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ずっと
ひとり
だったんだ。

はぐれ雲の
ため息
みたいに。
ずっと、
ひとり、
だった。

主をしらない影が
主を懇願するように
ぼくは
それを
求めていた。

 ....
大きな法則が世界を貫き
好き嫌いの尺度では
とても計り切れないほど
大きな法則が世界を貫き

今、日が沈み 月が昇る
ひれ伏してしまおう 風を浴び
脳裡の懐かしい光景を そっと静かに掬い ....
あぁ俺の
黒目をずっと見てて
もしその中に
魚が見えたら教えて

白いマグカップ
向こうのテーブルにあるやつ
その中に
星があったら教えて

月夜の夜覚えてる?
俺が車ぶっ壊 ....
万国旗

号砲

声援


晴天
二〇一六年十月一日 「至福の二日間」


 きのうと、きょうと、ずっと横になって寝てた。お茶をひと缶のんだだけ。いっさい食事せず。ただ眠っていただけ。しかし、まだ眠い。睡眠導入剤が強くなって、し ....
繁茂する
森の緑は水に映え
広がる波紋に層を成す
俺は思わず立ちすくむ
命の貪欲な成長が
歯止めのない増殖が
剥き出された自然のあらわ
物凄い勢いで呑み込もうとする
その暗い衝動に戦い ....
あの頃筆先に染み込ませていた色は
朽ちて色褪せて
もう何色だったのか
全く思いだせない

でも筆先に染み込ませたという記憶は鮮明にある
その行為は
十数年後の私を救ってくれる
根っこから
もぎとってもいいよ?
わたしのこと

だって
そうしたいんでしょ?
そうしなきゃ満たされないんでしょ?

花を摘むだけじゃ
もはや
限界なんでしょ?

けど
 ....
月並みな幸福も
月並みな不幸も
みんなは興味がないから
今日も話を盛る

月並みな嘘なら
誰にもばれないからいいさ

みんなは会釈して
わたしを見守ってくれている

そのうちに味 ....
サザエさんの一家ならソフトウェアにしのばせて歩けるやさしい世代だからわかるよね。 クレヨンしんちゃんのママなら浮気してもいいかな。セクシーで小股キレそうだから。あとで毒を盛られてしんちゃんのしてや .... 一喜一憂してたって
始まらんぞい

そんな一つ一つに
かまけてられるかってーの

そんな気にしてたら
身が持たん


もちょっと
肩の力抜いてこ

なにも
とって食われ ....
爛熟
革命

腐敗
一新

繰り返す

普遍
不変
あのよ
そっぽ向いてて
そっぽ向いてて
よそ向いてろよベイビー

僕が好きなのは
いいと思うのは
君の横顔だけ

こっち向いて
笑ってくれるな
くそったれ

あのよ
寝 ....
考えている 詩の文章に 目を閉じている
車の窓の 遠くの方から 音がしてくると
僕はまだ少なからずの友達がいた頃を思い出すのだ
窓を開けて 部屋の中から 顔を見せては
感じていた 生きているこ ....
みしらぬ女性に
あいさつした

「知っていますよ
 あなたの事は」

と彼女はいう

ぬるっと
眼球が飛び出し

アジサイの
葉っぱを

はって
溶けた



 ....
かまくら

笠地蔵
寒椿

微風
雲のどよめき艶めき、うふふ 
夕暮れ間近に囁くもの 

出口は入口と延々と
展がる地平に眩む我

水の色開け灰色散らし
流れる流れる、地の果てまでも
離島に夏がくる
隣の猫は人間になりかかってきた
この忌まわしい季節には
神経節細胞の痛みだけが秩序ある情報なのだ

ぼくの離島は温存されて
真夜中に大陸とひそかに交信する

部屋のAI ....
冬休みが終わると
みんなお金持ちになっていた

ぼくは仲間外れ

なんでおじさんもおばさんも
いとこもいないの?

