すべてのおすすめ
ワタクシの中身は
ワタクシメにも 分からない
見えるのは 表
コインを飛ばした 掌のように
一瞬にして 解読できたら 器用でしょうに
解毒作用のある 高名な飲料を以てしても
流し去る事 ....
薄皮を剥いでいくように
少しずつあなたに真実を
話していこう。私が私を
貫くために犯してきた罪
を。目まぐるしく動いて
いく世界から外されて、
誰にためにも、自分のた
めにもなれないと確 ....
オレはだあれも来ない神社の神様だ

霊格が

人格ぐらいまで錆びついて来やがった

だからもう腹も立たないし

だれかのために

一生懸命になるようなことももうない


金持 ....
霊的なこと以外

妄想だったり不確かなものだと

痛感しています

唾を吐きだしながら

イチョンの坂道を下ります

そこでおんなを殴ります

おんなが起き上がるまで

煉 ....
めんたまがね、
まわれば
ゆびのさきまわる
あたまのなかで
いろがまわる
からだのなかを
ぐるぐると、まわる
まわる
いろはにつられて
ことばもまわる
みんなつられて
くるく ....
二等辺三角形の鋭利の角度は
圧迫された空間に横たわる
平穏の日常までが揺れている
溢れた人命の数と延髄の覚醒

言葉はもはや暴力であるが
沈黙もどこかそれに似ている
都市はやはり欲望の結 ....
花のかたちは化かしあい

化かしあいはいたいけな愛のかたち

水はかたちをかえていく

とめどなくこんなとこまで流れ来る


不安と寂しさがまじりあう

健気な生き物たちを迷わせ ....
   

   砂漠と街



谷を下った
生きることは谷を下ることだった

谷底には血糊があった

谷底を下った
行き止まりかと思った

絶壁に挟まれたけど
さらに進め ....
腹が減ると
クソ自称詩を投稿して
憐れんだ自称詩人ババアに
蕎麦一杯恵んで貰おうと
画策している
自称詩人ジジイがいる

蕎麦だけではない
自称詩人ジジイは
自称詩人ババアの身体も狙 ....
ワイフが夜中に突然跳ね起きた
「どうしたんだよ」と尋ねたら
「いや!怖かった!
追いかけられる夢をみていた」
「そういう時は逃げちゃいけないんだよ
逃げるから追いかけられるんだよ」
目が覚 ....
(寒い夜。)

抱っこして。
ぎゅっと、抱っこして。
パトラッシュとネロみたいに。

「でも、それ、最後は死ぬはなしやん?」

死なない、パターンで。

お願いします。

「… ....
果たして
絶望は希望の反対側に位置しているのか


ただ
いたずらに死への憧れを抱き始めた頃から
彼女の心には、空虚と言う厄介な蜘蛛が巣を張り巡らせていた

それは十代の半ばだったと思 ....
根本から抜きとるコトは不可能
地下系が発達している

アカカタバミのように 繋がって仲良く出て来てはくれない
血止め草みたいに 可愛らしい苔を いじめぬきは しない

茎の隙間から ミ ....
新宿で生きてくには

あのビル群が富士山で

歌舞伎町が樹海みたいなもんだ

生きてくだけだから

じぶんの哀しみを守るために敗北したり

理不尽を振り払うために憎んで壊したり
 ....
五年前同業他社に転職したOが会社を年末にやめたらしい。

うちにいた頃のOは売上の大きなお客様をもっていて、こどものような勘違いをおこしていた。うちの会社の看板で営業していただけなのだが実力のない ....
ある日『やっかみと見下し』が
『尊敬と思いやり』と同じ色の
スーツを着て髪型も似せてみた
――誰にも見分けがつかないだろう
と思っているのは自分だけ
まわりは口に出さないだけ



 ....
絵が燃える
赤から青まで
喚き散らした
正午前
光に煽られながら
藍を飲み続けた男の
破裂した臓腑
なにくわぬ顔で
かなぐり捨てた
表現の破廉恥
技巧のあざとさ
素描する死の
 ....
○「投稿」
やっとない頭をしぼって
独り言みたいな詩を書き上げて
送信を押したら
「ログインしてません」
また書き直しだあ!

