シックスナインをしていたら
きみの肛門が牙を剥いて
襲って来たので
とても大変でした
光り帯びる
銀海原を遊ぶ
子らの笑い声

 生まれたての現に

触れては更に歓び深く
生動スルこの瞬く瞬間、

 垂直貫く永久のイノチ

笑う咲う、
光帯びる銀海原を
遊ぶ子 ....
静かに
狂う私の
闇を聴くと
小鬼の無邪気な
笑い声
うちの
わんこに
ほっこりだ
いのちの
かわいらしさ



雪国の
残雪は
すこしずつ解けるので、
すこしずつ春になっていく
すこしずつ命が芽吹きます
ファン歴が長かったのに聴かなくなったバンドを思い出して、今どんな音楽やってんやろなと思う。
そしてそのバンドの新しい曲を聴くまでの時間をふりかけて飯を食う。
美味い。
貧しさは身に沁みついた癖で

お金で争うのは家族の宿命だ

母は父に任された金を自分に使った

兄弟も自分にとねだった


私は一人借金の残高を調べた

公立校に進学できたら
 ....
斜めにひしゃげた窓枠に
ぶらんと垂れ下がりしガラス窓
この部屋も遂にぐるりと回転を始め、
微動だにせぬのは吾のみや
得体の知れぬ時間が到頭破綻した。
これは夢ではなく、
現実のことなのだ。 ....
一人 今日も
歩いた夜道に
光る コンビニ
雑誌と缶


店を出ると今日も
まばらな 人影
横切る姿の 電車


内見した部屋のアパート
また 通る 電車
僕の明日の不安から ....
磯野波平に良く似た教授は
ステテコにラクダの腹巻姿
団扇をパタパタと仰いで

トリスタンの加速器に行ってみるかい?

はい 是非とも!

では
このカウンターを胸に付けて放射能を測定 ....
何が私をそそのかすのか
穏やかなふりに疲れた時
背中を押され私も
誰かを押しそうになる

まだ誰もいないうちから
この感覚が体を動かす
まだ誰もいないから大丈夫
唱えながら
季節 ....
ぽっかり次々生々し
顔顔顔、 
瞑目意識視界に現れ在り
オマエ誰なんだ?
問う私、
先ず誰なんだ?と
あかつき
という名前には
夕星
という名前と同じぐらいの
抗えない
悲しさを感じる

あの日見た星は
どちらだったのか
同じものを見ている筈の
まだ小さかった僕ら
折り曲げられた ....
ひとつ思惟の
至高の浜辺に打ち上げられ
蠕動す、閃光す、 
永劫の余韻響かせ
鎮まりゆくヒビキひとつ

 打ち寄せる波間のオノレ偲び

波乱の終着に、

至高の浜辺涙で濡らし。
誤解を承知でいえば、僕は誤解して欲しいから話す。たくさん誤解して欲しくて
たくさん話すのです。ちゃんとの理解なんて求めてない。僕も沢山たくさん誤解
するし。誤解しながらどれかひとつ本当の貴方にいつ ....
わかりたくて
わからなくて
ふたりうつむいた
残像は静止したまま
スイッチを手探る


さくら咲く公園で
泣いたきみ
だきしめ
だきしめられた
黒曜の夜


ひたすらに
 ....
自己とは何か
世界とは何か
それが解らなければ
生きている甲斐がない
大いなる問いが
大いなる答えとなる

師が教えてくれた
一本の道
辿り来て未だ山麓
五十にして迷いあり
一本 ....
ひっくり返りびっくらこ
微妙に確かに変わりゆく
男になったり女になったり
意識の野辺に輝き咲き開く
アナタという顔ノ美しき




