大きな雨が一滴、地球へ落とされた。
ピペットでポタッと、宇宙の理科室から。
しゅるりんしゅるりん吹く風に
かんかんかんかん鳴る踏み切り
急がず慌てず立ち止まれば
秋晴れの空、圧倒的に
降って来る青、降って来る青

生きて初めて開ける光景を
次々と開けるこの現実を ....
軋む夜に宇宙は静謐を装って
僕のアラートは適切には鳴らないようだ

優しい朝のひかりを浴びて
入浴したての君がいてくれればよい

絶対零度の幸福論と
肩のこらないレトリック

アルマ ....
晩ご飯を作って
待っていたのは、かしこい?

部屋の掃除して
待っていたのは、かしこい?

とても綺麗になったよ
鏡の中の私が笑って

いやだからあいつのこと
忘れたいって、かしこ ....
揺れることのない
楽しみがいつか
未熟な身体に
鈴を付けるまで

笑いの中に
いるのに
飛べなくて

しぼんだ風船
胸に当てていた

置いて行かれた
ような寂しさを
透明な ....
灯油の匂いのする
大判タオルで
お前の髪を拭く

了解したのだろう
灯油の匂いの嫌いなお前が
じっと
拭かれている

この台風は
お前さえ
大人の面持ちにする

風の子さえ
 ....
人人人
人ばかりです
人間の社会ですから無理ないです

電車は人でいっぱい
駅のホームも人でごった返し
いい加減うんざりです

駅の階段を人が雪崩のように先を
急ぎます

雪崩に ....
永遠の女性の敵、恋人の父さえ
殺してしまう悪人
泣かした女をカタログにし
楽しみ、数を誇るドンファン

また誰かが彼の犠牲者になる
次は婚約者がいる乙女の心を
揺さぶり東屋に誘う
悪魔 ....
ひかりを知らないわたしはただ、あなたの風景になりたかった。
あなたを少しも知ることのない、言葉として。
好かれなくても好きになれなくても構わないけれど、
知らないままで通りすぎるのは嫌だった。
 ....
木星を縦断して
忘れ物をとりに帰った
別にどれでもよかったから
右から2番目の四角を手にした

一年の長さを決める会議は
春が終わるまで続いた
ヘリウムが満ちてきたので
土星はとりあえ ....
長く続いていると永遠のものと思い込む
終わらないものなどないと知るとき
目の前のものがとても大切に思えるけれど
どれも散り際の薄闇にきらめいていて
何一つつかめないまま終わってしまうんだ
またやっちまったなあと頭を抱えて
またやっちゃったんだとあなたは笑う


明日はもう
一日中ブランコでもしてようか
あなたがハンバーガーヒル見終わった後に
爆弾落とすんじゃな ....
 風に打たれる窓ガラスが泣いている

 君の心にも風は吹いていたんだね

 刺すような冷たい風が

 感じられなかった

 いや 感じようとしなかった

 嵐の中で苦しむことか ....
さて、今日は何を聴こう?

無味乾燥な僕の部屋を
豊穣な世界に変えたいなら
バッハの無伴奏チェロソナタが
良いかも知れない
音楽が進む度に
音による壮大な建築物が現れ
人類の偉大なる遺 ....
これまでどこをどうして
旅をしてきたのだろう?
小さいとき、夏に南の海や
北の山に幾度か
家族で行ったことは
途切れ途切れに覚えている

あの頃は父も母も優しく
弟とも仲良くしていて
 ....
空洞が無いと
オカリナは
歌を聴かせてくれません

空洞が無いと
ドラムは
退屈な時間を切り刻んでくれません

空洞が無いと
ピアノは
弦をときめかせる事が出来ません

などと ....
積み上がった手紙の上でお昼寝
高い壁の上には細長い光窓
薄暗いポストの中は温かい

一通の葉書が妖精の頭に落ちる
あくびしながら目を覚まし
滲んだ宛名をなぞる妖精

そっと差出人の ....
覚えてもいない幸福の味を求めて彷徨う


目は潰れ耳は千切れ鼻は失くし
皮膚は擦り切れただれ口は開かない


それでも存在を知ってしまっているから
何処にも無いなんて信じられなくて
 ....
よどんだ部屋の空気
水道の蛇口から水がしたたり落ちる
ポテトチップスを頬張り麦茶で流し込む

