雨の日に
地下鉄を降りて
改札を出る。
マックのチーズバーガーに
噛り付く
君のメールを読む
いつも四葉のクローバー
僕はいつもあおい双葉
未熟者なんです。
最近友達のエ ...
それは、うす紫に輝く。
静かな夜でなくてはならない。
砂糖と塩が出会う時は。
シーンと音のする満月の夜なら、なおさらいい。
狼男が、狼男そのものになる満月の夜
砂糖と塩は
...
重い翼を引きずって
君と手をつなぐ。
二人で見る
誰もいない空は、
いつの日もきれいだ。
凪に
立葵の首がからからと回る
細くながい指のさき
防空頭巾はしろい黒い
僕は何の役にも立たない
手旗信号の練習をする
三味線引きの猫がぴん、と鳴いて
けさがた道になっ ...
祈りは覚るに至らず
憎み続けて飽きることは無く
吐き気がするほど荒んだ気持ちですが
せめて時間を返しちゃくれませんか
後は所詮五であります
悟るに至らず
業に成りきれない祈りなど
誰 ...
私が愛する娘さん
私が愛する娘の髪は茶色
栗毛の髪のニンフェット
私が愛する娘さん
私が愛する娘の瞳は透き通る黒の色
彼女の瞳は朝焼けに映える海の宝石
私が愛する娘さん
私が愛す ...
落ちてくる、
展開されるいくつもにさよなら
穿たれる風景にひとかけらの曇り 風花
散ってはまたくゆらされるのでしょう
ティーヴィーで嘆く人の流れに
真っ逆様に落ちてくる鳥の影が
...
しゃがみこみサンダルのひも編み直す少女見つめた恥ずい感情
話せば判る
夫婦喧嘩した際、父が母に言い放ったような
パパとママ、どちらが好きなの
そんな母の発した答えようもない問いかけに弟と私
布団のなか、ひたすら息を潜めるばかりで
話せば ...
もう
下を向いて歩くしかないのなら
せめて
きれいなところを
歩く
歩きたい
まったく売れない
女の子
誰にも相手にされないけれど
俺は知っている
綺麗でもない
スタイルもよくない
頭もよくない
みんなそう思っている
だけど違うんだ
俺は知っている
...
わたしのことばが
唯一のものではないと知っている
幾千万の文字列を従えて歴史は動いている
止めどない比喩の群れを追って
捕まえた星のひかり
何億光年も前に息絶えたいのちの尊さを
思い出して ...
殺してほしいと
見知らぬ奴が言った
俺は面倒なことに
関わりたくないから
目を合わさないよう通り過ぎた
そうすると奴は
俺の足を引っ掛けて
転ばせた
殺してほしいと ...
「疼き」
わたしは女吸血鬼
逞しくばしっと叩くような男が好き
やるかやられるか
そのスリルがわたしを余計興奮させるのよ
でもね最近
草食系とか言って
わたしを見ただけ ...
君に憂鬱が訪れるたび
向日葵が深紅に染まる
太陽に背を向けて
哀しげに項垂れながら
闇を一身に背負った向日葵は
自らを切りつけ
地面へと倒れ込む
ひとつ
ふたつ
みっつ
...
ねえ君はゼブラ
等しく白と黒のゼブラ
でも誰も知らないゼブラ
黒い名前のゼブラ
でもほんとうは等しく白いゼブラ
ねえ僕達みんなゼブラ
等しく白と黒のゼブラ
でも誰も知らないゼブラ
...
母さん、ねぇ、お願いがあるんだ。どうしても欲しい本があるんだ。もう僕は、他には何もいらないから、その一冊だけ、ね、いいでしょ。その本は図書館には置いてないし、発行部数も少なくて、でもそんな事はどうで ...
指先つまんで3g
親指人指し
ひろげて14cm
手の甲浸して3cm
両手かさねて
おむすびできた
熱っちっちっち
耳たぶひんやり34度
おでこに手をあて
38度 う〜ん
右 ...
数人の人が
現れて退き
出会った白髪の老人
何か言い残して
消えたが
印象に残って
束の間の老人よ
また来ておくれ
船の上で皆が天を指差している頃
私の感心はただただ音の方へ
皆が競って星を奪いあううちに
ステップは外れ
ビールはぬるくなっていること
気づかないでしょうね
むしろ離れていったのは陸地 ...
私達は風景を食べている
そしてもうひとつの地球のような
そんな世界を造りその上を歩いている
しかしそれはとても、とても小さい
幾つもある小さいを繋いでみようと試みるが
誰も縫い目ひとつに ...
