雨音から始まって
月の影に夢を見た
風の音がやむ夜に
咲いた色は薄紅で
狂気の朝に狂喜を
最も美しいものは
死後の世界の花束
拒絶の嘘を知って
別離への指切りと
晴れ晴れとし ...
雨がふる 傘はないから 濡れている まつげの雫 ぼんやり光る
ネタが飛び
散々だった
弟と
南海電車
今宮えびす
風に散った花が夜空に沈み
雪となって降ってきたその日も
月は アルバムの中で
にこやかに輝いている
黄色い水門のあるあの夜の場所で
木々はそのままの緑して はだかの雪を抱き
川はそのま ...
金色のマヨネーズが冷蔵庫のドアの間から
にゅるにゅると出ており、
まるで××の○○みたいに
にゅるにゅると出続ける
あたしはスリッパの先で食い止めようとしたけれど
マヨネーズはヘビみたいにす ...
少女は見ている
座って見ている
木のベンチに座って見ている
公園の木のベンチに座って見ている
鳩が降り立つのを
鳩が飛び立つのを
豆が飛び散る
乳母車が通るから
――赤ん坊の目
...
仕事の後の達成感
全てから開放され
自由の身になる。
スイーツ三昧する
全身の疲労感と
充実感
会議の場を作る。
先生と呼ばれる。
自分に95点をつけたい
冷たいビール片手に ...
後悔だけは忘れないって
そんなの悲しすぎるから
全部忘れてください
僕があなたに言ったこと
全部忘れてください
嘘を言ったんじゃないんです
ほんとうだから悪いんです
あなたは知ら ...
人の愛し方を丁重に教わったせいで
愛されなかったときの対処ができなくなっていた
仕方が無いので そのまま愛すことになった
という物語を教材にした
講義を受けてはいたが
教授があまりにも不 ...
ただのKYそんなヤツだと思ってたキミのメールがいとおしい朝
東 直子著『春風さんのリコーダー』(有)本阿弥書店
同『愛を想う』?ポプラ社
借りてきました。
『春風さんのリコーダー』は東 直子の第一歌集。この方、ファンも多いし、みなさんベタ褒めです。そ ...
荒地のなかでみつけた言葉
言葉はかれのなかで炎となって燃える
その輝きに
闇はかれの足もとから一瞬遠のく
かれは炎をみつめ
ひとときあたたかい心をとりもどす
やがて炎は消える
しだい ...
モラトリアムの
透明な壁伝いに歩いていたら
いつの間にか
歪な円運動を繰り返していた
足を上げると
そこに階段が出来上がり
振り返れば
過去が螺旋状に積み重なっていた
同じ ...
ワキを剃った私に
エライ別人やなぁと
あなたは妙に粘着質の
視線を投げ掛け
「少しだけ
剃り残しが
あるのがいいんだよねえ・・げへへ」と
変態コメントを発する
そういえば
あなた ...
ほんっと、飾られた言葉で言われても
なんにも入って来ない
今二人が歩いているこの道に
赤い花が咲いているけど
僕たちはその花の名を知らない、から何?
知れというの?
それとも短い命 ...
傲慢を隠し持って
80センチメートルの高さから引力に引き寄せられ転落して
右の額と頬骨は優しさを誇示し脳をまもって
真っ暗な無痛の感覚から小さな円が拡大して
モノト ...
ぼくはまだいちご泥棒と眠りたい置き忘れたものばかりの園で
衝動を積み上げていく指先に梶井のレモンわたしのオレンジ
気だるさはインクに滲み水底の青い散文髪に絡まる
...
さよなら、雨粒にうつる横顔。
さよなら、にやっと笑う風。
さよなら、やさしい雪の匂い。
さよなら、夕暮れの涙。
さよなら、やわらかな猫。
さよなら、終わる夜。
...
弔いの卒塔婆に似てるタチアオイ梵字の様に花が連なる
ゆるんだ包帯
心臓のおと
遠く遠くゆめになる
つなぐてのひら
もしもし、あのね、
つないだまま
きっと忘れたりしないって
むらさきいろの眸が
しずかにわらった
無駄にやたらに生まれてきたのだから
無駄にやたらに死んでいくのはしかたがないこと
この際自殺は承認しましょう
死にたい方はまず家族にきちんと説明をして納得してもらってください
...
お空を 雲が流れてゆく
わたくしは
けむりのとったんにとどまる
丸い果実にもやされた
乳房の曲線を
つめたく伝う
円柱の墓標は長く
石のままなのね
黒光りのかたさに 無表情の
ま ...