判断能力 自己管理能力 欠落
仕方なく破れた地図を広げる

非日常な週末とテレビジョンのニュ ....
愛なんて嘘だけど
でもとても綺麗な嘘なんです

また人生も嘘だけど
でもとても美しい嘘なんです

だから悩まなくていいのです
愛だって人生なんてみんな嘘なんだから

愛や人生に悩む必 ....
落ち葉の海で溺れるカラス
魚になりたいと鳴く

妖精が黒い羽をすべて
赤い葉と取り替えるかと聞く

カラスは喜んでうなずく
鱗のように落ち葉で身を包み
赤いカラスは飛んでいった
 ....
それをしない理由はない
する理由もない
僕が今握りしめているのは時間だけ
水が流れる
雲が流れる
知らないところで 誰かが道を譲ってくれた
僕たちの影を
ひとつにしようと
月が動いた日
星が泣いた夜

まつ毛のお皿に
乗せる料理を
唇の先で
運んで行こうよ

割れても良いのさ
舐めて返したい

接着剤のような
 ....
うちのワイフは
このごろ犬や猫だけでなく
カラスとも話している
苦労に苦労を重ねて
塗りつぶされた日々
でも塗りつぶしたから
白い文字がかける
ふつうと違う台紙に
なっている
主役はもちろんこの商品
だけど瞳が指先が
私も見てと訴える

なるほど細身で清楚だね
少しの憂いがほどよいね
チラシ収まる美しさ
それ以上は内緒かな

だけどすぐに忘れてね
そのう ....
私だってその若さを羨ましがられた
時代がちゃんとありました

今でこそ
冴えないお爺ちゃんですが
二十歳頃は
冴えないお兄ちゃんだったんです

残念ながら
冴えないだけは共通してたん ....
飲み切れなくなった
ジンジャーエール

心には屋根が
あると知ったから
もったいないけど
流してみようか

海は誰も
いない方が綺麗で
炭酸の泡に
傾ける音を
波だと思って
 ....
一人、枯野を駆ける
つまり、
蛇の心を、知るか?

おそらくその心に
なんの悪意もなく
あすに向かう希望の光が
灯っているにしても
一人っきりでは生きられない

愛すること ....
星を指さし
星座をなぞって
ふわり歩いてゆっくりと
冷たい空気を吸って
白い息を空にかける
月の巣のように
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
大雨クーヘン8*19/10/13 12:42
秋晴れマーチ第五十九番(改訂)ひだかたけし419/10/13 12:23
アラート梅昆布茶1319/10/13 11:25
みんな私のせいだけど立見春香1019/10/13 10:14
ブラジャーの詩ミナト 螢419/10/13 8:52
台風ぽりせつ219/10/13 8:00
疲れたり干からびたりしてしまいましたこたきひろし619/10/13 7:20
モーツァルト 歌劇「ドン・ジョバンニ」日比津 開519/10/13 7:17
あなたの風景水宮うみ4*19/10/13 6:49
片隅の消滅いまり7*19/10/13 4:54
time to say木屋 亞万119/10/13 1:32
ハンバーガーヒル319/10/13 1:28
嵐の中で佐白光019/10/13 1:14
今日、何を聴こう?日比津 開319/10/12 23:50
終わりの旅219/10/12 21:46
kissまいこプラズ...519/10/12 21:06
ポストの妖精丘白月119/10/12 20:32
幸福という味覚水知鴇都519/10/12 19:53
警戒レベル4あおいみつる319/10/12 18:25
HAL11*19/10/12 18:15
魚になったカラス丘白月219/10/12 17:40
夏は終わったが秋が始まらない空丸1119/10/12 17:33
天体会議ミナト 螢319/10/12 15:47
話し相手ホカチャン2*19/10/12 15:12
苦労で塗りつぶせイオン2*19/10/12 14:57
折り込みチラシの彼女達2*19/10/12 14:56
私だってその若さをこたきひろし619/10/12 9:48
ホットロードミナト 螢219/10/12 8:51
真夜中、出て行くなよな、バカ秋葉竹10+19/10/12 7:34
夜空に棲んで丘白月419/10/12 7:28

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