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かれはすごい 
てんかんの発作で
鼻の骨が見えそうな傷を負っても 
支援学校の上級生に引っかかれ
ほおに血を流しても

夜、パパが家に帰り 
ドアを開くやいなや
百万ボルトにまさるほほ ....
書く、
打つ、
叩く 言葉
ひたすら 
書く、
打つ、
叩く 言葉

朝方
酷くうなされ
幻のなか
さ迷い出た
便所に行っても
幻に包囲され
恐 
の文字、
踊った
 ....
いしころけった

いしころがった

いしころまって

いしころがって

いしころまった

いしころせずに
水曜日は午後から天気が下り坂らしいのです。
その坂を下り続けて、僕は海底へ帰りたいのです。
春の夜に
煌々と浮かぶ満月は
闇に艶めく大地のあちこち
銀の涙を溢しながら
陶然として傾いていく

わたしは寝床でゆっくりと
その推移を辿りながら
迫り来る世界の無表情に
今夜もやっ ....
 幅一センチ長さ二十センチほどの白い縦のラインが、床面から一メートルくらいの位置に、三センチずつの空間を空けて整然とならぶ、わたしの身長の二倍はゆうにこえるあたたかみのある厚い窓ガラスの内側に置かれた .... 午前九時
輝度は安定

明るい窓際だから
素直な態度で
見え透いた嘘をつこう

(大丈夫、もう許したから。)

明日は約束の日
恨みを隠して
花はきっと咲かない

雲一つ足り ....
そっと隣で気遣いながらも
自由でいさせようと振舞うが
彼女はつまらないと言い
そっぽを向く

あっそうだなと想いながらも
軽いジャブのような葛藤を横目に
これを書くのはどうかしているのか ....
いつもより早く目覚めた朝にはフレンチトーストで朝食を。
来客用の立派なフォークとナイフ、こっそり使ってみたりして。
みぎ と ひだり の辻褄を合わせて

果物のかわ を剥くように

波が砂浜を けずって 行くように

一つ息を吸い込んで
そのまま溜める

あす が来るかは知らない
私ときみと ....
風のつよい朝は
こころの傷が浮かびあがる
神聖な朝日に触れられて
恥ずかしげに
うずうずと傷がうごきだす

傷は
しんぞうから流れる
からだのなかの
赤い悲しみの出口で
 ....
人生にもゴミ箱が必要だ
私が自ら落とした塵と
人が落としていった塵とがたまってしまうからだ

眼に止まっても直ぐには拾えないが
いつまでも放置しておけない

その内拾い集めてゴミ箱へ
 ....
新年度って事で新しい粘土をこねこねしてみる。
冬の間に凝り固まった心身を解きほぐすみたいに。
トルコとギリシャでの休暇って
僕にはありえない夢なのかもね


ささくれていきているのかもしれない
やさぐれていきていないとはおもうけど

裏切ったものはかずしれず
愛したものも多少は ....
心偽りなく言えば
良い人でいるのは非情に疲れる
良い人を維持するのは
根気と忍耐を必要とするから

だけど良い人にはみられたい
良い人にみられないと
生きているのに不便で都合がわるいから ....
街路樹の根元に
延々と連なるラベンダー
夏になったら咲くのだろう
この街に 夏が来るのなら

誰と誰が生きのびて
新しい詩を書くだろう

マスクをつけて歩いていると
先生が電話してき ....
春雨が降る水曜日の午後、
刻まれた皺につうぅと雨滴が走り
男はしゃがれた声で
さようなら と言った。
雨が
木の幹を濡らしていく
緑の木立は微かに揺れて
時の狭間に佇んでいる

この四月馬鹿の一日に
優しく優しく照り映えながら
雨は
間断なく降り続け
やがて
街を静かに濡らしていく ....
今年は桜前線、
 という言葉をあまり聞かない。
桜の散るころには、
 すべてが終わってしまっているのだろう。
そんなことをなんとなく感じながら、
 世の中すべてのことが厭わしくなってしまって ....
夕暮れが来て
昼間高曇りの空の下
白っぽかった街並みが
闇に呑まれていき出すと
高く豆腐売りのラッパの音、
響いて意識は
遥か彼方に飛んでいく

