夏の空に太陽が飛ぶ
大きな大きな太陽のひかりが
僕たちにふりそそいで
頭を地面に押し付けてゆく
車もぺしゃんこだ
自転車だけが空気を利用して
すり抜けてゆく
まるで海の中の魚みたい
...
きみと別れた日
涙まじりに眺めた夕日の
猛々しい茜色が
ぼくの脳裏に溶け込んで
きみがいなくなった夜
透き通る星たちの
無表情な青白さが
ぼくの心を塗りつぶして
...
白群の空に詩人達の言葉が消えていく
無駄に紡がれた魔法が社会から棄てられているのだ
広告を飾れ
雑誌を飾れ
作家になれ
札束になれ
楽しむことに慣れたら ...
深夜 混濁する精神
そんな中
あたしは 自暴自棄になった
一夜明けて
いつもの あたしに戻った
はじめから
わかってることじゃない
キミの素行
破天荒だって
なにを ...
チョコレートをショコラと
言いつづける店員に隕石、そのころ
モノリス(不思議な扉)に触れたロボットは
しゃっくりに悩まされつづけ「考え」を考えるように ...
あたしは この夏
オーバーワークなんじゃないか?
自分の器以上のことを
やろうとしている
気がする
普段のあたしでは
かんがえられない
5泊6日の強行な
海外旅行
2泊3 ...
深い息を繰り返せば
みるみるうちに
あなたへと
浸透してゆく
震える場所
昨日よりも
支配したい
こうして
わたしだけが
秘密を増やす
君は複数存在し
それゆえに
ちらちらと
人は見かける
それはつまり
人にとって
日常性の隙間に
はめ込まれた君を
認識できているという
ことだ
{引用=
...
木に見ている 帰り道の暗い羊と
群れに 遭遇する
車で走っている時 私は
小山の向こうに いつも
手に 銃など持ち合わせてはいないのだが 一本が
遭難者の旗が 立っている 一本の旗が
誰 ...
流れていく ぼんやりとそんな人形を見ている
おとうさんの形や
おかあさんの形をしている
春分の日に何となく手に入れようとしている
バービー人形の中の銀紙を
腰を下ろして ラムネ色 ...
色んな汁出してもらうぜ
おばさん
ゴルフ練習用の
穴開きピンポンに細い革紐通した奴に
蚕の繭よりチョイ小さめな
でもゼリービーンズよりチョイ大きめな
でもゼリービーンズみたい ...
風がないので動けないのか
止まったままの風車が
申し訳なさそうに立っている
手のひらをめいいっぱい広げて
わずかな空気をとらえたら
小さな風が生まれた
見えない風が水田の上を走り
...
回転する歯車
動脈から流れ出る油
ガリガリガリガリ
僕は動き出す
今日も昨日と同じ動き
決まった動作しか出来ないよ
それが僕の役目
みんなの平和
ガリガリガリガリ
僕 ...
おわらない憂鬱を笑うように朝がきて
継ぎ目のない昨日をなくしていく
夜の隅っこに取り残されて
君がついたため息を飾ろう
裏切るようにうつくしい陽がさして
安心な夜を洗い流していく
...
100816
円高不況の炎天下をマルク掃除する者はいないかとニヒルなプラカードを掲げてゆっくりと右旋回するトンビの群れが急降下するたびに頸をす ...
ロックンロール
おい、おまえ
ろっくんろーる
どこいった
ろっくんろーる
ろんろんくーる
ロックンロール
ろんくろんくろっくんろーら
おまえ
こな ...
世界の果てから響く詩
もしも君が今でも
選んだ旅路を誇れるのならば
精一杯の声で
希望に満ちた歌を僕は歌うよ
もしも今の君が
選んだ旅路に後悔をしているのならば
それでも大丈夫な ...
大根の上に
小さな虹がかかっている
きみは虹を切らないように
器用な手つきで
大根を切っていく
飛行機がいつもより
低く飛んでいる音が
屋根の上にある空から
聞こえてく ...
駅の裏に停めたはずなのに
おれの自転車がぬすまれていた
空から雨が落っこちてきて
もうほんとうに最悪だ
死ね 死ね 死ね
みんな死ね 死ね
...
天に唾を吐け
ここではない何処かに
理想を見定めるならば
おい、俺よ、
天に唾を吐け
じぶんの唾を
じぶんの顔にかけるんだ
そうやって落し前をつけて
こ ...
泣きながら便所駆け来る男子いて一枚へだてその嗚咽聞く
歳だけは取りたくないが口癖の老婆の霊が座る終電
急死した男の棺運ばれるテニスコートの脇の葬儀所
河口まで入道雲を追いかけた「イエ ...
これって本物なの?
