煩わしさと恋しさの狭間を
書きたかったのに
無骨な指は気がつくと
穢い言葉を叩き出していた
気ままさと淋しさの狭間を
言いたかったのに
愚鈍な唇は気がつくと
哀しい言葉を吐きだしていた
交差点と ...
夜が来る 何度も夜が来る 双曲面の旋回
太陽は真っ黒なループだから
トーラス上の軌跡を描きながら
何度も夜が来る
真っ黒な太陽があがるたびに
ヒトとイヌが
並んで歩いている
こんな光景が
朝と夕方にあちこちで見られ
夜
ヒトとイヌは一緒に眠る
遺伝子を未来に運ぶ乗り物として
イキモノはこの世に産まれてきた
だから
...
明るい太陽の下に
重たい雲の下に
嵐の夜の下に
あたしのための
にせものの星空を。
嘘でいいの。
信じさせてくれるなら。
あたしをその空に
飛ばして。
100619
きりきりと袋掛けする童かな
見てきたような景色を作ると
桃の季節が近づいて来る
蒸し暑い空のもと
白百合が鷹揚に咲き
散らかった ...
もめんの色
出会い
かりそめ
息をつく
蒸気をとおして
戻すつながり
熱さまし
衣ずれ
目的地
季節と、契る
ちらばった雲に
指をさして
「こんにゃくゼリーの会 発足!」
ある日突然
それはひとつのテロ、いや革命だった
「老人と子供にはあげません」
と貼紙をして
こんにゃくゼリーたちが檻の中に閉じ籠ってしまったのだ
...
今年は海に行きたいな
海こっから何時間かかると思ってるの
群馬は海なし県だよ
じゃあ水族館?
太田にあったような
いきたいにゃ
きりんさんと一緒にいきたいにゃ
...
幼女よ、あなたは私の元に舞い下り、
そしてその腕に我が魂を抱きて、
愛の翼持って遥かな空へ天翔る。
幼女よ、あなたは私の全てだ、
いや、もはや全てという言葉は、
私であり、あなただ、 ...
違うんだ
子供が好きな
だけなんだ
ナギと呼んで空に心をのばす
心は手になり私になり
ナギに届くと思うのだ
思うのだと思うほど信じてはいない
チチチ と鳴きながら近くを飛ぶのは
警戒の意味もあるのだと
私は警戒にあたいす ...
苦しみも
悲しみも
今日でおしまい
長いようで
短い
僕の人生は
これにて幕引き
喜べなくなるのは
ちょっとつらいけど
覚えている
カビの生えた
コンクリートのぬ ...
降り積もる雪の如く
湧き出でる清水の如く
澄明なる泥濘の如く
千里を見通せる闇の如く
私がいくらその大業を厭えど
黙々と自らの責務を全うするもの
とろとろと とろとろと
おっと、ここは船のうえであるというか
ならは、ほれ
釣竿を持て
ほぉら、ほらほら、魚が引いている
竿がつんつん引かれているじゃないか
ほぉら、ほらほら
私が引いてあげよ ...
「君がいなくなった後の話をしましょう」
二人で見つけた、魚の形をした雲
毎日せっせと泳ぎ続けている
月のうさぎはもちつきをして
夏の音は歌を唄い
紅葉は静かに路を染める
...
ああ、空は紺青に澄みわたり
春の日差しは暖かく降り注ぐ
白百合のような清楚
胡蝶蘭のような華麗
向日葵のような笑顔
新たなる春
学び舎に花開く
瑞々しき幼子たち
野は緑に ...
私の知らないどこかで
人は朝に 舞う
私の体の中には
希望の言葉が くぐもるだけ
過程の中で
光が生じる
誘惑なのか
真実なのか
淡い光彩
絡み付く
従い
導かれ
ただ明日へ
紫色の物体
2回目の忠告
狼狽える猪
昔の名残
聞こえる囁き
ブナの下 ...
疲れたなら寝むれば良い
悲しい事は忘れたら
色々 溜めて辛いなら
僕のトコに来て
話を聞くよ 君の事
暗い顔は見たくない
やっぱり君は笑ってて
それはきっと ...
雪降るように桜舞う
薄桃色に輝く道の
向こうの果てに
愛しい愛しいあなたがいた
薄桃色の霧雨
水之色に緑の薫り
ぼんやりとした彼岸の先に
愛するあなたの姿が見える
愛し ...
ある日
この場所から消えてしまった人は
声も姿も引き剥がされ
記憶もやがて途切れてしまう
物理的には
どちらも総武線沿線で働いているが
私たちはお互いに点だから
交わることも ...
