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朝よ
朝露よ
異国の万華鏡よ
熟しきった永遠よ
露は葉を忘れ気化せよ
昼は夜は六月に無窮
を土中で悟れ
なみだは泉川を遡り
辿り着いた源泉
に致死量のヒ素を
さて枯れたふるさと
 ....
胎児の仕事のかなしさよ
望まれたのは一声と
嬰児の仕事のかなしさよ
{ルビ乳=ち}を飲むばかりで終わらずに
歩けたその日のかなしさよ
靴を覚えるかなしさよ
憂える人あるかなしさよ
応えて ....
{引用=あなたのやさしさは
七日後の月の白い夜に
粉雪のように降ってくる}

あなたはいかがですか
東京の部屋は大丈夫です
あなたへの先日の暴言
はずかしく 項垂れるばかりです

明 ....
上品な甘さと香り
色色とりどり触れるとほあほあ
頬張ればすぐに溶けてなくなってしまう
それでも

その日のために たったその日のためだけに
いいでしょう構わないでしょう
お願い、これは今 ....
東の 海辺の桟橋からは見えない 孤島の白い砂浜
そこに蹲って少しだけ 泣いてみたことがある
二月の 私がまだ 一人のあたしだった頃
夢みるように

泣いてみたことがあるよ
という実話を念入 ....
60125630る 亡くなったひとを悪くは云うなというお子さまランチ食べ飽きている


父さんは私のこして行ったじゃない一人で先に行ったじゃない


生者との人付き合いができなくて切符ください百年後への

 ....
{引用=なみだの意味を云いたくない
ひとの言葉で賄えないから

なみだの意味を弄りたくない
塗れていくのを視たくないから

なみだの意味を失いたくない
この世で唯一の聖域だから

な ....
かなしいね鴉
めっきり減ったねおまえたち
よそに楽園みつけたか
そこは、 優しいか

かなしいね鴉
生きてくためのあたりまえが
人間にとってはありがたくない
おまえたちは それでも媚び ....
大風呂敷を広げる
といっても敷物が風呂敷なだけ
そのそれが大きいだけ
ほら話じゃないし
ちょうどの敷物がそれだったってこと
ゆったりとくつろぎたくて
(あの子と)
のんびりと足を伸ばし
 ....
消えない影となってつきまとう嘘
夜には全てが影となる
夜には全てが嘘となるのか

あるいは

ひかりがつくる影、以外は
全てが真実であるといえるのか

あるがままをみれば 転ぶ
人 ....
{引用=言葉など信じられない風景はうそを吐けないたとえば樹海} 月のひかりを求めてちいさな不思議が森を出ていく
君たち塩梅は
ちょうど同じころだ わたしは森に一歩を刻む
……晴れ晴れと

ゆるやかな坂の上りも下りも選べる彼ら
時の源泉にゆるされて
よ ....
そとのあかるさは
風のように部屋を訪れる
異国の布の隙間からのエトランゼ
誘うように歌いながら

もう春のワルツでなく
初夏、その一歩だけ手前の
ひと時だけの静けさへの{ルビ招待状=いざ ....
生きていてこそ
花を見つける
実りを見れる
カルピスは美味い

生きていてこそ
空はあおく
雲はしろく
カルピスは美味い

生きていてこその友よ
生きていてこその私だ

未来 ....
あたらしいのか
なつかしいのか
そんな距離感の友への手紙を持って
五丁目のポストへと急ぐ

この町にも一つ 真っ赤で寡黙なポスト
いつからあの場所で立っているのだろう
いつまで赤いつもり ....
風が冷たくて佳い春だと思った
風が冷たくて良い夏だと思った
風が冷たくて麗しい秋だと思った
風が冷たくて当然の冬が待ち遠しい
逝く春を巻き戻したし蕾まで 父の骨減り続けてゆく骨骨骨胸のロケット重たいままに

