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音楽は子供組が舐める風邪シロップみたいなものなんだって
遠い昔にいた偉い人がそう言ったんだって
いつかのあなたがぶっきらぼうに教えてくれた
わたしは中古の楽器を担ぐあなたについてまわ ....
睡眠ぐ城に通って
かれこれ数十年になろうとしているが
欲望の肥満体質はいっこうに変わらないようだ
むしゃ修行も必要とやってはみるが
腹の虫はなかなか剣に収まらず
相手に具の音も出ない ....
遠くの情景に
ひとまず別れを告げて
内なる心象に目を向ければ
喜怒哀楽と
それらに紐ずけられたものどもが
溢れてくる

それらは、別々に現れるのではなく
万華鏡で回し見するみたいに
 ....
今日は。
昨日の。
明日ではない。
明日は。
永遠に。
やってこない。
時の果て。

まあるい。
星の。
いのちは。
今日を生きる。
だけ。
あの日を。
越えて。


 ....
地球の音がする

自転の音がする

それは公転の音かも知れない

触りたい

影響をあたえたい

おなじことをして欲しい


厳しい寒さからあなたを護りたい

破片からも ....
夢のなか昏い洞窟のしたたり落ちる水滴と
森の朝の露が合成されてぼくらは生まれた

やがて酒場のにぎやかで気怠いピアノの鍵盤を踏んで
自分が誰だか気づきはじめるか忘れ去ってしまうかの
どちらか ....
あやとりを繰り返す

かたちを変えながら

手首を噛むと涙があふれた

哀しみ

届かない星々の煌めきの際

かたちを作りながら

あやとりを繰り返す


並木道

 ....
        

椅子取りゲームに負けた冬が
白い涙たくさんこぼしてわめいている
おうちはどこ
おかあさんどこいった
おとうさんどこにもいない

ふきのとうが
可哀想にと探してくれ ....
生まれたら
かならず死はやってくる
苦しくても
痛くても
恐れることはない

再生される生命に
大きな夢を抱き
それを知ったなら
幸せはやってくる

一人で生まれ
一人で死んで ....
絡めあうゆび

傷だらけのたましい

ふたりぼっち

ビルと家々との間に

はんぶんの月


体重かけていいですか

あなたは軋むかも知れない

熱と匂いを吸わせて下さい ....
ブラックホールに吸い込まれた
星雲は
真新しい宇宙に出現し
新世界を構成する

ぼくは永遠列車に座り
真っ赤なリンゴを抱え
星巡りの歌を歌い
失われた友を待つ

ぼくが来世に生まれ ....
あなたのせいという
急速な風に吹かれて
青葉がつぎつぎと落ちるように
暦が落ちてゆきました


あなたのせいという
見えない伝書鳩が
ひと息いれる暇もなく
夏の星座の下を行き交いまし ....
大きな箱だった
膝を抱えてすっぽり隠れられるほど
そんな立方体を展開図にして
悲しみの正体や理由
いちいち解説してくれるけど

「まったくなぐさめにならない」 そう言うと

 《なぐさ ....
はる地球の回転が速まるせいか
わたしは立ちくらみして
光は速さをなくしたみたいになる
だからかはる 風が軽くなりすぎて
わたしの姿は光をうまく受けれなくなり
わたしの影はどこかへい ....
最終連は
とうに終わっていても
締められた言葉は
いっこうに完結するようすもなくて
視線は
空を漂う余韻の行き先を
見つめている

その時
一羽の冬燕が目の前を横切るも
地面に落ち ....
なきたいときはなきなさい
なにもがまんするひつようはないんだよ
じぶんでじぶんをだきしめて
つよくつよくだきしめて
ひとりでなくのはわるいことじゃない

だれかがこういっていた
なみだは ....
インスタントラーメンと目玉焼きぐらいしかつくれなかったが
いつしか肉ジャガが美味しくつくれるようになってしまった
かぼちゃの煮物と筑前煮と筍の土佐煮にきんぴら

変化は世の常ではあるが妻と離別 ....
幼いおんなのおなかにシワが走ると

年老いたおとこのおしりにはシワがはいる

そんなことはまるでついでのことで

ただ大切にするという約束を果たすだけだ


人肌のきゅうりは爽やかで ....
流れ来る流れ去る
流れ去る流れ来る
巨大な光の樹幹、
廻り続け

外形が崩れてゆく
すみやかに なすすべなく
俺の呼び声が聴こえるか?
憂鬱な一日、東京は晴れ続けて

外形が創られ ....
腰が痛くて歩けなくなっても、
恐怖にすくんで脂汗かいても、
手が訳もなく震え続けても、
全てを失い意気阻喪しても、
大丈夫、大丈夫だよ
生き抜く意志さえ失わなければ
全てを学ぶ機会と受け止 ....
人の影を踏まないで歩くということは
それはそれはむずかしいこと
それを求める人は
だれかの影をすでに踏んでいることには気づかない

