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わたしの影を
あなたは受け止めてくれる

木陰に座って
ぼーっとしていよう
沈黙の中に
鳥のさえずりが聞こえて
光は正午に向けて上ってくる

川が流れている
鳥が滑っていく
静か ....
君はいつも
爛漫に羽ばたきたかった
拵えたかごの中での日常と
生活から差し込む思いやりでは
あと少し満足できなかった
行き急ぐのは
眠りを忘れた 太陽の咲く遠くまで
飛んでいきそうな予感 ....
詩は書かれなかったのではなく抹殺されたのだとしたら誰がみつけてくれるだろう

ということで刑事コロンボが呼ばれてさっそく詩の埋め合わせをはじめることになった

まず机の引き出しをあけ、つぎにメ ....
下ろしかけていた自動シャッターのボタンをまた上げる方に押す。シロップ漬けのサクランボのような紅色をしたまあるい巨星。とても大きく膨らんだ夕日がシャッター先のひくい夕空に浮かんでいる。しばしのあいだ魅入 .... 今も忘れぬ 懐かしき日々
我が愛し 故郷よ
ジャムの香りや ライ麦のパン
美しい緑に囲まれ
農園 農園 農園 農園 今も心深く刻まれ

時は流れて 孤独な日々
行く当てもなく 流離えど
 ....
私が髪を切るとき

羊羹を包丁で
切るみたいであってほしい

髪型を変えても
大抵、夫は気づかない
それでいい
なぜか
それがいい

髪を切るのは
飽き性の私の
ささやか ....
○「幸せ」
幸せは
一つではない
人の数だけある
幸せは
比べられない
アマゾンの奥地に住む
裸族にも
幸せはある
バスタ新宿は
ひとの群れでむんとしていた
二酸化炭素が多くなって
何となく甘いような
粘度のある空気
ひとびとは
疲れてみえた

帰るのだ
(いえ、行く)
懐かしくもない
私を拒 ....
いっしょにすごした夜のこと
憶えている
涙みせたあなたの
背中をなぜた

いつもおんなじことを
していたね
なぜそんなに
苦しんで

一生の夢
あなたにあげる
ついてきて
わ ....
雲は流れ 雨が止んで 賑やかな夜です
OH 恋する人達 クリスマスなんです

心のままに 思いをのせて 風に乗り 届けて
OH 感謝の言葉を 真心を込めて

駆け抜けてゆく 走り続ける 船 ....
走り出す
そして飛ぶ
逃げた日々を飛び越え
選択する前に戻れたら
現在地は変わってた?

私たち透明になって
過ごしてきた時間の中
遡っていく
タイムリープ



{引用=
 ....
観覧車
メリーゴーランド
どっちもまわってるのに
どっちもとまれば困ってしまうけど

天災と人災の区別なんか
わからないから
おんなじタオルで包んで
大丈夫だよって
タオルがなくなら ....
コロポックル

 
そのむかしのマンモスとの闘いを忘れたころ
身の丈九尺三寸のヒグマ達が人を食い殺した

今では一寸法師の遠い親戚のふりをしつつも
みんな気づいていても気づかないふりをし ....
自然と目が覚めた

夜明け間近でまだ暗く
暗闇に揺蕩いながら
明けゆく空に
身を任す

誕生日
私が生まれたことに
意味はあったのか
なかったのか
たったひとりの自分に戻り
問 ....
降りだした雨は悲しかった
いつもの道に咲く花々も
項垂れている
朝は洗濯物が
どこのベランダでも賑やかだったのに
急に閑散として
残った洗濯物は何も言わない

こんなことを悲しいと思う ....



猿を動かすベンチを動かす舌を動かす指を動かす庭を動かす顔を動かす部屋を動かす地図を動かす幸福を動かす音楽を動かす間違いを動かす虚無を動かす数式を動かす偶然を動かす歌を動かす海岸を動かす意 ....
齧って初めて知った事務の味
同じ林檎以上一心同体未満
従い先回り責任はワタクシに

黒子みたいに
忍者みたいに

齧った林檎が海上を滑る
同じ速度で海底を移動する
林檎が沈んだ時にキ ....
無理解は我執から起きる
悲しんでいるね天女よ
この世の構造は天とは違う

だがしかし
天上天下唯我独尊
天より下りしあなたは
この我執の世において
さらなる高みに上りうる

あなた ....
すべては理解可能だ
カオス(渾沌)さえもすでに解かれている
精神の力は縦横に走り
火と水がすべてを料理する

するとこの世はどうなるか?
完全な支配下に置かれ
共に存在し
苦の一切が消 ....
ありがとう
優しいひと

宛先のない手紙を空に向けて飛ばす
風が想いを運んでくれる
逢いたいと願うだけでは
足らなかったの?
自分が自分を邪魔するように
伸びすぎた前髪が視界を遮るから ....
鳥はひとりぼっちで
仲間の歌を聞いたことがなかったので
遠くへ旅立つことにした