わけを聞いても
よくわからないけど

おじいちゃんおばあちゃん ....
その夜私は心地良さに誘われ近くの公園をぶらついた
二十歳になったばかりだった

奥まった先のベンチには品の良い老人がひとり
横に立つ街灯の光に暗闇からほんのり浮かんでいる

よく見ると少し ....
心配ない心配ない
あんたに惚れる
男なんておらんわ

だから
適当な格好しとき。

そう、友達に
誘われて行った
婚活パーティー

確かに私
全く
相手にされてません

 ....
我慢し過ぎるというこれも眠りには良くないようだ。 失意は立案の乏しさを今さら悔やんでも仕方ないのだが、委ねた事への憤りはいまだに収まらない。 もう少し道幅を広く取ればよかったとか、遠慮してカーポー .... 小雪と雪穂
今、リカちゃんの
着せかえ人形にハマってて
何だか
着替えをさせたりするのが
面白いみたいなんだよねぇ

爺婆にオネダリすれば
買って貰えるとでも
孫に教育したいのだろう ....

くっきりと青く
強い風に稲穂が一同
首を傾けた。

蛙が鳴いて、姿は見えず。
静かに浮が流れる。
小さな針にグルテンの繊維を絡ませながら
遠心力で飛ばされる
何回も。

影が ....
男の人の後ろ背が
黒く浮き立つ丑三つ時
ラジカセから音楽が
プレイボタンを止めたまま
いつまでも鳴り続ける
執拗なその持続
一種異様な気を孕み
やがて大きな亀裂へと
その相貌を変えてい ....
何故か去年の梅雨が気になった

今は梅雨の真っ只中
濡れたままの街の景色

去年の今頃は梅雨の中休みだった
晴れ晴れとした気持ちだった

雨に濡れた植物
葉っぱの色は鮮やかで
埃の ....
砂浜でラジオを聴いていた

ラジオのダイヤルをまわせば
ザザンザザザン
あなたが水平線から流れ着き
ラジオのダイヤルをまわせば
ザザンザザザン
あなたはさざなみに融け帰っていく

そ ....
どよめく夜に
意識持つ
風がちりちり 
肌を刺す 
ざわめく、さざめく
わたしのこころ
今夜はこんなに孤独に耽り
己の在ることを感じている

(遠い遥かな思い出は
廻る銀河の旋回音 ....
『5わのアヒル』という子供の歌をききながら
水溶き片栗粉をこしらえてる

トロミというのをしっかりと扱えたら
いろんなことが
すこしはマシになりそうなので
だから
水溶き片栗粉なのだ
 ....
ペットボトルの口が開いて
 水蒸気舞い上がればイルカが波に乗ってやってくる
街のカラスが餌を探す
 幼虫は産声を上げるその時をじっと待っている

怪しくもない人々が夜を擽るのは   塵
 ....
空丸さんの自由詩おすすめリスト(4573)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あいつ- 草野大悟 ...自由詩821-6-22
大きな法則が世界を貫き- ひだかた ...自由詩321-6-21
sunny酒浸り- 竜門勇気自由詩3*21-6-21
運動会- ヨロシク自由詩121-6-21
詩の日めくり_二〇一六年十月一日─三十一日- 田中宏輔自由詩14*21-6-21
夢見の森- ひだかた ...自由詩421-6-20
あの時の行為- RAVE自由詩4*21-6-20
もはや限界なんでしょ?- 花林自由詩321-6-19
月並み- TwoRivers自由詩7*21-6-18
漫画満載曼荼羅- アラガイ ...自由詩14*21-6-18
ほどほどにしとくって事- 花林自由詩321-6-17
先端- ヨロシク自由詩121-6-17
ガレージに目がないギア- 竜門勇気自由詩2*21-6-17
詩と窓の外- 番田 自由詩421-6-17
あいさつ- ナンモナ ...自由詩11*21-6-16
雪景色- ヨロシク自由詩121-6-16
均衡- ひだかた ...自由詩521-6-15
離島の夏- 梅昆布茶自由詩2021-6-14
いとこ- TwoRivers自由詩8*21-6-13
ある晴れた日に- 宣井龍人自由詩6*21-6-11
わたし_なにやってんの- 花林自由詩821-6-9
にんにく- アラガイ ...自由詩8*21-6-8
孫3- 板谷みき ...自由詩2*21-6-6
上と下のゲーム- asagohan自由詩121-6-5
持続- ひだかた ...自由詩421-6-5
去年の梅雨- 夏川ゆう自由詩521-6-4
ダイヤル- 山下ヤモ ...自由詩321-6-4
どよめく夜に- ひだかた ...自由詩721-6-3
『5わのアヒル』を聴きながら- 道草次郎自由詩821-6-3
かけひき- アラガイ ...自由詩14*21-6-3

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