弔いの卒塔婆に似てるタチアオイ梵字の様に花が連なる ゆるんだ包帯
心臓のおと
遠く遠くゆめになる
つなぐてのひら

もしもし、あのね、

つないだまま
きっと忘れたりしないって
むらさきいろの眸が
しずかにわらった
無駄にやたらに生まれてきたのだから
無駄にやたらに死んでいくのはしかたがないこと
この際自殺は承認しましょう
死にたい方はまず家族にきちんと説明をして納得してもらってください
...
お空を 雲が流れてゆく
わたくしは
けむりのとったんにとどまる
丸い果実にもやされた
乳房の曲線を
つめたく伝う

円柱の墓標は長く
石のままなのね
黒光りのかたさに 無表情の
ま ...
 六月はあれの締め切りあったから梅雨は未だに大作の季節

 引きこもり騎士のサーガを書いていた騎士の修行は諸国遍歴

 オークにも女王様はいるのかなきっと見つけるきっと見つける
だんだん眠くなってきた。
お薬のおかげだ。
まばたきがゆっくりになり、呼吸とシンクロしてる。

私はこの世界より、寝ている間の世界の方が好き。
ファンタジーあり、スリルあり。もしかしたらこれ ...
道の歪みのそこここに
溜まって出来る水たまり
昔の雨にはつきもので
道行く人の迷惑で

車が通れば泥をはね
人が踏めば靴汚し
道の歪みの性格を
そのまま見せる水たまり

そのうち道 ...
タイから帰ってるはずのカワバタから連絡がなかった
カワバタを想うと滝の音と満月が濃くなった
さいきん心癖のように思うことがある
カワバタが独身だったらあたしはユキオと別れているのだろうか

...
ここから見えるのは緩やかな勾配と
奥行きのある青い空
越えられぬ丘と誰かが呼んだ
そういうものがあるのだと
そういうこともあるのだと

例えばパレードを追い掛けていく子供が
その浅いふも ...
あなたには
人を切り裂くほど
出来るだけ傲慢でいてほしい
あなたには
人を踏みつけるほど
出来るだけ冷酷でいてほしい


やさしくしないでくれ
わかったふりしないでくれ
転 ...
世界は私を放り投げる
残酷に放り投げ 
気紛れに優しく抱きしめる

私が初めて人を愛したとき
私は世界の光を感じた

天と地と想いと人々へ
私は自らを投げかける

私が愛を感じると ...
 スデに下地は出来上がっていたのだ。
 国民は特定の信仰を持たず、国家に蔓延した宗教は凡そ全ての神を赦した。偶像を掲げる隣で天使祝詞を読み上げても、スパゲッティモンスターについて議論しながら東方へ頭 ...
あたしにとっては
衝撃的な出会いだった

あたしのキモチは
反転し
燃えあがり
熱くなりすぎた

じれるような日々
会えないつらさ

つのる愛しさ

無機質でも
あたたかい ...
ゴールデンウイークはパチンコ三昧にした
お盆をとらない代わりに休みをすべて貰えた
市内のホテルにユキオと合宿をはりそこから毎日パチンコを打ちにいった

ちいさなころ町じゅうのパチンコ屋にお母さ ...
 
 
わたしは
人になりたくて
生まれたのだろうか

なりたくて
生まれたわけではないのに
慰めてくれるのか
牛よ
 
 
{引用=白と黒の間の色を
あなたは透明だと言う

僕はたぶん
灰色なんじゃないかと
だって透明は色として見えないし
白を透かせば白に見えて
黒を透かせば黒に見えるでしょ?って
言いたい ...
何もないんだ の顔ヒねりだす


私は!私じゃないンだ!必要だ!


ぞうきんのせんいを感ズるチャイムスる
毎日、空に今日も殺されることを皆が受け入れている
それは少年のころに知る事実で、直に忘れるようにできている
それが哀しくて、
世のこどもはよく泣く

夜を知らない日もあった
たしかに暗くは ...
砕け散るはやぶさの下ひとすじの軌跡をえがきカプセル還る 線路のうえに寝かされた妊婦をみているよう
女は都合のいい神様をすぐ孕む
狂ってるってわらう?

