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きっとお互いを忘れたくなくて
2人なら行けるって思ったんでしょ。
理解されないとか
期待されないとか
愚痴も全部 君を呼び出すための口実で
錆び付いたテレビ 三角座りで見てる。
ス ....
昨日sと隅田川をいつものように歩いていた
特別なことをすることもなく ぼんやりと ただ
そこで見つめているだけで なんとなく幸せだった景色を
だんだんと 日の沈んでいく景色の道を
....
努力という苦しみを
努力という楽しみに変えてみよう
貧乏という苦しみを
貧乏という楽しみに変えてみよう
孤独という苦しみを
孤独という楽しみに変えてみよう
責任という苦しみを
責任という ....
あぶない河の上に何であぶない橋を架けるんだろう
背もたれの壊れた椅子にあえて寄りかかるみたいに
私は何かが欠けていて 何ひとつ充たされてはいないから
あぶない河の上に架かる橋を渡たろうとする ....
どしゃぶりな気持ちで、家まで走る
うんと重い病気にでもなって
みんなを心配させてやるんだ・・・
みんなが僕をへっちゃらだとか言うから
本当に悔しい
短いスカートを穿くはしたない女に思われ ....
闇にすっかりなれたのか
それとも 朝がきたのでしようか
あまたの光の柱が
行間からまっすぐに 立っています
言葉は 今朝の朝靄のように低い場所に流れます
言葉が 祈りとは ....
いやあっしはもうへりくだってへりくだって
地面に這いつくばっていっそケツに脳みそが
ありゃいいと思うんでサさっきへりくだった
自分と今へりくだってる自分とでへりくだり
合戦してるようなもんです ....
何者にもなれなくたっていいのだ。
僕のジョークに、君がたまに笑ってくれるときがあるから。
何者でもなくたっていいのだ。
君とこうして出会えただけで最高の人生だ。
蓄積された責務から束の間逃避行
罪悪感などあの棚の上の上へと追いやって
見えない振りをして
明日があると言い聞かせ
一切合財を忘れようと最大限の努力をする
生真面目に真摯でいるのは疲れるもの ....
戦時中の
何が一番ダメだったのか
そりゃあ、言いたいことも
言えなかったことに決まってんだろ
だけどさ
バカにバカ
ブスにブス
自称詩人に死んだ方がいい
と単に真実を語っただけ ....
お帰りなさい、あたし、うれしいよ。
って、いいたいよ。
あたし、あなたに、会いたいよ。
あまいドーナツを食べたいな。
あまさの上にあまさを重ねた、
ほっぺとろけるお菓子が食 ....
あなたを、待っていました。
とつぜんいなくなるものだから、
街中、狂ったように探しましたよ。
月並みな比喩だけど、
髪の毛振り乱して夜叉の形相で、
眼を真っ赤な涙に染めて、
迷子 ....
恋という窓から距離を置くと
履かないスカートはカーテンになり
貰った口紅は背比べする
化粧ポーチが軽くなる度に
鏡を見ずに醜くなったのは
年を取ったせいだろうと思う
この部屋にクラ ....
青空にむかって
わたしたちは歌った
夜はながく とても寒く
深く 生きながらにして
かたちのなかで毀れていた
シャツをきて お茶を飲み
静か ....
あなたも
想像してみて
ください。
卒寿を越してから
独り暮しとなった
....
飴玉が溶けるまでじっとして
唾を飲み込み目を閉じる
飴玉が溶けるまでそっとして
軽くジャンプして
芝生と柴犬の撫で心地
飴玉が溶けるまでほっとして
息を吸い込み起きあがる
私の中にいる天使はあらゆる天使を統括する天使長である。私の仕事は天使たちや人々への伝令である。天使というものは休んではいけない、あらゆる神聖な存在の中で一番厳しい人生を歩まなければならない。私は芸能界 ....
忙しい仕事はひと段落
やり切った感じがある
週末の予定は
特になかったけれど
ドライブに行きたくなった
見る景色が
仕事がない日は
更に綺麗に広がって見える
何でも自由にな ....
悲しみは風と共に去り、苦しみが嵐と共にやって来る。
ひと時の微睡は幸福だった。
人の心は無防備で、一輪の花のようだ。
花弁が一枚ずつ剥がれてゆき、やがては枯れ果てる。
寂しさ ....
助手席に猫がいる
仕事を終えて帰ろうとすると
どこからかやって来て
そこへ座る
猫といっても猫らしくなく
長靴など履いて
シートベルトもきちんとしめる
近くの事務所に勤めているらしいが
....
あなたの居場所はありますか
目覚めた時 居場所は正しいですか
出かけるまでの居場所はどこですか
電車での居場所はどこですか
隅に隠れていませんか
隠れる必 ....
人口はどんどん減っていくのに
コンビニとコインランドリーは
増えていく
家族が多いと洗濯も大変だろうけれど
僕は下着まであんなところで
洗おうとは思わない
だれがどんなものを洗っているか
....
よく見ればわかるように正常
この世は意外とまともな人が多い
俺がエレクト お前の奴隷
ジーンズの膨らみ
100円玉のポッケ
ねだる
植木鉢に甘いタレを隠して ....
まぶしいのは
ずっと目を閉じていたから
そこは優しい闇に似た架空世界で
行こうとさえ思えば深海にも
宇宙にも
過去にだって行けた
あのスカートはどこにしまっただろう
青い水玉模様
....
道ばたに咲いていたのかも知れなかった
ずっとずっとずっと前から
細くて狭い道は車一台が通るのがやっとだった
下手をしたら車輪が道から外れて土手下の畑に落ちてしまいそうな道
一ヶ所誰かが植えた可 ....
昨日今日
雨 以外空から降るものはない
雨の嫌な匂いが
眼から耳から口から 体中の皮膚から容赦なくしみこんでくる
雨が降る度にそんな風に感じるのは
何も私だけじゃないだろう
車のハンド ....
夕方まではたらいた疲れをそのままに心くたびれ。
僕は水曜日には、限定されたみそっかすになる。
幽霊ではなく、枯れ尾花でもない。
たとえば足はあるが、雲の上では、ふわふわで。
....
出窓に飾った写真がいつか
色をなくして匂いだけ残る
サッカーボールと一緒に映る
仲間たちとはもう肩を組めずに
時が流れてお別れの夜だ
言葉を探そうすると人は
いつもより目線が高くな ....
魔法はいつか醒めるもの
それも残酷なタイミングで
少女時代の楽しいお茶会
永遠に続くはずだったのに
甘いお菓子たちの余韻が
不意に舌先から消え失せて
一緒に王子様の噂をしていた
乙女 ....
神妙に 生きてる 風が
死んでる ガラス戸を
ノックする・・・・
ただ それだけで
七色の四次元は
生かされてゆく
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