バカ貝は
本当の名前があるのですが
脳が軟らかくなってしまって
思い出せません
それを良いことに
水虫はバカ貝を
「ばーか、ばーか」と
なじりました
水虫も充分バカだったとはいえ
水 ....
髪の毛の抜ける軽さで舞いあがったビニール袋が
ハの字に並んだ社宅のあいだを海溝にして見えなくなる
 溶断した五線譜に置く
 冷えた喧騒のフェルマータ
胸底のゲル状濁点や句点硝子の乱濁流を ....
頭の中の
折り紙が一枚

翼を広げて
羽ばたいていく

飛行機雲の
交わる中心に
何かがありそうな
期待を乗せて

水溜りに映る
青空へ触れて

ガラスの表面を
砕くよう ....
うねる雲を見ていたら
わたしは私でなくなっていた
わたしは流出して溶けてしまい
涼風とともに雲をかき混ぜていた
窓越しに見えた遠くの山嶺は厳しく青空を背負っていた。僕は君という緑を己の緑に重ね合わせて、溶け合ったまぶしい緑を背負っていく。今日、長く患っていた孤独という病が鞘に収まった。孤独は出血性でひた .... 風がすこし強まるたびに
指先が
ちりちりする

八月の八つ手の葉に手を伸ばしたはずだった
生きるものの蒸散 水の珠の美しさに触れようとした指
ふるふると ふるえて まるまっていた ....
わが家に小さなかいじゅうさんがきた

全身毛に覆われて
細くながーいしっぽなんかつけちゃって
いっちょまえに走り回っている

ひとしきり飛んで、跳ねて、転んで
ひとしきり食べて、飲んで、 ....
ひとりぼっちの
さびしい こどもが

みあげる

一番星。

父さんかしら

母さんかしら

ピカピカ と 光り

その輝く 光りが、

瞳のなかから

こころの奥へ ....
ぼくら生者が光の太陽の輝いている世界に居る存在だとすれば、
あなたという虚である存在が居る世界は、当然のごとく月が支配する夜の世界、
だから当然のごとくぼくはあなたの居る死者の世界には、生きている ....
水と二酸化炭素でできている
炭酸水は僕と同じだ

塩も砂糖もない
味気ないところも同じだ

シュワシュワするところが
刺激と感じるか
爽快と感じるかは
相手による

いずれ
気 ....
立派なマンションに住む人たちは
立派な職に就き
立派な子を育てるか育てたかしたあとで
ベランダからは見通しの良い明日が見える。
そして決して詩など書かない。
会わなくちゃいけないの?
あの人たちに。
名前も顔もしらないあの人たちに。
自分の「セイチョウ」のために、
会わなくちゃいけないの?
自分から会いたいと志願したはずなのに
会いたくなくなっ ....
知ってる、知ってる。
知らない、知らない。
何も知らないんだ。
分かってる。
分かってないんだ。
考えないようにしてるんだ。
この状況を客観的に描写
するのをやめてほしいんだ。
ゆるや ....
歌は、
今夜も眠りをいざなうだろう

僕は君と
この部屋にながれる
美しくもかなしげな調べを、聴くだろう
君はいつまでも、
なぜ僕のまぶたを見つづけているのだろう
夢を食べよう ....
黄褐色の
マジカルトレインが
走り抜けていきます