六月はあれの締め切りあったから梅雨は未だに大作の季節
引きこもり騎士のサーガを書いていた騎士の修行は諸国遍歴
オークにも女王様はいるのかなきっと見つけるきっと見つける
だんだん眠くなってきた。
お薬のおかげだ。
まばたきがゆっくりになり、呼吸とシンクロしてる。
私はこの世界より、寝ている間の世界の方が好き。
ファンタジーあり、スリルあり。もしかしたらこれ ...
道の歪みのそこここに
溜まって出来る水たまり
昔の雨にはつきもので
道行く人の迷惑で
車が通れば泥をはね
人が踏めば靴汚し
道の歪みの性格を
そのまま見せる水たまり
そのうち道 ...
タイから帰ってるはずのカワバタから連絡がなかった
カワバタを想うと滝の音と満月が濃くなった
さいきん心癖のように思うことがある
カワバタが独身だったらあたしはユキオと別れているのだろうか
...
ここから見えるのは緩やかな勾配と
奥行きのある青い空
越えられぬ丘と誰かが呼んだ
そういうものがあるのだと
そういうこともあるのだと
例えばパレードを追い掛けていく子供が
その浅いふも ...
あなたには
人を切り裂くほど
出来るだけ傲慢でいてほしい
あなたには
人を踏みつけるほど
出来るだけ冷酷でいてほしい
やさしくしないでくれ
わかったふりしないでくれ
転 ...
世界は私を放り投げる
残酷に放り投げ
気紛れに優しく抱きしめる
私が初めて人を愛したとき
私は世界の光を感じた
天と地と想いと人々へ
私は自らを投げかける
私が愛を感じると ...
スデに下地は出来上がっていたのだ。
国民は特定の信仰を持たず、国家に蔓延した宗教は凡そ全ての神を赦した。偶像を掲げる隣で天使祝詞を読み上げても、スパゲッティモンスターについて議論しながら東方へ頭 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
亡骸を
雄太
自由詩
0
10/6/15 23:43
帰り道
小林 柳
短歌
2*
10/6/15 23:42
ABCお笑い新人グランプリ
TAT
短歌
1*
10/6/15 23:15
風花雪月
草野大悟
自由詩
1*
10/6/15 23:00
黄金の夜
salco
自由詩
3*
10/6/15 22:57
公園
〃
自由詩
4*
10/6/15 22:33
充実感
ペポパンプ
自由詩
6*
10/6/15 22:21
僕を忘れて
朧月
自由詩
1
10/6/15 21:53
センセイに質問です
〃
自由詩
1
10/6/15 21:36
男友達
一条 はるな
短歌
1
10/6/15 21:05
借りた詩集 東 直子の歌集
ふるる
散文(批評...
5*
10/6/15 20:30
詩人が言葉をさがしている
寅午
自由詩
1
10/6/15 20:16
螺旋階段
nonya
自由詩
5*
10/6/15 20:14
夏の扉の向こう側
花形新次
自由詩
2*
10/6/15 19:59
Bad Taste
酸素の枷
自由詩
0
10/6/15 19:18
20cmのはみ出し
ベルヤ
自由詩
3
10/6/15 19:12
翠雨
夏嶋 真子
短歌
29+*
10/6/15 18:09
さよなら、まぼろし。
らふぃん・ど...
自由詩
0
10/6/15 18:04
立葵
ハイドパーク
短歌
2*
10/6/15 17:55
叙情
杳
自由詩
0
10/6/15 17:24
バンビを増やし続けたのは誰だ?
ホロウ・シカ...
自由詩
4*
10/6/15 16:56
火葬
こしごえ
自由詩
4*
10/6/15 15:32
角川スニーカー大賞
藪木二郎
短歌
1
10/6/15 14:04
睡眠
izumi
自由詩
2
10/6/15 13:50
水たまり2
……とある蛙
自由詩
14*
10/6/15 12:32
ギフト
吉岡ペペロ
自由詩
6
10/6/15 10:41
越えられぬ丘
テシノ
自由詩
3*
10/6/15 10:24
Leave Me Alone
寒雪
自由詩
1
10/6/15 6:54
幼女詩編 其の弐
一 二
自由詩
2
10/6/15 6:48
ヘル・ヘイ・ブン
影山影司
散文(批評...
1+
10/6/15 5:11
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3907
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3910
3911
4.76sec.