この朝に
カーテンを開ければ、
照り輝く残雪の甍
白銀から黄金に
道向かいの家、
陽の光に照射され

この朝に
トビラ開け放ち
僕は出て行く

また、外へと

(安寧の温かな ....
打ち上げ花火はない
夏にやり残した手持ち花火

子供たちは寒くても
やりたいと言い
家族みんなで庭に出た

想像以上に寒いけれど
寒いとは誰も言わない

子供たちは楽しそう
心な ....
ところで
説明のつく恋などないのだと
言ったところで理解しない
あなたのかわいい肌から放たれる熱をまにうけながら
生まれ変わったら 工場になろう
と思う
頑健な 灰色の
工場にな ....
他者は作者が耕し、草生やした。
たしゃはさくしゃがたがやし くさはやした


今朝の僧。大袈裟を避け、大嘘の酒。
けさのそう おおげさをさけ おおうそのさけ


短夜にいよいよ四方が人 ....
モノクロームの映画が終われば
カーテンを揺らし
しみ込む雨
誰か好きなんじゃないかと
錯覚する痛み

もの哀しい風景の色には
限られた感情の両端があり
その中に無限を確かめることもでき ....
○「弱気」
病気は
「気を病む」と書くが
弱気になってはいけない
たとえ体が病気であっても
いや体が病気のときこそ
気はしっかり持つことである

○「自分の道」
自分の道をあやまらな ....
他人を
バカにする人は
カッコワルイよ
バカにするほうがバカなんだ
相手の良さが分からないのさ



勉強を出来ない人が
バカなんじゃないよ。
相手を大切に
出来ない人がバカね ....
さまざまな命に
支えられている
私の命は
これらさまざまな命と
共に在る



常に
ここにある
何かが
私を
生かしている
騒めきの通りから
暗く曲がりくねった路地に誘われて
踵を返した

ランプが点いたドアの前
コツコツとノックして把手を回した
鍵はかかっていなくて
乾いたほのかな風がぼくを包んだ

ド ....
経ったぞ。昨日の子未だ迷子。脳の樹育った。
たったぞ きのうのこいまだまいご のうのきそだった


傷付き饐えた黄続き。啄木鳥絶えず樹突き。
きづつきすえたきつづき きつつきたえずきつつき
 ....
 地下駅へ降りる階段
 吹き上がって来た風で、
 乱れた前髪なおそうともせず

 いらだたしく
 けだるい晩春の気圧に
 襲われる

 かつて愛した男
 今でも その腕に抱きしめてほ ....
ふわり ふんわり
白く白に白 つもり 

時の和らぎ     
寝入り束の間、

遥か遠い夢をみて

  ふわり ふんわり
 ふんわり ふわり

純白 ひたすらな里の響
聞こえない音をさせて
雪は
遠く
降って来る
初めて



からっぽの
こころの
ここと
つながっている
そらの青



春を
夢見る
冬の
蕾に
ありがと ....
とある小さい団体に居たんだ。異才散る後。
とあるちいさいだんたいにいたんだ いさいちるあと


退けたらそれは亡き。天体観測損壊。端的な晴れ空だけど。
どけたらそれはなき てんたいかんそくそ ....
 ひとたび渇いた魂しいは舌のように膨張し始める
 軍備を払う金が政府にはあるはずだった
 敵は身近な隣人を人質にとった
 でも政府は動こうとしない
 あいつらはおれたちを
 見棄てた ....
目が覚めると布団の中で
今日も手首に指をあててみる
脈を感じる
ドクッ ドクッ ドクッ┅┅
今日も俺は生きているんだとじっかんする
毎日十万回も規則正しく動いている
このドクッ ドクッ ド ....
一喜一憂しても
始まらない
雨の日も風の日も
寒い日も暑い日も
生きていかなければならない
置かれた状況の中で
日々前向きに生きていかなければならない
後戻りはできない
ゴールは目の前 ....
微睡みぬ夢の揺蕩いに
林立する森影の薄闇
ひたすらに耐え続く
耳鳴りの朝に布団蹴飛ばし 
起き上がり陽を浴びる歓び



陽の光 陽の熱
この新た一日の生活を
点火し意識を叩き起こ ....
雪渓を登りつめ
一息を吐いた

其処は花々のサンクチュアリ
ぼくを燦々と迎えてくれた

写真に撮ろうとするけれど
その美しさはレンズを透しても再現できない
山に登る者だけにその秘密を明 ....
雨音に目覚めた午前3時
枕元に散らかった
言の葉と
夢の残滓を拾う