クマさんが近づいてくる
「今日もいい天気だな」
鳥は言った
「旅立つのさ」
クマさんは答えた
「達者 ....
人は期待される
それに応えることが喜びであればいい
でも期待に応えられなかったら
重い重圧がのしかかり
汗が垂れる

本当のわたしの思いを分かってよ
わたしはわたしであるだけじゃいけない ....
部屋から
電車の走る音を聴くと
安心する

疲れたひとびとが
ゆっくりと
家路を辿っているようで
これから癒す眠りにつくひとびとや
眠れずに夜通し起きているひと
いろんな葛藤があり
 ....
人、人、人
人について考えることから距離を取りたくても
今日も人の作った教えの中に私は、生きている
才、才、才
才は誰にでもあるもので
誰もが誉るに値するものを持っている
快、快、快
快 ....
デフリンピックの初めて日の目を浴びた障害物競走で
披露される前にはがれおちてしまったマスキングテープ
幾年もかけて磨きあげてきた模様は内側に巻かれたまま
障害を越えて百メートルコースを彩ることな ....
もうあまり
微に入り細を穿った論考などは
誰もついてこないと考え
は~ん、とため息をつき
ラフカディオ・ハーン

激しく動くと死にます
しかるに激しいです
カオスをおかずに
おす力
 ....
万華鏡を廻すと
次の結晶が像を結ぶように
調子っぱずれのメロディは
次の照点へと向かい始める

狂った時計が夜を告げている
午後9時の騒めきは
書くことばに不協和音を混ぜる
純粋を望む ....
○「人生」
人生は
問題解決学習である
さて今回は
神社の大麻販売問題
大麻とはお札のことだが
割り当て販売である
一部千円で15枚来ている
30世帯もない自治会で
こんなに売れるわ ....
硬派、なんて四角い発泡スチロールの断片のようなものだ。恋心、という風神にいとも容易く巻き上げられて、何度も同じような軌道をぐるぐると巡らされるのだから・・・。 きらびやかな文章は
あでやかに飾った着物のよう
人を惹きつけて
魅惑する
その長い時間みても
飽きの来ないこと!

わたしは文章を読む
嬉しい
わたしは読める
文章の華は着物のよう ....
洗貝新さんの自由詩おすすめリスト(1471)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
よい関係- 杉原詠二 ...自由詩2*25-12-1
へだたり- 唐草フウ自由詩6*25-12-1
償いの刑事コロンボ- 菊西 夕 ...自由詩4*25-12-1
幕を下ろす- 本田憲嵩自由詩1125-11-30
故郷- 鏡ミラー ...自由詩5*25-11-30
羊羹のまま- 花野誉自由詩15*25-11-30
独り言11.30- zenyama太 ...自由詩3*25-11-30
高知行き703便- りつ自由詩6*25-11-29
明日からずっと- 杉原詠二 ...自由詩2*25-11-29
心のままに- 鏡ミラー ...自由詩7*25-11-29
タイムリープ- 自由詩5*25-11-29
チビ- wc自由詩11*25-11-29
コロポックル- 足立らど ...自由詩425-11-29
ある朝に- りつ自由詩9*25-11-29
沈黙の聲- りつ自由詩7*25-11-27
受粉。- 田中宏輔 ...自由詩1325-11-27
誰かの秘書- 自由詩6*25-11-26
天上天下- 杉原詠二 ...自由詩1*25-11-26
理解的浄土- 杉原詠二 ...自由詩3*25-11-26
ちっぽけなラブレター- りつ自由詩7*25-11-25
孤独な鳥- 杉原詠二 ...自由詩2*25-11-25
人間として自由であること- 杉原詠二 ...自由詩1*25-11-25
夜は優しく- りつ自由詩5*25-11-24
- 鏡ミラー ...自由詩5*25-11-24
心をほどけばパレード模様のマスキングテープ- 菊西 夕 ...自由詩7*25-11-24
ぼけぼけ- りゅうさ ...自由詩3*25-11-24
照点- りつ自由詩5*25-11-23
独り言11.22- zenyama太 ...自由詩5*25-11-23
つむじ風- 本田憲嵩自由詩725-11-23
文章の華- 杉原詠二 ...自由詩4*25-11-22

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