きみをこの浴槽で飼えたらな

愛のはらわたが薄くひらいた唇からのぞいてる
とてもきれい
...
肩書きは「青い新宿回遊魚」まだあのひとはいますかここに





膝を抱き「東京事変」聴いていた人恋しくてベゴニアを買う



束縛を嫌いみずから糸切れば動けなくな ...
飴玉みたいな夕陽が部屋に転がってきたので
思わず拾って口に放り込んだ。

外は真っ暗になって黒い川が佇んでいた。

静かだ。


水面は、毛羽立ちながら揺れて揺れている。



...
ま ず し さ と い う 物 質 良 な 乾 キ は こ こ ろ

し ず け さ が わ れ を 良 貨 し 物 ラ は 故 郷 と

ろ う 人 や め な る か と 問 い  ...
男はたぶん たどりつけない旅の疲れなど
パキラのように忘れているが
女はいつも 負けず嫌いで
瞳に夕陽の海をきらめかせている

なつかしい鉛筆が転がりだすころ
夜は 夏草のあの場所へ走りは ...
緑一色















一気通貫








...
億劫な時間に堕ちた鼻声
飲み忘れた風邪薬はじっと息を潜めていて
嫌なことばかりを思い出してしまう

咳払いをする度に捨てられてゆく羞恥心と
塵も積もれば山となりゆく倦怠
冷房の真下で居眠り ...
朝の便所の時間潰しにソフトバンクを弄びながら






今日も今日とてサラリー頂戴する為だけのナンセンスな一日を

強かな社会人の能面でやり過ごそうと

...
あなたの部屋よりも
この檻は狭いのか
広いのか

私には
あなたの首に
鎖が見える

あなたが首に巻いているのは
自由というのか
私に
自由はないのか

昔は私も
草原を彷 ...
遥かなる海 果てしなき地平

大海原から生まれ
大地に育まれ
人の世に生きる
我が愛しき人よ

ここは
人の手の振り方で
人の生き死にが決まる
死の世界

世は鉄に満ち
剣持 ...
融けてゆくチョコレート
アイスの口当たり
極上のとき
彼女は笑った

スネアドラムの音
今宵の月は三日月だ
リズムに乗って
肩を揺らす。

楽しいひと時
ずっと前から
思ってい ...
日付順文書リスト
タイトル投稿者カテゴリPoint日付
立葵ハイドパーク短歌2*10/6/15 17:55
叙情自由詩010/6/15 17:24
バンビを増やし続けたのは誰だ?ホロウ・シカ...自由詩4*10/6/15 16:56
火葬こしごえ自由詩4*10/6/15 15:32
角川スニーカー大賞藪木二郎短歌110/6/15 14:04
睡眠izumi自由詩210/6/15 13:50
水たまり2……とある蛙自由詩14*10/6/15 12:32
ギフト吉岡ペペロ自由詩610/6/15 10:41
越えられぬ丘テシノ自由詩3*10/6/15 10:24
Leave Me Alone寒雪自由詩110/6/15 6:54
幼女詩編 其の弐一 二自由詩210/6/15 6:48
ヘル・ヘイ・ブン影山影司散文(批評...1+10/6/15 5:11
しずかに恋して森の猫自由詩5*10/6/15 2:37
悲しい音吉岡ペペロ自由詩710/6/15 2:29
慈悲小川 葉自由詩210/6/15 2:21
白と黒の調和ベンジャミン自由詩3*10/6/15 2:12
3吠番田 俳句010/6/15 1:44
蒼くゆうさく自由詩010/6/15 0:54
帰還A-29短歌3*10/6/15 0:53
分娩室のジェリーフィッシュわだち彩子自由詩310/6/15 0:40
東京哀歌Rin.短歌2410/6/15 0:02
おれんじあめ。自由詩210/6/14 23:42
座標ベルヤ自由詩3*10/6/14 23:21
パキラ草野大悟自由詩2*10/6/14 22:58
女神と悪魔の夜TAT短歌1*10/6/14 22:58
散らかして、片付けて中原 那由多自由詩610/6/14 22:51
今朝TAT自由詩010/6/14 22:41
安楽な檻の中でライオンは曲がり屋レオ...自由詩3*10/6/14 22:41
幼女詩編一 二自由詩210/6/14 22:23
話はなしよペポパンプ自由詩6*10/6/14 22:09

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加筆訂正:
豊かなる曖昧/atsuchan69[10/6/15 0:58]
土には帰らぬ朽ち葉を一枚、→土に帰らぬ朽ち葉を一枚、
4.91sec.