分かち合うという行為は分かち合える時に起こる行為で、分かち合える相手と分かち合えるだけで、それ自体特に特別な意味があるわけではない。ぼくらの自分自身を肯定し、承認されたくてしょうがない根源的な欲求が求 ...
触れる
あなたと手が触れる
コレクションを手渡した
ほんの 一瞬
...
都会の暮らしを
母は嫌った
あの時の母の歳に近づくほど
その気持ちが
わかり始めている
わたしは間違っていたのかもしれない
けれどすべては過程なのだ
あるべきところに
...
私は明日を考えることなく立ち続けるだろう
今日としての景色さえ私の体には 明確には 存在しなかった
スーパーマーケットの中で 果物を 口にしながら 私は
見えないものを 思っている ...
愛も生命も尊厳も
ただナマンダブツの声だよ。
これが愛なんだと信じる人間の数だけ愛のかたちがあって、命のかたちがあって尊厳のかたちがあって、損ないあってるのがシャバだよ。
であう縁によって愛も生 ...
目まぐるしく
蘇る過去の記憶に
押し潰されそうになって
無理やり引っ張り出した糸で
あなたと結び付ける
結んで
引っ張って
こじつける
嫉妬 ...
自分が切れ者であると
主張したい男が
受けるテストが
下司風テスト
(ゲス・フー・テスト)
そういうの
自分が切れ者であると
主張するたびに
落雷があって
死ぬべきなのに
...
ぼくらの夢は いま 夢みることができない
あり地獄に飲み込まれたように
翼をいっぱいに広げ
なんどもなんども抱き合ってきたのに
ぼくらの夢は いま
流砂に飲み込まれたように
夢み ...
自由を弄ぶように
放たれた色
その花びらは
背景を飲み込んでしまうほど
鮮やかにひろがっている
重たい首をしならせながら
それでも
うつむかないように
あなたは
その滑らかな ...
全てが好転してきた
全てが充実して
全てを天に委ね
一部を手に入れる
空は快晴で澄んでいる。
何を言っても聞こえない。
太陽がまぶしい。
風が吹く
人は死に
人は生れ
人は ...
雪のひとひら 概念的な整理や体系化 は 作曲 を 伊豆諸島の鳥島や尖閣諸島の南小島で繁殖する 入り込んだ
古き時代 に バイオハザード を 災害救助犬の育成 に 政治的な ...
おだやかな喧噪の中
肢体を浮かべ そして、ゆっくりと沈めていく。
市営プールの水は 軽やかに
そしてその身深く すべてを溶かしこんでいく。
汗や洟や涎や涙や膿も
吐き出された空気や抜け落 ...
最後のピースをいとも簡単にはめる。
今回はどんな色?模様だった?
完成してはひっくり返して
バラバラになったピースは
また生まれ変わって
ぼくのもとへやって来る。
虹色も、ハートの形だ ...
金と銀
龍と桂馬をイカれても
喉笛に骨
咀嚼してみな
果物ナイフできみの
胎のあたりをちょっと切ったら
どろどろとした詩がこぼれてきた
その飴色の液体は
ぼくの手のうえを這い
フローリングに落ちて広がった
...
梅雨だからって
やたらと空のうたをうたってしまうような
どんな空気だか流れているのだろう
テレビからなにかお知らせがあったのかしら
価値というものを考えてみて?
でも濡れるときは どんな ...
茫漠
すぎてゆくなかでの空気との距離が春をかえ
目をほそめるかれさえも浮遊されていた
宵に浸かってゆく丘に、しずかにおちる(あなたと)星が、
ぼくはまぶたをあけても見えなく ...
誰もが眠っている
それでも朝顔は咲く
日が昇るよりも早く
花火よりも明るく
夏空よりも青く
どこかで朝焼けを待つ
心やすまらぬ人たちのため
朝顔が咲く
炎を植えてやる
お前がセックスを愛してるならググッて検索し
成る程こういう感じかって風俗に通い詰めて体得した
エロ ...
詩を書くのに権利や資格はいらないよね
べつに評価もいらないよね
トーナメントでも総当たりでもなく我々は芝生に紛れる1本さ
詩を書くのに必要なのは言葉だけだよね
それにしてもキーボードは狭い こ ...
微動だにしなくても
噴き出した汗は止まらない
デブにとって
死の季節がやってきた
お願いです
室温は15℃にして
冷え性の方は
防寒具をご用意下さい
でないと
僕は
みなさんの想像 ...
