巫女が旋頭歌を月に歌う
紫の花を付けた韮が
秋風に踊り聞いている
何度足を運んだこと
少ない言葉をつなげて
あの人は過去を捨てると言う
歌い終わりに巫女は茎を折る
韮の香りが紫色の雲 ....
大根は足で
白菜は体

生まれて間もなく
捨てられた子供

口があったなら
哀しみの言葉
誰よりも早く
覚えたのでしょう

陽の当たる場所に
いられる命が
人と同じように
 ....
蛍光灯が
女が
新譜が
エスカレーターが
レジスターが
羅列している
音楽が躰の中でこだまし
何もきこえない
並ぶ肩に手を伸ばすと
床は亀裂し崩落していく
浮かぶ足下
壁の透かし ....
待ちわびても待ちわびても
信号が赤だったから
ひとり仰ぎ見て立ち止まっていたの

青空は雲ひとつなくまっぱだかで
そのからだを透明な恥じらいで
うすくおおっていたの

つまりそこに住み ....
私は何を遺して
この世を去ってゆくのだろう?
子や孫を残して?
しかし、彼らは別の人格を持ち
私からは離れた存在となり
年月の流れに
私はだんだんと影を薄くしていく

それでは映像や写 ....
だとすればこれは暴力だと思う
冷静さを保とうとする僕を尻目に
身体はぶるぶる震えているんだ
寛容でありたい
あらゆるものに優しくなりたい
気持ちに素直になれないなんて
感情を静かに探ろうだ ....
あたしの新婚初夜はどんなだったかな?
すっかり忘却の彼方へと行ってしまったけど

手をどこまでもどこまでものばしたら
届いた

その時
二人とも緊張してた

それ以前に
特訓に特訓 ....
ひっそりと静まりかえっていた
台風前夜の市街

もしかしたら明日には
街中が粉々に砕け飛んでいるかもわからない

不安と胸騒ぎ
備えたい
備えたい

食べ物
飲み物
車のガソリ ....
風に消えてゆくものたちだけが本当のことを話している気がするのは、人生が砂粒の落ち方を果てしなく見つめるようなものだと朧げにわかってきたせいだろうか、明らかなものはそれ以上のどんなことも語ること .... 眠たくなって
花びらの数をかぞえた
花はすぐに
枯れてしまって
眠たさはピークに
微熱がありますね
という声が
耳たぶの
すぐ後ろらへんから
聞こえてきて
そんなん無視やでと
思 ....
[やあ]
[なんだ?]

森はもう
こんなに涼やかに
静まり返っていたのか

[なあ]
[なんだ?]

此処に来ると、
君たち樹木の我慢強い無言の意識を感じるんだよ
僕の脳裡に ....
ずっと長いあいだ
売り切れたままの心

庭におりれば
ニシキギの実が
風の小径でささやく
歌が小舟で天に去ったと

檀紙のしわをなぞれば
懐かしい言葉が幽霊のよう

苔むした ....
こころを
からっぽにする
意識して
からっぽにする
悩んだり
こだわったりしないで
こころを
からっぽにして
無心になる
弓で的を射るように
ひとかけらの
邪念もない
ただ
 ....
頭の中にポツリ、ことばが生まれた。
意味などなくて、ましてや心の叫びでもない、
ただ、ここで生まれた言葉。

あの人も、この人も、いろんな事を言うからわからない
どれがホンモノ?これはニセモ ....
自称詩人きっかけで
交際が始まるなんてことは
あってはならない
ましてや、結婚、出産など言語道断だ
自称詩人を両親に持つと
その子どもは
かなりの確率で自称詩人か
大量殺人犯になることが ....
好きな飴はどんなに固くても
舐めていればいつしか溶け
舌の上で消えて寂しくなる
美しい包装紙は真実を隠し
ただ甘い夢だけを運ぶ
今の恋を顕微鏡で見たら
水飴の気泡のように
眠るように ....
夕方の飛行機まで時間があったので
上野公園へ行く
西洋美術館に出かけたが
案の定休館日だった
リタイア組にとっては月曜日こそ
開いてほしいのに
動物園へ行く子供たちについて
行こうかとふ ....
 ああ、どんなにはっきり知りたいのに、どうしても知りえない。どうしても確かめたいのに、どこにもそれは明かされない。くらく苦しいばしょへと、ああ。あなたは降りてゆくのね。

 そこで、天が降りるよう ....
思い出は胸の奥でセピア色。
夏休みのドリルに溢した麦茶の色。
去年逝った私のともだちは
わたしに会うたびに
ゑり子さんは可哀想な人だと思うと
言っていた

