いま九重の大船山に登り

頂上から御池の美しい紅葉を眺めながら

握り飯を食べている

今ここにいる不思議を味わいながら
持ち主を探して
靴が一足 歩いていました
主人の棲む家から
すこし離れた川沿いを

平たい爪をした親指が爪先に当たるのを
靴は心地良く思っていました
なかなか正しく歩けない
不器用な ....
哀しがる君の横顔を見て
私は励ました
確かに人生は困難が多い
しかし困難を乗り越え
山頂に立てば
また新しい景色が広がる
哀しがる事は無いんだよ
現実を見つめる楽観主義で行こう
さあ
 ....
けさは仕事して
重い荷物を運び
終わってみたら
極楽でした

副交感神経
優位のからだをもち
いま
少し
後悔しています
なんでも薬のせいにしてきました
でもどうやら違うよう ....
大切な人の
名前を呼ぶのに
心までは
短縮できないから

声を出す前に
星の周りを
何度も回り
光に慣れるのよ

いつもより高い
場所にいる気分

後ろ姿に
骨を重ねたのは ....
悪魔とはいつも

冷たさにふれて

その姿を現わす


冷たい仕打ちで生まれる

殺意という悪魔


冷たい言葉で生まれる

憎悪という悪魔


冷たい態度で生まれる ....
忠臣蔵のドラマで大石内蔵助が
京都島原の遊郭で
『浮き世の値、三千両』と
歌い囃され、躍る場面があった

上級武士の大石内蔵助の値が
三千両だとしたら
僕の浮き世の値は
どのくらいにな ....
 
 板 

 Lucky 

 汽車か 

 槿

 異質な{ルビ唐草=arabesque}の生活だ

「 性 」 を 「 筍 」 にする

 屏風加減見て 零時に

 ....
もし思惟が 
とこしえに水をたたえる
優しい一つの海であったなら
光輝く透明な波打ち際から
わたしの記憶のひとかけら
叫び声一息あげながら
思い切り投げうちたい

わたしの手を取りなが ....
20年前のイギリスのロックバンドの

いまさらファンになっている

有名な曲が多いから聞いたことはあったけれど

いまさらファンになっている

これがYouTubeのおもしろいところだ ....
四番街の真っ赤なシトロエンの中の焼死体は一七歳の娘だった、その車がいつからそこに止められていたのかということについては誰もはっきりと思い出すことは出来なかった、そこは居住区の端っこにある不便な地区 ....  秋

わたしが点在している
時間軸は消去され
点と点は結ばれない

ほら、あそこにもここにもわたしがいる
永遠の花園だ
垂直にそれぞれの孔を穿ち
わたしが不断にほどけていく

 ....
あなたの言葉は
フリーズドライになって
ずっと胸の小瓶に詰まっている
いつか濾紙に取り出して
熱い本当の言葉で抽出したい
涙で心を洗うしかない 誰か愛しい人はいますか?
憎まれても
想った様にはゆかなくても
悲しみを抱えてしまっても
許せるくらいに想える人が
プライドを傷つけあっても
地面に倒れこみそうになっても
それでもいいと ....
ガラスが次々と刺さる中
独楽は敵地で回り続けた
にべもない壁のような
啼き声 どの鳥の羽毛
蜜のように甘く

濡れた黒い旗
西風にびくともしない
燭台が倒れたのを合図にはじまる
ぶ ....
ひとり取り残された部屋
煙草とコーヒーのにおい
片付けていたら虚しさだけが残った
「なんで私ここにいるの?」

(空白)

ホーム柵が私の邪魔をする
乗り越えるにはスカートがひらひらし ....
薔薇を描いて奥さんにほめられました

アスファルトには草が溢れていました

どこかで見たことがあるような俳優

それほど驚かれもせずに羞じらいました


すべては自分のことばかり
 ....
激しい雨が
ふって
ひとごとだとしても
大地を痛めつけ
ひとの生活に
ダメージを与えている
とてもわかりやすい
とてもわかりやすい
問題だった筈だ
しかし
なかなか諦め
きれ ....
2019.10.10.