破裂スル
時の間に間に
ぽっかりこ
魔と魔の ....
つばめさんたちがもう
町には来ている
次の季節に
私も
移ろう



雪解け水で
激流に変わった川
その音が
私のこころの奥では
しんとしている光



指に
み ....
月光に
のっぴきならぬ
私は
私の悪を見つめると
だいじょうぶだよと小鬼がささやく
信仰を強要することが、悪魔の象徴
自然は信仰を強要しない
ただありのままであるだけ
ただ時には荒ぶる姿を見せることがある
それに対する畏敬と
調和のとれた優しい姿に感謝し
ただ寄り添うだけ ....
夕陽が走ってくる
いびつに走りつづけるおれに
それはそれでかまわないと
聞こえてくる
夕陽が輝きをましながら走ってくる
虹の魚は歌っている
花束のような喉で同じことを歌う
虹の魚は母
 ....
 シュルレアリスムを隠れ蓑にして、詩を書くのはやめたんだ。僕は現実を見つめて、自分の弱さと対峙して、肉と骨と血の滴る生々しい詩を書くんだ。シュルレアリスムなんて格好付けているだけだ。DADAの仮面を外 .... 町並みの軸は摩耗する
その浅瀬の透明な温い水は塩辛いものだ
ジグザクのうそを指折り数える
見知らぬ場所であれ不自由な語尾にのせる
小骨のかたちを定めるように游ぐばあい

仕切られた裏を愛し ....
花散る儚さは人を蠱惑して已まぬ。
故に桜に象徴されるやうに
その尋常ならざる散り際に
人は美を見てしまふのかもしれぬ。
私はどうも舞ひ散る桜の花びらは
血吹雪に見えてしまふのだ。
桜の樹の ....
ひとりが好きな傷つきやすいあなたは
ある日突然
真新しい窮屈な制服を着せられて
教育者たちの話はうわの空で
たくさんの見知らぬ同級生と整列し
汗ばんだ手を握りしめる

十年後の四月
堅 ....
師匠が言ったことを思い出す

若いということはバカなこと だと…

何故ぼくはこの歳になってもバカなのか

大切な珠玉をアスファルトに叩きつけ

深い傷を負わせた

それは自分を傷 ....
春は、旅へといざなう季節、
小鹿のようにそわそわして、
居ても立っても居られなくなる季節、
かつて春の日に落としてしまったなにかを、
取り戻すため、
どこかへと無性にお出かけしたくなる、
 ....
すぐれているから

好きになったんじゃないんだよ

みているだけで

嬉しくなるからみてるんだ

たまに目と目が合うと

やっぱこっちが逸らしてしまうのは

 ....
初めてキミを見た時

すこしだけ耳が赤くなった

いつだってそう

好きになると

耳が赤くなるんだ

人が人に憧れるのに

ちゃんと理由があるように

ボ ....
おまえとビバークしたい
花粉の舞いとぶビルの屋上で
段ボールを敷いて、
テントなんか張らずに
星空を仰いで夜を過ごしたい

ポケットにはウイスキーもある
柿の種とかっぱえびせんだってある ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
肛門の狼花形新次0+24/4/4 17:46
ドミナンテひだかたけし324/4/4 17:22
※五行歌「小鬼の無邪気な 笑い声」こしごえ8*24/4/4 13:08
※五行歌 二首「いのちの かわいらしさ」3*24/4/4 13:07
4月4日の昼休み奥畑 梨奈枝124/4/4 12:44
手紙303.co...2*24/4/4 7:36
ガラス窓積 緋露雪0...224/4/4 1:35
夜のコンビニ番田 124/4/4 1:29
高エネルギー物理学研究所レタス7*24/4/3 22:48
チャンス木葉 揺324/4/3 22:47
五行歌、未完 顔顔ひだかたけし5*24/4/3 21:58
メモ303.co...5*24/4/3 19:27
遠望ひだかたけし324/4/3 17:58
誤解soft_m...9*24/4/3 17:54
五行歌 徒然にレタス4*24/4/2 23:36
大いなる渡辺亘024/4/2 22:38
五行歌、VISIONひだかたけし4*24/4/2 17:03
※五行歌 三首 「しんとしている光」こしごえ6*24/4/2 15:39
※五行歌 「のっぴきならぬ 私は」2*24/4/2 15:37
「日本が世界の中心3」ジム・プリマ...024/4/2 15:32
アルテマ長束静樹224/4/2 13:09
孤独な口づけ鳥星3*24/4/2 10:41
花曇あらい224/4/2 8:21
花散る儚さは積 緋露雪0...124/4/2 4:35
四月の杞憂ヒロセマコト5*24/4/2 0:03
珠割りレタス5*24/4/1 23:16
春は、本田憲嵩824/4/1 22:32
正しい恋秋葉竹224/4/1 21:32
好きってことさ224/4/1 21:31
星空のビバークatsuch...7*24/4/1 21:29

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