探し犬の張り紙をみつける
大人しい犬です
と書いてある ....
勝つ気でいたのに
決まろうとすると
空気のような蜃気楼が
鵜に乗せて
私を柚子湯に入れる
付けんとか言っておきながら
付けてくる神は
田圃を沢山所有して居て
詩を読みながら
日の出を ....
赤が追いかけてくる
私、足早に逃げる
不思議とかなしむ
ふとみやると
赤は、傷だらけで
私は、後悔で青に染まる
尾崎豊の僕が僕であるためにをケータイの待ちうたにしているひとに訴えられたことがある

地方裁判所から送られてきた封筒を開けると恩を仇で返されたような内容だった

尾崎豊か、

清原も尾崎豊 ....
一枚の写真が燃えている
黒い鉄の花びらの上
ひらめく炎をその身にまとい
そりかえる
水蒸気と煤があいまって
白くにごった煙とともに
封じられた時間も漏れ出して 
霧散する
平面の中の奥 ....
もはや
詩を歌い
綴る力無く、只
宇ノ声
書き刻む

[源流は一つ 、 支流は百花繚乱幾千万ナリ]

もはや意識
遠く朦朧
道具の肉、衰弱シ
奮起、今一度
感情の強度上げ
意 ....
雨は足下から降ってくる
樹は天空から伸びてくる

空を見上げると大地がある
足下を見ると空にある雲が動く

想い出そうとすると未来が視える
忘れようとすると過去が現れてくる

川は上 ....
風には色がない
想いにはかたちがない

自身のすべてを解ってもいないくせに
何かをひとに伝えようとこころみるも
手応えひとつ得られず

脱け殻となって
風化する前にもうちょっと
生き ....
あたしいつかあの男を殺すからね、と、いつものようにカウンターの外側でカクテルを何杯も飲み干し、口が軽くなったネシナ・エミリーはお決まりのその言葉を吐き捨てるように言うのだった、もしも近くで警察 .... ふくよかな大気あり

清新な波動あり

まじめな車たち

街道の電飾

町には外灯がなかった

ライトを消せば黒

闇ではなくて黒

そこにもふくよかな大気

清新な波 ....
ナンモナイデスさんの自由詩おすすめリスト(3283)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
音楽- DFW 自由詩12*17-3-13
家老ではありませんが- 乱太郎自由詩9*17-3-12
自照詩人- 長崎哲也自由詩9*17-3-12
あの日を越えて。- たま自由詩817-3-12
肋骨の調べ- 吉岡ペペ ...自由詩417-3-12
夢の原型- 梅昆布茶自由詩1417-3-11
あやとり- 吉岡ペペ ...自由詩1017-3-9
探し物- 乱太郎自由詩5*17-3-8
生命- レタス自由詩317-3-7
傷だらけのたましい- 吉岡ペペ ...自由詩417-3-6
賢治のオマージュ- レタス自由詩1317-3-2
あなたのせいという- 本田憲嵩自由詩17+*17-3-2
悲しみの展開図- ただのみ ...自由詩17*17-3-1
はるに- DFW 自由詩17*17-2-28
最終連から始まる詩片のような残音- 長崎哲也自由詩20*17-2-28
なみだ- HAL自由詩2*17-2-28
Love&Peace&Kitchen- 梅昆布茶自由詩23*17-2-27
おとなの約束- 吉岡ペペ ...自由詩317-2-26
運動体- ひだかた ...自由詩617-2-26
捧げる- ひだかた ...自由詩9*17-2-23
- 朧月自由詩217-2-21
太陽- 間村長自由詩13*17-2-20
- 水菜自由詩417-2-19
世俗にて- 吉岡ペペ ...自由詩317-2-18
炎の遊戯- ただのみ ...自由詩14*17-2-11
真理〇不戦勝(改訂)- ひだかた ...自由詩6*17-2-10
逆里と真理- HAL自由詩3*17-2-10
風街ろまん- 梅昆布茶自由詩12*17-2-7
小さなやつらの大きな終わり- ホロウ・ ...自由詩4*17-2-6
山口の夜- 吉岡ペペ ...自由詩717-2-5

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