「午睡」
お母さんの膝を滑り降りて君はこの惑星に来たんだよ


「イニシエーション」
母さんはこんなヘンテコな僕を抱きしめるための関節をわざわざ可愛いヘビのママ
にもらったんだ
父さんは ....
例えば今、息を吐く。
そして、二度と吸うことが無くてもいい――

結論からいえば
その日は私の声音に含まれる死神の衣擦れが
転覆病の金魚の側線を掠めただけだった
パクパクする半透明な唇を読 ....
イートインに
夕の光が射し込んで
私はのんびりコーヒーを啜っている
いつまでこうしていられるのだろうかと
心の隅では考えながら
それでもやっぱり柔らかな陽射しに包まれて
身も心もうっとりと ....
洗面器の中に
水を張って
浮かべた夜空は
もうひとつの庭

駆け回りながら
届かないと
諦めてしまった

心に集まる
大地の音感

聴き返す時間を
貰えるのなら
門限は破ら ....
 おれの電話はリアルで、とても悲しいもの
 生憎と口入れ屋、
 そして障碍者支援センターの壮年女からしか電話が来ない
 そして掛けるときはたったひとりの師──おれはかれの称賛と雷鳴を ....
刻一刻と
孤高のままに拗らせた
紺を纏った恋煩い
鼓動の行方を知らずして
声無き鼓舞を繰り返す
声無き鼓舞を繰り返し
金平糖を転がした

今宵の月は弧を描き
木枯こぞって吹き荒ぶ
 ....
手につかまえる
雲のかけらが
いまことばとなって
紙に定着する、
紙はすこし濡れる。

あたらしいことばが好きだが
古語も知らなければあたらしいことば
あらためて時間をゆっくりころがし ....
なんで足がつくの?
気づかないうちに世界中の一階は水没してしまって
階段を降りていくと私は足がつかなくなって溺れてしまう
皆は水の中でも自由に動き回って
きっと人魚姫になれるよ。
私は二階で ....
窓の外
駐車場に僕がいた
目を細めると
あのおっさん
僕は静かにふるえた
思い返せば10年前
今宵の月を躰一杯に浴びていた
あれからずっと心臓は同じ場所を叩いてる
15年前 蛇池で確か ....
誰もがそれとわかるように
名前をつけてみましょうか

花と名前をつけます
蜂と名前をつけます
光と名前をつけます

だけれど君がそれを指さすとき
花と戯れる蜂や蜂と戯れる花を
輝かせ ....
この花は永劫の畔にゆれている。
あまたのうつろいをながめ
蕾という名の一輪となって。

風よりもとうめいなあなたの声が、
水面をやわくなでている。
どことも知れずに吹いてきては。

 ....
たとえ
俺が歩けなくなったとしても
路は途切れないさ
たとえ
俺に朝が来なくなっても
街路の樹木は立っているさ
たとえ
俺が夜に溜め息をつけなくなっても
繁華街の立て看板に明かりはつく ....
 妻が、家を出た。
 俺は、妻の座っていた椅子を捨てた。次に、
使っていた家具を全部捨てた。思い出すとつ
らいので、アルバムの写真は全部綺麗に切り
取った。
 残るは子供だ。
 息子は、妻 ....
 鳩山首相が、進退をかけて出した法案、
「日米安保条約破棄」。これによって、第三
次世界大戦が勃発した。
 俺の、鉄鋼会社は、日本産の戦車を作り、
大成長した。俺は夢見た。「世界は変わる」。
 ....
打ち捨てられた死骸の硬直した筋肉は鮮やかな色身だけが失われていて、それはまるで土に擬態しようと望んでいるみたいだった、心配は要らない、それは必ず叶えられる、おまえがもっと失われ続けたあとに…耳 .... 隣では
シュークリームを食べている

車は光速度で
スペース・ウェイを
ランダムに
突っ走って

隣では
クリームシューを吐いている

もうすぐウェイから
ワープしなけ ....
がっかりとがっくりは
ほとんど意味が同じだ
しかし、もし
がっくりしましたと発言したら
こんなに問題になっただろうか?
「特に知り合いでもないのに
何でそんなに思い入れが強いんだ?」と
 ....
「スライム」
部屋に一人でいると
スライムが僕を包み込む
あたたかくて、力が回復する
包まれて僕の一番弱い部分が押しつぶされていることに、僕は気づかない
スライムはゆるやかな圧搾機だ
平均 ....
のつのつと雪が降る
一本のモミによって辛うじてこの世とわかる風景
冬至の果てしない沈黙といっしょに
空が少しずつ崩れてくる
血の滲みだす包帯の一瞬の純白を地上にとどめながら
やがて凍えるよう ....
ミツバチは
足し算を理解する
引き算も理解するそうだ

CNNのビデオツイートに思考が止まった

青は足し算
黄色は引き算

紙に数個の図形が描かれている・・・?