私の問いかけに彼は口元を僅かに歪ませながら首を振った
遊びに来ないかとでも誘われたのだろうか
今となっては定かではないのだけど
大手町あたりで待ち合わせ丸の内線 ...
テニスガールの太腿、ケンタのチクンみたい。とてもジューシーで、食べちゃいたい。
その日の小学校は
雪に埋もれて真っ白になっていた
音はシンと響き
鶏や
兎は息を潜め
体を丸めていた
その日は丁度夏休みで
皆学校にはいなかった
用務員の叔父さんぐらいは
来てい ...
いつものように
キミのブログを目にする
涙がひとつぶ
落ちた
怜悧なキミの文章なら
いかようにも
あたしのココロは動く
今日は
苦しかった
どうしようもなく
秘密の ...
深いところに降りていって
言葉を探そうとした
深いところなんてない
全部浅瀬で
貝だって
みえてるよ
大げさすぎる
網なんていらない
すくえるんだ
手のひらもなくても
言葉なんて
...
夏が来れば
思い出す
あそこの毛
剃り忘れ
ビキニの脇から
チラリでる
あそこの毛
遠い空
モズクみたいなのが
生えている
僕らの夢をのせて
生えている
ビーチの熱 ...
僕は子供の頃ヒーローになれると思っていた
自分は選ばれた人間なんだと思い込んでいた
歳を取って様々な経験をする内に
そういう考えは徐々に霞んで行った
毎日生きるために必死で働いて
微かな幸せ ...
内容を求めるバナナはもう終わったのだ
むしろショックが ママ! 母… に挟まれている
タイトルが押し潰されて 一行目は存在しないのだ
孤独でよかった
むしろ必要なものなど この世に無かった ...
君はたしかに一介のピーマンだったが
人間工学をあざ笑ったのであろうか
一塊(ひとくれ)の粘土をしぼりとった手ごたえと
大胆なくびれ はじける地肌が第一印象なのだ
小麦色の少女のはちきれんばか ...
日付順文書リスト
タイトル
投稿者
カテゴリ
Point
日付
夏の君
朧月
自由詩
2
10/8/17 13:09
感謝
寒雪
自由詩
0
10/8/17 4:46
俺たちの家が燃えている!
婆娑羅翁
自由詩
1
10/8/17 3:30
キミへの想い
森の猫
自由詩
1*
10/8/17 3:23
しゃっくり第七星雲
ヨルノテガム
自由詩
2
10/8/17 2:49
オーバーワーク
森の猫
自由詩
2+*
10/8/17 2:34
秘密
杳
自由詩
4
10/8/17 2:25
君は日常に潜んでいる
真島正人
自由詩
3*
10/8/17 2:10
熱帯夜の夜
番田
自由詩
6
10/8/17 1:36
春分の日の夢に
〃
自由詩
1
10/8/17 1:35
初デート
藪木二郎
自由詩
0
10/8/17 0:33
「風車」
ベンジャミン
自由詩
3*
10/8/17 0:22
回転する歯車
うずら豆
自由詩
0
10/8/16 23:42
明星
はるな
自由詩
3
10/8/16 23:09
怪談の踊り場
あおば
自由詩
1*
10/8/16 22:59
ロックンロール
ショボクレス...
自由詩
1
10/8/16 22:56
世界の果てから響く詩
itukam...
自由詩
1*
10/8/16 22:54
ブリ大根
たもつ
自由詩
9
10/8/16 22:01
カレーライス賛歌
草野春心
自由詩
1
10/8/16 21:47
天に唾を吐け
吉岡ペペロ
自由詩
2
10/8/16 21:35
「イエス」と「ノー」と「たぶん」
都志雄
短歌
4
10/8/16 20:06
四谷見附のひと
恋月 ぴの
自由詩
21+*
10/8/16 18:10
真夏
ハイドパーク
短歌
1*
10/8/16 17:47
雪の日
Oz
自由詩
1
10/8/16 17:35
こんなに苦しいのなら・・・
森の猫
自由詩
2*
10/8/16 16:33
ワタシノオモイ
朧月
自由詩
5
10/8/16 15:45
夏の思い出
花形新次
自由詩
1*
10/8/16 14:57
ヒーロー。
SEKAI ...
自由詩
0
10/8/16 13:38
消される前に消える、そこに存在(意味、味噌汁、蕎麦、撃ち名人 ...
狩心
自由詩
1*
10/8/16 12:07
ピーマンの個性 (想起させるものに、忠実に)
乾 加津也
自由詩
3*
10/8/16 10:54
3857
3858
3859
3860
3861
3862
3863
3864
3865
3866
3867
3868
3869
3870
3871
3872
3873
3874
3875
3876
3877
3878
3879
3880
3881
3882
3883
3884
3885
3886
3887
3888
3889
3890
3891
3892
3893
3894
3895
3896
3897
6.96sec.