高校生のときから私は
独りしょんぼり立っているという
イメージがあるようだ

そんな私を ....
注がれて、熱くなって、割れちゃった
苦い液体をよくわからないまま漏らしている

シャリシャリ割れながら天井を見回したわたし
あなたはふわりと電気を消した
帰ってきて
寝室に入れば、ほんとうの私に戻る
しばし脳内は竹藪
ざわざわしているが
それもすぐに静かになる
どこまで静かになれるでしょうか
どれだけ空白になれるでしょうか
空白 ....
人差し指の
第二関節で
憩うとんぼの
羽根を借りている

右や左へと
動くこの身体

コックリさんとは
違う強さで
運んでくれるよ
踵を蹴って

空に切る十字架で
作る窓は ....
二十歳まであと四年もないから思い出づくりに余念がない。肩ぶつけたらごめんなさい。タピオカミルクの行列に並ぶ。アジアの風を壮絶に学ぶ。そう、うちらは女子高生。所信表明は正真正銘おれの言葉だ一言半句。トー .... 明日はあなたの結婚式
白い花をあげましょう
あなたが好きだと言った花
今夜だけダイヤで作ってみた
あなたは乾いた畑に水をくれた
どんなに感謝しているか
あなたに伝えたいから
たくさん ....
そこには深い井戸があって
井戸の側には渋柿の木があった

渋柿は渋を抜かなければ食べられない
それなり手間がかかり
時間もかかるから

季節が来て
たわわに実を付けても
それが災いし ....
天袋にしまわれていた

臍のを

私を産み落とした人の

面影に繋がる

ひからび

しがらみ




産まれてからずっと

寂しくて

カーテンから ....
遠足の朝、
運動会の朝、
朝の匂い、
光の鈍さと透明さ、
失望、失望の朝、
こんな朝、過去はどこにあるのだろう?、
宇宙はどこにあるのだろう?、

感情で遊ぶ、
遠い昔の感情で、
 ....
あなたの顔は
もう忘れてしまったのだけれど
離れて3日もすれば
思い出せなくなってしまったのだけど

煙草の匂いが染み付いてしまっていて
同じ銘柄の煙草を吸う人はそこかしこにいて
あなた ....
この子を一緒に授かる
相手と出会うことができた
何度も恋を失ってきたのは
そのためだった

この子が生まれる時まで
生き延びることができた
何度も存在を否定されたのは
危険な道を避ける ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
瑠璃二文字の妖精丘白月219/10/11 8:08
間引きミナト 螢3*19/10/11 7:50
断絶(new ver )ぱーちゃん119/10/11 6:37
とうとつの告白立見春香919/10/11 5:01
私は何を遺して?日比津 開319/10/11 3:46
化けの皮福ちゃん119/10/11 1:37
花嫁は夜汽車に乗らないこたきひろし419/10/11 0:32
台風前夜に319/10/10 23:05
だから俺はなにものにもならないことにしたホロウ・シカ...2*19/10/10 22:53
眠いyup219/10/10 22:14
樹木の声〇森の思考(改訂)ひだかたけし519/10/10 22:08
売り切れたままの心丘白月019/10/10 21:56
あおいみつる419/10/10 21:28
俳句とバイクNF319/10/10 21:06
交際花形新次119/10/10 19:11
キャンディー丘白月119/10/10 19:09
最高のひまつぶしホカチャン0*19/10/10 16:42
印象…やさしい人のla_fem...3*19/10/10 12:34
麦茶クーヘン7*19/10/10 12:18
夢はひみつフジ子4*19/10/10 10:19
珈琲カップ印あかり8*19/10/10 10:07
分人田中恭平5*19/10/10 9:05
タケコプターミナト 螢019/10/10 8:19
女子高生ラップ選手権ああああ019/10/10 7:41
ニンジンの妖精丘白月019/10/10 7:02
愛は惜しみなく奪わないこたきひろし319/10/10 6:28
臍のをあるみ2*19/10/10 1:22
乾いた光の朝由比良 倖119/10/10 0:27
リッケンバッカー619/10/9 23:45
ギブ安堵テイクイオン4*19/10/9 23:31

Home 戻る 最新へ 次へ
13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 32 33 34 35 36 37 38 39 40 41 42 43 44 45 46 47 48 49 50 51 52 53 

【自由詩】自由詩の作品のみ受けつけます。自由詩批評は散文のカテゴリへ。
0.59sec.