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永遠が一億を超えた島を見て 賄えない と嘆く神さま


まなざしを空へと教え導いてそのまま飛んでいってしまった


つぶやきにうなずくきみをみあげると秋の日差しのなかの黄葉


 ....
父さん居るのなら聴いて
日日ほがらかに楽しいです
あなたの最後の願いのとおりに
日日はとてもさいわいに満ちています
私の右手は人を指差すためにあるのではない
私の左手は施しを掴むためにあるのではない
私からジャンとハイジを取り上げたなら私は発狂するだろう おかあさん

と無邪気にゆってみたかったよ
あなたの愛がほしかったよ
あなたをみあげる背丈の頃に
道々拾うそれらはどれも
純度の高い結晶だから
とても効き、沁みる
わたしは決定的にまだ、
持っている 家路 を{ルビ長靴=ちょうか}で踏みしめる
たどり着いて(そして孕む、卵のかたち)
ど ....
 その年の秋も、あちらへこちらへさまざまの波紋を投げかけながら冬へと育っていった。東京のような雑多な坩堝にあっても例外ではなかった。
 かの都会の片隅、聞こえよく庶民の人情が息づいているなどといわれ ....
はい、向いていなかったです
生きることには
まったく間違いでした
生まれてきたことは

恨んではいないけれど
なぜですかと 思っていますお母さん
申し訳なく言葉もないです
大好きな。お ....
だれもいない夜
見失い そして 鮮明に 私がここに
意思を持って
だれも、みない 私が
遠い日日からきょうまでをもう
守り切れない 私が
透明な漣の道を歩いてきた、つもりだった
、それは ....
{引用=おい、
そこの石っころ
居てもいいよ
と 云ってもらえて
居るのかい


、それはだれ
だれがそれを決めているの
「なに」ならば
そう云ってくれるの}
キャンピングカーとパトラッシュと運転できるあなたが欲しい 流れ星に祈る願いは自由だよね
好きなこと頼んでもいいんだよね
この内緒の涙を止めてください
この悲しさを嬉しさと取り替えてください
この現実を悪い夢だったことにしてください
流れ星に祈る願い ....
わたし捨て子だったんだけど
お父さんが拾ってくれたの
生まれる前にみつけてくれて
胎教だとかいって無理して大きな

スピーカーのそういうの揃えて
産まれて出てきたら毎日
愛 愛 愛 降っ ....
ヒトの創造において、

花にも心は宿っている、という{ルビ仮定=たとえ}はされても
人にも心は宿っている、という{ルビ仮定=たとえ}はされない

同じ、いのち、なのに、なぜ。
午前五時の足音 私はこれから眠る
詩句未遂たちと立て籠ってる部屋で
眠れ、なかったことへのクレームを
今朝の燃えるごみにできたら 私は

あてがなくて彷徨って
言葉にすがって訪ね歩いて
 ....
いますよ

--------------
私の神さまって居るよね?
いい加減にいやになる
どうしていつもこんな色
そんな東京の空を
みあげる 首が意思を持って

かなしく首はうなだれて
ごめんなさい とわたしに云う
大丈夫 とすぐには返せないけど
首の ....
どうしてひとは死ぬのか
でも
恐竜やマンモスたちが死んでくれなかったなら
わたしたち、居なかったね

どうして父さんは死んだのか
十余年がんを繰り返して
苦労したから痛かったから我慢はた ....
午後三時を過ぎると
気持ちがおかしくなる
行かないで今日
光りよまだそのままでいて