爪切り用のハサミで
言の葉をさくさくと刻み
オニオンスキンの便箋で巻く
慣れた手つきで擦るマッチ

小出し ....
あなたの泥の中に眠っている
掌に乗るような種の話をしましょう
神の国を夢見たひとびとが
スイレンを大事に育ててきたように

あなたの声を聞きながら
いつつの子供のように眠っている
それは ....
体感無い館内、分かんない。なんかワイ何階? 難解だ。
たいかんないかんない わかんない なんかわいなんかい なんかいだ


詐欺師祈り、叶う夜の苦しみ。シルクのような仮の意識さ。
さぎしいの ....
氷河にお船、浮かべては
食い入る喰ってやる、オマエの肉
蒼白い透明に、いよいよ赤く染まり
眼見開かんと、この凍結の地に
ああ一気、赤の濃密真紅に眩まり
神の口すら、吐息吐く
オマエ、円成し ....
ふと渡米、霞むスカイへと飛ぶ。
ふととべい かすむすかいへととぶ


頭蓋骨一個生かす。
ずがいこつ いっこいかす


罠の名は、花の縄。
わなのなは はなのなわ


竜も踊る ....
先日テレビで五十代ぐらいの美しい女優が
食べ物や運動などあらゆることに気をつけて
若々しさを保っているという話があった
そのなかで体形が崩れないように
夜もブラジャーをつけて寝ているという話が ....
幸せは
ここの
こころにある
幸せに
気付けば




自分が
持っている物事で
十分だな
こう思えば



夏の夕暮方の
西の山の上の
蒼く
透けた空の
 ....
雨が降る、十二時の長針の上
赤い流星と黄色の音符
ふたつの意思が結婚式を挙げる
白い祝日は
透き通る幽霊たちの歌で始まる

今日はウツボカズラの休日
塞がっていた穴の開く朝
べこべこな ....
 まやは水草の満ちる夕暮れでも
 草原しかなかった過去のように
 かたわらの湖をみつめる

 修理費のいらない世界だから
 ただ自然に流れていく世界だから
 森の陰でその光景をそっと見つめ ....
子供の頃の夢がかなって
階段屋になった
便利な階段や
綺麗な階段をたくさん作って
みんなに感謝された
それなのに利用する人たちは
とても辛そうだった
階段たちに理由を聞いても
 ....
学生の頃に
僕も覚えがあるのだけれど
一生懸命生きてると
一球入魂で生きてると

余計なものは視野の外に流せ
で的に集中し
必然、傍若無人にも見える

そういうことなのだ
砕け散り ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
出来ひだかたけし4*24/2/9 16:24
二月の花火夏川ゆう224/2/9 13:01
排熱はるな524/2/9 11:56
耕しやがった水宮うみ1*24/2/9 10:57
おいしいsoft_m...424/2/9 10:51
独り言2.9ホカチャン2*24/2/9 9:04
※五行歌 三首「バカにもいろいろありますね」こしごえ8*24/2/9 6:05
※五行歌 二首「共に在る」3*24/2/9 6:04
浅い眠りレタス4*24/2/9 2:11
消えない苗木水宮うみ024/2/8 21:42
名残りの愛リリー5*24/2/8 19:55
記憶の里ひだかたけし524/2/8 17:04
※五行歌 三首「聞こえない音をさせて」こしごえ3*24/2/8 16:54
回りつづける文明水宮うみ1*24/2/8 13:29
レミング中田満帆124/2/8 13:21
ホカチャン2*24/2/8 8:36
終活を生きる3*24/2/8 7:38
五行歌、硬さ柔らぎの朝にひだかたけし624/2/7 22:43
桔梗レタス5*24/2/7 21:43
言の葉46U3*24/2/7 20:45
303.co...4*24/2/7 19:50
リングワンダリング回文水宮うみ4*24/2/7 18:32
飢餓のうた・花咲き染めるガーベラにひだかたけし524/2/7 16:18
頭蓋の中のスカイ水宮うみ4*24/2/7 10:29
人に言えない話ホカチャン2*24/2/7 10:09
※五行歌 三首「幸せは ここの こころにある」こしごえ5*24/2/7 8:41
二重線トビラ4*24/2/7 8:20
memo.02ryinx824/2/7 7:23
階段屋たもつ224/2/7 7:03
今日、勉強りゅうさん4*24/2/7 7:01

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