ころおん
こるろおん
くるうくるう
くるうおん
死に真似の遊び似合いし部屋の春 ゆるしてくれる{ルビ他様=ひとさま}などいない姿になって街に出よう
あらかじめ悟っていられるだろう
大雨の後の泥濘があれば選んで歩こう
泥まみれのありさまになってみれば
初めて得るあたたかな心 ....
じいちゃん ありがとう
おなかは満たされたよ も
う幸せな、はずなのに


おなかが満たされたら 今
度は  さびしくてたまら
なくなったよ  さびしく
てたまらなくなったよ    ....
{引用=先生が選んでくれた歌抱きしめて灯りを消してみたいと思う} 真夜中のバッハはビオロン選曲を間違ってない強がってない


何度でも何度でも自らに云うどんなに困れどニコンは売るな


こどもの日見た空よりも凄い空きっと見てからそこへ行きたい


 ....
透明な風羽ばたける春の海


吾もまた雑草として春時雨


雲の上でも降っており冬帰る


砂光る一人二月の島に立つ


ふらここや東海汽船イルカ来る


ふるさとに晴海 ....
壁に掛けてある日捲りでは半ばを過ぎていた
三月がはにかんで 窓から顔を覗かせていた
もちろん 部屋の居心地を気にしつつ招くと
顔を赤らめて おずおずと隅っこに座り込む

外は白日 お財布を持 ....
かなしいよう
かなしいよう。」
それから歌わなくなった鴉がいる
蒼い春の{ルビ鞦韆=ぶらんこ}は
君のものだよ

何がかなしいのかは知らない
問わない 待つよわたし
きっと待つよ

 ....
自由を持たないおまえを踏みつけて
人は好き勝手に泣き笑い嘆く
おまえの心は如何許りか
見上げるばかりでさ たとえば
人はおまえを道と呼ぶ
やい 石っころ
足元の砕け痩せこけたおまえくらいな ....
未里はもうこれが最後のチャンスだと
準備しておいた大きなレジャー用の鞄と車のことを思い描き始めました

今日のこの寒さは明日夜明け頃まで続き
以降本格的な春の訪れとなるでしょうなどと傍らのラジ ....
こんやねむると
ころされる
しにたくないし
ねむりたい
乱太郎さんのもっぷさんおすすめリスト(1045)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
ひそよそよ- もっぷ自由詩317-5-18
望まれたのは一声と- もっぷ自由詩117-5-17
七日後の月- もっぷ自由詩317-5-16
道道- もっぷ自由詩217-5-16
きっとキット- もっぷ自由詩417-5-16
- もっぷ自由詩117-5-14
「0513」_五首- もっぷ短歌317-5-13
「窓辺で春を」_なみだ_A-side- もっぷ自由詩3*17-5-11
風詠み- もっぷ自由詩117-5-9
永遠少女風呂敷会社謹製- もっぷ自由詩217-5-7
嘔吐_(習作)- もっぷ自由詩217-5-6
(一篇のための走り書き)- もっぷ短歌117-5-6
十七夜- もっぷ自由詩217-5-4
ひかりの風- もっぷ自由詩717-5-4
カルピス- もっぷ自由詩4*17-5-2
手紙- もっぷ自由詩317-5-1
風が冷たくて- もっぷ自由詩117-4-28
春夕べ- もっぷ俳句117-4-26
骨歌- もっぷ短歌117-4-26
部屋にて- もっぷ俳句1*17-4-26
その街は- もっぷ自由詩3*17-4-25
メール@ガラケー_2017.04.22- もっぷ自由詩217-4-22
=☆- もっぷ短歌317-4-6
雑詠五首- もっぷ短歌217-4-6
「春」九句- もっぷ俳句117-4-6
三月- もっぷ自由詩317-4-6
肌寒い四月の朝に- もっぷ自由詩217-4-4
すみれ日記_03.31- もっぷ自由詩217-3-31
「訳あり」- もっぷ自由詩217-3-30
たすけて- もっぷ自由詩317-3-29

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