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仄かな熱、
三本の柱、
絶えず声、

生きるために生きる
のなら、
進み化けるために

ノイズまみれの生から
溢れ出す 垂直の瞬間

切断する 時を
この燦々と日曜日、
張り ....
真っ直ぐ容赦なく進む時間に
春、桜の花 絢爛に舞う

花道、進み全身を浸せば
不思議なくらい、
瞬間 瞬間 現れ出て

花吹雪はいずれ
私という存在に垂直に降り
時間という緩慢な容赦 ....
薔薇の蕾
キャベツの穴、

覗いたら

何か蠢いた

卵の殼割れ ドロッと
己の内、深く高く沈み跳躍し

たましい 見つけた、


初恋、告白した雨降りの あの日のように
 ....
なんにもない
不安もなければ恐怖もない
絶望もなければ希望もない
ただただ熱持ち静か高揚し
均衡にゆらゆら揺れている

)根差す処は決して無く
)今にも開ける湧水大地
)一瞬に覗く光景 ....
淡々 降り続ける雨、朝の
しずかさ 穿ち
すぅと冷気孕み
規則正しく輪を広げる路面の水溜まり
いくつも、いくつも 遠去かり近づき

急ぎ歩く人、また人

揺れる傘の群れから水滴は落ち
 ....
ぽつんと
取り残され

ひとり

到来した均衡の
奥に潜む歌声

だきしめ 
なかへなかへ

繋がり輪郭
なぞり

ひとり

ぽつんと
取り残され

言葉、燃やし ....
曇天に園庭を走り抜け走り続ける子供
何者か?
大輪の真っ赤な花咲かせた庭先の木々
何物か?
記憶の丘に立ち輝く大洋を見渡す人
誰なのか?

すべて命の成長、成長の頂き
突破するのだ ....
卵形の円に
眼、光る
直線の乱打

朝陽 ひんやり
絡めるクチビル

わたし、知らない
沸き立つ潮騒の慕情

ただ延々と炎々と
続く時間、
切り裂くナイフ

欲しいな、下さ ....
世界が照り耀いている
車が通る、人が過ぎる
うっすらと青い空模様、
桜並木は白く染め抜かれ

路上にて、
アパートの隣人と出会います
彼女は親しげな笑顔浮かべ
我々は、
手と手を宙で ....
あるもの
内面、微か
曝け出す

この夜陰、

それぞれの
場所 
にて、

沈黙の響き

拍を刻み
生あるもの
生なきもの
それぞれの
価値、
告知しつつ

名 ....
早朝、

霊前に
魂の漂う
匂い立つ骨
焼いた肉の
ただ鳴る残響

昼間、

庭先に
桜の花芽
ちらほら
開き弾け
ノンセンスな
命の歓喜
躍り始め

夕暮れ、
 ....
白く
雪崩れ落ち
伝いながら
その人、包み込み




何処にも属していない
ことの
この心地ちよさよ
風は吹いて 吹きつづけ
「あるもの」から意味は脱落し
すべてすべて「我 ....
葉影は優しく
黄金の光彩に
濃い斑の筋を引き
森の入り口に
伸びていた
目に見えないもの、
目に見えるもの、
それぞれ同等に
照らし出す
柔らかな日差しが
彼女の瞳の奥に
不思議 ....
静かに律動する、肉体

朝の冷気に覚醒する、意識

心はゆったり世界の像を映し出す


信号待ち、
赤ん坊を抱っこ紐で胸に支え
片手でスマホを操作する若い母親、
くっきりとした二重 ....
この白い小部屋に
あるもの、あるもの

すべて名を失い
無意味と化し
ただ、
在る という意味実感

再び浮き彫りになる今宵、

微睡みの覚醒した意識に
感情というもの露わになり ....
凝視スル眼、

踊る人を

凝視スル眼、

叫ぶ人を


両手ひろげ おおきく大きく
躍り跳躍し 力動する脚、


凝視スル眼 蹴り上げ

すると、意味は退散し

無 ....
わたしはあなたの響き
あなたはわたしの響き
わたしはあなたの映り
あなたはわたしの映り

私たち、響き合い映り合い

わたしはあなたの中に在り
あなたはわたしの中に在り

無数に無 ....
朝に桜並木を通るたび
垂れ下がる何本かの枝に
無数育つ花芽を観る

今朝に花芽はもう目一杯、
膨らみ茶黄色に揺れながら
花開くその時に備えている

沈黙のうちに生成し
盛り上がる命の ....
円 生まれる 円 生まれ

何度も反復繰り返し

赤、青、紫、黄

生まれ

雨の日も風の日も
不安も恐怖も喜びも
肩組みも連帯も孤独も

生まれ生まれる
円 延々と炎々と
 ....
私は泉、私は湧出口
ふかいふかい不甲斐ない井戸

見たこともない、観ているじゃないか

雪のなか舞っていた孔雀
弾け開く桜の花芽となる

人、それぞれ泉
人、湧出口そのもの


 ....
ぱたり すとんと
死者、生者
落ちる 昇る
 交わる
分かれ 離れ
すとん ぱたりと



雨降りの日に
少学校まで迎えに来た
母親、置き去りに

おまえはびしょ濡れ

 ....
混沌と矛盾の蒼い山並み
格子模様の双曲線
詰め込まれた円と正方形


火のなか踊る子供たち
燃えながら躍る子供達
火のなか踊る子供たち


氷柱が束になり押し寄せ
理解を超えた遥 ....
零れ落ちるように
溢れ零れるように

うつくしい
おぼろ月の
天空に輝く

この夜陰、

今日の努め 顧みて

要らない言葉と要る言葉
選り分け 心平静に保ち

我 在り  ....
きらきらしているね

草花が葉群れが赤が緑が
陽のひかり浴び辺り一面
微細に照り輝きそれぞれに
揺らぎきらきら光と色たち

草花が葉群れが緑が赤が

生きているんだね
絶えず死と入 ....
あゝこの夜陰、

なんて白々 
あかるい満月、
天に貼り付き

向かいの家の
橙灯りも点り

なぜか懐かしい心持ち

くるくる廻る氷音が
グラスに響き
微かに蠢きながら
遠 ....
今宵、

この肉体 
時に
悲鳴上げ

対角線、交差し
粉砕される幾何学模様

内と外、逆転し
外は内 内は外

私 世界に注ぎ込まれる。
その
メロディラインに
沿って
はっきり
きっぱり
目覚めていく

記憶の奥底
過去のことは
個人の・歴史の
罪荷を背負い
ただたましいだけに
降りしきる
雨に濡れ
あつく ....
まるで異界の響き聴くように
進む時間、縦割りにし
その瞬間 切断面、

あらわになる

夜、

意志の未知の意味 
ふと 炙り出され
浮き上がる、

ピカソがボウイ*が次々と
 ....
朝の歩道沿いの桜並木、
垂れ伸びた枝の此処彼処
赤らみ膨らむ無数の芽、
じわりじんわり時を待つ

老婆が立ち止まりそれを見ている
ぶつぶつ宙に言葉放ち
じっと動かず凝視して

この六 ....
ぽっかり
穴、あいて
雨、降り

なんの
深みもなく
なんの
形もなく

無限のたゆたい
無限のひろがり

風に吹かれ
風に吹かれて、



黒い円のなかに黒い円が在 ....
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