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そういうふうに
こんなふうに
吹いて
吹かれて
不はつして
消えた

さえずりに似た
曖昧で軽い
生きづらさ
飛ばされていった
心や身体の
端きれ

想像していたよ ....
家は設計されたときに自らの完成をみる
建築家の立原道造がときを引き詩をたてる
はじめから死の骨組みで編まれた愛の生家
居住者は光の柱に舞うだけの静謐な塵埃

建築は頂を完全な月の満ち欠け ....
静寂を沈めた海が、満月を映している

白い泡を浮かべた幾度目かの波が、
今夜も踊らない砂浜を濡らして、
ひとりの足跡が、塔のある岬までつづいた

打ち寄せる羽ばたく声と、
幼い飛沫が果て ....
るんは風の中 るんは風の中
思い出の空の彼方へと、飛び去っていったよ
それでその後、どうなった?
こんなな空の果て こんな空の果て
穴の中へと、消え去っていったよ
それで、アキラはどうなった ....
○「高血圧」
原因はよくわからないようであるが
僕は身体のかたさが一つは原因かもしれない
これから毎日ストレッチをやってみよう

○「高血圧」
測れば測るほど高くなる

○「転んだら」 ....
この弱った国 腐り切った国
弱り果てた国 弱いものを助ける気すらない国
くだらねえタレントがのさばり、農薬まみれの国
神の国だった時代は、今や昔 皆でこの国を貶めた
劣化ジャパン 弱体化した国 ....
{引用=




うしなわれたものは、いつもやわいかたちをしている
それならば、うしなわれるまえに
きずつけずに、たいせつにしていたらよかったのに。

水色の浜辺にちいさな時計をてに ....
最初の出だしはこうよ。
ポプラ並木に寒すずめが四羽、
正しく話してると、
うつくしい獣たちが引き裂くの。
クレープが好きだと言ったわ。
魚座の男が好きだとも言ったわ。
鉄分の多い多汁質 ....
やがて、その日が来て 声が枯れ果てれば
(フーッ)私の 生きていることさえ 嗚呼、もう
意味がなくなれば なに頼りにその後、生きよう
エイ、あの 野花にも、心があるように
嗚呼、もう 夜中にも ....
悲しくて
苦しくて
切なくて
ポロポロ涙が{ルビ溢=こぼ}れます

心が透明になったら救われるのでしょうか
この身体が朽ちたら救われるのでしょうか

今はただ 
輝く川面を眺めては
 ....
あなたのために
私は砂になりました
チョコレートにリキュールで
モーツァルトらしい

モーツァルトを聴かせて作られた
蔵粋らしい

酒にモーツァルトを聴かせたものらしい
くらしっくと読ませるらしい

生きてる間に聴くも ....
ひとひらの
    羽音が、
        —— 冷たい空を
           縫う。

雲は
  言葉を持たず、
       ただ、

        漂う
       ....
暗闇を駆け巡る侘びしさよ
盲目のなか悶え苦しむ己を鏡越しに見つめ
何を思う?

人々は仮面を被り
さもヒトゴトのように私のあいだをすり抜けてゆく
まるで風のように・・・

他人という寂 ....
大空は澄み渡り
一羽の{ルビ白鳥=しらとり}が気流を捉え
深い青に溶けてゆく
帰って来いと叫んでも
真澄の彼方に飛び去った

冷えきった{ルビ水面=みなも}に鯉が跳ね
辺りの静寂を切り裂 ....
一時間に一本のバスに乗り運ばれてゆく。途中川を渡りバスが走るには狭すぎる道を運転手は器用にハンドルをさばく。道は上り坂になりうねっている。調べても詳しい情報が見つけられない町にさしかかると広い空に映え .... 朝、着陸があった
生き物のような
小さな音
おだやかな
さざなみと
草の下敷き
わたしは子供だった

片言の陽射しにも
なれなかった
一粒の海
古いゴム管の
隣に腰掛け ....
偽りの愛の炎のなか身を焦がす
「さびしくないさ」とつぶやきながら

まるでアルコールランプのよう 
冷たいガラスの中で立つ火の柱

いつまで燃え続けているのだろう
ふっと息をふきつければ ....
国家は人の集まりで出来ている
国のために何かするんじゃなくて
自分たちで国を動かさないといけないんだね

人の輪で地球を動かそうよ

たてまえ、なんてもういらないよ
本音もいわなくていい ....
ぼくはゆめをみていた
キンキラ服を身にまとう
おかねもちになるゆめを

ぼくはゆめをみていた
たかいたかいマンションの
いちばんうえにすむゆめを

ぼくはゆめをみていた
せかいじゅう ....
SNSを巡回する
愛していると綴られており
僕も愛しているよと
心で思い
満たされる

時に会ってみる
感想を述べてみる
「許さねぇからな、
初対面で好きと言ったくそ男!」
なぜな ....
○「銀シャリ」
米の高値が問題になっているが
昭和の頃は米は高かったのである
例えば米五キロ昭和26年は
540円
今の価値に換算すると
10,740円である
昭和45年は
930円
 ....
弱いこと、敗北したこと、守れなかったこと、臆したこと、逃げたことの恥
なぜそれらが卑しいとされ、その反対が誉で、善とされるのか
武士道か何かだろうか?
そういう価値観はもう古い。そんなのは現代に ....
伝わらぬ言葉そのままに口噤んだまま下を向く

世の中何が正しくて何が間違っているのかてんで理解できない
きっとポリシーなんて在って亡きものなんだね

僕にはみ視えるよ
灼熱の炎と硫黄を吐く ....
滲む涙の帯
暗闇のなかで金色の炎となりて揺らめく
ただ執念深く心に焼き付かせながら
まるで引き潮のようにさっと引いていく気持ちの裏で
なにかがからっぽの頭を満たそうと重くのしかかってくる
ど ....
暗い闇の深淵から何者かが強く私に呼びかけてくる
暗く澄んだ泉どす黒い手が私の服の袖を掴んで放さない
私の脳は痺れたようになって靄がかかる
引き摺られるまま私は暗い泉の底へと体ごと投げ出すのだ
 ....
カッコつけて
生きたいと
想ったのなら
それは正しい輝きだと想ってほしい

山中の池の深淵な緑の言葉のような忘却に
寂しい目をした
でも前を向いている君の
瞳に残る真っ赤な薔薇 ....
チンポコをぶるんぶるん
振り回して相手を攻撃する競技で
ルールは剣道と同じだが
面を決めるには
途轍もない巨根かジャンプ力が必要となるので
なかなかお目にかかれない

振り回し過ぎて
 ....
夢は昨日なのさ
見てるだけでは先へ進めない
だから今は体を使って
見た夢を叶えるのさ
叶えた先が明日さ
砂場に散らばるコトバを見ている時に
私は居ない
コトバは私の方をじっと見ている
私を見ながら
私の名前を砂場に並べてみせた

私は後ずさりする
後ずさりする時にも
私は居ない
コトバ ....
洗貝新さんの自由詩おすすめリスト(155)
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