○「ボケ」
うちのワイフは
茶の間や台所から
僕の事 ....
万雷の拍手浴びて

荒野を行く俺なのさ

足もとが定まらねえ

だれと戦うのだろうか

風が吹いている

だれと繋がれるのだろうか


白黒の月の道化師

主役じゃないの ....
僕は人間的でありたいなんて思わない。
人類の一員という言葉が、あまり好きではないから。
僕は僕らしくありたいなんて思わない。
僕らしさが、僕を窮屈にしてしまう気がするから。
僕は風でありたい。 ....
欲望を満たすために
食い荒された残骸が
台所に残る。あなた
はまたひとつの私の
身体を食べたのだ。
血でべとついた肉の
塊が嗤っている。あ
なたの背中には、産
まれるはずだった妹
の ....
和を表す飾りもの
和の心で作られたもの

正月の雰囲気を生み出す空気

ただ寒いだけではなく
凜とした寒さがあり
正月という特別な空間になる

白黒のような正月を
明るく染めていく ....
死のうねって約束した十三歳の女の子と
その時は一緒に夢を見ていられて

私今じゃひとりでブランコたまに漕ぐ
悲しさが
二十四時間後にやってきて
にゃーんて叫んでた

あの子は立派に調理 ....
満月を花で飾ろうと
その術を問うてみる
太陽は月を照らす
あらわになる絶大さ
幾重にも花に囲まれ
蛍光灯に照らし出される
死びとの丸い艶のない顔
目を閉じ雲に脅かされず
抗うことのない ....
深く眠って目覚めた朝のゆびさきは
少しまだ透明がかって
夜が
見えかくれしている

動いている心臓は赤い磁石
覚醒してゆく時間に
わたしのかけらを
元在った場所に吸い寄せて

願っ ....
時計のないまちを歩くと
歩数計が時間にすりかわる

きみの面影ばかりがやきついた瞳は
きょうも空疎で狭窄しているみたいだし

きのう人参畑だった農地には
いつのまにかウイークリーマンショ ....
海月の
ほねを喰み
みずになる
こえを束ねて
輪郭を増す
つきの舟
波のくだける音が
燃えうつり
粟立つ
膚はひえる

仰向けに
こおりつく花の
かおりを
弔ってみ ....
年末に新宿でSと待ち合わせた
どうしようもない 男が二人
しかし進むべき道を誤ってきたからなのか
そうせざるを 得なかったからなのか


そんな事を考えながら入った
閉店ギリギリのサ ....
唾を唾で
瞳を瞳で抑えながら
においの無い人ごみは
鉄路に影を残してゆく


ひと粒の胡椒が
紙の上を転がり
拾おうとするたびに終わり
つまんでは落とし またはじまる ....
艶やかなバラも散る
やさしげな言葉と眼差しを添えて
去って往く喜びの日々

誇らしげなバラも散る
たのしげなギターとメロウな歌声
血のなみだ流す心の代わりに

うめつくす雪の空
一羽 ....
空丸さんの自由詩おすすめリスト(4586)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
数多ほこりも愛しかりけり- 藤鈴呼自由詩3*18-1-8
終わらない十字架- あおい満 ...自由詩218-1-8
神社の神様だ- 吉岡ペペ ...自由詩318-1-8
世間- 吉岡ペペ ...自由詩118-1-8
詩はあうとではない- ツノル自由詩5*18-1-7
東京の空- 鷲田自由詩318-1-7
健気ないのち- 吉岡ペペ ...自由詩618-1-7
無題- ◇レキ自由詩2*18-1-7
飢えた自称詩人- 花形新次自由詩118-1-7
マトリックス- zenyama太 ...自由詩218-1-7
月の綺麗な、いつもの夜。- 秋葉竹自由詩118-1-7
復讐するは我にあらず- こたきひ ...自由詩218-1-7
秋蒲公英- 藤鈴呼自由詩2*18-1-7
にんげん時間- 吉岡ペペ ...自由詩118-1-6
度量について- 吉岡ペペ ...自由詩218-1-6
におい- ただのみ ...自由詩4*18-1-6
ある絵描きのソネット- ただのみ ...自由詩4*18-1-6
独り言32集- zenyama太 ...自由詩118-1-6
神の才- 吉岡ペペ ...自由詩318-1-6
- 水宮うみ自由詩3*18-1-6
死の匂い- あおい満 ...自由詩318-1-6
正月の雰囲気- 夏川ゆう自由詩218-1-6
ねーこねこねこ- 這 いず ...自由詩318-1-6
死びと- 小川麻由 ...自由詩2*18-1-5
新しい年- そらの珊 ...自由詩19*18-1-4
じゃあね!- 梅昆布茶自由詩14*18-1-4
雪平線- むぎのよ ...自由詩618-1-3
他人同士の二人組- 番田 自由詩318-1-3
筆と響き_Ⅱ- 木立 悟自由詩718-1-3
CARTOLAの歌に寄せて- ただのみ ...自由詩8*18-1-3

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