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牢獄の幻が脳の片隅で鎖の音を鳴らし続ける長い退屈の午後、僅かな転寝の後で世界は入れ替わっているのかもしれなかった、でもだからって別に俺自身は同じものだし、特別することは変わらなかった、俺はいつだっ .... 柔らかな微かな香りが鼻を掠めたら
少しずつ少しずつ
君を過去の記憶から消していこう
共に過ごし
苦さも優しさも初めて知った想い出を

君はもう僕とは違う道を歩んでいく
新しい道を

 ....
僕らはまだ寝惚け眼
人間の作った時限爆弾の恐ろしさを知らない

自然の力が発火装置さ
地下に眠る大蛇が縦横無尽に大暴れすれば
たちまち大爆発を起こして
死の灰を撒き散らす

それでも人 ....
投げ入れろ小石
深くて暗い水面に広がる波紋
だんだんと大きく
まるですべて覆い尽くすみたいに

黒い叢は謳う
靄の掛かった疑問を隠す膜
薄く深く僕は纏い
夢うつつの海の中を航海する笹舟
小さな体で 
寄り添うあなたは
光を集めて 深呼吸する


まだ見えていないものたち
内から溢れるまなざしで 弾けながら
湿った広大なスクリーンは
なんとか 機微(オーロラ)を生みだそ ....
今日を頑張って生きたら
明日も頑張らなくちゃいけない
生き方をまちがえた
自由に生きればよかった
明日も自由でいられる
ハンノキハムシ、
小豆大ほどの、ちいさな黒い甲が秘めた、
爽やかな初夏の訪れを告げる、
まるで宝石質のように美しい、その青びかり、
葉を噛んでゆく、作業を放って、
框ドアのアルミのサッシを、 ....
何もない部屋で羽ばたいた
黒い蝶が頭に刺さった
白い壁の中で探した
君の声が聞こえた

実在のない声が
ぼくの頭の中で聞こえた
壁の中に閉じ込められた
君の体はきっと溶けていった

 ....
月のない夜に
小さな罪を 沢山着飾って
玉虫色の日傘を くるくる回して
ビルの屋上から 君は
ふわりふわり と降りてくるのだ

お嬢さん、御機いかが?
と、声をかければ 嬉しそうな顔で
 ....
○「テレビ映像」
テレビに映ると
ふだん何気ない風景が
特別なものに見えてくる
不思議なもんだねえー!
どちらが本物なんだろう?

○「人手不足」
田舎も猫の手をかりたいほどの人手不足 ....
白い虫が騒がしい音符となって飛び廻る
縦横無尽に休む事なく攻撃的に急降下してはぶつかるように

まるで羽音は騒音
そうただ虚しく響く中味のない夢
私は一人立ち止まり耳を塞ぐ
意味すら持たぬ ....
炬燵出す心のどこか片隅に

あたらしいバイクの走る冬の街

猫座る手編みのかごのお正月

クロネコのトラック明日はクリスマス

偶然を必然としてポインセチア

冬鳥の鳴く樹 ....
○「笑顔の花」
人間の笑顔ほど美しいものはない
笑顔は世界中で最も美しい花だ
子供の笑顔 若者の笑顔 パパママの笑顔
ジジイババアの笑顔 近所のおじさんおばさんの笑顔 
先生の笑顔 医師の笑 ....
仕事終わり

無性に

他人が作ってくれるものを飲み食べたくなる

帰り途には

コメの付く名の大店喫茶店がある

窓際に座り

あったかいカフェオレとサンドウィッチ

ゆ ....
○「田植えの季節」
田んぼが冬の眠りから目を覚ました
蚯蚓も目を覚ました
蛙も目を覚ました
蛇も目を覚ました
田んぼの上では
燕が風を切っている
里山では鶯が春を歌っている
田んぼの中 ....
目を閉じた
耳を塞いだ
それでも
逃げられはしない

胎児のようにまるまって
外は怖いと泣きわめいて
信じてなんかいないのに
誰か助けてと
呪文のように繰り返す

どこにも行 ....
遠い夜が囁いている、朽ち果てた自我の向こうから、悲しみは樹氷の様に凍てついては煌めき、気の早い遺物となってぐずぐずと生き残る、それは叫びだったはず、それは叫びだったはずなんだ、夜のようだったが薄明 .... 神様の吐き出したコーラみたいに
スワスワした雨の中を、君は平然とやってくる
べったり甘ったるく掠れた声で、
私のシャツを染みだらけにして
口づけは、互いを飲み込むように夜明けまで
気が抜けき ....
2022.4.27  7:22

昨日の朝から朝メニューになった。
しあわせだなあ。夫に感謝!