蝉時雨
もうすぐ初盆です
と言った義母の心が
くみとれなかった
その気持ちが解らないまま
私の口からも
同じ言葉が出てる
蝉時雨
記憶をたどろうとすると
嫁は不思議そ ...
落ち着いて考えるために
一杯の水が欲しい
築き上げた二人の関係が
目の前で崩れ落ちていくのに
ぼくはまだ戸惑っている
どうすればいいか
なんて悠長なことを考えている
手が ...
アブラハムサラと共エジプトに入り苦労をしては吾らが先祖
(創世記12の10)
エホバ神アビメレクをさとしてはつみからすくい異邦人にも
...
遥か昔 人がまだ平穏に暮らしていたその地で
類なき大罪を犯した五人の人間がいた
天に住まう神々はその所業を咎め その者達五人の魂を
永遠に奈落の世へと封じ込めようとしたが
果てし無き ...
大人になって
触れないものが増えました
まもなく
トンネルを通過します
と車掌が告げると
列車はわたしの耳を
通過していくのだった
長い車両は
途切れることなく
睡眠の世界を通過していく
暗闇の中
回転する ...
日曜日
おまえと遊ぶよりも
おまえに見送られることが
多くなった
きょうもおしごと
といって
目を合わせて
目をそらす
自転車に乗せて
おまえと出かけられる日は
...
あの車窓から
見えているのだろう
二階の窓から電車を見てる
私が景色のように
走り過ぎていったのは
私かもしれなかった
あわてて階段を降りていくと
そこには妻と息子が ...
かーん
こーん
き〜ん
ポタポタ
ぽた
真っ暗だ
でも在る
見えないのにわかる
キ〜ン
かーん
カーン
掘られている
掘られている
打ち捨てられた
横倒しのトロッコ
こー ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
LOVE mazurin
ペポパンプ
自由詩
6*
10/6/28 21:25
それは、うす紫に輝く
草野大悟
自由詩
0
10/6/28 21:17
翼
小鳥
自由詩
1
10/6/28 20:55
予後
古月
自由詩
0*
10/6/28 20:00
karman
ひち
自由詩
0
10/6/28 19:34
私の愛する娘さん
一 二
自由詩
1
10/6/28 18:57
落鳥
水川史生
自由詩
8*
10/6/28 18:40
初夏
ハイドパーク
短歌
2*
10/6/28 18:36
ガリンペイロの恋のうた
恋月 ぴの
自由詩
23+*
10/6/28 18:20
俯いて歩く
風音
携帯写真+...
2
10/6/28 17:43
売れない女の子
ふくだわらま...
自由詩
1
10/6/28 17:09
間奏
かんな
自由詩
7*
10/6/28 17:02
殺してほしい
くなきみ
自由詩
6*
10/6/28 16:34
疼き
乱太郎
自由詩
12*
10/6/28 16:01
深紅の向日葵
うずら豆
自由詩
3
10/6/28 14:33
白と黒のゼブラ
瑠王
自由詩
2*
10/6/28 13:10
十三歳、
光井 新
散文(批評...
2
10/6/28 12:34
手計り
ryou
自由詩
0
10/6/28 12:29
束の間の老人
生田 稔
自由詩
4
10/6/28 12:05
航海
瑠王
自由詩
3*
10/6/28 11:50
Patch Work #1
〃
自由詩
11*
10/6/28 11:34
無回転姑
AB(なかほ...
自由詩
3
10/6/28 9:17
シュール
寒雪
自由詩
2
10/6/28 9:13
アブラハム
生田 稔
短歌
0
10/6/28 8:23
語り
十二支蝶
散文(批評...
0
10/6/28 6:53
雨上がりノスタルヂック
瑠音
携帯写真+...
4
10/6/28 6:10
無回転姑
小川 葉
自由詩
3*
10/6/28 4:47
プレゼント
〃
自由詩
4
10/6/28 3:48
ホーム
〃
自由詩
1
10/6/28 3:26
地下鉱脈
秋也
自由詩
1
10/6/28 3:05
3870
3871
3872
3873
3874
3875
3876
3877
3878
3879
3880
3881
3882
3883
3884
3885
3886
3887
3888
3889
3890
3891
3892
3893
3894
3895
3896
3897
3898
3899
3900
3901
3902
3903
3904
3905
3906
3907
3908
3909
3910
加筆訂正:
Patch Work #1
/
瑠王
[10/6/28 16:29]
ちょっと修正
5.56sec.