誰も助けてくれない場所になら行きたい
だれも見向きもしない場所へなら
すべてがある暖かさ
どことも比べられないような安心できる人たちに囲まれていたら
いつか肺の中は綿でいっぱいの
人形に ....
私の言ってきたことは、過去の人たちが既に言ってきたこと
私のやってきたこと。考えてきたことは、過去の人たちが既に考えてきたこと
星と星。点を線で繋ぎ合わせ、不思議な星座を無数に作る
星と星の数だ ....
人は
自分の知らないところで
起きたことを知らない
だからといって
違う現実があったかもしれない
と思っても仕方のないことだ
人生の半分は
見たことのない夢で出来ている
 
オーティスレディングの
『ホワイトクリスマス』という曲

とても親しい人が
亡くなった12月23日に日が変わった
てっぺんすぎ

あらゆるものが
すこし変わったかなと想っ ....
すべて商品消費物として呑み込まれいく
私の私たちの声は哀しみは何処へいくのか

 三人死ねば大変だが、三百人死ねば計算の内だ

この時流を打ち破っていく強さ強度持たねば
私は私たちは只々死 ....
戻りたくない
しかし別の道が見つからない
道無き道へ行く勇気の欠乏
メモリはエンプティを指しかけている
手に汗
考えろという自分と
考えることを拒否する自分が
睨み合ってどちらも目を逸ら ....
あ 愛よりも深いものは何だろう、と君は言った
い 今飛び立とうとするのは
う 生まれてきた喜びを知るためだ
え 縁というものは愛より深いかも知れない
お 大空を目指して飛んでゆけ
か 彼方に ....
この混沌の廃墟の
愛の 自由の
また肉身の
はるかにその
とおくみなもと
絶滅のあとの浜辺へ
ひらたく置かれ置く
一枚の板
寄せては引く波に
洗われ続け打ち上げられ




 ....
○「クリスマス▪イブ」
僕は寒くなると
誰かに抱きつきたくなる
抱きついてぬくもりを感じたくなる
若い子なら一番いい
ワイフにはもう抱きつけない
孫でもいれば抱きつけるんだが
孫もない
 ....
 闇夜に見上げる一等星
 きみと視線を交えるひととき
 さよなら と揺れながら
 囁いた星影は
 都会の崖にそっと咲く
 冬の菫
 童女の様な微笑みが
 また逢える日を約束してく ....
辞書を捲る指が
陽をうけて透けている
あなたの顔を忘れ 声を忘れ 名を忘れ
それでも愛を覚えている
意味のないことばかり繰り返している
逆に考えよう
意味のあることってなんだ

壊れないように咲かせた花
輝くように灯したランプ
しかめ面を見るためのコーヒー

ぼくはみんなみたいに
 ....
良いこと言う。

確かにアメリカのオードリーは美人で、
台湾のオードリーは天才で、
日本のお茶の間のオードリーは芸人だ。

けど
真面目な話し唯一無二の東京大田区の
大鳥居(オードリー ....
なぜ怒ってたんだろう

わかるわけあるかいや
他人の機嫌なんて
事情も知らんだろうし

集ストしてなければ
そんなことは問題にならない

集ストしてたんですねぇ
そしてそのことも
 ....
底浅の透き通った水の流れが
昨日の雨で嵩を増して随分と濁っていた
川端に立ってバスを待ちながら
ぼくは水面に映った岸辺の草を見ていた
それはゆらゆらと揺れながら
黄土色の画布に黒く染みていた ....
夫婦の半分は持ちつ持たれつと申しますものの

げに今日の私に於いては

既婚男性との遊びに

毎日堕落した生を流しております


いくつきの、いわくつきの

私らの夫婦としての日 ....
王声に兵隊はいりません
落城の選挙は逝去後の号令
豊島園で会いましょう
メリトヤバンの旗のもとに

ペチラライカ、
雪の樹は赤い小屋の近くにあるよ
スゥスゥの鳥は抱卵したかい?
シャー ....
石垣に
すっくとたつ
つわぶきの黄色い花を見かけ
かすかにかじかむ
祖母の佃煮、匂いたつ湯気

もう一度食べたいが作り方がわからない。
つわぶき、つわぶき
もう一度私の口に入れ。
 ....
いつもと同じ道を歩くと
強い向かい風が押し返してきた
風に負けて逆方向へ行くと
風が背中を押してくれた
いつもじゃない道を歩いて
知らなかった景色を見る
背中の風を失わぬよう
流れるよう ....
陽の光がさみしい それは
常緑樹の隙から洩れ来る
ひとつの悲しい思い出