あなたはわたしのたったひとりの亡友だったと
悲しみとは時に時間差で襲いかかってくるもんさ
まんまとわたしは気が狂い死にたくなった
繋ぎ止める日常の命綱 あなたの微笑 ....
小学生の頃、父が買ってきた「武将列伝」
父がいないときに盗み読みをし
夢中になって読んだ

織田信長
武田信玄
上杉謙信

戦国時代の武将を中心に
平安から幕末までの武将、武士の
 ....
なで肩から制鞄がずり落ちた。
十代とやらは呆気なく終わった。
早く起きて会社へ行く

それは日常で
それ以上でもそれ以下でもない

休みの日
早く起きてあの人と逢う
それは日常で
それ以上でもそれ以下でもない
と、
思っていたけれど。
 ....
積み木は
もう遊ばれたくなかった
涎に濡れた小さな手で
ほこらしくてっぺんに乗せられるのが
たまらなくはずかしかった

昼下がりの部屋の隅に
忘れられて転がったまま
このまま片隅で
 ....
あなたのもとに嫁いだ日に
鳥籠ひとつ持ってきました

ずっとずっと女になってからも
大切に飼っていた鳥だから

これまでに
一度だって逃げようなんてしたことなかったのに

あなたのも ....
うつくしい手触りを
決して通りすぎないこの指先のように
僕は詩をみつけていきたい
その全てが言葉にならなくてもいい

全てを憶えていなくてもいい
指先が指先を保ち
ふいに触れたものに
 ....
曖昧になる昼と夜のあわいに
暮れていく母の夢を見た
盗人は幾ばくかの小銭を
川に投げて殺めた

丸めた背 通り過ぎる母子
何から逃れたいのか分からぬままでは
錆びたナイフを
何者にも ....
美しい言葉を綺麗に並べたら
弓にして
誰かの心に矢を放ちたい

それが誰かがわからない
靄に飲まれて
わからない

美しい言葉を綺麗に並べて
風景画を描きたい

気に入る絵の具が ....
すべてがうっとうしい朝の曇り空は
脳片にへばりついた寄生虫のように湿潤している
引力に逆らえない皮膚のたるみが
泥となってしたたり落ちている

目の前に虎はいない
唾液を垂らし、上 ....
朝、電車の真向かいの席で
質の悪い即興芸術を
見せられている
目も当てられない不細工な顔が
とても不細工な顔に
不細工な顔の持ち主によって
ペインティングされると言ったものだ
辺りにはコ ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
不思議ホカチャン019/10/21 10:18
冷たい靴いまり619/10/21 9:40
哀しがる君の横顔渡辺亘019/10/21 9:33
コーラス #20田中恭平319/10/21 8:46
告白ミナト 螢319/10/21 6:45
空気のなかに住む悪魔st519/10/21 4:06
浮き世の値(あたい)日比津 開219/10/21 3:37
童子墨晶019/10/21 0:18
忘れない―思惟の海にてGiovan...4*19/10/20 23:58
星座みたい函館ドラゴン119/10/20 23:33
頭のいい子が幸せになるのは難しいホロウ・シカ...3*19/10/20 22:49
流出(改訂)ひだかたけし919/10/20 22:26
インスタントは嫌い丘白月119/10/20 20:06
悲しい時は219/10/20 20:05
拙く単純なままに・・・まみ5*19/10/20 17:42
戦争いまり519/10/20 17:16
でんしゃじてんしゃ木村きむ319/10/20 16:58
遠くへ行きたい函館ドラゴン119/10/20 15:38
諦めきれず田中恭平219/10/20 15:01
わたしにとってあなたは余韻019/10/20 14:46
海音寺潮五郎氏へ日比津 開219/10/20 14:36
なで肩クーヘン4*19/10/20 12:36
日常よりもたいせつな立見春香719/10/20 10:27
午睡いまり1019/10/20 10:05
籠のなかの鳥こたきひろし719/10/20 9:23
ゆびさきぽりせつ6*19/10/20 8:44
盗人いまり419/10/20 8:22
美しい言葉をこたきひろし719/10/20 7:53
ドアをあけて山人7*19/10/20 7:51
ヒース・レジャー花形新次019/10/20 7:50

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