ある日
雨が降りはじめた
それは400日やまない雨
すべてをリセットする雨だ

しかし
世界の富の大部分を独占する
大富豪や権力者たちは
事前にその情報を得ていた
途方もない金額で神 ....
思想書でも哲学書でもなく
英国案内のような小冊子を読んでいて
読後、天啓のようなものが
降りてきた
「イギリス人は冗談で生きている!」
まったくなんの根拠もない
唐突なひらめきだった
決 ....
夜更けに僕の勤務は始まる
夜明けに僕の勤務は終わらない
それとはあまり関係ないが

夜桜ばかりが散りかかる明治通り
では大正通りはないのかと考えたりするが
昭和通りはたぶん各地に点在 ....
 
 そろそろ化粧をはじめなければ……
肉付いた太ももが張る。張るので痙攣をはじめる。
また    腸が泣き出した。
溜まった便の隙間からガスが漏れてくる。かと思えば三日後には便が止まらない。 ....
チリチリと薬缶が燃える
怒りで燃える
グラグラと蒸気が噴きあがる
焼けた石を何度も何度も投げつけられてベコベコに凹んでる
舌の根に酸っぱくて苦い味がいつもしてる
行き場のないやりきれなさ
 ....
北の地を放浪しても
得るものは老いた馬の
澄んだ瞳だけだった

若駒とともに嘶いたが
そのように走れなかった

鞄をひらきぶち撒けて
夢も希望も熱狂も棄て
敗残兵なりに鞄は軽く

 ....
眠りの横で願うとき
わたしの願いが
泥のように暗い
頬をそっと撫でたいとき
わたしのゆびが
泥を塗るように重たい
せめてわたしが
だれも傷つけないように
祈るとき
わたしの眠 ....
ふるい嘘を すてた日
体が軽くて
歩きにくかった

曲がっても曲がっても
曲がり角
街はらせんに伸びつづけ

かわいたパン くらいの
気持になって
飛び降りるとき
空は
わ ....
毎日つけているつがいのマスク
人間でいえばもう80歳くらいだろう
一日交代で洗っては干し洗っては干す
135回くらい洗っても毛羽立たない
どんどん肌になじんでいく
ほつれがないわけではない
 ....
家は何一つ燃えなかった
足のない鳥が彼方を翔る
神がそこここで沈黙し
草原は微笑みにざわつく

真実の為に生きたのだ
泥沼に突き落とされ
踏みにじられながら
歩こうと前を向いて

 ....
淡く赤く
想い出のような
タイムの花が咲いた

妖精の足音が聞こえる
密やかに
ハープの音のように

私は眠れない星の子供
窓を少し空けたまま
香りをひとりじめして
夢の入り口を ....
お昼休みにだけ
あなたを見つめてた
あなたの借りた本を
いつも次に借りる

あなたの名前の下に
私の名前を書く
ただそれだけで
胸を熱くしていた

転校すると聞いた日
最後の図書 ....
雨上がりの夜
羽根を広げ
月の光をあつめて
命の継ぎ足しをする妖精

丸い雫がいくつも
次から次へと
クレマチスの葉に
泣いてるように流れていく

あした咲く花の色は
今夜の妖精 ....
古い手を繋いで来た約束は
一瞬の風の中を盲目にする
先へ進めないような不安さえ
スライドさせればマントになるよ
放課後を待つだけの時間に
目を細めながら夢を描いた
どこか遠くへ行きたいな
 ....
また夜が来た
今日もまた
蠢く闇が迫り来て
私の意識を剥奪する
恐怖の時、広がって

ざわめく空間の鼓動は荒く
不動の尖塔は時を串刺す
徘徊する黄色い犬達の
赤い舌が波を打ち
名あ ....
自称詩人が
自宅に引きこもるだけじゃ
いつもと一緒で変わんないだろ
それ以上のことをやんなきゃ
自粛になんないんだよ
うーん、そうだなあ・・・
自宅の押し入れに
閉じこもったまま一生出て ....
呪いはとけていなかった
甘いあまい呪い
わたしは清貧につとめるしかなかった
雨ふるふるさとの
息吹きのひとつを吐きたくて
今日もペンを持ったのだった