入り口の向こ ....
くすぐったいよ
音楽が
くすぐったいよ
ディランの声が
きょうもハードに働いて
一抹の嗜癖をたのしむ
ぬくぬくと
ぬけぬけと

ひとり、さいわいになってゆくたび
気づいたら
わた ....
着るものにはこだわらない
同じ服装を何日もしてしまう

風呂は毎日入るけどほとんど体は洗わない
それより
お湯につかってぼんやりとしてしまう

とても不器用で
無器用で
生きるのが下 ....
家庭が安らぎの場でなかったら
子どもたちは
どこに安らぎを求めたらいいのだろう
コンビニだろうか
メル友だろうか
役所は
「一人で悩まずにすぐに相談を」
とさかんに呼びかけるが
ただ話 ....
自分へのこだわりが強いと
人の考えや気持ちはわからない
一人相撲になっている場合が
少なくない
いつも浮いている感じだ
そして一人相撲になっていたとわかった時に
パニックになる
小窓から月明かり
納屋のなかでは笑い声
明日は畑に植えられる
種イモたちがくすくす
錆びても鋭い鎌に鉈は
ときおりカタカタ笑い

鉋は葦の笛をふく
春一番が待ち遠しく
女羊飼いが待ち ....
あけぼのも
 やぶんの
  しろしのたまいも
   うんじゅがなさきどぅたぬまりる
    こうとなく
     そのこえそのこえこそ
      ものの
       のぞみたるもの
 ....
酒は飲まない
煙草は吸わない
女は妻以外知らない
そして
サイコロは振らない

そんな人生つまらないか

友はいない
仲間もいない
他人を信じない
神も仏もいらない

そんな ....
肉体は自身の崩壊を恐れない。子宮から追い出されても まだ空がある。信号機と横断歩道はぼくを誘う それが近道であろうが 寄り道であろうが  うす汚れた
けだものの涎が熱い

この顔に
塗りたくられる
情熱の匂いがする
ねばつく息がくさい

それを
好ましいと思ってしまった
わたしの心臓が早い

いだきたい背中に ....
ほんとはね、考古学なんてどうでもよかったの
常識って、あるでしょ?
どこの世界に
日がな一日土掘って
見つかるかどうかもわからない土片を探すのが
大好きって女がいるのよ?
ほかに世界に ....
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
イニシエーションダニケ319/2/14 19:19
淀みに浮かぶ、あれやそれ219/2/14 16:20
肉と恩寵ひだかたけし919/2/14 16:18
踏み絵ミナト 螢319/2/14 16:03
リアルで、とても悲しいもの中田満帆019/2/14 16:02
恋煩い中原 那由多219/2/14 14:01
無題田中恭平319/2/14 9:54
新世界よりダニケ119/2/14 8:13
ぱーちゃん019/2/14 7:40
沈黙のなかで帆場蔵人1319/2/14 1:09
永劫の蕾新染因循10*19/2/14 0:50
俺が歩かなくてもこたきひろし819/2/14 0:31
葉山美玖419/2/14 0:16
第三次世界大戦219/2/14 0:14
騒乱、喰らい尽くしてホロウ・シカ...119/2/14 0:04
スペースな夜行レタレタ19219/2/13 21:37
がっくり発言花形新次219/2/13 18:28
スライム  などダニケ019/2/13 13:43
のつのつと雪が降るぽりせつ519/2/13 12:59
ミツバチは角砂糖の夢をみるのかよーかん019/2/13 12:22
生活 #07田中恭平319/2/13 9:56
汚れた服が落ち着くこたきひろし119/2/13 6:39
児童虐待ホカチャン1*19/2/13 5:54
無心019/2/13 5:29
羊飼いの踊り帆場蔵人219/2/13 1:16
此処乍ら仲程5+*19/2/13 0:57
血は温かくも冷たくもなるこたきひろし219/2/13 0:34
Q空丸419/2/12 23:29
ほほえむ 顔立見春香719/2/12 22:39
考古学が好きなんです。(よーく、かんがえてよね?わかるでしょ ...319/2/12 22:38

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