人に物をあげてしまう悪いくせは
絶対に出してはいけない。
人にものは絶対にあげない。
 ....
『英米故事伝説辞典』で、「handkerchief」の項目を読んでいると、こんな話が載っていた。「ハンカチの形はいろいろあったが、四角になったのは、気まぐれ者の Marie Antoinette 王妃 .... 花からも葉っぱからもはがれおちた「は」の文字は
「はがれて」からもはなれ、「はなれて」からもはずれ
文字と文字にはさまれた位置の「は」にもなれず
ついには最後尾の「君の名は」の「は」に追いやられ ....
死んだような心で漂っていた
気付けば君がたたずんでいる
生きてるって気がついた
君が生きているのを見つめて

思い切って目を開け
景色を眺めてみる
生きてるって気がする
笑うように咲く ....
○「独居老人」
いるかいないか
いないかいるか
玄関は閉まっている
カーテンは開いている
新聞はポストの中
いるかいないか
いないかいるか
戸を叩いても出ず
声を出しても出ず
電話 ....
想いは沈み、
夜の静けさに息が漏れる
やがて、
瞼の裏に灯りはじめた
遠い星、
砂風の吹く
異郷の、
赤い空と渓谷

蒸気を吹き上げ、
無数のプロペラで浮かぶ
機械式の文明が、
 ....
古米
古古米
古古古米
古古古古米?
古古古古古米?

来ない
古米ない
ここ来ない
ここ古米ない
ここここ来ない

いいよ
高くても
美味しい米
農家の人たち
やめな ....
推理してはいけない
かんがえごとはいけない
私には向いていない

言葉
手紙、でんわ、会話、メモ
余韻が大切
つめこみ過ぎではよくない

あくびして弥生私は入院中    高野 ....
サイコパスだからへへ

その程度? それ昔のかっこよかった人

そううつだから
それ やっと分かってきたね

とうしつだから
それついこないだまで

軽いうつ
あの〜ね今はそうい ....
片側一車線で遅いクルマが
道を譲れるための区間がゆずり車線
片側一車線で早いクルマが
道を譲れと迫った区間がゆすり車線

自分の気持ちのいい速度で
走らせてくれないクルマを
ゆすって道を ....
ときどき船になる

ただ流されるだけの
木の葉ではなくて

川を下る船になる

くぐった橋を数えるだけの
泡ぶくではなくて

時を忘れた船になる

舳先にとまったユリカモメ ....
ぷぱんだ
あまあま
ぷぱんだ
あまあま

だからそーじゃねーて
ぷ、はいらんから

あめま

はは、いいじゃんそれ
ひゃっはっははは、ひゃっはっあはは

ところで君は誰かね? ....
洗貝新さんの自由詩おすすめリスト(1471)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
pass_blood- ホロウ・ ...自由詩2*25-6-6
祝日- 栗栖真理 ...自由詩3*25-6-6
寝惚け眼- 栗栖真理 ...自由詩1*25-6-6
深層の海- 栗栖真理 ...自由詩125-6-6
- 乾 加津 ...自由詩6*25-6-6
生き方- リィ自由詩3*25-6-5
ハンノキハムシ- 本田憲嵩自由詩625-6-5
壁の中の- 自由詩4*25-6-5
朔__- 神奈備亭自由詩325-6-5
独り言6.5- zenyama太 ...自由詩2*25-6-5
幻日と夢- 栗栖真理 ...自由詩325-6-5
憧憬通信_2021春____蒼風薫____- 梅昆布茶 ...自由詩725-6-4
独り言6.4- zenyama太 ...自由詩2*25-6-4
雨日和の昼寝- 花野誉自由詩9*25-6-3
独り言6.3- zenyama太 ...自由詩2*25-6-3
生まれてきてしまったから- 進羅自由詩325-6-2
それは静かにゆっくりと燃え上がり、また、しばらくは燃え尽きる ...- ホロウ・ ...自由詩1*25-6-2
ぬるいコーラに耽る夜- 神奈備亭自由詩525-6-2
すみれ日記2022.4.27________________ ...- 梅昆布茶 ...自由詩925-6-2
STRAWBERRY_HANDKERCHIEFS_FOREV ...- 田中宏輔自由詩11*25-6-2
天国は展開の極意_二章~いまも生きております、はずれの音で~ ...- 菊西 夕 ...自由詩1*25-6-1
6月のRose- 自由詩5*25-6-1
独り言6.1- zenyama太 ...自由詩1*25-6-1
星の儀式- atsuchan69自由詩18*25-6-1
- 自由詩9*25-5-31
すみれ日記2022.4.22________________ ...- 梅昆布茶 ...自由詩925-5-31
うらしゃ- 林 理仁自由詩225-5-31
ゆすり車線- イオン自由詩4*25-5-31
船になる- 夏井椋也自由詩13*25-5-31
しょりの祭- 林 理仁自由詩325-5-31

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