群青の夕暮れ削る三日月を吊るし支える宵の明星
いつ果てるかわからない
通学路の行きつく先について考えていた
履きなれない道で靴擦れを起こして泣いた
あの時頬を叩いたのは母だった
空を水色で塗りたくれば正しいと
押しつけられたような気 ...
泣けないボクは考える
(瞳を想う 唇を想う)
言葉に出来ないもどかしさは
(指先を想う 首筋を想う)
何なのだろう
(肩を抱く 胸に触れる)
悲しいのか 苦しいのか ...
手つなぎ鬼
手はなし鬼
追う声を呑み
誰もみな鬼
明るい網戸
羽の失い虫
みどり飽和
みどり喰む虫
見つかりません
見つかりません
あなたは順路 ...
小学校のとき
都会と田舎のはしっこ
そんな所に住んでいた
授業に出ずに
校内を走り回った
追いかけて来る担任や
追い出す担任
クラスで1対多数の喧嘩をしても
引き下がらなか ...
梅雨が来てると
つゆ知らず
この霧雨は
知らせの雨
あなたが来たと知らせているの
やさしいあめ
世間一般常識とされる物事の
探求を放棄せよ
幼女を出発点とした
己の真理を探し求めよ
あなたの内部で幼女を自身のものとし
我が神
我が心
我が想い
我が魂
我が身体
という ...
遠くでノックするおとが聴こえるのをずっと待っている
ドアの向こうの、ドア
夜はさみしいのさ 正常を逆走しているから
その行為に由来するせいめいがうごめいて 無条件に肌色と平熱を待ち望 ...
こんなに悲しいのに
誰もぼくのこと理解していない
少年は海を前に呟いた
猫は鳴き声をあげた
少年には賛同していると理解したが
そうじゃなかった
猫は雌猫のところへ駆けて行き
じゃれあ ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
どこで出あうのか
七尾きよし
自由詩
0
10/6/17 3:12
触れる
鵜飼千代子
自由詩
8+*
10/6/17 1:36
過程
小川 葉
自由詩
4
10/6/17 1:23
何かひとり
番田
自由詩
2
10/6/17 1:17
愛も尊厳もただナマンダブツ
七尾きよし
散文(批評...
0
10/6/17 1:02
めぐるめくるめぐる
くゆら
自由詩
1
10/6/17 0:23
下司風テスト
a
自由詩
1
10/6/17 0:11
ぼくらの夢
草野大悟
自由詩
1*
10/6/17 0:11
「ひまわり」
ベンジャミン
自由詩
3*
10/6/17 0:06
気持ち
ペポパンプ
自由詩
5*
10/6/16 23:59
雪のひとひら
《81》柴田...
自由詩
5+
10/6/16 23:38
市営プールの水の中
R.F.
自由詩
1*
10/6/16 23:37
ピース
izumi
自由詩
0
10/6/16 23:36
奨励会三段
TAT
短歌
0
10/6/16 23:27
胎
草野春心
自由詩
2
10/6/16 23:15
梅雨空
朧月
自由詩
1
10/6/16 22:41
果てに
マナ
自由詩
4
10/6/16 21:54
朝顔
小林 柳
自由詩
2*
10/6/16 21:46
炎を植えてやる
TAT
自由詩
2*
10/6/16 21:26
恋について秋元康が語るように女について出川哲朗が語るように詩 ...
キリギリ
散文(批評...
3
10/6/16 20:38
エコの大敵
花形新次
自由詩
2*
10/6/16 18:30
金星
ハイドパーク
短歌
5*
10/6/16 18:26
こどものころ
かんな
自由詩
6*
10/6/16 17:30
泣けるといいのに
板谷みきょう
自由詩
4*
10/6/16 15:37
夜と姫
木立 悟
自由詩
3
10/6/16 15:06
授業に出ない子供
夜恋
自由詩
0
10/6/16 13:56
雨男
リュウセイ
自由詩
0*
10/6/16 12:40
幼女詩編 其の参
一 二
自由詩
0
10/6/16 11:18
どうせ腐れビッチだけどな
わだち彩子
自由詩
0
10/6/16 10:42
猫と少年
冬野 凪
自由詩
3
10/6/16 9:33
3870
3871
3872
3873
3874
3875
3876
3877
3878
3879
3880
3881
3882
3883
3884
3885
3886
3887
3888
3889
3890
3891
3892
3893
3894
3895
3896
3897
3898
3899
3900
3901
3902
3903
3904
3905
3906
3907
3908
3909
3910
加筆訂正:
水たまり2
/
……とある蛙
[10/6/16 12:59]
あつい について。 しょいこむという部分
4.71sec.