遠い過去と遠い未來、
今此処で円環し ....
書くために神経をすり減らす
書きたくて
神経を研ぎ澄ます

書くために
時には誰かを殺し
書きたくて
自ら奈落に堕ちる

書くために集中し
書くために食べるを忘れ
書きたくて
 ....
要らぬ物が部屋の片隅で圧迫し

果てしない程の膿が溢れて噴火した

要らぬ家具の類に家賃なんて払えない

要らぬ物 要ると聞かれ要ると答えたリス

トラは要らぬと云ったのに 

意 ....
陽の光満ち、
無数の銀の矢飛び交うなか
私の意識は泳ぎ出し
遠く貴女の声を聴く

久しく憧れ懐かしい
囁くような貴女の声は
やがて天空に力強く木霊して
飛び交う銀の矢を震わせ
降って ....
    *

芝生の上で
むっくり起き上がる
一枚の落ち葉

長い間のしかかっていた重しが消え
身体も乾いた

深呼吸すると
葉脈の透けた胸にも
風が流れ込んでくる

もう一 ....
真夜中近く
巨大な目ん玉のお化け達
天を埋め尽くし
ピカピカピカピカ
青白く黄白くまた赤く
揺らぎ明滅しながら
迫って来る迫って来る、
大雪原に独りぽつねんと立つ私に

小学五年の私 ....
暗いと不平を言うばかりの人がいる
それを聞くにたえられずに
手探りで明かりをつけた人の目は
視力を失っていた

眩しい光は嫌いだ
たえられない
と言って
暗い部屋に籠る人

その心 ....
この世での光は消えてのち
また射す光、止めどなく

覚悟せよ
全ては〃進化〃の時流に乗り

大地が割れる感触を
肉に刻んて進み行く

この世に在る限り
この世での光は消え去って
 ....
歩き疲れてベッドに横になった
からだがスライムみたいに
ひらべったくのびて
平面と化していく
目も鼻も
どこにいったかわからない
耳だけはラジオの音をひろう
手も足もシーツの端から
ゆ ....
 40分で三度 視界に入る
 その意味は何 と問う
 対向車の刹那 の四桁
 思考の覚悟は 一旦停止
 物質界と天の 境目がぼやけて 透けて 入って来る

 「1001」ダーツか手 ....
このお店は改装中です。
ですから、お立ち入りにならないでください。
改装が終わったら、
あなたも入ってみると良いですよ。

わたしは言葉を商っています。
わたしは「無限」という言葉の意味を ....
ナンモナイデスさんの自由詩おすすめリスト(3322)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
電球のひと_――ダウン症児の息子に――- 服部 剛自由詩1120-4-8
書く、打つ、叩く(改訂)- ひだかた ...自由詩420-4-8
いし- TwoRivers自由詩1*20-4-8
- クーヘン自由詩7*20-4-8
満月とのっぺらぼう- ひだかた ...自由詩220-4-7
風のテラス(ちいさな死)- 草野大悟 ...自由詩2*20-4-7
植木鉢- TwoRivers自由詩5*20-4-5
確かにどうかしている- 二宮和樹自由詩220-4-5
フレンチトースト- クーヘン自由詩1*20-4-5
あした- 三月雨自由詩220-4-5
風の鳴る未来- 秋葉竹自由詩1020-4-5
人生のゴミ箱- こたきひ ...自由詩520-4-5
粘土- クーヘン自由詩3*20-4-4
E.クラプトンの休暇- 梅昆布茶自由詩320-4-3
他人は他人どこまでも他人- こたきひ ...自由詩320-4-3
夏が来る前に- Lucy自由詩7*20-4-2
お別れ(改訂)- ひだかた ...自由詩520-4-1
四月馬鹿の雨- ひだかた ...自由詩920-4-1
葉桜が揺れる- 朧月夜自由詩4*20-3-31
残響- ひだかた ...自由詩3*20-3-30
書くために神経をすり減らしても- こたきひ ...自由詩320-3-29
トラの断捨離を知らないリス- 朝焼彩茜 ...自由詩7*20-3-28
銀の矢(改訂)- ひだかた ...自由詩420-3-28
雪が解けて・・- Lucy自由詩5+*20-3-28
現夢〇他者(改訂)- ひだかた ...自由詩220-3-28
暗いと不平を言うばかりの人- こたきひ ...自由詩320-3-27
捨て石(改訂)- ひだかた ...自由詩520-3-27
洗脳- Lucy自由詩12*20-3-26
「1001」- 朝焼彩茜 ...自由詩320-3-26
言葉屋- 朧月夜自由詩6*20-3-26

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