私は一人
誰といても一人
木を眺めても
火を焚いても
風音に紛らわせ叫んでも
私は一人

そして
そう ....
直進する時流とは
時に垂直に交差し
慎重に回避して
歩みを異にする
子らのいく
途を進めば
わたしの内に
花が、咲く
咲き開きながら
崩落スル氷河の力
見えざる神聖な
純粋思惟力 ....
○「戦争」
「敵」というレッテルがはられると
殺すこともできる

○「値上がり」
いろいろなものが値上がりしている
お年玉も値上がりだろうか

○「老老看護」
俺だけでも
元気にし ....
 フースーヤが

 M-1チャンピオンになる世界線見たいから

 生きてみようかな

 成瀬は天下を取りに行ったけど

 読んでないからわからない



 ありのままの自分 ....
夜空を 見上げる
天井に一等星が引っかかってる
彼は落ちたいのだ きっと

朗らかな陽が 差す体育館
バッシュのスキール音と共に
滝壺へと 投げ込まれたいのだ きっと

空の境界がない ....
枝豆を指で押す
次々と小人が出てくる
豆はどうしたのか聞くと
食べてしまった、と言って
好き勝手に言い訳をし始める

とりあえず並んでもらい
一人ずつ聞くことにする
話し終えた ....
冬のよそよそしさは今に始まったことではなく、そう、僕が少年の頃から冬が生まれて、春になると死んでいった
春になると雪の墓場がそこら中にあふれていて、それすらも五月の若すぎて、痛々しいするどい風にさら ....
長い、長い悪夢から
覚められないでいるようだ

透明なあなたの横顔が
この世の何よりも
美しいと思っていた

確かに
そう思っていたのに

その思いを伝えられずに
半世紀が経とう ....
きみ、
お地蔵さん、
目と口とハナすじが、
まるでかぼそい筆で描いたように、とぉーっても細くなる、
とーっても白いお地蔵さん、
美味しいものを口に運んで、
思わずりんかくが杏仁豆腐のように ....
運命というものが あるのだとしたら
それはわたしが 被造物であることを
否応がなしに 証明している

わたしの心を 映すため
柔らかい夜風が 頬を撫でる
頭から爪先まで 定められた音階が
 ....
生まれいずる痛みから

素肌を晒して息を吸う

重いコートを脱ぎ捨て

まっさらな心と身体で

大空の彼方に浮揚する
自由詩
タイトル 投稿者 Point 日付
area to竜門勇気124/12/24 23:56
鏡文志6*24/12/24 21:31
老い花形新次424/12/24 20:48
泣く必要なんかあるのかないのか知らないけれども、どの『ホワイ ...秋葉竹1124/12/24 20:08
五行歌、メリークリスマス!突き破る無常(改訂)ひだかたけし6*24/12/24 19:30
睨み合い624/12/24 19:05
君に贈るレタス9*24/12/24 18:52
板*(改訂)ひだかたけし3*24/12/24 18:01
独り言12.24zenyam...3*24/12/24 16:07
星の散歩道リリー8*24/12/24 11:54
あとかたはるな324/12/24 8:47
デイジー201424/12/24 7:16
朝だよ。おはようだよ。なんの夢だか忘れてしまったよ。足立らどみ224/12/24 7:01
小さなおっさんりゅうさん324/12/24 2:14
高野川田中宏輔21*24/12/24 0:22
手紙ゆるこ224/12/23 23:59
有精トビラ3*24/12/23 20:54
つわぶきwc17*24/12/23 19:10
風吹いて924/12/23 18:48
陽の光Giovan...11*24/12/23 18:03
ひだかたけし424/12/23 17:36
独り言12.23zenyam...5*24/12/23 10:06
フースーヤがM-1チャンピオンになる世界線おやすみ224/12/23 9:02
球体より(強い光として)らりるれろ。424/12/23 8:34
お知らせたもつ324/12/23 7:15
もうひとつの越冬山人6*24/12/23 7:05
さらさら花形新次224/12/23 0:30
杏仁地蔵本田憲嵩924/12/22 23:53
フィクションみぎめ ひだ...324/12/22 23:52
五行歌 新生レタス5*24/12/22 21:03

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