わたしたちの考えた春というのは
玄関すみでは
魚のかげがうごめく4時半のことだった
羽のあるもののように
わたしもそれの中に入ったり
あるいは
絵を描いている
ゼリー状の
青いこれがわ ...
足枷としての宇宙
今雨粒より早く
君に収斂する困惑と
パステルカラーの宇宙
僕をののしる言葉に耳をふさぎ
やわらかさに溺れるための恋愛
未知なるものを知るつもりはないよ
この緩やかに ...
神様をよくみたら
ソリトンだった
実績が低く、鼻の先で笑われたため、恥としか言いようがない。やはり口数は少なくしないと、思わぬ失点が出てくる。基本的にしゃべることは相手に付け入る隙を与えることであって、しゃべればしゃべるほど追及の種 ...
「もう十分苦しみました」
そして
「これからも苦しみ続けるでしょう」
心の苦しみ 身体の苦しみ
人は苦しみを背負って生きている。
生きるほどに苦しみは増し
私たちを蝕んでいく。
...
一様等方な3次元計量では宇宙は閉じるか、開くか平坦かの3種類ある
アインシュタイン方程式にこれら時空の計量を代入すれば
フリードマン方程式が導かれる
フリードマン方程式を解くことで
宇宙の ...
いつもと変わらない日常のはずだったけど
携帯電話を持つ手が
なんとなく違和感をおぼえて
メールを打つのをやめる。
誰にも縛られたくはないのに
何かに縛られることで居場所を探す
...
どの星座も
夜更かししたり
早起きしたりすると
次の次の季節の分までは昇って来ている
ただ
ずいぶんと深更なので
それをだれかと一緒に見るようなことはあまりない
明け方のアンタレ ...
昔の言葉に生き
昔の言葉に死ぬ
情報が古くなる
最新情報に移る
いつ適応するか
わからない。
いつ必要なくなるか
わからない。
モノの価値判断は
誰にもできない。
幻の平均 ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
尻尾
nonya
携帯写真+...
16*
10/6/19 14:47
夜来る
佐藤伊織
自由詩
0
10/6/19 14:46
愛犬家
ばんざわ く...
自由詩
5*
10/6/19 14:05
プラネタリウム
小鳥
自由詩
1
10/6/19 12:15
白百合
あおば
自由詩
6*
10/6/19 12:00
はじめて海をみた記憶
あまね
自由詩
14
10/6/19 10:59
こんにゃくゼリー革命
鵜飼千代子
自由詩
14*
10/6/19 9:59
わたしの、きりんさん。
ki
自由詩
0
10/6/19 9:29
幼女がこんなに可愛いとは思わなかった
一 二
自由詩
0
10/6/19 8:37
ロリコンを疑われたら
〃
川柳
1
10/6/19 8:33
ヒキナギへ
砂木
自由詩
13*
10/6/19 7:12
招待状
寒雪
自由詩
0
10/6/19 6:32
サンドマン
R.F.
自由詩
0
10/6/19 3:31
李白先生
いのせんと
自由詩
1
10/6/19 2:50
エピローグ
三奈
自由詩
4
10/6/19 2:27
ロリコンには春がこう見える
一 二
自由詩
1
10/6/19 2:08
缶
番田
自由詩
1
10/6/19 1:12
laid back
Oz
自由詩
0
10/6/19 0:32
scop
祐太
自由詩
0
10/6/19 0:24
四月に見た幼女
一 二
自由詩
3
10/6/19 0:16
総武タイムライン
伊織
自由詩
1*
10/6/19 0:14
童顔
梶谷あや子
自由詩
8
10/6/18 23:54
確かな事実
瀬崎 虎彦
自由詩
2
10/6/18 23:23
神様
佐藤伊織
自由詩
1
10/6/18 23:20
サンソン、モルワイデ、グード、メルカトル、メルカトル
a
自由詩
0
10/6/18 23:19
影
izumi
自由詩
2
10/6/18 22:08
宇宙
佐藤伊織
自由詩
0+
10/6/18 21:35
その瞬間、
灯和
自由詩
2
10/6/18 21:32
明け方のアンタレス、とばくちの言葉たち
海里
自由詩
2
10/6/18 21:26
異端児
ペポパンプ
自由詩
7*
10/6/18 21:10
3867
3868
3869
3870
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3872
3873
3874
3875
3876
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3886
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3889
3890
3891
3892
3893
3894
3895
3896
3897
3898
3899
3900
3901
3902
3903
3904
3905
3906
3907
加筆訂正:
こんにゃくゼリー革命
/
鵜飼千代子
[10/6/19 11:30]
最終行修正
浅い夜
/
松本 涼
[10/6/18 23:28]
ちょっとなおしました
4.51sec.