午後三時がもうすぐ
わたしの部屋に訪れる
お願い来ないで
気持ちがおかしくなる

午後三時は地 ....
神経を{ルビ刮=こそ}ぐように
そとは雨降り
中途半端な滴の音たちが

わたしのからだに
張り巡らされた
過敏な絃を弾いてやまない

痛くてたまらなくって
家出したがってる
こころ ....
{引用=金のメダル
銀のメダル
銅のメダル
どれがあなたのメダルでしょう

(これはお約束だから)
銅のメダルです
と応えた

では銅のメダルをあげましょう

嬉しかった
三人 ....
遠くに行ってしまいたいような
夜が転がっていてつい
拾ってしまったの

月並みな置手紙のこして
四丁目を後にした

北に焦がれる冬のこと

月がなんだか
笑顔して
わたしをみてる ....
うらはらな気持ちで聴いている
ボビー・コールドウェル
さっきまで泣いていたのに
自分は ほらもう大人でしょう
むりやりな確信を強いて
あしたは床屋さんでショートにしてもらうの
あきれた決意 ....
三丁目の彼は
四丁目の彼女を知らない

  こんなに
  想って、も

諦観を知らない彼女は
痛みをくりかえし
懲りずに
想うことをやめない

天も地も人も
味方をしない
一 ....
真夜に向かってどんどん
冷めてゆく ひとの体温
あつめて 作り上げた
ここは 四丁目のカフェ
四丁目のサンクチュアリ


入り口は木製のドア
古いふるい西洋の、
お城の廃材から 作っ ....
ご近所の
あまり繁盛はしていない
お花屋さん
三代目とか、で
商店街に下りる 区からの予算で
やっと 食べている……
って
三代目だから 役員をしていてね
お店を開いているだけで
暮 ....
着いて翌日の朝は
マスタード色の
プラスチックのコップに注がれた
オレンジジュースで始まった
初めて見るプラスチック製のコップに
本物の生のオレンジジュース
九つになったばかりのこどもには ....
ポエジーは
朝の光りだ
目覚めれば
其処に在る
生活に在る
卓袱台にだ
靴を履いて
路傍の歌に
耳を澄ます
空を見上げ
今日を思い
店頭の魚の
記憶を辿り
海を目指し
陽が ....
胃が悪化してきつい朝
今後のことを考えるためにわかばに火をつけた
西日に首を傾げている
絃を爪弾きながら 全く
永遠の光芒の野は無邪気で
故に無伴奏から不在を学ばず
そのままです神さま 私は全く

手放した数多の心には
なみだを送り毛布を送り
子守唄 ....
乱太郎さんのもっぷさんおすすめリスト(1045)
タイトル 投稿者 カテゴリ Point 日付
「わたしのために」- もっぷ短歌3*15-11-30
往信- もっぷ自由詩515-11-30
8:00p.m.- もっぷ自由詩615-11-30
マイ・シュタイフ- もっぷ自由詩315-11-30
みあげて- もっぷ自由詩4*15-11-28
冬のあした- もっぷ自由詩5*15-11-26
秋、帰る- もっぷ散文(批評 ...315-11-23
湯気- もっぷ自由詩615-11-23
だれもいない夜- もっぷ自由詩315-11-23
風のなかで- もっぷ自由詩5*15-11-9
ワルツ- もっぷ自由詩315-11-1
雨降りの真昼に- もっぷ自由詩615-10-31
ほしいもの- もっぷ自由詩315-10-30
だからわたしは、*******。- もっぷ自由詩515-10-27
秋の土曜日、午前五時- もっぷ自由詩415-10-24
RE:_(または「いのちのメール」)- もっぷ自由詩315-10-24
自由を超えられない私- もっぷ自由詩515-10-23
おしまいの或る詩- もっぷ自由詩1215-10-22
午後三時- もっぷ自由詩715-10-19
そとは雨降り- もっぷ自由詩5*15-10-17
嬉しいメダル- もっぷ自由詩615-10-14
信じてみたくなった夜に- もっぷ自由詩615-10-11
四丁目_―ボビー・コールドウェルの夜―- もっぷ自由詩415-10-11
想い- もっぷ自由詩215-10-10
サンクチュアリ- もっぷ自由詩215-10-10
四丁目の花屋さん- もっぷ自由詩215-10-10
異国の終焉- もっぷ自由詩515-10-2
あしたのひかり- もっぷ自由詩615-10-2
わかば- もっぷ自由詩415-10-2
この世の窓辺で- もっぷ自由詩1115-9-30

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