飲み込むだけ
みんな真っ白になって
クーリッシュみたいに溶けて
飲み ....
2008年に入会したサイトでは
ロマンティックな詩を書く詩人が人気で
恋愛詩を書く人はファンが群れていた

現在私が所属しているサイトでは
死や苦悩が描かれている詩が多く
私はついていけな ....
○「アメリカの攻撃」
圧倒的な軍事力を持ってしても勝てなかった
過去の教訓は
もう忘れちまったか

○「それは正義なのか」
自分たちは
多くの核ミサイルを持ちながら
他国には一発も持た ....
 朝、目が覚めたら、自分のあそこんところで、もぞもぞもぞもぞ動くものがあった。寝たまま、頭だけ起こして目をやると、タオルケットの下で、くねくねくねくね踊りまわるものがあった。まるであのシーツをかぶ .... 生き物として残り時間はもうそう多くない
やっかいなのはいつまで、なのかは誰にもわからないこと
いっそ自分で決めてしまえば楽になるのかしら

喫茶店でクリームソーダを飲みながら
思い出を誰かに ....
カミナリがなるとき
審判が下される
核廃絶の必要性を
神の怒りによって表す

家族も恋人も
住む家がなければ生きて行けない
生きることは愛すること
轟音の中を愛しい人の下へと走った
 ....
 ――明さんの迷った目には、煤も香を吐く花かと映り、蜘蛛の巣は名香の薫が靡く、と心時めき、この世の一切を一室に縮めて、そして、海よりもなお広い、金銀珠玉の御殿とも、宮とも見えて、{ルビ令室=おくがた} .... 灰色の週末に憂鬱な手紙と葡萄酒、ガレージの中は半分がら空き、天道虫さえこちらに気を遣う始末、ああいい、問題ない、俺がひらひらと手を振るとようやく居心地のいい場所を探すことに夢中になった、それ以上外 .... 階段に
月の花びらが落ちている
けだもののまばたきの前を過ぎ
けだものの舌に拾われる


何も無いところに花びらを見るものなど
邪険に扱ってもいいのだ
邪見に扱うこ ....
ひとつの、無限の神様たちがクジを曳いて
行き先を割り当てるの
きみはジェーン、あなたはトッド、あの子はエーゲ海、絨毯、松の実、石の影

人類最後の嘘って何だと思う?
命? 神様? うーん ....
日本人とは観念である

何処かで誰かが既に
言っているかも知れないが
私は最近強くそう思うようになった
日本人とは人種でも国籍でもなく
その精神の有り様を表すものなのだ

日本人は
 ....
とけてゆく熱視線
ついにあなたはサングラスをつけて


塁にランナーはいない
どちらのチームにもヒットさえない
何が当たり前なのか知れないが
きっと引退した先輩は
テレビでこの野球中継 ....
お見舞いを書くのは
ふつう七月か八月だったけど
六月の梅雨どきに
「猛暑の候いかがお過ごしですか」
という葉書を出したら
笑われるだろう

それでもほんとうに
実に暑いから
冷房理で ....
取り出した言葉はその人の歴史に裏打ちされた「言語」の上に成り立っているから短詩にすると目立つのだろう。才能ないと気づきわかっている人は文章を書くときは長文にして刃を隠すほうがよろしいのかと思っ .... 初夏はまだ始まったばかりだというのに、早生まれのトンボがもう死んでいる、アスファルトの上にその細い細い機体を傾けて、まだ生きていたかった、みたいに、そのうすいガラスのような透明な羽を、そよ風にかすかに .... 少女がしゃがみこみ
自分の影を古いアスファルトに垂らしている
路地裏、午後三時、大安の日

アパートの二階
アルミの冷たい窓枠に肘をついて
しばらく一人でぶつぶつ何事かを嘆いている彼女を見 ....
そろそろ
楽しかったことだけを
話せたら
そう思っても

ひどい思いをしたこと
愚痴
恨み節
荒れる三回忌
こんなにも執着を遺して

きっと寂しがりやなんだ
逝った人も残された ....
洗貝新さんの自由詩おすすめリスト(1157)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
夏至が過ぎたから- 山人自由詩6*25-6-28
そんなとこなら見れ- 林 理仁自由詩3*25-6-28
親友と飲む夜- 花野誉自由詩9*25-6-27
負の連鎖- 栗栖真理 ...自由詩2*25-6-27
通ずる心- 栗栖真理 ...自由詩4*25-6-27
- パぁ自由詩625-6-27
静黙- リリー自由詩11*25-6-27
怒りの時代の終わり- 杉原詠二 ...自由詩1*25-6-27
楕円- ふるる自由詩9*25-6-26
たまいれ作業- 林 理仁自由詩325-6-26
独り言6.26- zenyama太 ...自由詩2*25-6-26
無責任有機化合物- 栗栖真理 ...自由詩225-6-25
地獄でドーナツ食べよう- 亀まる自由詩1*25-6-25
クーリッシュみたいに- 自由詩8*25-6-25
詩は変わった- けいこ自由詩6*25-6-24
独り言6.24- zenyama太 ...自由詩2*25-6-24
蚯蚓_- 田中宏輔自由詩13*25-6-23
朝がやってくる- そらの珊 ...自由詩13*25-6-23
カミナリ- 杉原詠二 ...自由詩2*25-6-23
天国は展開の極意_四章- 菊西 夕 ...自由詩2*25-6-22
One_Day- ホロウ・ ...自由詩3*25-6-22
冬夜_歩み_うた(六十・六十一)- 木立 悟自由詩525-6-22
写真立て- mizunomadoka自由詩325-6-22
日本人- 花形新次自由詩325-6-22
夏至- 田中教平 ...自由詩725-6-22
六月の猛暑- けいこ自由詩8*25-6-22
_開いた扉を用意して- 足立らど ...自由詩3*25-6-22
寂静- 本田憲嵩自由詩1825-6-21
供花- 飯沼ふる ...自由詩5*25-6-21
三回忌- 自由詩8*25-6-21

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