こころさえ傷つける
荊の城を
ぶち破ってできた草原に
かなしい目をした虫の歌が
やさしいララバイのふりをします

ま ....
白い金平糖を

ざりり と噛み砕いて

君の骨と置き換える

さらさら 粉になった君は

私の細胞の一部になって

いつまでも 囁いていて

私の名前を

死ぬまで ずっと ....
はなくそに
私がくっついている

はなくそが
前にすすむと
私も一緒にすすむ

私のはなくそは
私が作った

はなくそが
こんにちは
しているとき

そのまま
風に吹か ....
私はデート出来ない。
あの日にもこの日にも。
報われないまま伸びていく影、棚引いて、
送られていったよ空に。
あいつはいまだに服が好きかな。
私はもう男好きのする服に嫌気が差した。
将来養 ....
どうぞよろしく
この空をただしさが覆いつくし
こまかい罪のすみずみまでがあかるくされ
わたしは死ぬ あなたも死ぬ
ねずみも くまも うさぎたちも 間違いなく死んでいく
さいごにはみずうみ ....
絵の教室で聞いた話。とある農家から出た木の仏像があって、手に入れた絵描きがアトリエで作業の合間に眺めて過ごしていた。ある日、いつものように画布と格闘していると、いきなり真っ二つに仏像が割れた。頭の先か .... 西武だったビルを背に
錆かけたブロンズ弦を掻き鳴らす
白い腕ばかりが気になって
歌なんかまともに聞いてやいないけど
クラーク先生に忠実な彼の愚直さに
譜面台にぶら下がった「日本一周」の文字に ....
しろやぎさんから
メールが送信された
あおやぎさんたら
読まずにゴミ箱に捨てた
仕方がないので
メールを入れた
「おめでとうございます!
あなたに25億円が当たりました!」


( ....
いつの間にか落ち込んで、本棚の隅に引っかかっていた文庫本を見
つけた。手に取って頁の目地に溜まった埃を払う。

金沢市片町1-1-23 07**−61−7950

古い住所のその ....
夏は嫌いだ。
だから死ぬなら、突き抜けた青い空がどこまでも続く夏の日がいい。
死に方はなんだっていい。じぶんで自ら命を絶とうが、誰かに命を奪われようが。
だけど、死ぬ場所は室内がいい。
窓に四 ....
ところどころ
凍りついた川を流れて
ぬけがらの天使の肉体がたどり着く
人が人を、疑い、怖がる、
荒野の街の夕間暮れ

ぬけがらを横目にみて、走り去り
僕は駆け足で急な坂道を登り ....
知らない魚と出会いたいだけだ
魚に知らないと言われたいだけだ
名前などいらないというわけだ
欲しいのは忘れられる権利
ふるさとをなくしたところで
さて今日はいい天気だ
言葉を持たないどこか ....
地下鉄のホームの端には観音開きのドアがあり、さらに地下の映画館に続いている。古い時代には小劇場であったらしく、今は喫煙所になっているあたりにはかつて営業していた食堂の名残が認められる。観劇の前にそこで .... 和歌はわからない

詩は知らない

俳句は苦しい
秋についてのノート

 小麦色の秋よ
 その綴り方よ
 やがてざっくりと鎌に剪られ、
 失われていくものたちよ
 天井の滴りを数え
 バス・ルームへむかうぼくよ
 そしてアイオワの果て ....
1.蝉の脱け殻

階段を登っていると、カサリ と音がした
足もとに目をやると、蝉の脱け殻が潰れていた
私はそれが、崩れてしまわないように、
そっと、ポケットに仕舞った



2.虫籠 ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
ツノラー「バカ貝と水虫」花形新次018/9/17 20:17
影をひく、日向にぬかる吉兆夢418/9/17 20:00
ミナト 螢218/9/17 19:06
わたしひだかたけし818/9/17 14:43
ふたつの命葉leaf118/9/17 14:27
境界が無い [group]るるりら10*18/9/17 14:01
かいじゅうさんラムネ018/9/17 12:29
一番星八木ヒロマサ018/9/17 12:21
彼岸と十五夜本田憲嵩218/9/17 12:17
炭酸水イオン018/9/17 12:02
立派美赤118/9/17 11:45
セイチョウyup018/9/17 10:45
being218/9/17 10:41
水色の花秋葉竹318/9/17 9:01
秋の。218/9/17 9:00
金平糖の空想赤椿118/9/17 1:54
はなくそ次代作吾018/9/17 1:11
サボテン美赤018/9/16 20:50
どうぞよろしくはるな218/9/16 20:26
仏像春日線香218/9/16 20:10
買物公園をただよう天使は戦車を待っている3*18/9/16 19:13
ツノラー「バカ貝」花形新次0+18/9/16 19:04
片町書店へ / 悪戯電話をしてbeebee8*18/9/16 18:40
ぼくの終わる日言狐318/9/16 18:18
風塵秋葉竹418/9/16 17:31
原理やまうちあつ...218/9/16 17:14
劇場にて春日線香018/9/16 17:08
僕は文学オンチホカチャン118/9/16 14:46
秋についてのノート中田満帆918/9/16 12:42
夏の忘れ物長崎螢太4*18/9/16 11:51

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