彼女は過去に生きて
古傷も大 ....
全員宇宙服のようなものを着て
外出すればいい
薄くて軽くて動きやすいものを
作ればいい
今の技術でできるはずである
日曜の、朝の霧雨はむごたらしくあたりを舐め
細々と暗鬱を演じている
もう一人の私は、窓の外を見ている私を見入り
そのもう一人の私ですらそのまた向こうの違う私が見入るという
何とも奇 ....
公平と平等
当然ある筈のものがなかった

肝心な人の命を計る物差しにさえ
公平と平等に目盛りが刻まれていなかったと
思い知らされた

それぞれの人には
それぞれの値札がついていて

 ....
今日もドアを押すと
誰もいない街を 僕は行く 硬いペダルを
誰に会うこともなく踏みしめている そして
通い慣れた道に僕がいた


ラブ・サイケデリコの声
ラジオをつけると彼らは今もそこに ....
壁に残された二年前の嘘
ストラヴィンスキーの神経症的な後味
朝食のベーコンの油のにおいが
因縁みたいに食卓にしがみついてる

ラジオ・プログラムは元気が出る歌とかそんなものばかりで
驚 ....
長すぎる夜に
ほんの少しの朝のきれはしを
しのばせておく
ばらばらになった風景が
夢のなかでぼんやりと
それでも一つに結び合おうとすると
空に向かって曲がりくねりながら伸びて
その先で開 ....
片思いがすれ違う
風のなかに文字がからまって
いっせいに蝶が追いかける
ほどけないと知りながら
だけど放っておけないから
たった二つすきの二文字を
言い訳の海から拾ってくる
大勢の人と一緒に
私の森へ登ってくるあなた
もう忘れたでしょうね
一緒に遊んだのは小さなころ
あなたが空海の名前で
高野山に来ることは
胡桃の預言書で知っていた
小さかったまおちゃん
 ....
森の花屋は
入り口も出口もない
扉も屋根もない
店員の妖精は
ミツバチに押し売り
花のビー玉が降れば
枇杷の葉で雨宿り
黄昏は甘い香り
閉店知らせる風が
月を呼びに出かける
イカ墨
おーい店員さん
そうね
取り消しで

食べたら
思てんのと違う
微笑みをグラスに注げたなら
傾けて一緒に目を合わせよう
嬉しくて泣ける映画みたいに
薄い涙が夜空を溶かして
青くなるグラスは特注品だよ
幸せだと思った時は
微笑みが揺れる星を拾える
前髪 ....
それは
吹く事を忘れた
風の涙


それは
雲のハンカチで
拭いきれない
空の悲しみ
君は正座をしながら
アイロンをかけている
脂っこいものや甘いものを
食べ過ぎてはだめ
そうやってしわを伸ばしていく
部屋を出るときは
必ず鍵をかけてね
そうやって生地を裏返す
平積みに ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
方舟ふたたびもとこ4*20/4/21 8:46
ヘビをナタで叩っキル一輪車2*20/4/21 5:35
なにもなかった昭和に寄せて梅昆布茶5*20/4/21 3:25
Dr.マルケ氏の予感アラガイs1*20/4/21 3:19
薬缶―怒りとおこ120/4/21 1:42
海への帰路帆場蔵人4*20/4/21 1:16
2002はるな320/4/21 0:00
2001420/4/20 23:55
マスク木屋 亞万120/4/20 23:29
青空ネン020/4/20 22:27
タイムの妖精丘白月120/4/20 21:50
020/4/20 21:50
クレマチス120/4/20 21:49
カーテンミナト 螢1*20/4/20 20:34
恐怖の輪郭ひだかたけし220/4/20 19:47
自称詩人に自粛を促す花形新次120/4/20 19:37
培養田中恭平320/4/20 16:11
ウイルス感染防止のためにホカチャン1*20/4/20 8:57
たたずむものたち山人10*20/4/20 7:12
明と暗こたきひろし220/4/20 5:44
落ち葉の春番田 120/4/20 1:01
濁流によって朝は足止めされてるホロウ・シカ...2*20/4/20 0:29
眼の奥処岡部淳太郎120/4/19 23:19
ガウラの妖精丘白月020/4/19 21:45
クマガイソウの妖精220/4/19 21:44
妖精の花屋020/4/19 21:44
BUTABAKOヘ ル フ ...020/4/19 21:43
微笑みミナト 螢120/4/19 18:35
風の化身120/4/19 18:05
アイロン葉leaf420/4/19 16:00

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