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宵解けて飴の様に
色濃くして
濡れるよう
深く沈みて
包まれて
匂いが立ち込み
咽返る

雨上がりの木材が
その内包する
水分を
細胞から排出し
それによる
収縮作用と
材 ....
波間に夢を見る

ふと揺られていた

気がつくと電車などに乗ってしまっていて
しかも田舎の単線の三両編制で
左手には木々が広がり
進行方向右の窓のそばで
ぼんやりと外を見てると
すぐ ....
誰かの指で
ひけらかされたり
永遠の輝きを
放つようなこともなく
ただ回る

何かにつけて
価値ばかりが
ついて周り
意味がなくては
いけないなんて
言い聞かされる

覚えて ....
金が無い

働いてないのだから
当然なんだが
何しろ働くと言う事を
やめてしまって
何にもしたくないので
寝てばかりいるので
このゴミだらけの部屋で
自分までも腐ってしまいそうで
 ....
明るいBGMと
アナウンスが
故郷と同じような
匂いと共に流れている
笛の音を合図に
まずはゆっくりと一周
そして係員と握手
歓声と笑い声
拍手が聞こえる
僕はただ
笛を吹くトレー ....
店内には人もまばらで
通りが見渡せる
ガラス張りの
ファーストフードの二階
ハンバーガーを食べ終えて
コーヒーを飲みながら
文庫を読むふりをしながら
活字が目に入らない
彼女のことを考 ....
流されるように
従ってきた
働くとは
こういうものかと
思ってきたが
部品はいつか壊れるように
許容量にも
限界がある
出張先から
帰ってきての
報告で
笑いながら
居てもいな ....
君は溶剤を片手に
わかってねえを
ひたすらに繰り返す
僕は知らないふりで
適当な
相槌を打つ
細かい周波数が
聞こえる気がする
君はこの世界を
教えてくれると
僕に言い
そして君 ....
いとうさんのねなぎさんおすすめリスト(8)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
あまいろ- ねなぎ自由詩204-7-3
マニ- ねなぎ自由詩604-6-17
ただの石- ねなぎ未詩・独白104-4-27
固定- ねなぎ未詩・独白303-10-28
うみぶた- ねなぎ自由詩303-10-11
待つ- ねなぎ自由詩303-9-27
あもっく- ねなぎ自由詩603-9-21
Hz- ねなぎ自由詩203-9-15

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